【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい 作:ディストピア
多分これで最後になる可能性だが、アポロン繋がりで得たアルテミスとの繋がり、そこから更に派生して魔術神ヘカテー由来の力を得るのは有りかどうかを悩み中
今は3月後半、世の学生が終業式を迎え、新学年の準備や、就職活動に勤しむ時期
年末?…………分身だけでは
今回依頼で訪れた異界は周辺で幽霊屋敷と呼ばれている古びた洋館の中に入り口がある異界
異界内部はゾンビホラーよろしく、悪霊が大量徘徊、ゾンビも大量徘徊、ついでにホラーチックな悪魔も徘徊している巨大な洋館(内部は異界化で空間拡張)
依頼段階で複数の黒札が受けるのが前提だったため、自分含めて6人居る黒札がそれぞれ式神を連れて来ていて、協力して警戒しながら洋館の探索を開始した
だが、探索を開始して早々に絶叫しながらゾンビの群れから逃げ回る10人近い一般人を発見、見殺しにするのも駄目なので救出したが、その一般人が逃げる時に色々と動かしたり、置いてあった物を投げ飛ばしたりと、本当に色々していた為に異界の出入り口が封鎖される罠が発動して異界に閉じ込められる
苛立つ黒札数名をなだめながら、一般人達と少し話しをして事情を確認、肝試し感覚で不法侵入して異界に迷い込んだ事が判明、既に死者が3名出ている事も聞き出す
保護してしまった予定外の一般人達をどう扱うか話し合う中、自分が何とかすると名乗り出る
現在は閉じてしまった異界の出入り口がある部屋に移動
「少し矢を消費しちゃうけど仕方ないか」
窓が開くかどうかの確認して固定されていて
次に、矢筒から六本の矢を取り出してマハンマバリオンを込めて浄化矢Ⅲを作成、その内の一本を部屋の中心に突き刺し、そのまま天井まで跳び上がり床に差した矢の真上の天井にも矢を突き刺す、残りの四本の矢を四方の壁に弓で放ち四方を囲む
矢が全て壁に刺さったのを確認して柏手を打つ、その柏手を合図に四方の矢と中心の矢、六本の矢が同時に輝き、浄化の力を天井、四方の壁、床に浸透させる
撃ち込まれた矢に圧縮された浄化の力を繋いで結び、四方を囲む力が中心の浄化の力を更に高めて部屋全体に聖域を形成する
「流石は生粋の巫女な破魔ネキ、万能攻撃だけじゃなくて本当の破魔もお手の物か、こんな異界だってのに一気に清浄化されて聖域化してやがる」
そんな言葉に同意する様な感嘆の声も多数上がる中
部屋に入ってこようとして入口を越えた瞬間にぶっ倒れ、そのまま塵と化すゾンビを指差しながら一般人達に話し掛ける
「この部屋に聖域の結界を展開しました、効果は見ての通り、この部屋に侵入しようとするゾンビや悪霊の浄化による撃退です、矢が抜けたりしたら結界が壊れますので気を付けてくださいね」
自分達が逃げ回るしか出来なかった恐ろしいゾンビが何も出来ずに消滅する様を見せられ、驚きながらも必死に頷く
「貴方達と一緒に此処に入って、そして死んだ人が現れたとしても、それは生きていたのではなくゾンビの仲間入りしているのだと理解してください、近付けば貴方達も仲間入りですよ、運が良ければ死にたてだから死体は残るかもしれませんがね」
助かった喜びから調子に乗らない様にちゃんと釘を差し、注意をするのも忘れない
「セキトはこの部屋の警護をしていてください、中に入って長時間耐えられるような存在の撃退に専念」
『主に悪魔の撃退です』……と念話で伝える
「了解です、どうかお気を付けて」
そんな言葉を交わしてセキトから矢筒を数本受け取り、その内の一つの中身を浄化矢に変えてセキトに渡す
その様子を見た黒札の何人かが少しでも負担を減らそうと考えて、矢弾の数を増やす為にセキトから矢筒を受け取る
そして、集まっている黒札の前衛型の一人が部屋を出ていき、他の者もそれに続いて部屋から出て行く
その後はたいして語ることも無く、本家バイオハザードの如く面倒臭いギミックの解除に手間取ったり、弱いものの数が多過ぎるゾンビや悪霊、たまに混ざる悪魔の相手に疲弊はするが倒される程の苦戦はしなかった
しかし、誰もが単独で、或いは少数で挑んでいた場合は数の暴力で押し潰されていたと理解する程に、ただひたすらに数が多かった
調べていく内に分かった事だが、徘徊するゾンビは、石化された人を美術品として運び込まれた人だったり、他の場所でソンビ化した人を封印し格納した状態で運び込んで研究材料にしていたものと、迷い込んだ者、攫ってきた者をゾンビに変えたものの4種類に分けられ
徘徊する悪霊はそんな人達と、異界の外から陰気に惹かれて寄ってきたモノの2種類だと分かった
ついでに、探索中にベルフェゴールが探している例の本を3冊も発見、誰の取り分にするかをじゃんけんで決めた
異界の主も単独ならばともかく、黒札が数人居る状態では相手にならず、たいして苦戦すること無く撃破し、異界の破壊にも成功した
しかし、今日は大問題が一つ起きた、異界関係ではない問題が、それは私が輸送科の使うトラポートで星霊神社に帰還してから起きた
未覚醒者も使う食堂に訪れると諍いの声が聞こえてくる
「日頃から俺を見下してやがったくせにこの分野じゃお前は無能だったみたいだな」
「見下していた覚えはない、明らかな問題行動をしていたら咎めるのは当たり前だろ」
覚醒し、全能感に酔いしれているのか、赤毛の青年が知り合いらしき淡い青毛で長髪の青年(超絶美形)に絡んでいる
「それが見下してるってんだよ良い子ちゃんがよ!!」
「芸能なんてくだらねぇもんに熱を上げてっから覚醒しねぇんじゃねぇかぁ」
「……まれ」
「あ?」
「黙れと言ったんだ」
「未覚醒者ごときが粋がってんじゃねぇよ」
「前世で62年、今世で18年、合わせて80年を芸能に捧げた男の意地と覚悟を、軽んじて見下すんじゃねぇよクソガキが!!」
その気迫に押されたのか二歩三歩と後退り、尻餅をつく赤毛の青年、若干怯えすら見える
相手のそんな状態に気付かぬまま、青毛の青年の言葉に更なる熱が宿る
「役柄を演じるのはその人生を演じる事、おぎゃあと産声上げて産まれてからの人生を模倣し演じる事、役一つに人一人の人生が詰まっている、前世と今世で生まれた時から芸能漬けで、芸能を心から愛する男の想い」
想いがこもった熱き言葉に、霊力が、MAGが宿り、全身のMAGが活性化しているのが一目で分かる変化、まるで入れ墨やタトゥーの如く光る紋様が全身に浮かび上がる
「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
気合いとともに掲げた右手を、迷うことなく胸に突き立て、そして心臓を抉り出す
「心から愛し、熱中するものが何も無い、軽い人生歩んでるクソガキ如きが、芸能舐めてんじゃねぇぇぇぇ!!!!」
拡声器の様に変化した心臓に向かって青髪の青年が叫ぶと同時に、青年の身体が光りに包まれる
そして、光が消えると変身していた
「『コレが俺の意思と覚悟の形、ペルソナマスターだ!!!!』」
異形の姿となって威風堂々と声を上げるが、自分の姿を認識して固まり
「『って、なんじゃこりゃ〜〜〜〜!!!!』」
威風堂々とした名乗りが嘘のように、自身に起きた変化に驚愕して狼狽えている
その様子を見て、私は呆然と言葉を口にする
「メタファーのアーキタイプみたい」
未覚醒者はもちろん、覚醒者であっても初めて見る現象、知り得ぬ変化、それを目の当たりにした者達はあまりの事態に静まり返っていた
それ故に、私が口にした言葉は静かな食堂に響き渡った
そして、私のその言葉に誰よりも早く反応した者が居た
「『知っているのか、破魔ネキ』」
変身した姿のまま反応して言葉を手を伸ばしながら口にした青年、その言葉と動きから私の居場所を多くの者が気付き、一斉に視線を向ける
「ひっ………………はぁ、私の前世の享年は令和6年、西暦2024年の8月3日なんです…………多分転生者の最終枠ですね、だから真・女神転生5Vengeanceの事もペルソナ3リメイクも一応知ってます、そして、同じ年の10月に発売するアトラス社の完全新作ゲーム、メタファー:リファンタジオが存在する事も知ってました」
無遠慮に向けられた大量の視線に一瞬怯みながらも持ち直し、知り得ている知識を伝える
「名称まで思い出したのは最近、瞑想で自分の前世を見返していたからですが、この業界は知識は力ですからね」
「それで、発売前の紹介トレーラーで主人公達が自分の心臓を抉り出す描写や、その時に全身に紋様……Fateで言えばイリヤスフィールの全身の魔術回路に近い物が浮かび上がっていて、変身した姿の事を『アーキタイプ』と呼称していて、ジョブのように切り替えられる…………程度の事しか知りません、PS4も5も持ってなかったから体験版未プレイでしたし、ハードと共に購入しないとプレイ不可能だったから情報収集も殆どしてません」
両手をクロスさせてバツを描き、教えられるモノは他には無いと必死に伝える
「『そうなのか』」
「ただ変身時に貴方が言っていた言葉から『ペルソナマスター』という役割を持った力みたいですから、ペルソナ関連の事にも力になれる力かと思います」
「それと、体内のMAGの流れが一般的な覚醒者とも少し違うみたいですね、完全な別系統の力、その第一号が貴方です、覚醒時のMAGの様子から見た感じ、変身時だけでなく通常状態でも戦えそうな感じですね」
「『それは良かったんだが、どうやって戻れば良いんだ?』」
「流石にそこまでは…………抜いた刀を鞘に納めるイメージか、羽織った役柄を脱ぐイメージですかね?」
「『成る程、つまり演じる役柄から自分に戻るイメージ…………か』」
両手を下げて脱力した状態で20秒程経過した頃、光を放ち、元の姿に戻る
「おお戻った、覚醒したからか自分の中に新たな力が存在するのがはっきり分かる」
「それは良かった、私達からすれば完全な未知の力ですからショタおじや探究ネキにしっかり調べてもらってください」
「ああ、そうだな」
「じゃあ付いて来てもらおうかな」
いつの間にか出現していたショタおじの分身の一体が彼の背後から話し掛ける
それにビクッと反応したものの、素直について行く
その後を追うように複数人が、おそらくは技術部の面々も食堂から出ていく
そんな人々が出ていくのを見送り、食堂に入ってから思っていた事を口にする
「髪を下ろしてましたが、淡い青髪の長髪で茶色い瞳、そして超絶美形で生まれが芸能関係…………って、マクロスFの早乙女アルトに似てますね」
「「「「「「「「あっ…………確かに」」」」」」」」
何かに、誰かに似ていると思っていた食堂利用者が声を揃えて同意する、絡んでいた赤毛の青年は腰が抜けているのか、まだ尻餅をついたままだ
そんな中、席に着こうとすると背後から肩に手を置かれる
「自分は無関係…………って顔で席に着こうとしてる破魔ネキも来てくださいね」
にっこり微笑む
「ちょっと待って、私は依頼での異界帰り、せめておにぎり1個でも食べさせて」
「残念ですが、それは我慢してくださいね、メタファーというゲームのトレーラームービーを貴女の前世の記憶から確認させてくださいね」
「前世の私のプライバシーの侵害だよ〜〜」
「前世の記憶を自分で想起してくれてるから前世を視やすいですし、これを期にメガテン5完全版やペルソナ3リメイクの知識も含めて、貴女が知ってる知識を全部記録として保存しましょうね」
「そうすれば今後に今回みたいな事が起きても一々確認する事も無くなりますから」
「はぁ………………仕方ないかぁ、確かに全部記録にしていたらそっちで確認してくれるだろうし」
「人間諦めも大事ですよ」
そんな会話を探究ネキとしているが、実は最初からショタおじ達が移動した後を追う為の移動しながらの会話だったりする
自分も呼ばれるだろうと思いながらも、あわよくば食事ができたら良いな…………程度の軽い抵抗である
そして、前世の記憶を視られた結果、DLCのコノハナサクヤの能力も判明してショタおじやセツニキ、探究ネキや富豪ニキ達だけでなく、修羅勢にも知れ渡った
コノハナサクヤの能力を忘れていた事で若干白い目で見られたりもした
芸能に人生捧げてる早乙女アルト(仮)、以後アルトニキが此処に居るのは主役級の仕事仲間が悪魔絡みの事件で負傷し、暫く仕事ができない+その事件でメガテン世界だと理解したので仕事仲間を守る力を求めてなのと、芸能自体を終末後にまで残すため
前世は大阪生まれで大阪育ち、大阪で生き大阪で死んだ生粋の大阪の漢
貫き通した漢の生き様は今世で力となった
鏑木紫Lv64
ステータス(割と適当です)
HP390
MP1160+
力38
体42
魔156
速53
運63
保有スキル(下位スキルは表示しない)
攻撃系
ザンバリオン、マハザンバリオン、ガルダイン、マハガルダイン、万物流転、真空波、アギバリオン、マハラギバリオン、トリスアギオン、ジオダイン、ブフダイン、マハブフダイン、メギドラオン、ムドバリオン、マハムドバリオン、フレイダイン、マハフレイダイン、アトミックフレア、コズミックフレア、ハマバリオン、マハンマバリオン、ヤブサメショット、呪いの濁流、火龍撃、氷龍撃、風龍撃、黒龍撃、白竜撃、至高の魔弾、銀河烈星拳、サマーソルト、脳天割り、アローレイン
回復系
ディアラハン、メディアラハン、パトラ、メパトラ、ディアムリタ、リカーム、サマリカーム、
補助系
コンセントレイト、スクカジャ、マハスクカジャ、タルカジャ、マハタルカジャ、ラクカジャ、マハ、アナライズ、ポイズマ、ドルミナー、子守唄、プリンパ、テンタラフー、ダストマ、フォッグナー、まどろみの渦、
自動系
弓の心得・伍、回復の心得・参、火炎の心得・伍、衝撃の心得・参、万能の心得・伍、呪殺の心得・伍、破魔の心得・参、状態の心得・参、
耐性系
火炎吸収、氷結耐性、疾風耐性、衝撃耐性、破魔無効、呪殺吸収、毒無効、混乱耐性、魅了耐性、睡眠耐性
生産系
オリジナルスキル説明
ガンド《病状悪化の呪い》
状態異常の効果ターンを増加、毒ダメージに追加ダメージ、状態異常の効果を
魔導闘法
全ての攻撃が魔依存との複合攻撃になる
例、呪いの濁流
敵全体にレベル依存で特大威力+魔依存ダメージ
貫通効果の呪殺属性攻撃、3ターンの間、攻撃力と防御力を最低まで低下
魔脈拡張
最大MPが1000を超えて成長する
衝撃矢・肆
壱だと鏃だけが色が変わる
弐だと鏃と矢が半分色が変わる
参だと矢羽根以外の全ての色が変わる
肆だと上記の変化に加え、矢羽根の左右に4本の対応する色の回路の様な線が模様の様に刻まれる
現在はアポロンの『芸能・芸術の神』の音楽を司る力で『蒼き雷霆ガンヴォルト』系列の曲を再現できないか模索中だが、
正確にいえば、曲は出来たが歌が未完成、イメージに合う歌い手が居れば完成する、誰でも効果を発揮するような細かい調整はその後になる
特殊効果はまだ無い(曲だけなので)が、完成すれば聴いてる味方に能力強化を付与が出来るようになる
神楽シリーズの紫の章は妖怪使役も可能なため、
前話で登場したジャックフロストは、使役可能状態であれば仲魔に出来ていた悪魔である