【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい 作:ディストピア
書けたので投稿します
前話の後書きにBADENDの場合を少し加筆してます
鏑木紫の可能性は本来の物とこの可能性、どちらであろうと、ご自由にお使いください
一神教の元に出向扱いで移動する前の話
私とちひろちゃんの様々な検査と調査、過去視まで使っての確認、髪を切ったり*1、衣服を買い揃えたり、それらが一段落した頃
星霊神社に存在している造られた
「私自身も自分の能力をちゃんとは理解して無いんですよね、全力を出せるような都合の良い異界なんて無かったですしね」
私はそう言うが、喧嘩屋の人……霊視ニキを筆頭に、私達の故郷だった場所で私と遭遇した人達の証言から、私が展開した炎の壁が過激派を焼き尽くしながらも、鳥や動物は焼かず、炎に掠ってしまった黒札達どころか穏健派すら焼かれずに済んだ為に、炎に対象識別機能を無自覚に付与していたとは伝わっている
黒札達と共にぞろぞろと並びながら異界の入り口付近で彷徨いていると悪魔の群れを発見する*3
「じゃあ、かるーくいきますね」
浮いたまま、右手を上げて指を伸ばし、炎を纏わせた手刀を、炎剣と化した手刀を振り下ろす*4
手刀から放たれる灼熱の熱線ビームが悪魔の群れどころか、地平線の彼方まで射線上の全てを融解・焼滅させながら吹き飛ばす*5
放った私だけでなく、見ていた黒札達も全員が固まっている、動いているのは、ユカリちゃん凄い……って反応をしてるちひろちゃんだけだ
「えっ………………………………………………………………………………………………なんですかコレ?」
完全に想定外の威力と破壊規模に絶句し、自分が放っておきながら黒札に意見を求めて振り返る
「炎系の攻撃範囲と破壊力が完全にジェネリックショタおじですね、無駄な破壊が多い分危険性が非常に高いですが、強力な悪魔が出現する環境だから能力が向上してるんですかね?」
探究ネキですら、若干頬が引き攣りながら喋っている
そんな中、別の悪魔の集団が寄ってきたので私は半ば反射的に、今度は炎剣と化した手刀を横に振り抜いた
再び放たれる紅き灼熱の熱線ビーム、飲み込まれた悪魔達は一瞬の均衡すら出来ずに極光の中に消えて、射線上の岩壁を融解させながら貫き通して吹き飛ばす*6
「え~と…………危険すぎるのでその炎剣を解除して大人しくしていてください」
「ですよね」
探究ネキの言葉に即座に同意する、どう考えても危険過ぎる、魔力を込めた通常攻撃が
「凄いな、射線上の物が概念含めて全て焼き払われて消し飛んでるぞ」
苦笑いを浮かべながらそう口にするのはセツニキという黒札だ
「ウリエルの劣化分霊と融合してるって話だが、ウリエルより強いんじゃねぇか?」
同行していた黒札の一人もそう口にする、どうしよう…………否定できそうな要素が思い浮かばない
「一つ確認したいのですが、何をしようとしていたんですか?」
「アギダインを手刀に纏わせて、斬撃飛ばしをしようとしただけなんです、信じてください、本当にそれだけなんです」
探究ネキの疑問に背筋を伸ばして返答する、念の為に、刀語の鑢七実の様に……と付け加える、本当にそれだけだから他に言いようが無い
「ふむ………………じゃあ今度は普通に、あの岩塊にアギダインを放ってくれますか」
「分かりました」
了解の言葉を口にし、正座したまま指差された巨大な岩塊を対象にアギダインを発動する
その際の動作は、発動する意思を持って【岩塊を指差す】だけである
そして発動するアギダインは巨大な岩塊を、ほんの数秒で蒸散させて消滅させる、クレーターが出来る程度に地面も融解して煮え滾っている
「成る程、純粋に
その目で視て、解析した結果を説明する探究ネキの言葉をしっかり聞いて理解する
「視認できる位置に悪魔の集団が湧きましたね、先ほどの熱線の一撃であの集団のうち
「分かりました」
そう返事をして立ち上がり、手刀にアギダインの炎を纏わせる
そして再び放たれる紅き灼熱の極光
灼熱の極光に悪魔の集団が飲み込まれ、悪魔が焼滅していく中、極光が消えた後もなお存在する悪魔、直撃を食らいながらも
「アナライズで見た結果、あの悪魔は火炎弱点ですね、なのに無傷、攻撃対象の識別は意識すれば出来るみたいですね」
そう解析する探究ネキ*10、その言葉を聞き、意識的にやれば良いのかと自覚する、その後に行なった【全力のアギダイン】は標高1000m近い山を丸ごと一つ蒸発させて消し飛ばした
最低限の確認が終わったので異界から脱出する
星霊神社の一室に移動し会話開始
「あの時は過激派に限定していたから、それも年単位で関わっていた連中を対象にしていたから、絶対に【過激派】を逃さないって意思が反映されてたのか」
今更ながらに、自分が無自覚に行っていた技術を自覚し理解する
「能力的にも性格的にもですが、つくづく貴女がメシア教の手に落ちていたのが痛いですね、素直で聞き分けが良く理解力も高くて、協力的なのは打算ではなく本心からの行動ですし、初めから連合で確保出来ていたら……と思ってしまいますね」
本当に、心から残念そうに言う探究ネキ
「あの喧嘩屋の人………霊視ニキ含めて、黒札が関わっていた以上、場所は分かっているでしょうが、あの地は10年前にはネット回線なんて引かれていない、電話回線すら無い家が多く有ったド田舎ですから…………仕方ないとしか言えないですよ」
異界が無ければ廃村になっていた可能性もあったと口にする、実際、前世では廃村の一つだったとも伝える*11
それを聞いて、村の事を知らなかった筈だと黒札達が納得する
「それに、本霊がウリエルに塗りつぶされてしまってますが、本来は太陽神アポロンが本霊でアルテミスとも繋がっていたんですよね、その力を正しく使えれば終末後にも大助かりだったんですよね」
探究ネキがそう言い、なにせ…………と続け
「太陽と月の権能、アポロンは『理性・文明を司る神性、放畜と予言の神、医術、豊穣、音楽と詩歌芸能』を司り、アルテミスは『女性と子供の守護神、野生・自然を司る神性、狩猟、植物の豊穣、多産の加護、出産の守護神、子宝の女神』で二神共に疫病神でもありますから、終末の四騎士対策も出来る可能性がありますし」
と本来であれば権能を用いて出来ていた筈の物を挙げていく
「更に聖獣や聖鳥、纏わる物がアポロンは『狼 、蛇、鹿、白鳥、鴉、雄鶏、鷹、禿鷲、蝉、月桂樹、オリーブ、
セツニキは態とらしく天を仰いでいるが、他の黒札は、おいおいと言いたげな雰囲気だ………が
「更にアルテミスと同一視されていたりする他の女神、闇の女神ヘカテーと月の女神セレーネーまで含めると更に凄いことに」
探究ネキの言葉はまだ続く
「ヘカテーは『月と魔術、豊穣、浄めと贖罪、出産の女神』で聖獣や纏わる物が『
おとなしく聞いているが、黒札達も最早言葉が無い、隣に座るちひろちゃんは最早理解を放棄して目を回しているので、話を聞きながら頭を撫でておく
「月の女神セレーネーの聖獣は『馬、
ご清聴ありがとうございます、と頭を下げる探究ネキ
とりあえず拍手しておく、するとちひろちゃんもそれに続いて拍手し始める
「探究ネキの話しを聞くと、マジで痛いな、つーか便利すぎだろアポロン、ヘカテーもヘカテーで終末後の海も自由に動き回れる可能性が高いって、アルテミスの植物の豊穣も役立ち過ぎるし」
うがー……と頭を抱える黒札の一人
「メシア教が悪い、本当にメシア教が悪いとしか言えないですね、一応今はメシア教の過激派が悪い……ですがね」
流石に私も苦笑いで言うしかない
「ワタシアイツラ嫌い、ユカリちゃんとの子供も殺されちゃったし」
そう言って涙を流し始めるちひろちゃん、抱き寄せて頭を撫でて落ち着かせる
「産まされた天使の子は何体残ってるか分かりませんが、私達の子供はちひろちゃんが産んだのが7人、私が産んだのが3人ですが、最初の数人は実験に耐え切れずに死んだと言われて、死体まで私が取り込まされましたが、他の子供がどうなったのかまでは知らないんですよね」
そもそも抱いてあげる事すら出来なかったから顔も知らないし…………と続けると、何人かが痛ましい顔をする
「そんな顔をしないでください、過激派の手駒として出て来たら始末する事すら覚悟済みです」
救出できるのが一番ですが可能性は低いでしょう……と続ける
「それに、これからは幸せになる自由がありますからね…………終末という不安要素はありますが」
「うん、ワタシユカリちゃんの子供何人でも産むヨ」
そう言って、ぎゅ〜と言いながら笑顔で抱きついてくる、そんな彼女を片手で抱きしめ、残った手で頭を撫でておく
「最悪の時は私が殺してあげますからね、ちひろちゃん」
「うん、紫ちゃんが私を殺してね」
本当に短い時、本来の知性が戻った彼女が笑顔を浮かべながら本心からの言葉を伝えてくる
「ああ、ウリエルの融合体の私が行くのも不味いかもしれませんから、誰か製造部の方々に伝えてください、一神教への出向になる1ヶ月後迄なら…………私の血肉でも翼でも、そんな程度の物なら幾らでも素材として渡しても構わない…………と」
万が一の時に、耐性を抜いての呪殺とかの役に立つでしょうしね…………と付け加える
「本当に覚悟ガンギマリですね、製造部には伝えておきます、それに、万が一の時が来ない事を願っておきます」
少し呆れながらも、そう伝えてくる探究ネキに笑顔を返す
そうして、一神教への出向までの時を、何人もの黒札から警戒されながらも*12、ほぼ10年ぶりとなる穏やかで平穏な日々を満喫しながら過ごす
その1ヶ月の間に、探究ネキが再現したグルメ食材の数々に感動し、泣きながら喰い漁ったのは完全に余談である*13
熾天使ウリエル融合人間・
非常に不本意ながら、この世界線では【熾天使ネキ】と名乗っている
身長、155Cm
一応は霊的食材の摂取が出来ていたので別の可能性よりも高い
体重、62kg
全身の肉が凝縮されているのと、翼で重い
通常時→強力な悪魔が出現する環境下
Lv80→95
HP760→920
MP1860→2000+
力125→140
体86→100
魔230→250
速86→102
運88→105
修得スキル一覧(途中まではアポロンとアルテミスの影響のスキルも修得し、その上位スキルも覚えてる)
攻撃スキル
魔法
アギバリオン、マハラギバリオン、トリスアギオン、ザンバリオン、マハザンバリオン、ガルダイン、マハガルダイン、万物流転、真空波、ブフーラ、ジオバリオン、マハジオバリオン、メギドラオン、ハマバリオン、マハンマバリオン、ムドバリオン、マハムドバリオン、フレイダイン、マハフレイダイン、アトミックフレア、コズミックフレア、呪いの濁流、
物理
ヤブサメショット、ヒートウェイヴ、会心剣、牙折り、ショックバウンド、怪力乱神、火龍撃、風龍撃、雷龍撃、白龍撃、黒龍撃、モータルジハード、マッスルパンチ、冥界波、カタストロフ、エナジードレイン、アカシャアーツ、ラグナロク、朧一閃、ナルカミ、至高の魔弾、アローレイン、サマーソルト、脳天割り
回復スキル
ディアラハン、メディアラハン、祝福、パトラ、メパトラ、ディアムリタ、リカーム、サマリカーム、
補助スキル
コンセントレイト、スクカジャ、マハスクカジャ、タルカジャ、マハタルカジャ、ラクカジャ、タルンダ、マハラクカジャ、デクンダ、アナライズ、ポイズマ、ドルミナー、子守唄、プリンパ、テンタラフー、ダストマ、フォッグナー、まどろみの渦、挑発、火炎ブロック、破魔ブロック、マカラカーン、貫く闘気、ラスタキャンディ、四天の法、呪毒散布、聖域
自動スキル
弓の心得・参、回復の心得・参、火炎の心得・伍、衝撃の心得・参、万能の心得・伍、呪殺の心得・伍、破魔の心得・伍、状態の心得・参、火炎無効、呪殺無効、
生産系(全て最高ランク)
耐性
火炎吸収、氷結耐性、疾風耐性、衝撃耐性、破魔吸収、呪殺吸収、精神異常完全無効、毒無効、睡眠耐性
Lv50
HP450
MP550+
力53
体48
魔78(紫の血肉の影響で高い)
速51
運52
修得スキル(紫の血肉の影響で高ランクスキルも修得してる)
攻撃スキル
アギダイン、マハラギダイン、ザンダイン、マハザンダイン、ガルダイン、マハガルダイン、ハマバリオン、マハンマ、ヒートウェイヴ、会心剣、牙折り、ショックバウンド、怪力乱神、白龍撃、黒龍撃
回復スキル
ディアラハン、メディアラハン、祝福、パトラ、メパトラ、ディアムリタ、リカーム
補助スキル
コンセントレイト、タルンダ、マハラクカジャ、デクンダ、ポイズマ、火炎ブロック、破魔ブロック、挑発、マカラカーン、ラスタキャンディ、呪毒散布
自動スキル
破魔ブースタ、呪殺ブースタ、回復ブースタ
耐性(紫の血肉の影響で耐性向上)
火炎無効、氷結耐性、疾風耐性、衝撃耐性、破魔無効、呪殺無効、毒無効、混乱耐性、魅了耐性、睡眠耐性