【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい   作:ディストピア

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第2話

「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイメガテン世界ってヤバすぎる、メシア教に捕まったら人の尊厳全剥奪で死ねた方がマシな扱いって絶対に回避したい、神楽世界でも嫌なのにメガテン世界って最悪すぎる」

 

スマホで可能な限りメシア教に関する情報を集めながら(可能な限り小声で)呟いているが(前世の(漫画)知識総動員し数年掛けて何とか形にした気休め程度の消音結界を展開しつつ)

 

 

今居る場所は小腹を満たす為にマクドナルドに寄った帰りの公園である(今世初マクドである)

 

 

 

「退魔組織はないのかな………って有ったとしても見つけられないし、そもそもどうやって探せば良いのかわからないし、どうやって連絡すれば良いのかすらわからないし…………って堂々巡りでおんなじ様な事口にしてるし」

 

そう呟き、頭を押さえてため息を吐いた後ハンバーガーを一齧り

 

 

「前世でよく有った小説だと転生者だけが分かるようなキーワードを設定してのスレ立てやスレ探ししてるけど」

 

分かりやすく項垂れ

 

 

「スレの立て方も探し方もわかんないや、前世でもしたこと無いし、その為のサイトって何処?」

 

そう言いながら若干涙目で乾いた笑いを浮かべた後

 

 

 

ジュースを一気に飲みきった

 

 

 

そのせいで一気に冷えて頭がキーンとなってしばし悶え

 

 

 

「家でゆっくり検索して調べよう、弱いけど結界を張ってるところをメシア教なんかに発見されたら人生詰むって今更ながら気付いたし」

 

 

そう言って急いで自転車に乗って走り出し、山中に入ってからそれにしてもと呟き

 

 

「最近妖怪…………メガテン世界だから悪魔か、ガキとスライムも数がかなり増えてきてるし時々ダイモーンまで混ざってるし…………ダイモーンだよね見るからに悪魔っぽい見た目だし、私は破魔矢が頭や胸に当たれば一撃で粉砕できるけど村の皆は無理だもんね、物理で殴るの霊力版かな?………感覚的に皆の霊力を合計しても私の四分の一以下だし」

 

「私が2歳の時にダイモーン?一体倒すのに死者多数で半壊状態だったらしいし、里長の旦那さん…………戦争前に初歩技術とはいえ正式に学んだ人もその時に亡くなったって言うし」

 

 

表情が若干曇るが頭を振って気持ちを切り替え、笑みを浮かべる

 

 

「伝えられた以外の戦闘技術は実戦と独自発想でしないといけないのは大変だけど結構楽しいんだよね」

 

 

「とある魔術の方の記憶で梓弓を使った魔術が有ったから、ソレが()を使った物なら何とかなるかなって何となく思って挑戦したら」

 

「なんか小規模ながら成功しちゃって、今じゃ【衝打の弦】と【断魔の弦】の真似事なら出来るように成ったけど………【風魔の弦】は風の密度が足りないのか足場に出来ないから修練あるのみだね、それと………威力が弱過ぎて実用性は現状無いけど痛哭の幻奏(フェイルノート)の真似事まで出来たのはなんなんだろ?」

 

転生者だからかな?と首を傾げ

 

 

 

「身体強化で体力の底上げが出来るとはいえ、車で片道40分掛かる道………それも山道を自転車で往復するのは本当にしんどい、悪魔倒してレベル上がってるのか身体能力前世と比べたら滅茶苦茶高いからマシだけど」

 

「中学校は他の子と一緒に村の人が送り迎えしてくれていたけど高校までは無理だよね…………皆バラバラだったし、私は高校に行かなかったけど…………神社継いだほうが良いのかな?」

 

 

無理かな~と苦笑する

 

 

「メシア教に目を付けられたら天使だろうと私の破魔矢で脳天ぶち抜いてや…………」

 

 

そこまで言って固まり自転車も止め

 

 

 

あーーーーーー!!!!!!

 

 

と叫び出す

 

 

「破魔矢だよ、破魔(・・)だよ、コレで属性が【破魔】だったら天使に効かないじゃん………破魔無効じゃない、梓弓で使ってるのは基本的に風だからガル系?それともザン系?どっち?」

 

 

「天使を相手にするのに最適なのは呪殺系かな?…………呪殺なんてどうやれば出来るの、恨み辛み憎しみを力と一緒に込めれば出来たりする?殺意全開でも破魔矢になるのに?」

 

 

どうすれば良いの〜〜〜!!

 

 

と叫びながら天を仰ぐ

 

 

「これも今後の課題の一つに追加かぁ…………前途多難過ぎる、何処かの腐ってない、わりかしまともな退魔組織に参加出来たりしないかな、そもそも転生者って私だけ?他にも居る?……………もしかして技術の発展が凄く速いのって、転生者が前世の知識って答えに向かって技術ツリーを誘導してたりする?…………それなら転生者が多そうな可能性が高いのって前世に存在してないガイアグループ?」

 

 

 

 

「ガイアグループのどの部署に連絡すれば転生者に繋がるの?普通に平行世界での前世の記憶有りますか?なんて聞いたらただの痛い子だし…………霊力垂れ流しで支部とかの近くに居たら接触してくれるかな?不審者対応だけど」

 

口元に手を当てながら考え込み

 

 

「スレ立て出来るサイト探してキーワードに【メガテン】や【女神転生】とかで調べたら案外あっさりスレが見付かるかもしれないし、ソレが当たらなかったらガイアグループの山梨に有るっていう本社の近くを巫女服姿で霊力垂れ流ししてたら向こうから反応有るかな?気合の入った鏑木紫のコスプレか?………って感じに、後は日本最大の霊山である富士山周辺」

 

 

「それすら外したらイタコで有名な恐山に行くとか、力ある本物が居れば多分見れば分かる……………ちょっとした旅行になるから事前に悪魔を倒しまくって間引きしておかないと駄目だよね」

 

 

まるで何かのスキルでも発動してる(コンセントレイト)かのような集中力で雑念を排して思考していく

 

 

「異界での戦いは現状3日か4日に一回だから、今以上に悪魔の出現が大規模になる前なら未だなんとかなる?」

 

 

 

「賭けに出るしか無い………かな」

 

 

 

外れたら皆が…………と不安気に呟きながらも決意を固めた表情をしている

 

 

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