【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい   作:ディストピア

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やはり一度落ちると書き上げるのに時間がかかるな


第52話

 

 

星祭神社の異界

 

 

姫路支部に居る私の下に土産を持って訪れた星杖ニキ、彼の要望で手合わせすることになり、星祭神社に共に転移で移動し、有志の協力を得て異界の一定範囲内の悪魔を駆逐してから星杖ニキとの戦いを始めた*1

 

 

 

 

戦いが始まってから暫く経ち

 

 

 

龍翼弓コトノカグラのハープ部分の弦を引く、弦一本につき10の斬撃を発生させる、それを弦6本分を三回掻き鳴らし、180の斬撃を単一対象目掛けて殺到させる

 

 

対象の足捌きによって回避されて大地を削る斬撃、避け切れないと判断して迎撃されて切り払われる斬撃、元々当たらない位置に飛んでいった斬撃、色々有るが、斬撃が切り払われているという事は対象はそこ(・・)に居るという事

 

 

 

霊力を圧縮して一本の矢を形成して弦に注がえて引き絞り、狙いを定め

 

 

「貴方は其処(・・)に居る」

 

言葉と共に矢を放つ

 

 

剛弓として放つ矢の風切り音がもはや爆発音に近く、放たれた直後に音速を超え、衝撃波も撒き散らしながら放たれた一本の破魔矢

 

 

独特な足捌き、歩法の奥義によって回避率を格段に向上させていようとも、迎撃している最中(・・)には必ず其処に居る、ならばその瞬間を狙えば当たる

 

 

 

だが、星杖ニキの切り払いによって矢の軌道を変えられてはるか後方に着弾して破魔矢の万能属性(メギドラオン)の爆発が発生し、星杖ニキの服を後方から揺らす*2、それを見ながら今度は5本の矢を手に取り、一息に破魔矢の連射を行う

 

 

放たれた5本の破魔矢、その3本目が放たれた直後に消失して星杖ニキの眼前に出現するが、【顕現する破魔の矢】の存在を知っていたからか、慌てることなく対処されて切り払われ、少し遅れて到達した4本の破魔矢も同様に切り払いで対処される

 

 

 

(アステル)よ」

 

星杖ニキが切り払いで破魔矢を対処している間に弓を変化させながら術を行使する、灼眼のシャナに登場する頂の座ヘカテーの扱う自在法【(アステル)】を再現した術を右手を掲げて発動、原作再現した明る過ぎる水色の光弾、それを右手の手の平に展開した魔法陣から200近い数を上空に打ち上げ、曲射打ちの様に星杖ニキの周囲に撃ち落とし、光弾は着弾と同時に小規模の爆発(メギド)を発生させ、回避する隙間の無い絨毯爆撃を行う、数を優先した影響で1個1個の大きさは野球ボール程度の大きさで、威力も強くてメギド程度だが、上位修羅勢といえども()が使うメギドを完全無視することは出来ないし、純粋に数が多い、故に対処は必須

 

 

 

(アステル)よ」

 

威力よりも数を優先した散弾の対処を星杖ニキがしている間に、今度は右手を突き出して威力重視の巨大な光球を前方に6個展開し、高速弾として真っ直ぐに速度を重視して発射、多少狙いは雑になってしまったが星杖ニキが居る方向に向かって高速で飛んでいき

 

 

 

絨毯爆撃すら抜けて近付いてきていた星杖ニキが対処しようと刀を構えた瞬間、先頭の光球を手動(・・)で爆発させる、狙いが雑だったが故に見えている(・・・・・)星杖ニキの位置からズレている光球も迎撃される前に手動で爆発させ、純粋な広範囲爆発(メギドラオン)に巻き込む事で回避を無視してダメージを与える

 

 

 

光球を爆発させた直後、火の霊力を収束させて矢を形成し、弓に番えて引き絞り、更に火の力を込めて業火矢Ⅲ(マハラギダイン)に昇華させ、更に火龍撃を発動し、狙いを定めずに直感に従い、爆発に向かって矢を放つ

 

 

 

放たれた矢は爆発の中から飛び出して来た星杖ニキの真っ正面、心臓目掛けて飛んでおり、流石に星杖ニキも慌てて業火矢を叩き切り、発現した業火諸共に縦に両断している

 

 

 

それを見る事なく、痛哭の幻奏(フェイルノート)に変化させた弓を構え、6本の弦をひたすらに掻き鳴らし続け、自分の前方に数百数千の斬撃を重ねた斬撃の津波を発生させ、前方広範囲を扇状に薙ぎ払い、その音の波に呪毒散布を乗せて撒き散らす

 

 

「♪〜〜♫〜〜」

 

更に弦を掻き鳴らしている=音楽を奏でていると見立てる事で小さく、けれど響き渡るように歌を歌い、睡眠・麻痺・回避率低下といった効果を切り替えながら状態異常を撒き散らす

 

 

しかし

 

 

斬撃の津波を切り開きながら私の眼前に飛び込んできた星杖ニキ、飛び込みながら放たれた斬撃を弓で受け止めるが後ろに倒れ込むように体勢を崩してしまう、そんな中見た星杖ニキの姿、全身傷だらけで片目は裂傷、片耳が千切れ、左腕を肘から失い、両足共に骨が見えるほどの傷が有る、それでも尚も失われぬ闘志溢れる姿、私の体勢を崩した一撃を放った状態から刀を返しの一撃で放たれる星杖ニキの一撃

 

【神技一閃】

 

 

ソレは私の首に吸い込まれる様に叩き込まれ、肉を裂き、骨を断ち、その刃は間違いなく私の首を通り過ぎた

 

 

その直後、体勢を崩している私の左腕が星杖ニキの体の前に動くと、左手が動き心臓を指差す

 

 

「残念」

「無念」

 

 

私達の声が重なり、私の左手の人差し指から放たれた極細の砲撃が星杖ニキの心臓を撃ち貫いた

 

 

 

 

 

 

 

 

蘇生&治療中

 

 

 

 

 

 

 

「肉を切られ骨も断たれたけど勝ったのは私」

 

「私の負けですな、まさかあんな方法で反撃してくるとは」

 

 

星杖ニキを蘇生させ、互いの傷も回復させ、軽い談笑、まぁ傷……と言うべきか、私の髪が首の後ろでバッサリ切られてるんだけど、流石にスースーするな

 

 

「神技一閃は死亡時踏み止まる効果を無視するのですが、あんな方法で対処されるとは」

 

 

「星杖ニキが超一流の剣士だからこそですね、隻腕になっても腕の良い剣士、だからこそ、その斬撃の断面は綺麗過ぎる、細胞の結合を切り離したようなレベルの傷口、それ故に即座に繋ぎ合わせられる程に……ね」

 

「骨も断ち、勝利を確信したのですが、よく見れば、刃が通り過ぎたそばから傷口が繋がっているのですからね、死んでいない以上は神技一閃の効果も意味が無い」

 

「切られたのは確かだから凄く痛いですけどね、まぁ修羅勢ならよく経験する痛みですが」

 

 

「治療も得意、それ故に刃が通り過ぎた直後に治療して繋ぎ合わせる、その様な対処法が有るとは、勉強になりましたね」

 

 

「私もまぁ良い気晴らしになりましたよ、凄腕剣士との戦いの経験は支部長になってからは初でしたし、良い経験でしたよ」

 

 

そうして私達は別れた

 

 

 

 

異界を出た私は姫路支部に帰還する前に星祭神社で温泉に浸かり、魔法先生ネギま!の再現魔法薬の【超髪髪】*3を使って一気に髪を伸ばし、伸びすぎた髪を普段通りの長さに切り揃え、切った後の髪は何かに使うかもしれないから収納バッグに放り込む、地味にゴミ袋がパンパンになったからちょっと困った

 

 

「星祭神社に来たことだし、電脳関係のスキルカードを少し探そうかな」

 

年末に電脳戦特化式神を作ろうとは考えた、M.O().M.O()の為の高品質式神コアの選別も完了したし、肉体に関しても式神用3Dプリンターにデータを入力済みだから何時でも作れる、しかし、電脳戦用のスキルカードの種類があまりにも少なかった、なのでまだ作らず、覚えさせるスキルカード集めを優先している、先に作って後からスキルカードを差すのも手ではあるし、正攻法である程度身に着けてもらうのも手ではあるのだけど、カードの方が効率が良いからなぁ

 

 

 

「売りに出されているスキルカードはこんなものか………【高速タイピング】と【ハッキング】に【対ハッキング】の3枚を買おうかな」

 

 

【高速思考】【並列処理】【並列思考】程度なら自力で作れるけど、パソコン操作自体は得意って程でもない人並みレベルだからね、カード化出来る水準未満じゃあどうしようもない

 

 

「【呪毒散布】と【四天の法】に【呪いの濁流】とかと交換で電脳戦用のスキルカードを集めようかな」

 

M.O.M.Oの分だけでこれだけ苦労する以上、量産型の百式汎観測レアリエンを作るのは先が長いなぁ………物凄く、売り出すんじゃなくて手元で少数稼働が一番かな?

 

 

「低ランクスキルカードも買い漁って、カード融合でランクを上げるのも手だね」

 

同じスキルカードが複数枚有れば一つに纏めてランクを上げるのは出来るし、私自身が習得していないからカードの量産が出来ないのが難易度を上げてる一因だけど、今から身に着けるのもなぁ………フリスビーニキとブーストニキの力を借りられれば助かるんだけど*4

 

 

「最低限電子戦能力を備えてないとカルラに乗せても補助が出来ないからなぁ」

 

 

補助の為にカルラの後部座席に乗せても、イングリットが熟していた補助能力が最低限無いと困るし、必要なスキルカードが本当に多いな

 

 

M.O.M.Oの完全再現に拘るなら魔法少女じみた変身*5、弓矢(アーチェリー)での戦闘に、多少の格闘能力*6、高い魔法能力、此等を全て備えた上で高い電子戦能力すらも持たせないといけない、むしろM.O.M.Oに関してはショタおじ製の高級式神で頼んだほうが早いかな?容量的にも……マイ式神4体目になるけど、私の肉体素材もゴミ袋いっぱいに詰まった髪が有るし、入力済みのデータは髪型と長さを少し変えて百式汎観測レアリエン用にすればいいし………少し悩むね

 

 

「まぁ自作する方で準備しておこうかな」

 

 

 

M.O.M.Oの制作に関しては急ぐわけでもないし、地道に少しずつ準備していくか、私はそう決めて姫路支部に帰還する

 

 

 

*1
協力者はそのまま観戦者となった、掃討中に知った人達も少し増えた

*2
見学者は慌てて退避する者と防御する者に別れた

*3
26巻の235時間目チチガミ降臨♡で登場

パイオ・ツゥが和泉亜子にプレゼントした魔法薬

亜子が異常に伸び過ぎた髪に飲まれるオチがついた

しかし、これを使っても外道ニキの髪は生えなかった

*4
スキルカードを貰えるだけでも

*5
ゼノサーガ1でのスターウィンド・ドレスアップとスターライト・ドレスアップの事

スターウィンドはレアハンター(アイテムを盗む)、スターヴェール、スターアクション

スターライトはラブリーレイ、スターベル、スターウーが使用可能になる

*6
ソードフィッシュ(正拳突き)をエピソードⅢで覚える

ジギーから教えられた設定




【カオ転三次】『俺たち』閑話集
とある修羅勢の終末後楽隠居日和弐頁目


この話の中で、半終末時に土産を手に出向いて手合わせを願った……とあるので、その話を自分なりに書いてみました
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