【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい   作:ディストピア

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第57話

 

幼女ネキが魔導具とホビー部のカタログを持ってきて、私所有の機体のブラックナイトスコード・カルラに幼女ネキがハイテンションで喜び、ディスガイアシリーズの式神達を購入し、後にヴェールと名付けられた量産型百式観測型レアリエンを連れて帰ってから数日後

 

 

「数日ぶりですねカジオーネキ」

 

「今回は私用で来たよ」

 

「私用という事は虚刀流を学びたいって事ですね」

 

「そうそう」

 

「じゃあ此処に向かってください」

 

そう言って印を付けた地図を渡す

 

 

「ん~~西脇市の地図?………なんで西脇市?」

 

「西脇市って日本のヘソって言われてるじゃないですか、だからか、日本のヘソ=丹田に近いって考えて、地脈の収束点の1つで、自然の力に満ちた地で肉体と精神を鍛えれば霊能を高められるって考えたみたいです」

 

「ああ、そういう考えね、じゃあ早速行ってくるわ」

 

「移動手段は有りますか?」

 

「収納バッグの中にバイク入ってるから」

 

「地図を見れば分かると思いますが、山奥なので道は無いですよ」

 

「覚醒者だし、山登り程度ラクショーだって」

 

じゃあね〜と、お茶菓子を一口で食べてから出ていった、それを見送り、まだ昼休憩中だし支部内を見て回ろうかな

 

 

 

鍛錬場

 

 

2人の誇り高き戦士(デュエリスト)が向かい合い、2人が腕を掲げると、腕に付いているデュエルディスクが変形して戦闘形態に移行する、数名の観客が見守る中、審判を務める者の声に従い、決闘(デュエル)を開始した

 

「俺は【ロード・オブ・ドラゴン―ドラゴンの支配者―】を召喚し、手札から魔法カード【ドラゴンを呼ぶ笛】を発動、【青眼の白竜(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)】を2体特殊召喚してターンエンドだ」

 

仮面を付けた男がそう宣言する

 

「オレのターン、ドロー、手札の【青眼(ブルーアイズ)()(オルタナティブ・)(ホワイト・)(ドラゴン)】の効果発動、手札の青眼の白竜を見せて特殊召喚、更に、魔法カード【究極(アルティメット・)融合(フュージョン)】を発動、場の青眼の白竜として扱われている青眼の亜白竜と手札の2体の青眼の白竜をデッキに戻して融合召喚、出でよ、【青眼(ブルーアイズ)()究極(オルタナティブ・)亜竜(アルティメットドラゴン)】!!、融合素材として【青眼の亜白竜】を使っている為、貴様の場のカードを3枚まで破壊出来る、最初に邪魔なロード・オブ・ドラゴン―ドラゴンの支配者―を破壊した後に、貴様の青眼の白竜2体を破壊する!!」

 

自身の青眼の白竜が2体破壊され、おのれぇぇと口にし顔を歪ませる仮面の男を見ながら、ターンエンドだ!!と宣言する仮面の男、その宣言を聞いた後にカードをドローする仮面の男は、引いたカードを見て笑みを浮かべる

 

 

「俺は引いた【強欲で金満の壺】を発動、EXデッキから裏側表示で6枚除外して2枚ドロー、手札の究極融合を発動し、手札の青眼の白竜と墓地の2体の青眼の白竜をデッキに戻して融合召喚!!、現れよ青眼の究極亜竜!!、更に魔法カード【竜皇神話】を発動、俺の青眼の究極亜竜の攻撃力を倍にし、貴様の青眼の究極亜竜に攻撃!!」

 

青眼の究極亜竜が破壊され貴様ぁぁぁと声を荒げる仮面の男、その姿を見てフハハハハハと高笑いを上げる仮面の男

 

 

 

 

 

それを横目に見ながら、観客の仮面の男達に声を掛ける

 

 

「またやってるんですか?」

 

「誰が真の正義の味方カイバーマンなのかを決める神聖な戦いだ、支部長だろうと邪魔はさせんぞ」

 

「恒例の今週の真の正義の味方カイバーマンを決める決闘ではあるがな」

 

「ボク達は既に敗退していて、コレが最後の戦いだけどね」

 

決闘から目を離さずに答えるのは仮面の男、正義の味方カイバーマン達である、決闘しているのも正義の味方カイバーマンなのだが

 

 

 

正義の味方カイバーマンのコスプレをしているのは構わない、姫路支部が主催するデュエル大会では正義の味方カイバーマンとして子供達に人気でもある

 

 

しかし、1つ問題が有る、彼等の名前と顔が紛らわしいのだ

 

 

まず1人目、見た目が東映版の海馬瀬人で名前が海馬瀬人、前世での通称はキャベツ頭の海馬瀬人、彼は分かりやすい、カイバーマンの格好をしている時も長髪の緑髪のカツラを被っているから判別しやすい、自分こそが正義の味方カイバーマンなのだから髪色を変える必要なんて無いって主張している、一人称は【ボク】であり、声も東映版である

 

 

続いて2人目、見た目が原作通りの茶髪の海馬瀬人そのものであり、名前が海馬沢(かいばさわ) 瀬戸であり、声も海馬瀬人そのものである、どちらかといえばTVアニメ版である

 

 

更に3人目、見た目はカイバーマンの格好をする時にカツラが必要ない、茶髪で長髪の海馬瀬人であり、名前が海原瀬人、海原(うなばら)ではなく海原(かいばら)と読む

 

 

4人目、見た目が海馬瀬人、名前も海馬瀬人、声も海馬瀬人、通称映画版海馬瀬人、緑髪の海馬瀬人と同姓同名で紛らわしい為、緑の方、茶色い方と呼び分けられている

 

 

5人目、見た目はやけに顎が尖った海馬瀬人、名前が海羽(かいば)瀬人、声は海馬瀬人

 

 

6人目、見た目が筋肉質な海馬瀬人、名前が貝羽(かいば)瀬戸(せと)、声帯は当然の様に海馬瀬人である、デュエルマッスル仕様の海馬瀬人

 

 

7人目、見た目が褐色肌の海馬瀬人、名前がセト・カイバ、エジプトからの避難民の1人らしい、つまり見た目は現代服を着た古代エジプトの神官のセトである、褐色肌なので見た目的にも分かりやすいが、声帯は当然の如く海馬瀬人であり神官セトだったりする

 

エジプトからの避難民なので元々は脳缶ニキの所に居たらしい

 

 

 

この7人全員が正義の味方カイバーマンの格好をしているので、非常に紛らわしいし、誰が誰か分かりにくい*1

 

 

俺は腹筋がバッキバキに割れている貝羽瀬戸だ!!……と言われても、服の上から腹筋なんて分かんないってば!!

 

 

当然の如く全員が青眼の白竜の使い手であり、当たり前の様に1ターン目に青眼の白竜を最低でも1体は召喚するという、必ず青眼の白竜を召喚できる手札が来る運命力の持ち主達であり、青眼の白竜一辺倒ではなく、【Y―ドラゴン・ヘッド】【Z―メタル・キャタピラー】【X―ヘッド・キャノン】とかも使ったりする

 

 

この中に黒札が1人混ざっているのだが、基本的に隠しているから誰が黒札なのか分からないし、その黒札が入手した物なのだろうが、解析(アナライズ)結果の名前を【正義の味方カイバーマン】へと変更する装備を全員が身に着けているし、レベルも偽装されていて【正義の味方カイバーマンの☆は3だ!!】ってなっているので、自己申告を信じるしかないのだが、チームで活動しているし全員がレベル20の悪魔を単独討伐出来る実力者でもある………まぁ黒札は実力を隠しているんだけど

 

 

一応誰が黒札かは知ってはいるんだけど混ざれば分からないし、本気で視れば偽装なんて突破出来るけど、それをするとなんか負けた気分になる

 

 

 

東京で開かれていた全国大会の場で出会い意気投合し、全員が覚醒者だと分かり、より意気投合し、全員がガイア連合所属で身軽な立場だったからかくじ引きで何処の支部に所属するのかを決めた結果、兵庫県姫路支部に所属する事が決定した………と言われたが、そんな理由で良いの?

 

 

(ボク)は友の秘密をバラすような卑劣漢ではない……って理由で、誰が黒札なのかは沈黙し続けているから、姫路支部内では本人に言われた私以外には誰も知らない

 

 

「わははははは、この俺こそが真の正義の味方カイバーマンだ!!」

 

「ぐぅぅ、この正義の味方カイバーマンが敗れるとは、次は負けんぞ!!」

 

決闘も決着したみたいだね、キャベツ頭の海馬とセトじゃないのは確実なんだけど、誰が優勝したんだろ?………わかんないなぁ、その為だけに本気でアナライズするのも負けた気がするし、顎が尖ってないから、海馬沢瀬戸か、茶色い方の海馬瀬人か、海原瀬人か、貝羽瀬戸の4人の内の誰かなのは確かなんだけど、本当に分からない

 

 

 

 

カイバーマンの事を気にするのを止めて、カイバーマン達から離れて周囲を見回すと綾華が青髪の少女と決闘をしている*2

 

 

綾華の場には【六花聖(りっかせい)ティアドロップ】を含めた複数の六花モンスターが並び、3枚の伏せカードも有るが、対戦相手の少女の場には2枚の伏せカードと月光(ムーンライト)モンスターが2体並ぶ中、少女は【月光(ムーンライト・)融合(フュージョン)】を発動して場の【月光(ムーンライト・)舞獅子姫(ライオ・ダンサー)】ともう1体の月光モンスター、手札の2枚の月光モンスターでの4体融合を行い、【月光(ムーンライト・)舞神姫(ライガー・ダンサー)】を召喚した

 

 

 

綾華の対戦相手って、もしかして遊戯王ARC―Ⅴのヒロインの1人のセレナかな?……後ろ姿だから顔はわからないけど、青髪で髪型は大きな黄色いリボンで纏めたポニーテールだし、それにしてもまた人員が増えたのか、後で名簿とか確認しておかないと

 

 

 

綾華は負けたか、対戦相手のセレナ?は礼をした後にカイバーマン達に突撃していった、礼をして見送った直後に勝利する為にはどのように展開すれば良かったのか……と思考しているから綾華を慰める必要はなさそうだね

 

 

 

「さて……と、昼ご飯は食べてるし、次は何処を見回ろうかな」

 

 

 

今日はリュールとセキトは山梨支部の異界に潜ってるし、モモはソラネルで買い与えたブルーウォーターを使って電脳戦の技量を向上させる為に頑張ってるから、式神組は全員居ないし、どうしようかな、格納庫に置いてるシミュレーターでカルラの操縦の練習しようかな、呉支部からもAIの性能向上の為に実機に乗るかシミュレーターでの稼働データを収集して送ってくださいって言われてるし、午後の分は分身に任せてシミュレーターで通信対戦しまくってデータを蓄積させようかな

 

 

 

いや、その前に人事部に行って現状の人員把握を先にしておこう、姫路支部のトップなんだし、所属している人員の把握は最低限しておかないと、少なくとも顔と名前程度は把握しておかないと駄目だよね

 

 

 

そう考えを纏め、人事部に新たに増えた人員の書類をもらい、読み込んでからシミュレーターでの通信対戦で他の黒札相手に大暴れした

 

 

*1
2人は除く

*2
当然ながらデュエルディスクを使ってます

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