【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい 作:ディストピア
書けるうちに書かないと、時間を置くとまた書けなくなるかもしれない不安が
ちなみに
もしも鏑木紫の初遭遇
見た目強面で厳つい人が、見た目小学生の少女に話し掛ける……だけなら問題無いが(この時代なら未だ……)
話し始めて少しすると
ヒックヒックと話す事もままならなくなる
相手が問い詰められるとそんな状態で必死に庇おうとするので更にややこしくなる
「今日も朝ご飯美味しかったな〜、それにしても、巫女ネキだと被る可能性高いから破魔ネキって名乗ろうっと………矢ネキは流石に無いし」
「流石に毎日異界突撃は止めたほうが良いよね、休息も大事、自覚症状が出るくらい疲労が蓄積してたらヤバイしね、矢の補充もしないといけないし、過剰なくらいに余裕が有るのが良し、特に物資はね………私の場合武器だし余計に」
そう呟きながらテクテクと書庫に向かう
「スキルを確認してもらったらガルとザン両方習得してるって………せめて片方はそのまま上位に、もう片方はマハ系に切り替えたいな、呪殺系も習得したいけど…………ムド系だっけ?覚えられなかったら呪術方面で呪殺を覚えるべきかな?」
そう思考を纏めるとほぼ同時に書庫に辿り着く
「今日はたっぷり時間使って風系統の魔術知識と呪術方面の知識を中心に知識を深めよう」
「風系の術はこの本棚だね、ふむふむ、成る程参考になる…………っとこの本はここまでか、次の本は………と」
読み終えた本を積み上げていき、風系統の術の概要が収められた本を5冊読み終えると積んでいた本達を元の本棚に戻し
今度は呪術系統の本を求めて移動し、目的の本を発見し数冊纏めて確保し席に着く
「古い資料から基礎知識を纏めた本を作ったり、写本を作ってくれた人達には感謝しないとね…………巻物を読み込むのも風情は有ると思うけど場所取るからなぁ」
「呪術……呪詛はこんな感じで、成る程…………奥深い、流石は日本でも最古レベルの術式、世界でも稀有な【恨み辛み】専門の祟神が数多い国の術式」
そうやって本の山を作っては戻しを何度か繰り返していると
く〜、とお腹の音を聞くと同時に空腹感を感じ、時計を確認する
「あっ………もう2時か、8時からだから6時間も集中して読書してたか、お昼ご飯食べてシャワーかなんかで一度スッキリしてから思い付いた事をちょっと試してみるかな」
そう言いながら伸びをした後、本をちゃんとしまってから食堂に移動し始める
食事を終えた後シャワーを浴び、髪を乾かした後、大風呂敷に詰め込んだ荷物を背負って修行用異界・上層の入り口近辺で悪魔が居ない場所を目指す
「美味しいご飯食べて、シャワーを浴びて頭をスッキリさせたし、色々試すぞ………っと」
大風呂敷に包んで持ってきていた大量の矢束を取り出す
「まずは矢を一本取って、霊力を込める」
1秒程霊力を込められた矢は青白い光を纏う
「こうして出来た破魔矢を射るんじゃなくて…………投げる」
指で挟んだ矢をダーツに見立てて山なりに矢を投げる、10m程飛んだ矢は鏃から地面に刺さり、矢が弾けるように砕けて力が解放され、青白い光の爆発が起き破壊を行う
「万能属性攻撃だからメギドの効果………だったよね、射るんじゃなくて投げても効果有り…………次は二本の矢」
先程と同じ様に霊力込め、今度は投げずにそのまま地面に置く
すると矢に変化が起きた
「矢全体が青白い光を纏うんじゃなくて、鏃だけが青白く光ってる…………輝いてるわけじゃないから眩しくはないけど、とにかく、すぐに使わなくても【破魔矢】の状態を維持できる、時間経過で戻るのか維持されるのかを確認する為に一本は一時間程度経過してから投げて確認、もう一本は明日修行用異界で投げて確認………と」
分かりやすいように矢束の山から破魔矢を離し、次の矢を手に取る
「これは本当に初挑戦、呪術系統の知識を元に呪殺系の術を使う感覚で、呪法を使う心得で霊力を………込める」
目を閉じて、集中しながら慎重に霊力を込めていく
そして、10秒後、破魔矢を生成する時と同じ様な、けれど少し違う感覚を感じ………目を開ける
「コレは…………出来てる、矢全体が濃い紫色の光を纏ってる、次はコレを投げて………と」
先程と同じ様に山なりに矢を投げる、10m程飛んだ矢は鏃から地面に刺さり、矢が弾けるように砕け、濃い紫色の炎が立ち上る
その紫色の炎は一切の破壊を行わず、高熱を感じず、逆に寒気を感じる炎だった
「でき………た?………ムド系みたいな色の炎だったよね、今の感覚を忘れないうちにもう一回」
一度成功したからか、今度は8秒程で変化し濃い紫色の光を纏う
「ちゃんと出来た、おそらく呪殺系の矢」
やったーーと、矢を手にぴょんぴょん飛び跳ねて本心からの喜びを表す
「コレももう一本作って同じ様に時間経過での変化を確認して、次は複数本の変化、二本じゃなくて矢束纏めてとか、複数の矢束を纏めて出来るかの挑戦、ガルやザンも込められるかの確認」
上がったテンションのまま、二時間程悪戦苦闘
作成してそのまま投げたり、複数本同時投げ、二種類同時投げ、込める霊力量増加等と色々試して用意した矢を消費し尽くして一息付いた
「はぁ〜〜疲れた、いつの間にか二時間経ってるし、矢の本数が増えれば増える程に消費霊力が増えるのは当たり前だけど、難易度も上がっていく感覚をはっきり感じる、複数本に均等に霊力を込めて作成するのも出来たけど………今は未だちょっと疲れる、ガルとザンは矢には込められなかった、出来たのは破魔矢と呪殺系の矢だけ…………あれ?メギドもムドも使えないのになんで作れるんだろ?」
なんでだろ~と首を傾げ
「まぁ良いや、作れるから作れる、それで良し、一時間じゃなくて二時間になっちゃったけど避けておいた矢を投げて………と」
投げられた矢は同じ様にメギド、ムド系の力をちゃんと発揮して砕け散った
「良し……ちゃんと維持もされてるね、そういえば射つ場合は三回に一回程度にしか矢は壊れないけど投げたら絶対壊れてるや」
「ガルやザンは明日実戦の中で色々試そっと、魔術知識を深めた結果衝打の弦や断魔の弦の威力も上がってるかもしれないし、風魔の弦もちゃんと成功するかもしれない、出来るように成ったら縦方向の移動速度が大ジャンプで大幅向上するし身に付けて損は無いよね」
その日はそのまま帰還
次の日、破魔矢と呪殺の矢はちゃんと力を発揮したのを確認し、疾風・衝撃属性のザンとガルで色々試した
鏑木紫は技術が上がった、スキル【呪怨矢・壱】を習得した
独自スキルとアイテム
呪怨矢・壱
アイテムの【呪怨矢】を矢を材料に即時生成
呪殺効果を自身の
他者が使用する場合は込められた霊力によって効果は変動する(矢の材質によって込められる霊力量は変化する)
ランクが上がると効果が
呪怨矢Ⅲからは呪殺判定と闇属性ダメージを同時に与える効果となる