【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい   作:ディストピア

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漸く書けました、ドラゴンクエストⅦReimaginedをちまちまプレイしながらですけど




第70話

 

 

希望者に足軽ダンスを踊らせ始めてから暫く経ち

 

スキルとしての足軽ダンスを作るきっかけとなった私が救出したクズ系黒札が他の黒札の不興を買い*1、ぶっ飛ばされてから早数日、足軽ダンス自体はラジオ体操感覚で毎日踊っている集団が居る

 

救助されたばかりで身体を鍛えたい現地民から、面白半分で踊る攻略組の黒札まで、1人だと恥ずかしいけど皆で踊れば怖くない……的な思考で踊る者もいる

 

 

需要があって何より

 

 

ぶっ飛ばされた結果、あてがわれた部屋に引き籠った件の黒札、『俺は黒札だぞ』って態度で現地民に偉そうにしていたらしく、心配されるよりも喜ばれているのを見ると、日頃の行いは大事だとよく分かる

 

 

私としても、スライムニキを後方に押し留める役割以外には一切期待してなかったし、別に良いかな

 

 

他にも探求ネキの弟子達が保護した面々の内、原作がスクライドのカズマが大門大とガチの殴り合い*2を半日以上続けた末のダブルノックアウトで決着し、暑苦しい漢の友情が芽生えたりしていたね

 

 

 

そんなこんなで電脳異界内で一月以上の時が流れたが、私に関することでも変わった事と言えば1つ

 

この世界線に召喚されてからひたすらに我慢し続けていた熾天使ネキが我慢の限界に達した結果*3、私が性的に襲われ、美味しく食べられてしまった、幸い?にも()として襲ってきたのではなく、()として押し倒してきたので、一晩中貪り食われたけれど、私は一応清らかな乙女のままである*4生やす(・・・)術式を視て解析して習得していたらしく、ソレを私に使って強制的に生やされた、一晩中貪り食われたから私が出した分も凄い量になるけど、熾天使ネキが出した量も凄いから、ぶっかけられまくった私の身体を筆頭に、部屋の中の臭いが凄まじい事になった

 

いや、私も溜まっていたのは事実なんだけどね、一月以上の禁欲生活中だった訳だし、前世では鏑木紫(・・・)の姿を性欲の対象としても見ていたけどさぁ、今世では色違いとはいえ同じ姿の相手に、並行世界の自分自身に襲われるとは想定してなかったよ

 

自分が()として抱くのは桜咲ちひろだけ……って、熾天使ネキが硬く心に決めていたから、私を()として襲う事になったけど、下手したら私は処女を散らしていた訳だ

 

流石に熾天使ネキも私と顔を合わせづらいのか、数日は自主的にCOMPの中に引き籠っていたし、出てきた後は散々発散したからか見るからに落ち着いていたね

 

 

 

そうして、更に電脳異界で数ヶ月の時を認知異界攻略に捧げた結果

 

 

◆♢△▲▶▷▼◀▽◁◐◑●○■□☆★

 

金色に輝く聖杯……の姿から変化した、超巨大な金属の翼を持つ天使の姿をした統制神ヤルダバオト

 

 

それに対峙するのは、超巨大ペルソナ【サタナエル】

 

ジョーカーニキ雨宮蓮が電脳異界内で築き上げたコープの力、認知異界に集まった面々の【反逆の意思】、認知異界攻略中にMAGタンクに溜め込んだ膨大な霊力*5、攻略組と協力してペルソナ合体で集めた6体のペルソナ*6、それら全てを用いたアルセーヌをベースにした一時的なペルソナ合体によるペルソナ進化

 

 

それによって降臨したのは、悪魔の王サタナエル

 

 

「お前は邪魔だ、『失せろ!!』」

 

ジョーカーニキのその言葉と共に放たれるサタナエルの銃弾【大罪の徹甲弾】は統制神ヤルダバオトの頭部を撃ち抜き、攻略組を相手に大暴れしていたヤルダバオトはとうとう撃破される

 

 

統制神ヤルダバオトの消滅を見届けたジョーカーニキは膝を付き、サタナエルも6体のペルソナに分離して姿を消す

 

 

「はぁはぁはぁ、こっちの攻略はこれで終わった、マヨナカテレビの方も攻略出来ていると良いけど」

 

統制神ヤルダバオトを打倒する大役を自分が任されるとは思ってもいなかったが、『ヤルダバオトを打倒するのはジョーカーだ』と言われてしまうと、その姿と能力を持って生まれた自分がやるしかないと思えた、転生者の認知の後押しも得られるだろうとも言われていたけど、本当にサタナエルを降臨させられるかは賭けだった、事前に試して『黒幕』に察知されると対策されるかもしれないから、完全にぶっつけ本番だった、成功して本当に良かった

 

 

「破魔ネキが女神伊邪那美を確実に絶叫させられる手札が有るとは聞いてるけど、それが何なのかは聞いてないけど、確実に動揺はするって自信満々に言い切っていたから、上手くいくと良いんだけどな」

 

そういえば、現実空間からのメールで更に手札が増えたって、頭痛を我慢しているような表情で言っていたな、そう考えていると、吾郎が、あの明智吾郎が笑顔で肩を組んできて『やったじゃねぇか』と声を掛けてきたので、笑みを返して頷く

 

背後からは統制神ヤルダバオトとの戦いに参戦したメンバーが各々勝利の雄叫びを上げて喜んでいる

 

 

 

勝てて本当に良かった

 

 

 

◆♢△▲▶▷▼▽◀◁◐◑●○■□☆★

 

 

スライムニキが大和神アメノサギリとの舌戦を繰り広げていると*7、白い犬の姿のアバターを動かす女神アマテラスも参戦したが、大和神イザナミも参戦し、戦いは硬直状態となった*8

 

 

「『イザナミ様、いやイザナミ、貴方は、今は黄泉の国におり、地上に既に興味がないはずでは?』」

 

「『ふん、我が存在に気が付いた事は褒めてやる、しかし、地上に興味がないだと?、何を馬鹿なことを言っている、我は黄泉津神、我が呪言は、千の命を奪うものぞ………なぜ、我が地上を、民を滅ぼさぬと思うか!!』」

 

 

「『我が呪いを止められるのは、イザナギと、その祝言のみ!、未だ地上への呪いと恨みは消えず!!!、恐れよ!恐怖せよ!!!、我こそは、冥界の女王!、最古の夫婦神なり!!』」

 

そう宣言すると同時に神気を解放し、威圧感を放つイザナミ

 

「つまり、もう一度、旦那さんに会いたいってことで、OK?」

 

そう口にするスライムニキの言葉を聞き、笑みを浮かべるイザナミ、言外に『その通りだ!!』と全力で主張しているように見える

 

しかし

 

「『いや、もうイザナギ様はイザナミ様をバッサリ、振ってるから夫婦でもなんでもないぞ』」

「『ぐ、ぐああぁあああ!!!、な、なぜか体に大ダメージがぁあ!!!』」

 

直後にアメノサギリが言い放った言葉を聞き、精神的に大ダメージを受けるイザナミ

 

 

「バカップル夫婦が増えるのは、私としても嫌なんですが」

「『誰がバカップル夫婦だ、それに、人間のバカップル夫婦と我とイザナギを同列に扱うでないわ!!』」

 

思わず呟いた私の言葉に即座に反応するイザナミだが、イザナミの言葉を聞いたアマ公………アマテラスが犬の姿ながら『あちゃ〜』と言いたげな表情を浮かべる、それを無視してアマテラスの横に、イザナミの眼前まで歩み出る

 

 

「それに、地獄に居る本霊の伊邪那美からも鬼灯様を通して、『現世で暗躍しておる妾の分霊の対処をしてほしい、アレ(・・)を使っても構わん』って言われてますし」

 

そう言いながらブルーウォーターに接続したスマホのテッラを操作し、複数の画像を、よく見えるように大画面で空間投影する

 

 

「『小娘、貴様あの地獄の闇鬼神の鬼灯と繋がりがあるじゃと?、ソレは写真か?、ソレがどうし………なん………じゃ………ソレ………は………』」

 

空間投影される複数の画像を見て、『人間のバカップル夫婦の姿』を見せようとしていると思ったイザナミは、鼻で笑おうとしたが、画像を視て徐々に言葉を失っていく

 

 

「『いや…………ただ似ておるだけじゃ、イザナギでも………妾でも……………ない………』」

 

顔を青ざめさせ、震える体を必死に抱きしめるようにしながらも、そう言葉を絞り出すが

 

「とある場所に居るバカップル夫婦神の伊邪那岐と伊邪那美です、見ての通り伊邪那美は妊娠(・・)していました」

 

私が投影した画像は、淡路島の伊邪那岐と伊邪那美夫婦のイチャラブ写真の数々

 

 

お腹が大きく膨らんだ伊邪那美のお腹を愛おしげに撫でる伊邪那岐

 

人目を気にせずに伊邪那美を抱き寄せ愛を囁く伊邪那岐

 

少しお腹が膨らんだ伊邪那美を幸せそうな表情を浮かべながらお姫様抱っこする伊邪那岐

 

木漏れ日の下で、幸せそうな笑みを浮かべながら伊邪那岐を膝枕し、その頭を撫でる伊邪那美

 

テーブルの上に置いた左手の指を絡ませながら、右手でパフェを食べさせ合う笑顔の伊邪那岐と伊邪那美

 

産まれたばかりの赤子を抱く、幸せそうに涙を流す伊邪那岐と、満足気に、幸せの笑みを浮かべながら、母親の顔で伊邪那岐と赤子を見守る、少しばかり消耗している伊邪那美

 

 

 

それらの画像を見ながらパクパクと、何かを言おうとしながらも、何も言えないイザナミ

 

うわぁ………と言いたげな雰囲気のアメノサギリ

 

痛々しげに首を振るアマテラス

 

笑いを堪えるのに必死な黒札の面々、何かが気になるのか首を傾げるブーストニキ

 

 

 

なお、これらの写真が存在していると言う事は、誰かにその時々の写真を撮らせているという事実もまた、存在しているということだ*9

 

 

「少し前に、現実空間で今から30分程前に無事出産し、新たな娘が、最新の女神が誕生しました、名前は未来(みらい)*10、未来の可能性を司る新たな女神です*11

 

 

「『ぐはぁぁぁぁぁぁ!!!!、身体がぁぁ!、心が痛いぃぃぃぃ!!』」

 

文字通り血反吐を吐くイザナミ、まさに満身創痍、立っている事すら出来ないほどに激しく消耗したイザナミ、若干過呼吸気味だし、涙目を通り越して泣いている、ぐすぐすと泣いている

 

 

「やっぱり、この気配は………母さん………なのか」

 

(ん?……ブーストニキが何か言い始めた、私は下がるか)

 

 

ブーストニキに道を譲るように後ろに下がると、ブーストニキは感謝するように軽く頭を下げてきた

 

 

なお、イザナミは『今度はなんじゃぁぁ?』と涙声で叫んでいたが

 

 

ブーストニキ達の会話を聞くと、どうやらブーストニキの父親は伊邪那岐の転生体、母親は伊邪那美の転生体らしい

 

ブーストニキは元々イザナミが出現した時から何かを感じていたらしいが、私が出した写真の中の『母の顔をする伊邪那美』でより強く母の面影を感じたらしい

 

自身の母親そっくりの伊邪那美、母親の顔の伊邪那美、母と同じ気配のイザナミ

 

それらの情報から確信を得るかのように、目の前に居るのは自身の母親だ……と、感じているようだ

 

 

 

 

 

 

イザナミはブーストニキと一緒に行く*12事が決まった様だが、その直後に突如ブーストニキが死亡し、魂まで砕けかけたのには慌てた

 

いや、砕けた魂がナニカによって繋ぎ止められた……といった方が正しいか

 

 

イザナミはブーストニキの父親の後妻を全力で狙いに行くらしい、妾だって子供産んでやる!!……と、何故か私を睨みつけながら気合を入れているが、私を睨まれても困る、あの二神は私の影響範囲内で活動しているし、世話係は私の部下の淡路ニキだけどさぁ、私は悪くない

 

 

 

 

こうして、電脳異界を攻略拠点とした長かった認知異界攻略が漸く終わりを告げた

 

 

 

*1
よりにもよって承太郎ニキをかなりマジギレさせた

本家承太郎で例えると、DIO戦と比べたらマシレベル、大体恋人戦くらい

(3ページにわたるオラオララッシュ(52オラ!)(TVアニメ版では66オラ!))

*2
模擬戦です

*3
熾天使ネキは強制禁欲生活をしていたようなもの

*4
男としては経験豊富

経験人数がリュール・刑部姫・神里綾華・モモ・熾天使ネキの5人になった

*5
破魔ネキを含め、霊力量に余裕がある面々が協力した

*6
【アルセーヌ】【アンズー】【イシュタル】【ミカエル】【サタン】【ルシファー】

*7
アメノサギリの攻撃自体はスライムニキ以外が対処してます

*8
舌戦は継続中

*9
主に淡路ニキ、時々神社で働く巫女さん達

*10
正確には大和神【未来之大比売神威(ミライノオオヒメカムイ)

*11
純血の神ではあるが、親が弱体化している為に、完全な状態で生まれずに、未熟な赤子の姿で生まれ、時間経過で肉体と能力が成長していく

*12
正確にはブーストニキの父親の元に行く




ダラダラ続けるのもアレなんで、半ば無理矢理に認知異界攻略を終了させました

淡路島の伊邪那美の写真の一部


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