私はハフリスンターリブ家に生まれた。今から95年ほど前だ。当時のハフリスンターリブの総統はChaz=HahurisnTaarib、私の親父だ。その親父がRaraata=HahurisnTaaribで祖父にあたる。私はこれからのハフリスンターリブの未来のためと言われウェールフープの演習をさせられたりと、幼少期から戦闘の訓練を受けてきた。しかし、腕前はいまいちだったらしい。その辺のネートニアーくらいは軽く殺せたがある程度の武術の達人ともなれば数秒かかった。
そんな感じで幼少期を過ごした。小さいころは親の愛情を受けて育ったと思う。トイター教に対して反対意識を持っていたし、これからのハフリスンターリブを担いたい、親父の、祖父の仕事を受け継ぎたいと思った。
そんなある日、ハフリスンターリブ家に新たな家族が来た。しかし、そいつは母親の体から生まれたのではなく、どこか違う世界から来た。
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「ハタよ、今日はお前より5つ年上の養子を見せに来たぞ。ほら、こっちにくるんだ。」
「FAFS.lavnutlar( 」
「こら、さっき言った筈だぞ。お前の名前はユーナリア=ハフリスンターリブだと。」
ハタには明らかにユーゴック語ではない名前を聞いた。FAFS一族。彼はFAFS一族なのだ。
「・・・ユーナリア=ハフリスンターリブ。よろしく」
ユーナリアと名乗る、いや名づけられた少年は私に手を差し出してきた。握手を求めてきたのだろう。
「う、うん、よろしくね」
「ユーナリアはお前よりもウェールフープをうまく制御できるからな、お前もたくさん学ぶといい。」
そうして偽りの兄貴が家に来た。直接血がつながっていない。私の髪の色は少しだけ銀という感じだったがユーナリアはより銀が強かった。今思えばわかる。彼はハタ人ではないと。
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数年後、さらに二人の子が生まれた、両親が亡くなった後、兄弟四人で頑張ってほしいとのこと。私は当然、四人の中のトップを目指して強くなろうとした。しかし、ユーナリアには勝てない。まるですでに数百年はウェールフープを操っているような体勢。
「ハタ、お前はウェールフーポが体の中に無限に存在しているわけではないということをわかっているか?」
「ああ、分かっているが、それがどうしたんだ、兄さん。」
「食料と同じだ。一度に食べてしまえばすぐになくなってしまう。節約をした方がいいよ。」
「・・・」
ユーナリアの助言は時として助けともなったが、私のプライドを傷つけることさえもあった。そして下の兄弟二人を見たが、彼らもユーナリアに夢中であった。
「いいよな、ユーナリア兄ちゃん。強いよな。」
「俺もあこがれるな。ハタ兄さんもそうだろ?」
「・・・いいか、ラルゼル。我ら四兄弟は次のハフリスンターリブの総統を目指して争いあっているんだ。誰かを褒めることはあってもそれを羨んでは前進できないぞ。」
私は弟たちに対して常にこう返していた。ユーナリアの強さは時として目障りとなった。
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それから数十年、四兄弟は次のハフリスンターリブの後継者を選んだ。当然弟二人はユーナリアを薦めた。両親もユーナリアを選んだ。
しかし、私がそれを許さなかった。力の強さではユーナリアに劣るかもしれないが誰よりも人一倍努力をしてきた。たとえ弟とはいえ負けてはいられない。
しかし、世界はそう甘くない。チャルズ=ハフリスンターリブはユーナリアを選んだ。
「たのんだぞ、ユーナリア。理想国家は必ずお前がたt」