廊下を走るすると誰かにぶつかった。
「う・・・誰だ?」
すると一人の女の子が立っていた。
「だ・・・誰?」
すると少女は私を見るなりぽかんとした顔で私を見ていた。
「あ、父さん!」
「カラム!」
どうやらカラムのようだ。
「カラム!無事だったか」
「と、父さん。どうしてここが分かったの?」
「ほら、あれを見ろ」
「あ」
ともあれカラムとは合流できた。あとはリファンだ。
「カラム、リファンは?」
「ラネーメ公営地下鉄の社長なら私と同じように連れ去られたと思うけれどあの人のことだから抜け出しているんじゃないかしら?」
うむ、十中八九。抜け出しているだろう。あの社長がxelkenの奴らにおとなしく再教育されるはずがない。
するとすぐ横の廊下の壁が爆発した。
「おお、噂をすれば」
「私が死ぬわけがないだろうが」
だろうな。
「で、何があったか説明してくれないか?」
「いいだろう。とりあえず君はなんか知らんが倒れた。それでそのまままんまとここに連れてこられたわけだ。それで私とカラムちゃんは君を助けようとしたがハフリスンターリブのラヴァウが入ってきて君を取り返せなかったのさ。」
「私が倒れた?」
一体何の話をしているのかどうかわからない。
「まあ、話は最後まで聞きなよ。それで私とカラムちゃんは基地の場所を探って基地内に侵入して助けに来たわけだ。」
するとカラムが話す。
「そのあと社長さんがはぐれてしまって私はxelkenにつかまってしまったのよ。危うく再教育装置にかけられそうになったところで突然あたりが爆発して装置が壊れたの。」
なるほど、何かサーバールームにでも当たったかと思われた攻撃は再教育装置に当たっていたってわけか。それはかなり危なかった。なぜならちょっと間違えたらカラムがxelkenとなっていたところだったのだ。
「リファン、迷子になるなよ」
「いやいやカラムちゃんが迷子になったんだろう」
とりあえずみんな集まった。テイユの言葉によればデュインのxelkenの基地に逃げたらしい。ということはここにいるのか?
それならば話は早い。すぐに部屋全体を爆破させてハタを見つけ出そう。そう考えていると上で爆発が起こった。すると何かが下に降りてきた。
「おっと、これはリアルにまずいな・・・」
我々はxelkenの軍と思わしきものに囲まれた。四方八方。
「どうするリファン、暴れるか?」
「いや、どうやらここはあんたの出番らしい」
すると奥の方からすさまじいウェールフーポが感じられた。
「はっはっは、わざわざ俺のところまで来てつかまりに来るとはな。邪魔ものよ。」
「ハタ・・・」
「はっはっは、本来であればそこの社長も小娘も再教育して貴様を殺させようとしたのだが予定が狂ってしまった・・・!かわりに私と奴らが貴様らを無慈悲に殺していこう。」
「奴ら?」
すると大軍は準備を始めた。前に並んだのは何台ものWP大砲と数台のNZWP。
「な・・・!」
「はっは、ユーナリアよ。私は反逆者を許さないさ。もちろん強いものに寄り添って生きていくのも嫌いだ」
「貴様は王国内であるシャスティの女の子に媚を売ってスカルムレイに接触できるほどの地位を上げただけに過ぎない!そんな奴はこの俺が成敗する」
私は憤怒した。