This is my rifle. There are many like it, but this one is mine.
My rifle is my best friend. It is my life. I must master it as I must master my life.
My rifle, without me, is useless. Without my rifle, I am useless. I must fire my rifle true. I must shoot straighter than my enemy who is trying to kill me. I must shoot him before he shoots me. I will
My rifle and myself know that what counts in this war is not the rounds we fire, the noise of our burst, nor the smoke we make. We know that it is the hits that count. We will hit…
My rifle is human, even as I, because it is my life. Thus, I will learn it as a brother. I will learn its weaknesses, its strength, its parts, its accessories, its sights and its barrel. I will ever guard it against the ravages of weather and damage as I will ever guard my legs, my arms, my eyes and my heart against damage. I will keep my rifle clean and ready. We will become part of each other. We will
Before God, I swear this creed. My rifle and myself are the defenders of my country. We are the masters of our enemy. We are the saviors of my life.
So be it, until victory is America’s and there is no enemy, but peace!!
降り注ぐ雨の中、高架橋の下に車を停めて指定された場所から引き取ったバックの中身を物色する。
高倍率のスコープが取り付けられた狙撃銃、サプレッサー付き9mmオートピストル、チューブマガジンのセミオートショットガン、ククリナイフ2本。
「こんなもので一体何をやらせるつもりなんですかね・・・」
狙撃はいうほど、簡単なものではない。
初弾を外せばターゲットが此方からの攻撃を察知、警戒される。そのまま居座り続ければ場所を特定される。
スポッターが居ればターゲットと初弾の着弾地点のズレを測定して調整を行う事が出来るだろうが、残念ながらそんな贅沢なものは持ち合わせていない。
狙撃手が、夜間に、ゼロインがされているかも分からないような他人の銃で、1発のミスも許されず、ターゲットを暗殺する。
いくら弘法筆を選ばずとは言えども、前提条件が破綻していれば成るモノも成せないのは道理だろう。
この中で使えるのは散弾銃とナイフくらいか・・・
余計なものは唯の重荷
必要な物だけ手に取って、残りをトランクの中に戻す。
兵が銃の分解を真っ先に習うのはなぜ?
それは不測の事態に陥った時、冷静に対処出来るようにという理由だけではない。
構造を理解し、正しく整備することで銃を最良の状態にするだけに留まらず、それを行う兵士にも自信を付けさせる。
銃も人も同じ。戦場で使い物にならなければそれは自身の死を意味する
だから私はライフルを磨く。
戦場において自身の銃を第一にするのは?
整備不良、暴発、ブービートラップ。他者の物に己の命を預けたいとは思わない。
決して裏切る事のない、自身の半身とも言える銃を。
散弾銃を手に取り、慣れた手つきで分解・再組み立てを行う少女。
錆びついた銃では戦えない。
だから私は銃と己を研ぎ澄ます。
我がライフルと我は、祖国の守護者であり、我々は敵の征服者。我が命には救世主。
ゆえに、勝利がアメリカのものとなり、敵が絶えなければ、平和は訪れない
今までの歴史の中で平和を願うだけで戦いが終わったためしがあっただろうか?
・・・結局、幾千の言葉を重ねたところでそれらは簡単に破られてきた
・・・尤も、貴方達の言う祖国と私の言う祖国が同じものとは限りませんがね?
AM3:00
ダウンタウン、高層ビルの立ち並ぶ一角。
昨晩より空を覆うどんよりとした雲から遂に、泣き叫ぶような雨が大地に降り注ぐ。
バケツの中身をひっくり返した様なスコール。
尻尾も自慢の耳も湿気を帯びて鬱陶しく感じた。
それに伴い私の気分も最底辺を更新していく・・・
ピリピリとした静電気で尻尾の毛は逆立つ。
長年の経験だろうか・・・この先に何が訪れるのかを体が覚えている。
まるで熱した鍋を触った瞬間、咄嗟に手を引っ込めるかのように、頭で理解するよりも早く体は反射的に動く。
自身の耳を押さえつけると同時に遠くで鳴り響く雷鳴。
「・・・」
只人には唯の轟音でも、耳の良い私にとってソレは間近でフラッシュバンが炸裂した様なものとさほど変わらない。
・・・だから私は雨が嫌いなんだ。
思い返せば雨の日にいい思い出があったためしがない事に気付く。
こんな日には自身の部屋でイヤーマフをしながら寝ころぶに限る。
・・・だけど、今日に限ってはそれも叶わない。
『班長さん。ザンクードの墜落現場で捕らえられた強盗団、暫定『ミリオンモンスターズ』のメンバーに関する追加情報よ』
『逮捕後、護送中に何者かに襲撃を受けた。場所はバインウッドヒルズ』
「現在の状況は?」
『警官は負傷、だけど命に別状はないみたい。ミリモンのメンバーはそのまま拉致されて移動中。現在、彼女を乗せたバンはアリーナを通過して更に南下。恐らく埠頭へ向かってるわ』
「ありがとう。場所を特定したら連絡下さい」
つまり・・・今夜はまだ終わらない。
一向に止む気配のない雨。少女は立ち寄ったコンビニで黄色のレインコートを購入し、その場で羽織る。
雨に打たれながら自身のタクシーへ戻る最中、鳴り響く公衆電話・・・
周りには人影はない・・・私宛の電話かと訝しみながら受話器を取ると・・・案の定、知り合いの声が聞こえて来た。
『公衆電話からすまないな・・・自身の携帯電話に履歴が残るのを避けたくて仕方なくだ』
バイトで入ったセレブ向け民間調査企業、その経営者であるフランクリンからの連絡だ。
『この依頼を受けるか否かはアンタが判断してくれ』
『とある資産家の友人が武装勢力によって拉致された。犯人からの声明は来ていないが、おそらく身代金目当てだろう・・・なに、よくある事さ。情報にも価値が付くように、この街では人の命にだって価値が付く』
必要な情報、必要では無い情報まで押し付けて依頼をしてくる。
だけど私は
『・・・まだ、電話を切らないという事はこの依頼を引き受けると受け取るぞ?』
『敵はM4カービンで武装、黒のパトリオット。監視カメラの映像ではデイビス駅の前を通過しているようだ。現地に向かって周辺を捜索してくれ』
『それと、襲撃の映像を見てみたが敵は素人ではない。追加の武器が必要ならメイズバンク・アリーナの貸しロッカーにバックを入れてある。それを回収して好きに使ってもらって構わない』
一方的に要件を伝え終わると切れる電話。
『ツーツー』と流れる音を聞きながら受話器を置く。
・・・彼は二つ、勘違いをしている。
「コナタさん、場所・・・特定出来ましたか?」
1つ、彼らは私の事を『話すことが出来ない』と思ってるようだが、実際のところは違う。
正確には『話す相手を選んでいる』が正解なんだ。
今回は仲間でも、次に会った時は敵側なんて多々ある事。
彼と私の関係はあくまで、雇用主と社員。
都合が悪くなれば切り捨てられるなんて事も十分にあり得る。
だからこそ、私と彼らの距離感は今のままで丁度いい。
2つ、彼らはエージェンシーが私の本業と思ってるようだがそうではない。
『ドローンによる追跡完了。10090番地』
『サウス・ロスサントス港、エリシアン島アパトワール・アベニュー通り近くの巨大な建物の中にターゲットを乗せたSUVが入っていったよ』
「敵の目星は?」
『この島で市警に喧嘩を売れる組織は限られてる。カルテル、IAAかメリーウェザーですね』
・・・また、傭兵か
微かに悪態を付きながらタクシーへ乗り込む。
「さぁ、お嬢ちゃん。少しお話をしよう」
コンクリートの壁と床。
電子ロックが施された鋼鉄製のドア、正面には警察署の取調室にある様な大きな鏡が壁に埋め込まれている。
そして、地面に固定された椅子に手足を縛られ縫い留められた少女。
ペコラを取り囲む3人の男達は般若面、紫色のパーカー、服の下にはアーマー、チェストリグ。
サンアンドレアス島に常駐する州軍と比べても何ら遜色の無い装備を身に纏っていた。
仮にも警察を襲撃したのだ。
(ボスが何度も警察とはやり合わない様にと念を押していた。その警察に喧嘩を売る…しかも、その罪をミリモンに擦り付けようとする魂胆が見え見えペコ)
縛られてさえいなければペコラは男達をどつき回したい心境だった。
毒を吐く一方で、頭の中は現状の打開策を冷静に考えていた。
これだけの設備と人員を動かせる組織…目的は彼等が提示せずとも自ずと理解できる。
「人違いだ!ちゃんと身元を調べてみろよ!少し調べればペコーラは強盗団の模倣犯で警察に捕まったって事ぐらいわかる筈だペコ」
十中八九、男達の狙いはミリモンのメンバー。
構成員から引き出せる情報だろう。
(じゃないと警察を敵に回す程のリスクを冒す価値はないペコ)
ならば自身が強盗団とは無関係と証明できれば?
あわよくば解放されるのではないかと期待し嘘を吐く。
「お嬢ちゃん、言葉は選んだ方がいいぞ?考えるんだ。自身が何故縛られてこの部屋に居るのか。何故、五体満足でまだ生きているのかを」
オリジナルを真似た模倣犯はこれまでに何人もいた。
強盗団の一員であるペコラ自身が模倣犯に成りすまし、目的の人物ではないと言い逃れしようとした矢先の事だった。
男はペコラの思惑を察し、先手を打つ。
『お前が生きているのは価値があるから』だと
人違いならば・・・必要な情報が無いならば不要となる。その際にこの男達はペコラを解放してくれるのか?
いや、きっと違う・・・
こうして強襲作戦を実行した以上、例え無関係な市民だとしても目撃者を生かしておく理由がない。
現状、ペコラがとれる手札はあまりにも少ない。
「仲間の事は売らない!殺すなら殺せよ!」
「勘違いしてるよ、お嬢さん。激しい拷問の末に捕虜が死ぬ?そんなものはド素人の仕事なのさ。プロならそんな低レベルの手段は使わない・・・分かるか?お嬢さん。拷問とは相手の心を折る為の戦いなんだよ。痛みは手段の一つであって全てではない」
自白剤を投与し、狭くて暗い部屋に何日も監禁する。碌に睡眠もさせずに常にストレスを与え続けると同時に、情報を漏らした際にはしっかりと報酬を与える。
「精神だけではなく体に覚えさせるんだ『どうやったら楽になれるのか』をな。やがて捕虜は自身が自白した事にさえ気づかずに情報を漏らす・・・」
それは訓練されたIAA職員でも同様。
どんな兵士であれ時間を掛ければ必ず自白する。
男は高らかに拷問の美学を謳う。
(きっとボスが助けに来てくれる)
尋問に時間が必要ならかえって好都合。
ペコラは覚悟を決めた。
「さて・・・ペコラちゃん。君は水責めは好きか?」
「おかしいだろ!今の話の流れはどう考えても狭い部屋に閉じ込める前振りのはずだペコ!!」
~サウス・ロスサントス港 10090番地~
ロスサントスの最南端に位置する大規模な港。
貨物船の荷下ろしを行うターミナル、荷を保管する貸し倉庫。
ロスサントス州立ガス会社や造船所。
メリーウェザーが所有する軍港もここに所在している。
物流の拠点。故に全ての敷地や建造物は巨大だった。
10090番地、『ビストロコークスストレージ』
表向きは石炭の一時保管、積み込み作業を行う会社。
台形という特徴的な形をした縦長の保管庫には搬出に使用するパイプが接続されており、ソレを通じて貨物船へコークスの搬入、搬出を行っている。
錆びたトタンの屋根、黒ずみ薄汚れた看板。
実際に稼働し続けている装置やパイプラインから貨物船へと吐き出される石炭の山を目にすれば、誰もが真っ当な施設と信じて疑わないだろう・・・
深夜、土砂降りの中、エンジンすら切らずに乗り捨てられた複数の車が無ければの話だが・・・
『ミリモンのメンバーを乗せたSUVは倉庫の中へ、その後駆けつけたバンが3台。内部構造は不明・・・だけど、施設内部には20名前後の兵隊が待機してると思っていた方が賢明ですね』
元よりメリーウェザーはヨーロッパ周辺から中国、アフリカまで幅広く展開し、世界20ヶ国の代理戦争で暗躍している民間軍事会社だ。
その大規模な軍事組織の秘匿された基地。
飛行機墜落現場から強盗団の略奪を監視し、メンバーが警察に逮捕される様子までドローンで追跡している組織がいなければ…また、その監視対象を警察から拉致し、運悪く監視されていることに気付かずにアジトへ戻る馬鹿さえいなければ、この場所が表舞台に浮上する事は無かっただろう。
それ以前の情報は一切なし。
当然、施設内部の情報は期待できない。
「護衛する対象の場所は分かった」
「消すべき相手も知る事が出来た・・・」
「いつ、どこで、誰を殺るのか・・・依頼を受ける上でそれ以外に必要な情報は無いでしょう?」
クライアントと護衛対象の関係性?
抹殺対象との私怨?
相手が善人だろうが、悪人であろうが、
人によってはそれが依頼の危険性を察知するきっかけになるかもしれない。
だが、私にはそれは当てはまらない。
だってそうでしょ?
格下を踏み潰すのに策なんて必要ないのだから・・・
フランクリンはいつも必要以上の事を教えてくれる。
それが雇用主と社員の信頼の証でもあるかのように。
・・・私にはそれがくすぐったく感じて仕方ない
「コナタさん。解析をお願いします」
少女はカードリーダーにケーブルを差し込み、テラーバイトで待機するコナタへと無線で連絡を行う。
古びた建物に似つかわしくないセキュリティーシステム。
こうしてマジマジと観察すれば所々、違和感が目につく。
『解析完了!テラーバイトは敵なしだよ!』
仮にも軍事施設並みの防犯装置。
もし、これがミリモンのメンバーが使用しているような性能をオミットした携帯型のハッキング装置ならばロックを解除することは叶わず、逆に警報器が鳴り響き、大挙してセキュリティーチームが駆けつけて来たことだろう。
生半可なアプローチでは門前払い。
だが、ソレを主とする電子戦機が演算、解析したコードを端末を通じて流し込んだらどうなるのだろうか?
程なくして当然の様に開き始めるシャッター。
少女は短くコナタへと感謝を伝え、ナイフを鞘から抜きながら建物の中へと踏み込んだ。
待ち受ける敵を警戒することもなく、まるで散歩するかのような軽やかな足取りで。
その姿は『ここから先は私の得意分野だ』という自信を体現するかの様だった。
皆大好きライフルマンの誓い(海兵隊信条)
折角なので全文のせています!内容を知りたい方は映画、フルメタルジャケットを見てね!
ここ、テストに出ます!
フランクリンさん
クライアントの情報を暗殺者に流しすぎる傾向あり。
依頼に失敗し、警察又は敵対組織に捕まった場合は暗殺者からクライアントの情報が漏れる可能性がある。
本当に必要な情報はいつ、何処で、誰を、どの様に殺すか、及び驚異となる警備人員の人数や脱出経路など
その他の余計な情報はリスクを伴う(親切心でクライアントの情報を漏らすフランクリンさん、一方で狼っ子ちゃんは失敗は許されないと圧力をかけられているように感じている(口封じ))
勿論、ゲームとして暗殺対象のストーリーを知れるのは面白いけどね!