相変異 黒蝗   作:エターナルドーパント

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蟲刃身

(コウサイド)

 

━ガンッ ガンッ ガンッ━

 

「ダ~メだマエさん、当たらん」

伏せ撃ちでスナイパーライフルを全弾撃ち切り、立ち上がって肩を竦めて見せる。

ゲマトリア保有の実験室。その1つをシューティングレンジとして、変身状態で射撃実験を行っていた。

「ふむ。やはり其方の性質は銃器と相性が悪いようだな」

「ま、俺は予想ついてたけどね」

大型狙撃銃のバイポッドをガチャンと畳み、マエさん━━━マエストロに渡す。

マエさんの隣にある机には、ハンドガン、アサルトライフル、ショットガン、グレネードランチャー等、様々な銃器が並んでいた。その全てを試し、そして結果は散々。

唯一至近距離ショットガンだけはマトモに当たったが、それも含めて1m以上離れると在らぬ方向に弾が飛んで行く始末だ。

「まぁ、俺は素手でも問題無いっちゃ無いんだけど・・・やっぱさ、華が欲しいよね」

「共感しよう。故に、これを其方に渡そうと思い至った次第だ」

マエさんが取り出したのは、真っ黒な竹刀袋。渡されたそれの口を解き、中身を取り出す。

「おぉ、これは・・・!」

出て来たのは、漆黒の刀。鞘は艶消しのマットな質感だが、触れてみるとヒヤリと冷たい。どうやら合わせ木の鞘の接着面を、更に上から鉄でカバーしているらしい。

鞘の先端には、レスキューハンマーにも似た鋭い石突き。抦頭は少し膨らんで握力を掛けやすく、先端に鞘と同じような打突器が着いている。

「抜いても良いかい?」

「あぁ、是非とも」

「それじゃ遠慮無く」

軽く一礼しながら、丸い鍔を押して鯉口を切る。現れた刀身は冷たく濡れたような照りを見せ、細かく波打つ刃文が銀色に輝いた。

「コイツは・・・良いな。特に鋒両刃(きっさきもろは)、小鴉造りとは・・・これまた何ともニッチだねぇ」

チャキリと先端を透かすように見れば、峰側にも刃が付いている。平安時代なんかに流行った、特殊な造りだ。

「どうにも研ぎ上げに納得が行かず、結局半端を嫌って刃引きし死蔵していたモノだ。だが、其方に似合う武器と聞いて、何故か真っ先に思い出してしまってな。して、所感の程は?」

握りの調子を確かめ、素振りしてみる。

正眼一文字、横凪ぎ、逆袈裟、二連斬り。どれも鋭い風鳴りを伴い、ライダーの膂力で振るっても刀身、抦、共に揺るぎ無い。

「重量、重心、刀身の粘り・・・どれを取っても、見事と言う他無い。初めて触った俺でも、これは凄く出来が良いもんだって分かるよ。何より気に入ったのは・・・」

 

━チャキンっ━

 

「これ、音鳴らす為に態と余計なパーツ入れてるだろ。飾り鍔って言ったら良いか?この茶目っ気と言うか、遊び心が堪らん。武器ってのは必要そのものが形であって、そのカッコ良さは機能美に由来するものが多いが・・・コイツは、()()って側面も強いな」

「・・・あぁ。その刀も、真価を見抜ける者の手に渡り喜んでいるであろう。さて、試し斬りが必要だな?」

マエさんがカチンッと硬質なフィンガースナップを響かせると、床から数十人のフルフェイスヘルメットを被った学生達が現れた。しかしその姿は青白く半ば透けており、幽霊のようにも見える。

「これは?」

「キヴォトス各地に散在する不良集団、通称ヘルメット団のミメシス、つまり模倣品だ。これもその刀も、実用に堪える造りにはなっている。遠慮無く試したまえ」

「へぇ、人造幽霊や質量ホログラムみたいなもんかな。じゃ、お言葉に甘えて・・・」

納刀して左手で腰元に持ち、鯉口を切る。そして膝を落とし、深く息を吐いて構えた。

「ッシァ!」

鋭く踏み込み、居合一閃。抵抗無くスルリと抜き放たれた刀身は、先頭に居たミメシスの頭を鋭く打ち抜く。

更に勢いを活かして体幹を軸に回転し、右隣に居たミメシスを鞘で殴り付けた。

 

━バガンッ━

 

けたたましい音と共に、ヘルメットを容易く陥没させる鞘。その慣性を殺さず、舞うように左脚を振り抜く。

吹き飛び倒れたミメシスはジリジリと薄れ、黒い粒子となって消滅した。

「悪く無さそうだな」

「おう!馴染む馴染む!」

「ではここから攻撃に移る。上手く立ち回れ」

「あいよォ!」

各々の銃を構え、此方に撃ってくるミメシス達。しかも中々照準が上手く、痛手を防いでもそこそこカス当たりしてしまう。

「良いね良いねェ!そう来なくっちゃ!」

一気に踏み込み、抦頭で太股を打ち据える。更に鍔を肩に引っ掛け、逆の肩を殴って反転。背中をヤクザキックで蹴りつけ、複数巻き込むように吹っ飛ばした。

「必殺技も使ってみるが良い」

「了解!」

【HOPPER!MAXIMUM DRIVE!】

感覚を研ぎ澄まし、エネルギーを左手に集める。その手で刀身を握り、抜刀するようにエネルギーを塗り付けた。

ダークグリーンの靄は刀身を覆い、圧縮されると共に真っ黒に変色。その状態で、刀を水平に振り抜いた。

 

━ザォウッ!━

 

刀身を延長したオーラの刃が、ミメシス全てを薙ぎ払う。血払いのように一振りし、残心を解いて振り向いた。

「あー、マエさん大丈夫かい?」

「あぁ。寸でで何とか、回避が間に合った」

伏せていたマエさんがギシギシと音を発て、何事も無く起き上がる。自慢のタキシードを叩いて埃を払いながら、此方に歩み寄って来た。

「して、如何かな?」

完全(パーフェクト)だマエさん」

「賞賛と敬意に感謝を」

ペコリと一礼するマエさん。俺は改めて刀を抜き、刀身を眺める。

「あれ、色変わってね?」

「フム」

その刀身は、峰側が黒く、刃が極めて薄い黄色に変色していた。唯一刃文だけは変わらず、眩しい鋼色を保っている。

「神秘の依代として変質した、か」

「多分、刃引きと飾り鍔のせいかね。実戦用じゃなく、儀式用の類いとして、蝗の禍津神を奉る宝刀・・・いや、呪刀と化したって所か。神楽剣舞でも良い音が鳴りそうだしなこれ」

神楽鈴を鳴らすように手首を捻ってみれば、チャキッと小気味良く音が鳴る。改めて軽く振り回したり、クルクルと曲芸じみたペン回しならぬ剣回しを試してみるが、若干手に馴染むと言うか吸い付くと言うか、喰い付いて取り落としにくくなったような感覚がある。しかし本当に手がくっつくかと言えばそうでも無く、離そうと思えば難無く離れる訳だ。

「良いねぇ、気を利かせてくれる良い刀になった。そう言えば、コイツの銘は?」

「まだ無銘だ。(なかご)にも切っていない。要望があれば、その通りに切ろう」

「ソイツは素敵だな。コイツにピッタリの名前、丁度思い付いたんだ。格好良く刻んでくれや」

再び納刀したそれをマエさんに渡し、伝える。新たな相棒の魂、名を。

 

(NOサイド)

 

「たァッ!ちェイ!ぅりェアッ!」

廃墟と化した、薄暗い高層ビルの中。群がってくるアンドロイド兵を、納めたままの刀で打ち払い、突き崩す仮面ライダー。派手な騒音は当然ながら敵を引き付け、増援がやって来る。間も無く殲滅が終わるこの集団は、既に第4ウェーヴである。

「ふぃ~、これで80ちょいか?雑魚ばっかでそこまでしんどくはねぇが、やっぱ発熱と消耗がやべぇな」

コンバーターラングの気門から真っ白な蒸気を吹き出しつつ、ドライバーの上に簡易増設したポーチからハイカロリーバーを取り出して口に放り込むライダー。2、3度咀嚼して飲み下し、一息吐く。

『次を最終ウェーヴとし、今日は撤退しましょう。最終ウェーヴに於いては、()()も解禁とします』

「オーライ。面白いモン見せてやッから、ちっとは小遣い弾めよな」

パキンと鍔を弾き、鯉口を切る。鞘を握る左手は小指を絞め、右手は抦に被せるように置いて、細く長く息を吐いた。

エアロディテクターを初めとした幾つもの高感度センサーを研ぎ澄まし、意識を集中させる。

『!!』『!!』

「ッシ!」

到着した増援。その小銃から放たれた弾丸を、刀で切り払った。そして雨霰と撃ち込まれる弾を、次々と刀身と鞘で叩き反らす。

「ったァ!ッシレェッ!」

前方2体。右の首を刀で刎ね飛ばし、左の側頭部を鞘の石突きで貫いて破壊。落ちた首を蹴飛ばし、後方の意表を突く。

「かァッ!」

右脚を踏み付け、左の壁まで跳躍。両手で握った刀を左に倒し、峰を左の上腕に添える構え。

「ヂェイッ!」

壁を蹴り、豪速の突進。敵陣の前線右舷を撫でるように擦れ違い、その腹を肩口で押し込んだ刃によって悉く割り開いた。

撃破6体。残存4体。

「さぁ、飯の時間だ」

【HOPPER!MAXIMUM DRIVE!】

ドライバーのメモリを叩き、マキシマムを発動。刀身を握り締め、何かを塗り込むが如く手を滑らせれば、どす黒い緑のオーラが纏わり付く。

『ほう、これは・・・』

「起きたか、蟲刃身(むしばみ) 蝗丸(いなごまる)

禍々しく輝く刀身を一撫でし、納刀。腰を落として地面を踏み締め、刹那の気合いと共に抜き放った。

 

「一刀両断、神食斬(かみはみぎり)!」

 

鞘の中で圧縮されたエネルギーが、一気に開放。三日月状の光波となって敵に襲い掛かった。

緑の刃が過ぎ去り、機械兵が崩れ落ちる。その身体は上下で泣き別れとなり、この上無く滑らかな断面を曝していた。

『これはこれは・・・凄まじい威力ですね』

「だろ?ま、ちっと消耗がキツ過ぎるが、な・・・」

ヒュッと蝗丸を振るい、鞘に納める。再び気門から排熱し、踵を返して今居た場所、廃墟と化した高層ビルを後にした。

 

(コウサイド)

 

「これと、あとこれも・・・」

「・・・」

とあるレストラン。ウェイターに幾つか注文を伝えて、メニューを閉じる。そして、既にその半ばが俺の胃に消えた5ポンドステーキにフォークとナイフを突き立てた。

「本当に、凄まじい食欲ですね」

「んぐっんぐっ・・・っまぁな。どうにも燃費が悪い代わりに、それを経口摂取で賄おうとするらしい。当然っちゃ当然だが、吸収効率が桁違いだ」

醤油ベースのソースに浸してすりワサビを乗せた肉塊を飲み下し、正面の保護者、黒服に答える。

「しっかし、俺に宿ってる哲学が蝗でまだ良かったよ。これがロードみたいな、文字通り身を削る能力だったら・・・」

「・・・どうなるので?」

「分からないかい?あぐっ・・・自分の肉体の消耗を、()()()()()()()()()()()()()()()()()事で補う事になる」

「あぁ、成る程」

理解したらしく、黒服は静かに引き下がった。まぁ、その眼は相変わらず爛々と好奇に輝いてやがる訳だがな。

「今回の報酬につきましては、オートマタ兵1体につき1万円、タンクオートマタ兵は3万円ですので、基本として70万円。更に、マキシマムによる新たな技を見せて頂いた分も加えて・・・ざっと、120万円になります。振り込みは何時も通りに」

「あいよ、ありがとさん」

スマホを立ち上げ、銀行口座の管理アプリを開く。

黒服に作って貰った、偽名義の口座。その残高は、既に1000万の大台に到達しかけている。ここ1ヶ月弱、ほぼ休み無く戦闘やその他の実験に付き合った結果だ。

そして、そこに新たに加算された金額は6()0()()。額面の半額とは言え、半日弱で稼いだにしては破格の値段だ。

「・・・そろそろ伺っても?」

「何を?」

「貴方が()()()()()()()()しつつ、()()()()()()()()()理由についてです」

「あぁ~、それ・・・あむっ」

残り1口分の肉塊を豪快に頬張り、噛み砕いて呑み込んだ。

まぁ、知られてどうこうって事も無さそうだしな。別に良いか。

「懸念っつーか、宜しくない予感がしてな」

「予感?どのような?」

「お待たせしました~」

「あらどうも~」

追加で運ばれて来たサラダボウルとベイクドポテトを受け取り、其々を口に運びながら回答する。

「俺の同級生、ホルスだったな?何でも、あの碌でも無ぇ兵隊野郎共、カイザーの奴らを潰せる単一兵力なんだってな」

「まぁ、やろうと思えば出来るでしょうね」

「そう。そんでもって、中身、あちっ・・・あー、人格に関しては、普通のガキンチョと大差ねぇと。これも合ってるか?」

「まぁ、少々攻撃的に過ぎますがね」

「そう。そこで問題が起こる」

フォークで葉野菜を貫き、頬張る。しゃきしゃきと咀嚼し、頃合いを見て呑み込む。空いたフォークは黒服に向けた。

「戦闘能力じゃ、向かう所敵無し・・・そんな()()を、自覚出来ねぇ馬鹿とは考え難い。やろうと思えば踏み倒せるカイザーの借金を、大人しく返してんのがその証拠だ。自分がそれを出来て、しかし出来た先にどんな結末が待ってるか理解してる。そして、暴れられる自分が居る事で、少なくとも敵性勢力を牽制出来る事も理解してる筈だ」

「成る程」

「だが、こう言うヤツは得てして、後悔に取り憑かれやすい」

「ほう、後悔ですか」

ベイクドポテトを切り、ステーキソースに浸して食う。しょっぱくてモッタリした口内のくどさを、サッパリしたサラダでリセット。

「なまじっか何でも押し通せる力を持っちまってる分、その力が及ばなかった、或いは行使が間に合わなかった致命的失敗に対して、凄まじい・・・それこそ、徹底的な自己否定に陥りかねない後悔に蝕まれる事になる。

本来、そういう失敗ってのはチームで分け合うもんだ。だが、俺の母校・・・アビドスは、俺含めて3人しか居なかった。その上1人死んじまったんだろ?」

「えぇ、仰る通りで」

「で、この叢雲コウとも仲違いして完全に空中分解」

「そう聞いていますね」

「そうなれば、共有も発散も転嫁も出来ない全ての責任を、自分だけでひっ被っちまう。得意分野が広いって事は、練り歩く地雷原が広いとも言い換えられるからな。そして、人より出来るからと更に広範囲の地雷原を歩き回る。結果、落ち度と言う地雷を踏みまくり、後悔と言う爆発を諸に喰らい、その破片を取り去る事も出来ず、心を膿みながら、それでいて自分で歩みを止める事も出来ない。止まるのは完全に心が折れた時か、もしくは・・・

特別な力、ヒーローの素質を持つ者が掛かるハシカみてぇなモン、なんだとさ。精神的に未成熟なら、尚更な」

空になったサラダボウルとスキレット。フォークはスキレットに置き、空いた右腕で頬杖を突く。

「そんな足下1本のジェンガよりもガタガタに不安定なメンタルしてる所に、全くの別人格が入った級友が会いに行ってみろ。叢雲コウを返せと牙を剥いてくるのは眼に見えてるさ。だから、俺は顔は出さん。少々心苦しいがな」

「成る程、大した心理分析ですね」

「なぁに、頭ん中の知らねぇデータが弾き出した演算結果さ。まぁ、的外れでは無いだろ」

「で、贈与に関しては?」

「それに関してはまぁ、出稼ぎ先から実家に仕送りするのは当然って事で。多分コウ(こいつ)もそうして欲しいだろうしな」

「しかし、思いっ切り怪しまれてますが?」

「・・・だろうな」

まぁ、急に毎日数十万円単位で出所不明の金が口座に突っ込まれるようになって、即ヤッターとなるアッパラパーなバカはそうそう居ないだろう。居たとして、多くて1割・・・程度であって欲しいな、うん。

そして今のホルスは警戒心MAXだから、恐らく手を着けない。着ける筈が無い。

「・・・ま、緊急時用のプールにはなるだろ。最終的に切れるカードってのは、多いに越した事はねぇよ」

「当の彼女は、そのカードを自爆スイッチだと認識していそうですがね」

「あー、1歩及ばなかったか~思考が」

まぁそうだよなぁ。見ず知らずの名義からの、返送不可の送金なんて怖いよなぁ。やっぱあれこれ1人で考えちゃダメだな。でも・・・相談出来そうなの、タイミングとか見てるとコイツしか居なさそうってのがなぁ~・・・

「さて、次の仕事は来週です。かなり大きな仕事なので、是非頑張って下さい」

「は?アタシ聞いてない」

「今言いましたからね」

「おうマジでそう言う所だからなテメェ」

ハァ、と溜め息を吐きながら、黒服のネクタイを強めに突っつく。対する黒服は、相変わらず喉を鳴らして笑うのみ。全く嫌になる。

「それと、明後日には貴方に依頼されたモノが完成します」

「おー、結構早いじゃん。テクノロジー弄り倒すのは得意ってか?そこら辺は頼もしいね」

「今日は、この後どちらへ?」

「バイク免許の本試験。名前と顔写真だけで何を証明出来るってんだかね。じゃ、会計頼んだぜ」

「えぇ、何時も通りに。お気を付けて、草薙(くさなぎ)イナホさん」

座席に掛けてあったレザージャケットを羽織り、席を立つ。

草薙イナホ。それが、今の俺の安直な名義だ。

 

To be continued・・・




~キャラクター紹介~

・叢雲コウ
銃が使えない飛蝗さん。一応ベレッタをホルスターに入れてはいる。
銀行口座やその他諸々で使う為、外では草薙イナホと言う偽名を使っている。命名も、叢雲→天叢雲剣→草薙剣→草薙、コウ→蝗→稲子→稲→稲穂という安直な連想ゲーム。
服装はキックホッパーのヤサグルマさんに近く、白のスカーフで口許を隠していると言うもの。
メインウェポンはマエストロに貰った刀。良く手に馴染むようで、これを作ったマエストロとは極めて関係良好。
ほぼ毎日戦闘実験等に付き合っており、その報酬の半分をアビドスに仕送りしている。但し、コンニャクビンタを受ける側の気持ちについては理解が1歩及ばなかったか模様。
この後、免許は一発合格した。

・マエストロ
ゲマトリアの芸術家。
以前作って死蔵していた失敗作の刀をコウに譲渡。作品としての拘りを知りつつ使い熟してくれるコウにかなり好感を持っており、マエさんと言う砕けた呼び名を許している。

・黒服
コウのメイン保護者。
コウからの報・連・相には応じるが、自分からはあんまりしないと言う碌でも無い大人。現在コウに依頼を受け、特殊なツールを作っている。
暁のホルスことホシノに関しては未だに動向を観察中。

~アイテム紹介~

・蟲刃身 蝗丸
マエストロが打ち、仮面ライダーが振るう刀。
刃は付けられておらず、鋼仕込みの鞘と合わせて打突攻撃を主に行う。しかし、振る速度によっては普通に斬撃になり得る得物。
鋒両刃の刀身は薄い黄色に染まっており、これはコウの神秘と恐怖、そしてガイアメモリのエネルギーが馴染んだ結果であり、持っているだけで攻撃力のバフが掛かる。
鯉口の締まりがキツく、ちょっとやそっとでは抜けない。この為、納刀状態のままでも十分武器として機能する攻撃力を持つ。
抜刀状態でマキシマムを発動するとエネルギー斬撃を飛ばす必殺技、神食斬となり、納刀状態ではエネルギーを蓄積、圧縮、解放するコンデンサの役割を果たす。
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