スターフォックスFree実況プレイ 帝国設立縛り 作:竹製手桶
【前回までのあらすじ】
アルジーを仮の仲間にしたメイ・イルード!正式加入するかは運次第!
功績を上げていくメイ・イルード!キリキリ働け!
皆さんこんにちは。今回はお目当ての任務であった『前線基地制圧戦』が発生したところから始まります。
「緊急連絡が入った。我々に抵抗するコーネリア軍の前線基地を奪取せよとのことだ。詳細はここのファイルに書いてある。各自目を通しておくように。そして、いつものことだがこれは持ち出し禁止だ」
マクベスの特徴は車両基地があることです。64本編では新型兵器ベンジャミンを運んでいるこの線路はマクベス占領において重要なポジションを占めています。この鉄道を手中に収めた陣営がこの惑星を支配すると言っても過言ではありません。
しかもマクベスは資源が旨い星。ここを占領するだけで弾薬や戦闘機に使える資材などが大量に手に入ります。その分向こうも必死こいて守ってきます。戦争初期にこんなにドンパチしてるのが証拠です。
今回もアルジーがついてきてくれると言うのでお言葉に甘えます。敵戦車を鹵獲出来ると捗るんだけど、ないものねだりしても仕方ない。それじゃあ降下用ヘリの運転を……じゃなくて前線に出たいだと?
ぶっちゃけ前線はメイがいれば何とかなるので人増やしても意味はありません。支援役とするにも、
これは資源とかをちょろまかしたいパターンだな。騙されんぞ。
「オレさまなら乗り捨てられた戦車を使えるし、基地から偽の情報を流して撹乱ってのも出来る。使わねぇ手はないだろ?」
――確かに、彼の言うことも一理あるかもしれないと思った。
あら、説得で成功判定されちゃった。そこまで言うなら仕方ない。彼を守れるように
今回はメイと
なお、今までお話してませんでしたが前線に出る際は全員アンドルフ軍のヘルメットを装備しています。
頭全体を守れる装備がこの世界では貴重なのもありますが、これを着けないと味方から誤射されます(一敗)
特にメイ以外は猿でないため、アンドルフ軍であることを示す装備がないとコーネリア軍と見做されるときがそこそこあります。スターウルフはアンドルフとピグマが作ったウルフェンが味方判定を示す装備となっているのでその心配はありません。
余談ですが、コーネリア軍で犬獣人、アンドルフ軍で猿獣人以外で始めると種族差別などのドロドロした闇を味わうことが出来ます。そんなところ現実に寄せなくていいから(良心)
そして任務をこなしているうちにお金が貯まったのでまた新しい義手と義足を買いました。なんと、これらには銃器が仕込まれています! ヒューッ!
使用可能な弾的に威力は然程出ませんが、不意打ちには使えますし何よりロマンがある。
今回の作戦ではまだ使いませんが、次回以降で電磁力義肢が修理中の場合はこちらを使うようにします。電磁力義肢は何気に修理期間が長いのでね。
銃器のコンディション良し、電磁力義肢良し、バッテリーパックも充電済。準備を済ませたらいざ鎌倉!
■
降下したらとにかく前へ出ます。原作さながらに岩を転がされるときもありますが、遮蔽物が増えるので不意打ちをしやすくなって助かります。ただし岩もホーミングランチャー等のロックオン対象になるので照準が吸われないように気をつけましょう。邪魔ならショットガンやマシンガンで砕きますが、やり過ぎると肝心なときに弾切れになるので程々に。
車両基地に着いたら基地内情報を持っている兵を探します。具体的にはこの赤いヘルメットを被っている兵士です。コイツを倒したら情報メモリを獲得し、味方に解析を頼みます。解析まで時間がかかるのは仕様です。分析完了までほぼノータイムなスリッピーや解析しなくても自前のテレパシーで中枢部が分かるクリスタルと比べてはいけない。彼らを抱え込んでるスターフォックスは本気で国家転覆狙えます。フォックスが善人で良かった。
うーん、基地内の敵が異様に少ないです。これはボスがいるパターンですね。
白兵戦で戦えるボスは殆どいません。クレーター作戦のようにプラズマキャノンを乱射出来れば倒せます。あとはネームドキャラが直接ボスとして出張って来るパターンなら何とか。
バイオウェポンは種と成長度合いによります。幼体ぐらいならまだ対処出来ることが多いですが、成体はほぼ無理です。
頼む、ネームドであってくれ。それなら手持ちの武器で何とか倒せるから……!
――基地の最奥部は空だった。まるであたし達を誘い込むための罠かのようだった。
――嫌な予感がする。別で動いている彼らの安否を早く確認しないと……!
「これは……マズい! 一旦引かないとマー達が危ない!」
「メイちゃん! 新手が来たわ!挟み撃ちにされているみたい」
Boss:コーネリア・キャタピラー
ゲェェェェェッ! 最悪の乱数を引きました!
プレイヤーとネームドキャラ以外のモブはほぼボス戦に勝てません。ボスがあと一撃で倒せる圏内だったらギリギリ倒せますが、今回は体力満タンです。
しかも戦車なので白兵戦だとほぼ引き潰されます。早く合流しないとせっかく強化した装備が全部水の泡です。
どけ!!! 私はリーダーだぞ!!!!
全力でリーダーを遂行する!!!!!
目の前を塞ぐ敵をマシンガンで薙ぎ倒し、効きにくい相手は
「こちらメイ! 前線基地の敵を掃討し脱出した! マー、アルジー! 応答して!」
「こちらアルジー。状況が変わりやがった! 何処からかテメェらの情報が漏れていたらしい。包囲された! 今はマーが前に出て奴らを引き寄せてるが、崩されるのは時間の問題だ!」
レーダーマップで味方の位置を確認。ンアーッ! 遠すぎます! 走って到着出来る気がしません!
「……話は変わるけどよ。テメェ、空の旅は経験済らしいじゃねぇか。 ちょうどここにマーが命を懸けて奪った戦車がある。一丁仕掛けてみねぇか?」
この会話は乗っかり攻撃のフラグです。乗っかってる方が主砲の反動でやられたりしない? と聞いたところ最新鋭の戦車なので大丈夫とのこと。本当?
アサルト本編ではやりませんでしたが同作のバトルモードだとランドマスターに物理的に乗れましたし、メイの場合は磁力でくっつけるので大丈夫でしょう。多分。大丈夫じゃなかったらアルジーに責任を取らせましょう(ニッコリ)
「その話、乗った!」
「合流地点は見えんだろ? そこに着いたら作戦開始だ」
「話は聞かせてもらったわ。メイちゃんのお気に入り、ちゃーんとお手入れしてあるから。持っていきなさい。マーくんをよろしくね」
急遽元リーダー救出作戦が開始されたところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
そんなつもりじゃなかった、なんて言い訳は戦場で通じない。あの空を縦横無尽に駆けるアイツにほんの少し嫉妬していた。誰もが抱く、当たり前の嫉妬。誰しもが納得する当然の感情。
天は一物も二物も奴に与えていた。頑強な体、正確にターゲットを射抜く腕前、空を飛ぶことも地上を駆けることも許された超人的な感覚。そして誰もを愛し、赦す救世主の如き精神性。
――マシンガンの弾が切れる。岩石を遮蔽物代わりにしてリロード。再び前線へ出る。
オレは地上で銃を撃っては逃げ回ることしか出来なかったが、それすらアイツの下位互換だ。誰も彼もがアイツの輝きに目を奪われた。アイツが功績を立てる度にオレは惨めになった。宝石の横に並べられる石ころの気分だ。
だからオレはピグマの誘いに乗った。元よりオレはコーネリアに大した忠誠心は持っていない。今は知らんが、当時のコーネリア防衛軍は犬獣人以外を排斥するきらいがあった。その中でアンドルフ様とピグマはオレを対等な存在として、愛すべき隣人として接してくれた。コーネリアに来たお客様ではなく、だ。そのせいもあって、犬派のアイツと反りが合わなかったのは置いておく。
――戦車には傷一つなし。歩兵隊はある程度減らせた。またリロード。残りの弾でどれだけ足掻けるか。
ピグマの作戦が成功して奴の羽をもいでやったとき、オレは醜悪な笑みを浮かべていたに違いない。石ころが宝石に勝った。お前もオレと同じ地に堕ちた。惨めで哀れなアイツとなら仲良くしてやってもいいと、そう思っていた。
「すまないが、私は生き延びなければいけない理由があるんだ。……ペッピーから貰った物が役に立つときが来るとはね」
オレが堕ちた機体の側に行って死亡確認をしようとしたときだった。
ピグマはもう悪態どころじゃあなかった。聖職者が泡を吹いて倒れそうな罵詈雑言を吐きながら、あり得ない奇跡が起きてしまった現実にどう対処するかに神経を擦り減らしていた。
「全ての責任は取れないが、半分ぐらいはオレにそれを負わせてくれないか」
「何や、同情のつもりか?」
「ヘマをしたのは君だけではない。それだけの話だ」
やがて使い捨ての部隊としてメテオライトが組織され、オレはその中に放り込まれた。悲しいことに、オレは生き延びる才能はあったらしい。
仲間を全員見捨てでも、作戦が失敗しても自分だけは生き残った。一番死ぬべき者が生き延びたと、かつてメテオライトだった者の遺族やアンドルフ軍の者達はこぞってオレに石を投げる。
「生きることに執着することは原始的な欲求だ。抗えぬのも無理はない」
「別にええんちゃうか。あの御方もあんさんが思うほど怒っとらんし。それに集団を纏める奴はいくらいても足りひんさかい、生きとんなら働いてもらうだけや」
自殺しなかったのは、貴き御方の決定と、彼の投げやりな言葉があったからだ。その言葉はオレの傷を決して治さなかったが、傷を拡げるようなこともしなかった。
オレはメテオライトのリーダーとして淡々と仕事をこなすだけになっていた。
――弾切れだ。マシンガンは重い鉄塊でしかない。それでもこれを手放してしまえば武器はなくなる。
今思うと、メイ・イルードに嫉妬したのはその淀んだ蜜色の瞳の中にアイツと同じものを感じたからだろう。
決定的に違うのは、アイツ……ジェームズ・マクラウドは世界の全てを愛した。メイ・イルードは幼馴染である青年ただ一人のためだけにその全てを捧げる気でいることだ。
彼女にとってアンドリュー・オイッコニー以外のものは全て等価値であるように見受けられる。この世界が彼主演の舞台であるなら、スターウルフの他メンバーは脚本のため動く助演男優ぐらいにしか見えてないだろう。辛うじてアンドルフ様が重要人物としてリストに入っている程度。そうでなければあの無関心さに理由がつかない。
全てを燃やして彼の傍にいようとする様は、身を焦がしながら輝く流星のようだ。
――地響きが聞こえる。あり得ない方向から、アンドルフ軍の基地がある方向から、まるで戦車が走るような音が聞こえる。
「マー、ありがとう! あとはあたし達に任せて! ここから先はあたし達が相手だよ!」
「アルジーさまの登場だぁ!この先は一歩も通さねぇぞ!」
その輝きにうっかり魅入られてしまったと言ったら、君達は笑うだろうか。