スターフォックスFree実況プレイ 帝国設立縛り 作:竹製手桶
タイトル考えてたら寝落ちして投稿遅れました。すみません。
主人公周りのオリジナル機体等の名前の由来は意図して揃えています。人物名は割と適当ですが。
【前回までのあらすじ】
武器を揃えるメイ・イルード!最終装備が揃うまであと一歩!
新しい母艦を手に入れたメイ・イルード!ここが新しいおうちよ!
皆さんこんにちは。今回はカタリナに向かうところから始まります。
カタリナは地上戦、もしくは白兵戦で挑むことになる星です。コーネリアからカタリナへ向かうにはセクターYを経由するかメテオにあるワープ装置を利用する必要があります。
カタリナは大規模な移民計画があった関係で駐留軍の使う情報基地が存在します。基地を叩けばコーネリア側に援軍が到着しにくくなり、攻略が少し楽になります。
その代わり、カタリナの基地にはランダムでビル・グレイが配備されます。彼はフォックスが士官学校にいた際の友人で、普通にモブより強いです。彼を傷つけたり殺すとフォックスからのヘイトがエラいことになります。地獄に堕ちろと言われたいマゾ兄貴姉貴は是非どうぞ。
今回はもし遭遇したら気絶に留めておきます。ただでさえスターフォックスは白兵戦主体プレイヤーの天敵なのに殺意まで持たれたらチャートこわれる。
なお、基本的にカタリナとフィチナは片方行ったらもう片方は行けません。ここは64を参考にしているんですかね?
フィチナはカタリナと同じく情報基地としての役割を持ちます。この情報基地は元々研究施設で、資源採掘が中止されてからコーネリア軍の情報基地として改造されたという経緯があります。
そんなこともあってコーネリア防衛軍の科学主任だったアンドルフや、彼の元にいたピグマはここの構造をそれなりに理解しています。スターウルフが派遣されるのもそのせいでしょう。
今回カタリナルートを選んだのは、フィチナにスターウルフが行くからです。彼らが勝てない相手はスターフォックスぐらいなので、それにメテオライトが加わっても戦力的なうま味が薄いです。カタリナ基地には中盤から終盤にかけて使える武器が出てくるので、ついでにそれを回収する目的もあります。
「今回のターゲットはこの基地。まず言っておくけど、あたし達がやるべきことは殺しじゃない。それを忘れないで」
「ということは、これから向かう先には民間人がいるってことだな。……気が重い」
「マクベスにいたとき、ノータイムで基地にいた奴を全滅させたアンタが言えた口か? オレの気は楽になったけどよ」
「えぇ〜!? 困っちゃうわ、せっかくおめかしした子達が寂しがるじゃない!」
「お楽しみが減るじゃねーか、どうしてくれんだよ、チビ。……そう睨むんじゃねー。ちゃんと従ってやるさ」
そして、これからの任務では民間人モブも出てきます。
なお、誤射でペパー将軍からの好感度が下がるのはスターフォックス側も同じです。スコアアタック界隈だと「一番の敵はアンドルフでもウルフでもなく邪魔な民間人」などと言われていたり。
カタリナ基地のミッションはマクベスとおおむね同じ流れです。
前線基地を襲撃!
たまにいる
■
さて、ここからしばらく任務をこなすだけなので代わり映えのしないシーンが続きます。
その間にカタリナ基地で手に入れる予定の銃『カランカス』についてお話します。
カランカスは
威力は最大強化しても初期武器である
通常プレイでは有毒ガス弾を使うこと自体お遊びなのであまり日の目を見ない改造です。戦闘機と戦車で事足りるから銃を改造することすらやらない? それはそう。
お察しの通り、カランカスはペパー将軍の負傷を抑えつつ確保するのに必要です。
他にも閃光弾『ウンバール』など装備の候補はいくつかありましたが、それらは確率で出現なのでいくら掘っても出てこないことがありました(一敗)
カランカスは改造という一手間が必要な代わりにカタリナの任務を一定数クリアすると確定で貰えます。確定入手は良い文明。
入手したら銃を改造出来る人物の元に持っていきます。今回は
なお、スリッピーとアンドルフはその上位互換となるスキル『稀代の発明家』を持っています。悲しいなぁ……。
「あらぁ〜、いらっしゃい。今日もイイ子が揃ってるわよぉ」
「銃の改造をお願いしたいんだけど、出来る?」
「お安い御用よぉ。何でも言ってちょうだい」
かくかくしかしか。彼はメイに対する好感度が結構高いせいか快く請けてくれました。素材は今まで使わず腐らせてたものなので痛手にはなりません。身内価格なので改造代も格安。うん、美味しい!
カタリナ基地は色々な武器が置いてあります。なので白兵戦で戦う予定なら是非チェックしておきたい場所です。
「あと、メイちゃんが気に入りそうな武器があったから拾って直しておいたの。見てくれるかしら?」
こ、このシルエットはデビルランチャー!
まさかここで手に入るとは。これ気に入ると思われてたってマジ?
実際嬉しいです。ここを陥落させたらいつスターフォックスと遭遇するか分からないので、保険となりうる最強武器の存在は心強いです。お守りと言うには重すぎる? それはそう。
ついでに電磁石義肢を修理に出してるので、仕込み銃義肢の改造もお願いしましょう。威力が豆鉄砲レベルで心もとないにも程があるので……。
「わたし、義手や義足は専門外だから役に立てるか分からないけど……。頑張るわ」
威力が上がった代わりに手足としての機能はちょっと怪しくなりました。具体的に言うと精密動作に少しマイナス補正がかかるようになりました。
それにしても排莢面倒臭そう(小並感)
「出来たわ! とっても可愛く出来たと思うけど、どう?」
「うん、いいと思う。ありがとう、カトル」
――カトル・ホルスターと親密になった気がする。
色々頼んだ結果、
初期好感度も結構高かった疑惑がありますねクォレハ……。基本的に好感度は高いほどメリットは大きいですが、一部のキャラには洒落にならないデメリットがあります。ヤンデレが開花したり、愛憎反転して物凄い殺意を向けられたり……。
ファルコやスリッピーのようなキャラは好感度をいくら上げてもあまり問題を起こさない傾向にあります。むしろ積極的に救援に来てくれたり、役に立つアイテムをくれたりします。アンドリューもどちらかと言えばこっち側に属します。
好感度が高過ぎると問題行動を起こす筆頭は意外にもフォックスだったりします。
彼は好きな人ほど戦争から遠ざけようとするので、主人公のことを好きになればなるほど戦いから距離を置くように説得してきます。特にスターフォックス陣営につくとフォックスからの好感度もかなりの速度で上がっていきますので、グッドエンドを迎えるのも結構難しいです。
クリスタルとの仲が拗れやすいのもこれが原因です。
「うふふ。どういたしまして」
想定外の事態が起きないかビクビクしているところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
メイ・イルードはあまり他者を頼らない。
自分で出来ることは全部自分でやってしまう。それが悪だと断じる訳ではないが、カトルとしては複雑な気分であった。
自分よりも明らかに年下の少女が左腕以外を全て義肢にした状態で志願兵になったことにまず驚いた。チームに入った後も何かに急き立てられるように訓練に励み、任務をこなし続ける日々。大人でも心が壊れてしまいそうなペースで少女は成果を重ねていく。
メイの心の支えとなっていたのはチームメイトの誰でもなく幼馴染の青年アンドリュー。チームメイトとはあまり言葉を交わさない彼女だが、アンドリューと会うなり年相応に甘えたり彼をからかったり、目に見えて元気になっていた。
(わたし達は頼りないのかしら。いいえ、きっとまだ仲間だと思っていないのね)
猿種族は同種族間で強固なコミュニティを築いている、とかつてカトルは聞いたことがあった。彼らは余所者を歓迎しない。
猿種族であるメイやアンドリューは自分達だけで完結した世界に生きている。その中にカトルをはじめとしたチームメイトは含まれていないのだ。
カトルにとって、それは何とも寂しいことだった。
だが、そんな関係は突然変わった。
「カトル、いる?」
「あらぁ〜、いらっしゃい。今日もイイ子が揃ってるわよぉ」
任務を終えたある日、メイはカトルの私室にやってきた。カトルはガンスミスである。銃のメンテナンスはお手の物。この部隊で使う銃器全般の整備をカトルは一手に引き受けている。趣味と実益を兼ねて、という訳だ。
「銃の改造をお願いしたいんだけど、出来る?」
「お安い御用よぉ。何でも言ってちょうだい」
銃の強化を頼まれることは度々あれど、改造を頼まれるのは初めてだった。一体どんな改造を頼まれたのかと、内心少しワクワクしながらカトルはメイから銃を受け取る。
それは一見すると小振りな拳銃だ。古めかしい素材のリボルバー。クラシカルなデザインも相まって実用品というよりは骨董品のような印象を受ける。
「これを……改造?」
「そう。これに相手を傷つけない弾を入れられるようにしたい。麻酔弾とか、催涙弾とか。出来る?」
カタリナに来てから、メイの戦闘スタイルは僅かに変わった。
以前は目撃者を消すために基地にいる敵を全員仕留めていた。しかし今は必要最低限の犠牲で任務を遂行することに重きを置いている。まるで誰かに殺した数を勘定されているかのように。
「出来るわよぉ〜。ただ、ワタシの技術じゃ麻酔弾は一分も保たないわ」
「それだけあれば十分。後はあたしの腕で何とかする」
「……ねぇ、メイちゃん。アナタ、何か焦ってなぁい?」
カトルの疑問は答えを期待していなかったものだ。いつもは無視されるか、首を振って返される。しかし、メイは珍しくカトルの目を見返して言った。
「殺してはいけない人がいる。その人はあたしの理想を形作るのに、どうしても必要になる。だから殺さないで、捕まえる。だけど今あたしが持っている武器は、他人を殺すためのものしかないから」
「理想を、形作る?」
「そう。あたしは大好きな人の理想を形作る。そのために大好きな人が嫌いなものを殺す。あたしはあの人の理想の礎になる」
普段のメイからは想像も出来ない、熱に浮かされたような言葉にカトルは面食らった。
「ふぅん……メイちゃんがそこまで尽くすなんて、よっぽど好きなのね」
「うん、大好き」
「……っ!そぉ〜……ワタシが聞いちゃっていいのかしらぁ?その人のお話」
「いいよ。カトルは口が固そうだからね」
その日、初めてカトルはメイの仲間になれた気がした。