スターフォックスFree実況プレイ 帝国設立縛り   作:竹製手桶

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【前回までのあらすじ】

カトルと仲良くなったメイ・イルード! オネエな牛さんは好きですか?
デビルランチャーを手に入れたメイ・イルード! 最強武器来た、これで勝つる!



16.「来ちゃった♡」「来ないで(切実)」

皆さんこんにちは。今回もカタリナ基地で任務をこなしているところから再開します。

功績ポイントは目標値まで貯まったので、アンドルフやピグマからお呼びがかかるまで任務をこなしながら待ちます。

 

「よぉ隊長。ちょっくら相談があるんだが」

 

珍しく雄鶏(チキ)から話しかけてきました。敵兵を撃つ度にメンタルがゴリゴリ削れていることが判明した彼ですが、雄馬(マー)にメンタルケアを任せているのでそこは問題ない筈です。

 

どしたん? 話聞こか?

 

「見間違いかもしれねぇから与太話として聞いてくれねぇか。オレが夜明けから朝の見張りを担当しているのは知ってるだろ? 最近、妙な影がコーネリア軍基地の方向にあるのを見たんだ」

 

(これがグレードフォックスの影だったら)マズいですよ!

 

「いや、母艦とかの影とは違ぇんだ。もっとこう……。生き物に近ぇんだ。例えるならオレ達がタイタニアで遭った蝶みてぇな。疲れてんのかもな、この戦争が終わったらどこか温かいところに行きてぇ」

 

スゥーーーーーーーーーッ………………。

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!(発狂)

 

落ち着きましたので解説します。

このイベントはコーネリア、カタリナ、フォーチュナー、フィチナのいずれかに滞在していると極低確率で発生するイベントです。

イベントの内容自体はシンプルなんですよ? 本来いる筈のないボスが現れたから倒すっていう内容なので、本来であれば割と美味しいです。メテオライトのみで倒せば討伐報酬は独り占めですから。

 

問題は、蝶のような見た目のボスの場合、()()()()()()()()()()()という点です。片方は以前我々がタイタニアで遭遇した『グリードイーター:成体』です。

 

そして残る片方はゼグダリア。即ちアパロイドです。かつてコーネリア軍をボッコボコにし、スターフォックスアサルトではアンドリューをレーザーで撃墜し、クリスタルを加えたチームスターフォックスで討伐したアパロイドです。

 

コイツのどこがクソかって?

白兵戦での討伐がクソ難しいんですよ、奴は。

 

討伐方法としては翅を攻撃して破壊してから核を叩く、初見でもかなり分かりやすいものです。しかし奴は実弾系の攻撃に耐性があります。ホーミングランチャーやスナイパーライフルでちびちび叩くしかありません。

しかも翅を破壊された後は高熱レーザーで溶岩を生成、それを落として攻撃するというものが追加されます。当然生身のキャラがぶつかれば一発でお陀仏です。

 

放っとくのも手なんですが、アパロイドはどちらの陣営にも属さないので放置していると惑星を丸々占拠されます(一敗)

そんなことしたら駐屯していたメテオライトの信用が消えますし、アンドルフとペパー将軍双方の好感度も下がります。帝国を作ったら関係なくなる犬の好感度は良いとして、アンドルフからの好感度が下がるのはまず味です。彼は感情で動く男なので、彼に嫌われるとすぐにバイオウェポンなりスターウルフなりを差し向けられて殺られます(三敗)

 

 

仕方ない。これは必要経費として腹を括ります。現状買える戦闘機の中で一番高価なものを購入し、アルジーに与えます。慣らしている間にゼグダリアがどこに出現したのかの情報を集めます。

 

 

「コーネリア軍基地が謎の生物に襲撃を受けている、だとさ。ビル・グレイという青年士官の活躍もあって思いの外善戦しているようだが、陥落するのも時間の問題だろう」

「いい気味ね。訳の分からない化け物とコーネリア軍、このまま潰し合ってくれないかしら?」

 

 

どうしてビルのいる基地を攻撃しているんですか?(電話猫)

 

 

アカンこのままじゃフォックスからの好感度が死ぬゥ! 下手したらアンドルフ軍とアパロイドが共謀していたとかの誤解も生まれかねません!

なお、アンドルフ軍に所属しているとフォックスはこちらの弁明を絶対に聞いてくれません。

精神状態によっては「こうなったのは全部アンドルフって奴のせいなんだ」「遺言は済んだか?」とか言ってガンギマリ状態で襲ってきます。地獄。

 

 

「メテオライト全員に通達。これより我々はコーネリア軍を襲う謎の生物の撃退を行う」

「おい、聞いていたのか? アレはコーネリア軍を襲っている。手を出さない方が我々にとっても得だ」

「そうよぉ。お邪魔虫同士が勝手に争ってるのよ? わたし達はここで高みの見物をしていればいいのよ」

 

まあ、傍から見れば敵に塩を送る行為ですからね。反対されるのも無理はありません。

 

「アレはあたし達の味方じゃない。コーネリア軍を潰したら奴らが次に狙うのはあたし達。ゆくゆくはアン……ゴホン。皇帝様にも危害が及ぶかもしれない」

「ダメよ。その前にあなたが無理をするかもじゃない。わたしは反対よ」

「アイツらは陛下を無碍に扱った報いを受けているだけだ。気にする必要はねぇ」

 

慎重派の雄馬(マー)はともかくとして、仲良くなったと思った雄牛(カトル)がなかなか首を縦に振ってくれません。えぇ……(困惑)

 

「オレは良いと思うぜ。コーネリア軍の奴等に恩を売ってやるチャンスだ。あの犬共にオレ達の勇姿を見せつけてやろうじゃねぇか」

「おれさまを使うんなら当然、必要なモンは用意してくれんだろうな?」

「もちろん。臨時ボーナスには色をつけておくよ」

 

その後も説得を行って何とか二人も出撃してくれることになりました。チカレタ……。

 

ホーミングランチャー、スナイパーライフル、撹乱用のミサイルランチャー。後はセンサーロケットとハナビも持っていけるだけ持っていきます。

電磁石義肢は修理中なので仕方なく仕込み銃の義肢で行きましょう。

アルジーは降下用ヘリを運転し、メイ達を投下したらすぐに帰還。今回購入した戦闘機『ホバ』に乗って合流する予定です。

 

他メンバーはスナイパーライフルとホーミングランチャーを中心にゼグデリアを攻撃。奴がコーネリア軍に向けているヘイトをこちらに向けさせるのが目的なので無理はしない程度に攻撃、アルジーが来るまでの時間を稼ぎます。

 

本当はコーネリア軍から攻撃されるのを防ぐためにステルススーツを着用したいところです。が、そうするとアルジーがこちらを視認出来なくなると本人から苦情を申し立てられたので止めました。ヘルメットも着けてないと流れ弾で死ぬので外せません。

ホバにはまだアンドルフ軍のペイントを施してないため攻撃される心配はないと思います、多分。

ツングースカで目的周辺まで飛んだらヘリに乗り込み、任務開始です。

 

 

――ミッション『未知との遭遇』を受注した

 

 

まずはロックオンした翅にホーミングランチャーをお見舞いしましょう。翅は後ろからでも攻撃判定があるので味方にもドンドン撃つよう命じます。

 

「こちらアンドルフ軍所属チーム、メテオライト! 援護に来た!」

「何、アンドルフ軍だと!?」

「確かにあたし達はアンドルフ軍。だけど目的はえ、ん、ご! 皇帝陛下の寛大な御心のもとに助けてあげるんだから感謝に咽びなさい!!」

 

一応援護するという宣言をしておきます。別にアンタ達のためなんかじゃないから!という点も強調しておきます。そうしないとコーネリア軍への勧誘メールが止まなくなります。

ついでにコーネリア軍の基地が近くにあると邪魔なので、基地とは反対の方向に移動するように誘導します。ホーミングランチャーのリチャージを待っている間にスナイパーライフルで狙撃。余裕があればセンサーロケットも仕掛けておきます。

 

「あたし達が時間を稼いであげる!」

 

しかし硬ってぇなオイ。大体のボスはパイロット状態で戦うことを想定していないのは分かってますが、こうも効きが薄いと気持ち折れそうになりますね。

 

アルジーが到着するまで戦況が動かないので、その間に白兵戦縛りにした要因である『ペパー将軍確保戦』についてお話します。

 

ペパー将軍確保戦は、コーネリア軍と敵対している陣営に所属していると発生します。

 

宇宙平和の要であるコーネリア軍の最高責任者であるペパー将軍。本作でも相変わらずアンドルフから敵意をギンギンに向けられていますが、彼は様々な星の自治権を管理する政治的な役割も担っています。少なくともライラット系で独立国家を立てるには、ペパー将軍からの認可は不可欠となります。

 

別に誘拐しなくても問題ないじゃんアゼルバイジャンと皆さんはお思いでしょう。そうなんですよ、本来なら上手く説得すれば書類にサインを貰えば勝手に進行するんですよ。

現に投稿者が独立国家を作る別ルートで進行してたときは話し合いと貿易を重ねて認めてもらいました。そのルートでは少数民族で開始した関係でコマンドベースの性格のレオンと親友でした。シナリオは滅茶苦茶だったけど非常に会話が楽しかったなぁ……。と、話が逸れました。

 

しかし、ベノム独立ルートの場合そうはいきません。原因はアンドルフおじさんにあります。

 

アンドルフおじさんはペパー将軍に並々ならぬ敵意と殺意を抱いているため、彼が嫌がることを積極的にやりたがります。コーネリア侵攻の動機も平たく言ってしまえば「ペパー将軍への復讐」ですから。

なのでペパー将軍が苦痛に顔を歪め、赦しを乞う姿を見たいがために、転送装置を用いてでも誘拐を目論みます。えぇ……(困惑)

腐った皆様が何かに目覚めてしまいそうな関係ですが、事実です。

 

そして誘拐事件を起こす訳ですが、凄く難しいです。雑魚とはいえコーネリア軍の数は脅威となりますし、装備はカチカチだし、ペパー将軍が立て籠る候補地は軒並み戦車出禁だしで難易度は高いです。

 

ですが、これらの要因は白兵戦に適性を大きく振ることで大体解決します。敵の数が多いならこちらが一騎当千の猛者になればいい。敵の装備が硬いならそれを上回る攻撃をすればいい。戦車が出禁でも生身が強ければ問題ない。それだけのこと。

まあ、本作は白兵戦でドンパチするよりも戦車や戦闘機で焼き払う方が早い戦闘バランスなので白兵戦に振るのは余程の馬鹿か私のような物好きでしょう。実際、作中で白兵戦に強いプレイヤーにモブが「生まれてくる時代を間違えたな」なんて言ってたりしてますし。

 

「アルジーさま参上! おれさまの獲物はコイツだな?」

 

と、そんなことを言っていたらアルジーが到着しました。

通信でアルジーにゼグダリアの翅を攻撃するように伝えましょう。彼は弱点さえ教えればかなりダメージを稼いでくれます。流石スターフォックス2でスターウルフに所属していただけある。みるみるうちに翅がもがれて第二形態突入です。

 

メイ達の仕事はまだ終わってません。現在はゼグダリアのタゲが一気にアルジーへ向いています。それを少しでも散らすためにチクチク攻撃します。センサーロケットやハナビも着弾しているので、メイにもヘイトは向いているでしょう。

注意するのは溶岩攻撃です。熱々になった地面にもダメージ判定はあるので岩を避ける際は余裕をもって避けましょう。

 

「も〜! 油断も隙もないわ!」

「ありがと、カトル!」

 

雄牛(カトル)が大きい岩をミサイルランチャーで破壊してくれてるので割とやりやすいですね。雄馬(マー)のホーミングランチャーやチキのスナイパーライフルもいい仕事してます。

 

この後の見どころさんはないので最後の一撃まで早送りします。最後の一撃は、切ない。

 

「こちらメテオライト。ターゲットの破壊を確認、解析用のサンプルを入手したら帰還する」

「おれさまはヘリを取りに一旦戻るぜ。その間に皇帝様への土産でも用意しておくんだな」

「にしても妙な敵だったな。悲鳴も何も上げやしねぇ、何だったんだ?」

「これでコーネリアの連中もオレ達のことを無視出来なくなった。いい気味だ」

「あらメイちゃん、どうしたの? 何か気になるものでもあった?」

 

ここで遺骸から体組織の一部とコアメモリを取っておきましょう。アンドルフおじさんへのお土産代わりです。これをアンドルフおじさんに見せると爆速でアパロイドへの対策がされるのですが、アパロイド登場時期には本ルートを完走してそうではあります。

後はアルジーの到着を待つだけですね。どうして等速にする必要があるんですか?

 

 

「待ってくれ!」

 

 

――あたし達の目の前にコーネリア軍の戦闘機が着陸する。皆が咄嗟に武器を構えるのを、あたしは手で制した。

 

「コーネリア軍所属のビル・グレイだ。……君達に聞きたいことがあってここに来た」

 

 

ビル・グレイのエントリーだ! なところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 





「住民の避難が最優先だ! 俺達でここを守り抜くんだ!」

アンドルフ軍との戦いの最中、突如としてソレは現れた。
喜びも悲鳴もなく、淡々とこちらを襲う姿はまるで機械のようで。しかし機械と言うにはあまりにも有機的な動きを見せる。不気味としか言い様がなかった。

奴の放つレーザーが、光弾が、仲間の命を落としていく。熱線が一生懸命築いた防衛線を焦がしていく。怒りによる視野狭窄は危険だと言うのに感情が暴れて回る。

そんな中だった。こちらから視認出来る位置に輸送用ヘリが止まった。援軍かと思ったら少しの間ホバリングして帰っていった。内心で落胆していたところ、思わぬところから砲撃のような音と通信が入った。

「こちらアンドルフ軍所属チーム、メテオライト! 援護に来た!」
「何、アンドルフ軍だと!?」
「確かにあたし達はアンドルフ軍。だけど目的はえ、ん、ご! 皇帝陛下の寛大な御心のもとに助けてあげるんだから感謝に咽びなさい!!」

砲撃かと思ったのはホーミングランチャーによる複数人の一撃を一ヶ所に集めたものだった。Aのペイントがされたヘルメットは確かに彼らの所属がアンドルフ軍であることを示している。観測手も見たのだ、間違いない。

「あたし達が時間を稼いであげる!」

そう言って彼女らは攻撃を開始した。生身であるにも関わらず、果敢に突撃する姿は無謀とも思えたが、その実は計算し尽くされた戦術であった。

ある者はスナイパーライフルを使って堅実に狙撃。ある者は味方に降り注ぐ光弾をマシンガンで撃ち落とす。センサーロケットなどの爆弾を設置しては奴の翅を攻撃し、基地に意識が向こうものならホーミングランチャーによる爆風が襲う。

完璧な連携は、彼らの友軍らしき一騎の戦闘機が到着しても続いた。惜しみなく使われる弾薬は彼らの持つ資源量の多さを暗示すると同時に、この怪物が彼らにとってもイレギュラーな存在であることを示していた。

ふと、俺は思った。コーネリア軍にここまで連携の取れたチームはいるのだろうかと。
士官学校を中退した親友ならこれを為せただろう。それほど彼は強かった。だけどコーネリア軍に彼と比類する強さの者がいただろうか?

知りたい。彼らの強さの理由が。何故そこまでの強さがありながらアンドルフ軍に与しているのか。

そんな思いに駆り立てられて、俺はコーネリアファイターに乗り込んだ。理由が分かるのなら始末書の一枚ぐらい書いてやっても惜しくはないと、そう思ったんだ。
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