スターフォックスFree実況プレイ 帝国設立縛り   作:竹製手桶

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あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いします。

書き溜めが無くなってからはライブ感で書いてるので、今最初の方を読み返して「ここ盛り込むの忘れてた……!」と悶えています。プロットぐらいちゃんと設定して、どうぞ。

【前回までのあらすじ】

雄鶏(チキ)との会話イベントが発生したメイ・イルード! 意外と平和主義。
アンドルフ直々に任務を受けたメイ・イルード! 本ルートの難関へ挑みます。



18.コーネリア解体ショーの始まりや!

皆さんこんにちは。今回は本ルートの難関のひとつ、ペパー将軍確保戦へ挑みます。

 

セクターYはアンドルフ軍の場合だとほぼ素通り出来ます。コーネリア軍と交戦するときもありますが、アルジーに先陣を切らせてツングースカから支援砲撃を行えば何てことはありません。

 

コーネリアに到着したら首都に乗り付けるのではなく街の外れに降りましょう。密入国なので人目に付きにくいところから出入りします。コーネリア軍の監視はザルなので電波ジャマーを上手く使えばこのように入国出来ます。

 

「アルジーとカトルはツングースカにて待機。将軍を連れてきたらいつでも出せるよう準備をお願い」

 

今回、アルジーはお留守番です。宇宙空間で万が一スターフォックスと遭遇した場合、彼に応戦して貰わないといけません。道中の疲労を回復させるためにも温存しておきます。

一緒にお留守番してもらうのは雄牛(カトル)。彼が好んで使うショットガンは攻撃範囲が広く、将軍に誤射されたら任務失敗は免れないので念の為外しておきます。もし母艦がコーネリア軍に攻撃されても彼ならある程度持ち堪えられるでしょう。

 

「心配性だな、テメェは。ま、オレさまは楽できるからいいんだけどな」

「分かったわ。メイちゃんが帰ってくるまでここを守り抜いてみせるわ」

 

ステルススーツを着用したらコーネリアの首都へ足を踏み入れます。

重要施設を守る兵士の中には赤外線センサー付きのゴーグルを装着している者もいます。なるべく兵士と遭遇しないルートを通りつつ祈りましょう(一敗)

アンドリューから貰った情報があるので、兵士の巡回ルートとペパー将軍が避難場所として選ぶエリアがマップに表示されています。警報が鳴ったらこの中のどこかで待ち伏せし、将軍を捕らえてトンズラします。

 

今回はポイント同士が一番離れているエリアをスタミナに秀でた雄馬(マー)、高低差が激しいエリアを跳躍力に優れた雄鶏(チキ)が担当します。彼らには将軍を運ぶために必要な足も用意してもらいましょう。

 

残ったメイの役目は……鬼ごっこの鬼。護衛を薙ぎ倒し、ペパー将軍を追い詰める役です。

ペパー将軍を追い詰め、避難シェルターに逃げ込ませます。そしてカランカスの弾で気絶させたら近くで待機している仲間と合流。そしてツングースカに積んであるワープ装置を使って帰還という寸法です。

 

 

「こちらマー、指定されたポイントに到着した」

「オレもだ。さぁ、派手にやっちまおうぜ!」

 

 

コーネリア防衛軍の本部である建物前へ到着しました。はぇ〜、すっごく大きい。

ペパー将軍がいるか心配になりますが、64の戦争中は確定でここに出現します。スターフォックスのステージクリア報告がいつでも出来るようにするためなのでしょうが一日中ここにいるのは辛い……、辛くない?

 

ステルススーツを使っていればこのあたりの監視はあって無いようなものです。これからペパー将軍を攫われることとなる彼らの将来を考えると胃が痛くなりますが、帝国を作るための致し方ない犠牲です。

 

「そこのお前! 止まれ! ここは立入禁止区域だ!」

 

残念、ステルススーツの効果時間が切れたので巡回中の兵士に見つかりました。光線銃(ブラスター)だとうっかり殺ってしまうこともあるので徒手空拳(ステゴロ)で意識だけ刈り取ります。

 

他メンバーに光線銃(ブラスター)を持たせているのは保険です。本作のNPCはネームド含め非殺傷アタッチメントを持たせても使ってくれないという深刻なバグ(仕様)があります(絶望)

いや、非殺傷アタッチメントを持たせるよりアーウィンやランドマスターを駆使して戦況を動かせと言われたらそうなんですけども。ハードの問題もあって改善MODも入れられないと海外兄貴達の間で炎上したらしいですよ?

 

光線銃(ブラスター)なら他武器と比べて相手を殺傷する可能性が比較的低く、初期武器なので余程のことがなければ確実に入手出来ます。フルで強化しても未チャージ弾一発なら将軍は耐えてくれるので、一発ぐらい誤射しても平気です。

誤射しないが一番良いんですけど、乱戦になるとそこまで気にしてる余裕が無いんですよね。

 

開かない認証つき扉は手斧(マチェット)でこじ開けます。手斧(マチェット)はマスターキー、はっきり分かんだね。

 

開けろ!デトロイト市警だ!

 

「侵入者だ!」

「相手は一人だ!者共、かかれ!」

 

将軍がいる部屋には確定で2人以上護衛がいるんですが……何で今回は6人いるんですかね!? 部屋ミッチミチじゃないですか!

 

とにかく蜂の巣にされないため初手閃光弾。ふらついている隙に一番近い敵を手斧(マチェット)で気絶させます。次にガトリングガン、マシンガン持ちを優先して攻撃します。

この世界に跳弾という概念は無いものの、位置取りをミスると将軍がお陀仏するので迅速に処理します。義手と義足はダメージを受けても平気な仕様なので、急所に被弾しそうになったら右手と両脚で庇いましょう。

 

あ、今回は義手が仕込み銃、義足は電磁石仕様となっています。撤退時に輸送車の荷台などへ貼り付けたら便利なのでね。

 

「くっ……! 忌々しい猿共め……!」

「将軍お抱えの護衛って話だけど烏合の衆と変わらないね」

 

工事完了です……。

完全にブルってる将軍の前に行きます。無傷なことを確認、ヨシ!

 

「お迎えに上がりました、ペパー将軍。あたしはアンドルフ軍所属、歩兵部隊『メテオライト』のリーダー、メイ・イルード。突然のご無礼をお許しください」

「メテオライト……! 歩兵部隊でありながらマクベスの前線基地を壊滅させたという……!」

「あたし達のことを御存知でしたか。御安心下さい。アンドルフ軍は将軍、あなたを必要としております。この宇宙の平和を齎すのにあなたは必要です。コーネリアには()()()生きて帰って来れるとお約束します」

 

手斧(マチェット)を構えながら言う台詞じゃないですねクォレハ……。

 

「何故、私が必要なのだ」

「将軍、あなたはこの戦争を終わらせる鍵なのです。あなたの決断がライラット系全土を左右する。下らない嫉妬やプライドで、この宇宙の平和を壊さないで下さい」

 

実際、アンドルフの能力に嫉妬した犬共をペパー将軍が上手くコントロール出来ていれば、もしくはペパー将軍自身がアンドルフの思想を知ろうと歩み寄っていればこんな泥沼な戦争になる事もありませんでした。

身内以外がいくら死んでも全く心が痛まない上に手段を選ばないアンドルフと、部外者だろうと犠牲者が誰も出ないことを第一目標としているペパー将軍は根本的に相性悪いので仕方ないと言えばそうなんですが。

 

「それは出来ない相談だ……! アンドルフは危険だ。いずれライラット系を危険に晒すことになる。だからこそベノムへ追放した!」

「分かり合えないからこそ、我々は傷つけ合わない距離を保つべきでした。言葉を交わして、手を取り合えば分かり合えると信じるべきでした。でも将軍、あなたはその機会を自ら手放したのです」

「黙れ! 私はアンドルフの危険性を身をもって知っているのだ! あの非道な研究を君達は知らないのか!?」

「だから何です? それはあなた個人の感想に過ぎません。アンドルフはあなたの言う危険分子ではありません。むしろ全ての宇宙に平和をもたらす存在です」

「信じられるものか……! あの悪魔のような男の言葉を……!」

「Gディフューザーシステム、そして惑星間を繋ぐ転送装置。他にも色々な発明品がありますが、その基礎理論の発案者は誰ですか? 全てアンドルフです」

「……ッ!」

「彼の技術の恩恵に与っているのは、あなたを含めたこの宇宙に住む全ての人々です」

「だが……!」

「アンドルフは平和を望んで()()()()。その手段が非人道的であったとしても、彼は平和のために行動していたのは事実です」

 

厳密に言えば彼の身内が平穏に暮らせる世界ですし、今のアンドルフは復讐に狂ってるので当初の目的を覚えているかかなり怪しいところですが。

まあ平和のために活動していたのは間違ってません。嘘はついてません。

 

「将軍、あなたはただ頷いてくれるだけでいいのです。惑星ベノムはアンドルフの領地(モノ)であると認め、自治権を明け渡す。それだけであなたの命は保証されます」

「……それでも私は、アンドルフの考えを認めるわけにはいかない」

――来る。平和ボケして牙が抜けたかと思っていたが、奴は激動の時代を生き抜いた精鋭中の精鋭。その心は未だ折れていない!

 

 

Boss:ペパー将軍

 

 

本ルートの難所のひとつ、ペパー将軍戦です。かつてスターフォックスシリーズをプレイした皆さんは「コイツ戦えたんかい!」と思ったでしょう。ワタシモソーナノ。

ペパー将軍と戦うルート自体少なく、検証班の少なさ故にデータが全然ありません。

 

しかし適性は推定でオール星4以上、マイナススキル『平和主義』の影響を考えるとそれ以上あるでしょう。

それに将軍専用機『エアフォース・バウ』はアーウィンとウルフェンを除いた機体の中で最高峰の性能です。つまり空中戦で挑むと撃墜されます。

 

一番付け入る隙があるのは白兵戦です。適性が高いとはいえ、AIの賢さはマクラウド家やウルフに比べるとそうでもないので難易度自体は高くありません。

ただし、他のキャラクターと違い彼を殺したら帝国樹立ルートが成立しなくなります。なので殺害する恐れのある武器は実質使用不可です。向こうはこっちを殺す気で来ているのに、こっちから殺すのはNGという理不尽。

 

アッブェ!? 今回の将軍は殺意が高すぎる!

逃げながらも護衛から借りたショットガンやマシンガンで弾幕張って接近戦に持ち込ませない、通路には予めセンサーボムを仕込んでいる上にフルチャージの光線銃(ブラスター)乱射とか覚悟キマってやがる。

 

おとなしく連行される気は毛頭無いようです。メイの被弾も嵩んで義手と義足が丸見えになってしまってます。体力ゲージも赤色に突入。ふらついています。

 

仕方ありません。この後の撤退戦で使う予定だった煙幕弾を使います。ペパー将軍は犬獣人なので視界を遮る以外の効果は薄いですが、狙いが定まらなくなるだけでおつりが出ます。

 

「小賢しい猿めが……!」

「本性を現しましたね、将軍」

「何とでも言え!」

 

体力をどうにかして減らさないと麻酔弾は効きません。なので近接戦闘に持ち込みます。手斧に鞘をしっかり着けて、うっかり殺らないように気をつけます。

オラァッ! オラァッ! パリィからのカウンターで何とかダウンさせました。

 

「おやすみなさい、ペパー将軍。目が覚めたときには、新しい世界が待っています」

 

至近距離で麻酔弾を打ち込み、気絶したペパー将軍を担いだら通信機で将軍確保を伝えます。

マップを見ると……、雄馬(マー)の待機地点と雄鶏(チキ)の待機地点の間みたいですね。

 

「こちらメイ・イルード。ターゲットを確保した。マー、チキ、応答せよ……」

「こちらマー・サラブレッド。声からして手酷くやられたようだな、迅速に合流する」

「わりぃ! こっちは警備の連中に睨まれちまった! 囮になってやるからさっさと帰還しやがれ!」

 

さぁ、ここからはスピードが命です!

現在のコーネリアはペパー将軍失踪で大騒ぎとなっています。何で将軍失踪がこんなに早くバレてんですかねぇ……。

兵士が草の根かき分けてでも将軍を見つけようとしている中をツングースカ停泊地まで駆け抜ける必要があります。そんな体力で大丈夫か?

 

今は雄鶏(チキ)が囮となってある程度の警備を引きつけてくれています。ですがこのまま将軍を担いでいると兵士に囲まれてしまいます。

それを防ぐために雄馬(マー)と合流して将軍を隠しつつ運ぶ必要があるんですが……。

 

「何それ、どこから持ってきたの?」

「俺の私物だ。もう二度と乗らないと思ってたんだがな……」

 

何と雄馬(マー)はホバーバイクに乗ってきました。ウッソだろお前!

ホバーバイクの移動速度は市街地での中では上位に入ります。大当たりです。メイは後ろに乗るとして、将軍は……。一応縛って麻袋を被せてからサイドカーに載せるって? おかのした。

絵面が酷いですがロケハン時の木箱入り将軍よりかはマシでしょう。

 

「迎撃は任せたぞ。安全運転って訳にはいかなそうだからな」

「任せて、あたしはまだやれる」

 

これで前半戦は終了。後半は撤退戦。体力がギリギリですが、ここを乗り切らないと帝国は生まれません。気張っていきましょう。というところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 




電子ロックをこじ開けたのは招かれざる客だった。
Aの刻印が入ったヘルメットは、入ってきた者がアンドルフ軍所属であることを示している。片手に持っていたのは時代遅れな手斧(マチェット)。それで認証装置を壊して入ってきたのだ。

念の為にと配備していた護衛隊は侵入者へ一斉に発砲した。侵入者は何処からか出した閃光弾を投げ、最初は最も近くにいた者を。次にガトリングガン、マシンガンを持っていた者を。殺さずに気絶に留めているのは余裕か、それとも何か意図があってのことか。

「お迎えに上がりました、ペパー将軍。あたしはアンドルフ軍所属、歩兵部隊『メテオライト』のリーダー、メイ・イルード。突然のご無礼をお許しください」

涼やかな声を聞いて初めて、私は侵入者が女性だと知った。そして彼女の名前は報告書に上がっていた()()()()と一致していた。

マクベスにて基地ひとつを全滅させた。生身で前線基地へ突入し、アンドルフ軍が侵攻する足掛かりを作った。彼女に撃ち落とされた戦闘機や戦車の数は計り知れない。

彼女を観察して私が最初に思ったのは薄気味悪さだ。
殺しを楽しんでいるのであれば、まだ理解のしようがある。しかし護衛を倒す様子を間近で見た限り、彼女は殺しに何も感じていない。邪魔な荷物を捨てるように、ただ淡々と。

怒りが湧いた。私の護衛として自ら名乗り出てくれた者の中には、新しい家族がもうすぐ生まれる者もいた。これから幸せになるはずだった者も大勢いた。
この基地にいるのは、全て家族のために戦う者たちだ。それをこんな……単なる作業のように殺されていくのは許せるものではなかった。

「アンドルフ軍は将軍、あなたを必要としております。この宇宙の平和を齎すのにあなたは必要です。コーネリアには()()()生きて帰って来れるとお約束します」
「何故、私が必要なのだ」
「将軍、あなたはこの戦争を終わらせる鍵なのです。あなたの決断がライラット系全土を左右する。下らない嫉妬やプライドで、この宇宙の平和を壊さないで下さい」

嫉妬だと? 私がアンドルフに対して嫉妬していたとでも言いたいのか。

私の選択は間違っていない。アンドルフは生きたまま肉体を継ぎ接ぎし、おぞましい生物を幾つも作り出した。研究によって環境が汚染されても奴は知らん顔だ。
そんな奴を野放しにすれば、やがてはこの宇宙の全てを掌中に収めるだろう。私利私欲のために宇宙を食い潰す、そんなアンドルフを野放しにしてはならないのだ。

幾度か言葉を交わす間も、彼女は手斧(マチェット)から手を離さない。力づくででも私を連れて行くつもりだろう。

「将軍、あなたはただ頷いてくれるだけでいいのです。惑星ベノムはアンドルフの領地(モノ)であると認め、自治権を明け渡す。それだけであなたの命は保証されます」

彼女は微動だにせず、私の返答を待つ。しかし私は首を縦には振らない。

「……それでも私は、アンドルフの考えを認めるわけにはいかない」

それが私の答えだった。宇宙の平和と、自分の命を天秤にかければどちらが重いかなど分かりきっている。
私の返答にメイ・イルードは目を見張る。それも一瞬のことで、すぐに元の涼しげな顔に戻る。
彼女の手斧を持つ手に力を込めるのが見えた。私は銃を構えて彼女の眉間を狙う。しかし彼女は怯むことなく、私への攻撃を開始した。
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