スターフォックスFree実況プレイ 帝国設立縛り   作:竹製手桶

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モチベが帰省してきたので初投稿です。

【前回までのあらすじ】

治療のついでに改造手術を受けたメイ・イルード!俺は人間をやめるぞ!
スターフォックスの進路がほぼ確定したメイ・イルード!ここから新たな作戦が始まる。


21.(将軍の気分が)冷えてるか〜?

 

皆さんこんにちは。今回は下準備をしていく回となります。こいついつも準備してるな。

準備を怠ったら秒殺されるのはこの世の常だし多少はね?

 

やーっとお医者様が義肢を返してくれました。ちょっと遅かったんちゃう?(辛辣)

こ↑こ↓で機能回復プログラムを受けないと能力値が下がったままなのでちゃんとクリアしましょう。受けないまま進行して、低いステータスのまま戦場に突貫する奴なんていねぇよなぁ!?

 

今回主人公の場合は的当てと制限時間内にダミー人形を護衛するものです。実はこれ、ストーリーモードでフォックスがチュートリアルでやるものの使いまわしなんですよね。親の顔より見た光景で見どころさんは無いので早送り。

 

 

《生体認証中……。『メイ・イルード』ノ情報ト一致。ゲートオープン》

「皆、ただいま」

「おかえりなさい、メイちゃん!」

「死んだかと思ったぜ。これ以上オレさまをヒヤヒヤさせるようなコトはすんじゃねぇ」

「アルジーに同じく。ま、この後は快気祝いでもするか。アンタの好きな果物も取り寄せたぜ」

「再会を喜ぶのは後にしろ。今は仕事中だ」

 

会話イベントが予想より長くなったので一部はカットしました。反応からして雄牛(カトル)、その次に雄馬(マー)が高そうですね。雄鶏(チキ)は……普通っぽいです。アルジーはこの中では低めですが、スキル『疑心暗鬼』で元々好感度が上がりにくいので仕方ない。

 

背中から撃たれなければまぁ良し!

 

一通りの会話イベントが落ち着いたらペパー将軍の様子を監視カメラで見ます。ペットカメラの方が綺麗に写ってそうな画質ですが、幻覚症状や自傷行為が見られないのは良かった。ここで将軍のメンタルがドボドボだったらちょっと遠回りする必要がありました。

 

ツングースカ内にある自室へ行き、義足を仕込み銃のものへ変えます。服は……隊服でええか。空のカランカスも装備。防具はちゃんと装備しないと効果がないので指さし確認ヨシ!

 

 

装備する武器は仕込み銃とカランカス以外身に着けてはいけません。()()()()()()()()()()()()のでね。あまり武装しても不信感を植え付けるだけで旨味はありません。準備が出来たらほらいくどー。

 

 

――これはあたしだけで行わないといけないことだ。深呼吸して扉を開く。

 

 

まずは様子見です。向こうがこちらの話を聞いてくれる状態にあるかどうかの確認。それ次第でこの後の作戦が大きく変わってきます。

 

殺意ビンビンでいらっしゃったらアンドルフとの対面中に乱入してペパー将軍を奪還する作戦にします。ほぼ確実に追手が差し向けられますが何とか振り切りながらコーネリアへと護送します。攫った相手をまた攫うとか訳わからねぇな?

こっちのルートだと、スターウルフが追手になったら詰みます。ウルフ兄貴やピグマは白兵戦もイケるので、各個撃破を狙おうとしても返り討ちに遭います。やめてくれよ……(懇願)

 

もし将軍がこちらの話を聞いてくれるようだったら、ペパー将軍と一時的に同盟を組みます。

我々の要求はもちろん、ベノムの自治権。相手の出方にもよりますが、将軍の要求が惑星コーネリアへの不可侵なら割と何とかなります。ライラット系ぐらいに規模を広げられると厳しいですが。

こちらのルートの難点は将軍に裏切られるとどうにもならなくなるところです。コーネリアへ将軍を送り届けた後、交渉そのものを無かったことにされるとか頭に来ますよ!

 

ロケハン時は体感ですが前者が7割、後者が2割ぐらいの確率でした。残りは発狂してるとか自害とかのどうしようもないものです。

 

さて、今回はどっちでしょう。どっちも同じくらい面倒なので自害してなきゃこちらとしてはOKです。

 

――ペパー将軍。彼の目からは希望が消えていない。その忌々しいほどに真っ直ぐ前を向いているのが気に食わない。だけどあたしにとって奴は必要だ。殺してはいけない。煮え滾るような憎悪を飲み込んで笑顔を形作る。

 

「ご無沙汰しています、ペパー将軍」

「……メイ・イルード君か」

「名前を覚えて頂き光栄です。お加減はいかがですか?」

 

取り敢えずは話を聞いてくれそうですね。やったぜ。開幕肉弾戦は避けられました。会話を続行しましょう。

 

「ああ、おかげさまでな。手荒い歓迎をしてくれたものだ」

「申し訳ありません。こちらも余裕がなかったもので」

 

好感度が圧倒的に足りないので塩対応もいいところです。基本お人好しで温厚なペパー将軍にあるまじき表情ですが仕方ないね。ここで大暴れしないのはここで暴れても仕方ないという冷静な判断か、それともこちらをナメてるのか。

 

あ、そうだ(唐突)

主人公の口調についてですが、猿獣人は基本的に年功序列制のコミュニティを形成しているので、年上相手には敬意を払います。なので年上相手には敬語になるようです。敬語がちゃんと使えるって時点である程度の教育はされてるってことも分かります。

 

「それで何の用かな。私の見舞いに来たという訳でもあるまい?」

「はい。単刀直入に申し上げますと……ベノムを、我々にください」

「……何と言った?」

「ベノムを我々に譲って頂きたい。アンドルフの望みはあなたの死ですが、そうなっては困る事情があたしにはある。そこで、ベノムの自治権の譲渡を条件にあなたと同盟を結びたい」

「正気か? それに、君は……」

「言ったでしょう、コーネリアには()()()生きて帰って来れると。あたしはあなたを必ず生かしてコーネリアへ送り届けます」

「……信じて良いのだな?」

「ええ、もちろん。あたしを信じて下さい。……命を狙ってきた相手を信じろと言われても説得力はないでしょうが」

――将軍はこちらの様子を伺うように見つめている。

 

主人公がここで全く動かないのはプレイ時、ここでもう一押しするか引くかを悩んでいたからです。判断が遅い。

 

「…………正直に言うと、君のことを疑っていた。君は私を始末しに来た刺客ではないかとね」

「そうでしょうね、普通はそう思うでしょう。ですが今あなたが生きているということはそういうことです。あなたはあたしの助力が必要で、あたしはあなたの力を必要としている。お互いに利害は一致していますよね?」

「ああ、そうだな」

 

――将軍はあたしの手を取った。

 

ペパー将軍との敵対状態が解除され、秘密裏に同盟を締結することに成功しました。

文書にして残したいところですが、ここで文書を作ると確実にアルジーや雄馬(マー)あたりにバレます。

特に狡猾さは宇宙一のアルジーにバレたら彼経由でこの情報がピグマに流れ、アンドルフの耳にも届くかもしれません。そうなったらおじさん大激怒からのライラット系大破壊に繋がります。おじさん許して! ライラット系こわれる!

ライラット系が消えたら帝国どころじゃないし実績も『宇宙の終焉』になっちゃう!

 

この後はアンドルフがペパー将軍を始末する前にコーネリアへ上手いこと直送します。

注意すべきは一度アンドルフとペパー将軍を対面させないと驚くべき執念で追ってきます。一回会わせて溜飲を下げさせてから掻っ攫いましょう。

 

チームスターフォックスと遭遇出来る地点が分かれば将軍を引き渡すことが出来るんですが……。フォックスが†覚悟完了†してた場合、なり振り構わずアンドルフを殺りに行くので低乱数でペパー将軍が死にます。

そのため、チームスターフォックスは存在しないものとして扱います。原作主人公の姿が見えない実況とは……?

 

――煮え滾る憎悪を必死に押し込める。反吐が出そうだが感情を外に出してはいけない。

 

「ここから脱出するには何とかして隙を作る必要があります。アンドルフ様はあなたを痛めつける絶好のチャンスを逃さないでしょう。それも、子供がお気に入りの玩具で遊ぶように何度も繰り返す。その間を狙います」

「まるで見てきたような言い方だな」

「経験則です。アンドルフに痛め付けられたあなたをあたしが回収し、コーネリアまで護送します」

 

アンドルフはペパー将軍で憂さを晴らせるチャンスを逃しませんし、気が済むまで繰り返します。が、将軍が死ぬ寸前になると回復させてから再び虐めはじめます。その間を狙うという訳です。

もちろん追手は来ますが、ペパー将軍がボロボロの状態なら「まぁアイツはすぐ死ぬしええやろ……」と考えるため幾分か追手の追跡が緩くなります。楽になるとはいえ、スターウルフが来るときはありますが。

 

「近いうちにアンドルフはあなたと会うでしょう。生身であれ、何であれ。その間、あなたの命は危機に晒される。ですが心配することはありません。ただ生き延びることだけをお考え下さるよう」

 

ペパー将軍が生きてコーネリアに戻れればベノムへの不可侵はかなりの確率で達成されます。されなかったらリセットするだけです。

我々に出来ることは将軍が事故って亡くならないようにすること。そのためには主人公のスキルの強化が必要です。

 

尺の都合上今回はここまで。次回はスキルの強化をしていく予定です。ご視聴ありがとうございました。

 




「これは…………」
「ええ。執刀したわたしが言うことではありませんが、この数は常軌を逸しています」

メイとの面会後、アンドリューは彼女の担当医に呼び止められた。彼女は緊急連絡先のひとつをアンドリューのものにしている。逆も然りだ。それを見た医師は彼がメイの身内であると判断したらしい。

診察室で医師が語ったのは、想像を絶する回数の手術件数。それは全てメイ・イルードへ行われた改造手術の回数だった。

「これは……全て彼女が?」
「ええ。全て彼女自身の要望です。同意のサインもあります」

医師はメイが行った改造手術の回数を指折り数えながら答えた。その数はもうすぐ二桁に届く。アンドリューは言葉を失いかけた。

「彼女の身体は、もう……」
「ええ。既に彼女の身体の過半数は人工物です。眼球と脳、脊椎の一部以外はほぼ置き換えられています」
「そんな……」

アンドリューの知るメイは、体を動かすことと甘いものが好きで、よく笑う溌剌とした少女だ。
そんな彼女が、既に身体の半分を機械に置き換えられている。その事実が彼の胸を強く締め付ける。

「わたしも驚きました。特に人工脊椎の移植手術は、成人男性であっても発狂しかねないほど過酷な手術です。それを彼女は易々と行いました」
「なぜ……そんなことを?」

アンドリューはメイの手術履歴を食い入るように見つめながら医師に尋ねる。医師はアンドリューのその剣幕に驚きつつも、少し間を空けてから答えた。

「それは……彼女が、そう望んだからでしょう」
「メイが、そう望んだから……?」
「彼女が常に身につけている義肢は、人工脊椎による電気信号や神経伝達の補助機能があります。それこそ、彼女が失った生身の腕や足と同等。あるいはそれ以上の機能を持っています。彼女はそれを必要だと感じたのです」

理由は医師が語るまでもない。
彼女はアンドリューの夢を叶えるためにアンドルフ軍へと志願した。四肢の大半を失った彼女が兵士となるには身体機能の回復が必須だ。過酷な戦場を生き延びるには文字通り優秀な手足が必要だった。
サイボーグ化手術についてはアンドリューも知っている。彼の敬愛するアンドルフが確立した技術でもあるし、目を失った者が代わりとなる機械の眼を移植したという話も聞いたことがあった。だが、メイの場合はその範疇に収まらない。自分の体を使い捨て、兵器に作り変えるのと同じである。

メイが戦争終結後のことを全く考えていないのは、アンドリューも薄々感づいていた。彼女は無我夢中のまま、戦火へ飛び込んで行った。
しかし、アンドリューは違う。戦争が終わった後の方が本番だと思っている。

「メイと私の間には、大きな勘違いがあるようだ」

アンドリューもメイも、この代で戦争を終結させるつもりだ。
この戦争の始まりは親世代の些細な仲違いだった。早く手を打つべきだった対立があまりにも長く続いた。だから個人の動機と戦争を続ける理由が一緒くたになって、収拾がつかなくなっている。縺れた糸のように絡む思惑は当人ですら把握しきれないだろう。
それを解こうとしているか、縺れたところごと切り落とそうとしているかがメイとアンドリューの大きな違いだろうか。

「私は、メイに生きていてほしい。戦争が終わっても、ずっと」

アンドリューはおじを支え、肩を並べる存在になりたいと思っている。その想いは今も変わっていない。それはそれとして、メイと共にいたい気持ちがあるのも真実だった。自分を揶揄ってくる彼女、自分の夢を応援してくれる彼女、アンドルフの甥という立場を気にせず接してくれる彼女。そのどれかが欠けても、今の彼はない。

「アンドリュー様。いつかあなたは残酷な決断を迫られるでしょう。その時、あなたは答えを誤らないよう」

アンドリューの決意を察している医師はそう前置きして、ある資料を手渡した。その資料に目を通したアンドリューは、思わず目を剥く。

「これは……!?」
「くれぐれもご内密に。情報源がわたしだと悟られてはいけません」
「しかし……これは……」
「ええ。この資料に書かれていることが事実ならば、メイ・イルードは……」

アンドリューは医師から受け取った資料を何度も読み返す。そこに書かれた情報の真偽を確かめるためだ。だが何度読んでも、その情報の信憑性が揺らぐことはない。むしろ、その情報が真実である可能性の方が高いとさえ思えてくる。

「……ありがとうございます。先に対処するべきことが見つかりました」

悍ましい事実だが、この情報は今のアンドリューにとって最も必要だった。

「メイ、お前は何を望んでいるんだ?」

メイの担当医と別れて一人になった後、アンドリューは誰もいない廊下でぽつりと呟く。
彼女はアンドリューの夢が叶うことを誰よりも願っている。そのために自分の命も惜しくないと思っている。それは彼女の行動が証明しているし、その想いはアンドリューも共有している。

しかし、その願いの根源にあるものが『死』であるならば。アンドリューはメイの想いに応えられない。

「私は……、お前を失いたくないだけなんだ」

靴音すら反響しそうな静寂の中、アンドリューは一人呟いた。

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