一度は折れた魂で少年は本物を守る   作:ノ ル

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最近、まえがきを書かなくなったのでまえがきを考える方が本編書くより手間取ってます


馬鹿につける薬は無いこともないかもしれない

過去

 

『なぁ、八幡。』

 

『…………』

 

『辻野殿の事は残念であったが生きてくれんか。生きて、お主から…我の仲間から友を奪った天人に、その要因となった幕府に鉄槌を下すまで…身を隠してはくれぬか…』

 

『…材木座。俺はもう疲れたんだ。天人も幕府も関係ねぇ、俺にはもう生きる希望もねぇ……帰ってくれ』

 

『それがお主の望む事なのだな……もうココには来ないよ……スマン』クッ……

 

それ以来、奴はここに来ることはなかった

 

現在

 

放課後

 

奉仕部へ向かった俺は、入口で中を伺っている雪ノ下と由比ヶ浜を見つけた

 

「何やってんだお前ら?」

 

「うひゃぁ?!」

 

おいおい由比ヶ浜驚き過ぎだろ?そんなに驚かれると八さん的にポイント低い……小町の口癖移っちまったぜ

 

「びっくりさせないでちょうだい。中に変質者がいるのよ。………あれ、あなたの知り合いじゃなくて?」

 

「お前には俺がどう映っているのかよく分かったよ。………仕方ねぇ。」

 

そう言って俺はドアの隙間から中の様子を浮かないと、なんか既視感のあるロングコートの全体的にデカい野郎が居た

 

「(何で面倒くせぇ野郎がいんだよ!モブの不審者で良いよそこは!)」

 

ひとまず中に入ることにした

 

ガラガラッ

 

「おお!お主は!八幡…八幡ではないか!久しぶりだなぁ!」

 

「なんだ、お前かよ……座椅子」

 

「座椅子じゃない、材木座だ!!それより、お主が処刑された後、我もまた処刑されたのだ」

 

「な!?……お前、家族が居ただろう。妻と娘は?」

 

「分かってくれたよ。『侍が約束1つ守れないでどうする』って送り出されたさ…本当に勿体ない程、良い女だよ」

 

「そうだな…」

 

「ところで、外の娘たちは貴様の女か?」

 

「おいおい、俺たちはおじさんだぜ?それに、雪ノ下は辛辣だし、由比ヶ浜は好きな奴が居るみたいだしな……じゃねぇよ!お前何しに来たんだよ?!」

 

「そうであったな。外の2人、入ってくるがよい。」

 

ガラガラッ

 

「それで、ご用件は何かしら?」

 

「これを見て感想を貰いたくてな」スッ…

 

そう言って材木座は懐から機械を取り出した。配線だらけで真ん中がアナログ時計になっていた。

 

「おい材木座。これってもしかして… 」

 

「八幡にはわかるか!これは模型だが我らが使っていた物だ」

 

「変わった時計だね?」

 

「知らぬ者にはそう見えても仕方の無い物よ…雪ノ下殿はどうだ?」

 

「テロリスト集団“攘夷組”。その代表、『鬼畜参謀』が使っている爆弾ね。模型なんてどこで手に入れたのかしら?」

 

ちょっと、雪ノ下さん?その鬼畜参謀という名のバカが今貴女の目の前にいるんだよ?

 

「これは自作でな。よく出来ておるだろう?」

 

『よく出来ておるだろう?』じゃねぇよ!それだけかよ!

 

とか思っていると…

 

ガラガラッ

 

変なキリンの着ぐるみ?が入ってきた

 

???【材木座さん!新徒組だ逃げよう!!】

(※新徒組...生徒会直轄の治安部隊。)

 

「マリアベルではないか!よし、撤退だ!…八幡、辰巳に気を付けろ。ではまたな。ワッハッハー!!」 (˙ᗜ˙  ) =͟͟͞͞ =͟͟͞͞ ダダダダ

 

「あ!おい、材木座!」

 

 

数分後

 

 

「比企谷くん、あの変な生き物は何?何故、材津くんと逃げたのかしら?彼は一体何者なの?」

 

「アレは材木座のペットのマリアベルだ。逃げた理由は、賢い雪ノ下なら予想が着いたんじゃねぇか?」

 

「……」

 

「アレは馬鹿だが、そこまで悪いやつじゃない。ただ……………負けたことが受け入れられないだけさ」

 

八幡が最後に言った言葉は、雪乃達には何を指しているのかはまだ分からない

 

 

 

翌日の昼休み

 

今日は雨なので、教室で食べてる八さんだが、金髪縦ロールがうるさい。

 

「あたし、ちょっと用事があるから行くね?」

 

「あ、そうなん?なら飲み物買ってきてよ。あーし今日忘れちゃってさぁ」

 

「それが、昼休み丸々居ないっていうか……」

 

「最近、結衣付き合い悪くない?この前もそう言って放課後バックれたじゃん!」

 

うるせぇよ。もう少し声抑えてやれよ

 

「いやぁ、私事で恐縮ですというか…」チラッ

 

由比ヶ浜さん、助けを求めるようにこっち見ないでね?八さん関わりたくないのに…ハァ…

 

「おい、そこの金髪縦ロール」

 

「それあーしの事言ってる?」ギロッ

 

おー、勇ましいねぇ。こんな調子じゃ大抵の奴らは止められねぇな。だが、八さんの方が上だよ小娘

 

「お前以外にそんな髪型居ねぇだろ金髪縦ロールちゃん?…それと、ギャーギャー喧しいんだよ。発情期ですか?コノヤロー。」

 

「アンタに関係ないし。今はあーしと結衣が話してるんだから関係ない奴は引っ込んでろし!」

 

「関係ない事ねぇよ。由比ヶ浜は俺の知り合い、そんな奴が絡まれてんだ。これ以上に助ける理由なんて要るか?それにな縦ロール。話し合いってのはそんな高圧的に言うもんじゃねぇよ。落ち着いてもう1回話してみな。由比ヶ浜」

 

「うん。あのね優美子、実は…」

 

由比ヶ浜は雪ノ下と昼食を食べる約束をしていたことを話した。

 

「え…そ、そうだったん?それなら早く言ってくれれば良かったのに…あーし高圧的に言っちゃって…ごめん、結衣…」

 

本当は友達を大事にするいい子なんだけどなぁ。言い方がなぁ…

 

「ううん。アタシこそ、もっと早く言えば良かったよ。これからも仲良くしてくれる?」

 

「当たり前っしょ!…アンタのお陰で結衣と話せたし。ありがと……てか、アンタキモい陰キャかと思ってたけど案外良い奴じゃん。名前は?」

 

イマドキの若い子ってホント辛辣よね。八さん悲しいよ

 

「ホント君たち一言余計だよね。…俺の名前は比企谷 八幡だ。気軽に八さんって呼んでくれ」

 

「じゃあ、比企谷だからヒキオって呼ぶから。あーしの事は優美子って呼ぶし!」

 

俺言ったよね?八さんって言ったよね?あれ?無視?悲し…まぁいいけど

 

「優美子か…優しくて可愛いお前にピッタリないい名前じゃねぇか」

 

「ふぁ?!き…急になんだし////(可愛いって言われた////良くみたらヒキオ、結構整った顔してるし…。でも、あーしには隼人が…////)」カァァッ!!

 

マジヒキタニクンベーワー

 

ソレナ ダナ

 

なんか変なべーべー言ってる奴居んだけど?そのあとの2人、初ゼリフそれでいいのか…

そして、優美子さん?なんで顔真っ赤にして怒ってんの?八さんなんかやっちゃった?

 

ガラガラッ

 

「そのくらいにしてくれないかしら。由比ヶ浜さんがいつまでも来ないから迎えに来たわよ。今度から遅くなるなら連絡してくれるかしら」

 

「ごめん、ゆきのん。でもアタシゆきのんの連絡先知らなかったし…」

 

「それなら、一概に貴女だけが悪いとも言えないわね。行くわよ由比ヶ浜さん」

 

「あ、待ってよゆきのん!…優美子、また明日一緒に食べようね?それじゃぁ行くね」

 

「うん、わかった…。転ばないように気を付けろし」

 

俺の周り、変わったヤツが多くね?氷の毒舌姫、アホの子、不器用オカンってどこのギャルゲ?

 

「よし、じゃあ今日はヒキオも一緒に食べるし!」

 

「え?マジで?」

 

「マジだし!」ガシッ

 

「ちょ?!わかったから!手を離してって力つよ?!」

 

こうして、三浦に半ば強制的に連れられ八幡は三浦グループと食事をとるのだった。

 

 

 

数日後

 

トントン

 

「?」クルッ…ツーン

 

「あはは!引っかかった!」

 

「…なんか用か?戸塚」

 

「あのね、いつもペア組んでる子が今日休みで、比企谷くんにペアになってほしいんだけど…ダメ?」ウワメヅカイ

 

神様、なんでこの子は男なの?おかしくない?八さん前世含めてこんなに可笑しいと思ったことないよ

 

「いいぜ、やるか」

 

ヒキタニクンアブナァァイ

 

「…」スッ…パコーン……ガシャァァン!!!!!!

 

八幡が打ち返したボールは、真っ直ぐにフェンスまで飛んでいきフェンスを大きく凹ませて止まった

 

「す、凄いよ!やっぱり比企谷くんはテニス上手いよ!テニス部に入らない?」

 

「いやぁ、すまんな戸塚。八さんもう部活入ってるから」

 

無理だとは思うが一応雪ノ下に聞いてみるか

 

 

「無理よ、貴方に団体行動が出来るとは思えないわ。……でも、貴方という共通の敵で他の人達が一致団結するかもしれないわね」

 

「だよなぁ。…まぁ、俺ァここが少し気に入ってるんだ。だから、ここを去る気はねぇさ」

 

 

ガラガラッ

 

「やっはろー!」(*^^*)ノ

 

「由比ヶ浜、その挨拶似合ってんな」

 

「えへへ、そう?」( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )テレテレ

 

「おう、アホの子みたいで似合ってるぞ」

 

「アホじゃないし!ヒッキーのバカ!」

 

いやいや、八さん知ってんだからね?君の定期テストの順位下から数えた方がとっても早いってこと。優美子に教えてもらったからね?

あの後連絡先聞かれて、携帯あんまり使わないからって渡すと驚かれたなぁ。それから毎日夜8時から2時間メールをする様になったよ

 

「そんなことより、外の奴放っといて良いのか?」

 

「あっ…忘れてた!彩ちゃんごめん」

 

「大丈夫だよ由比ヶ浜さん。それでね、僕の依頼は…」

 

戸塚の依頼は『テニス部は弱小で3年が引退したらもっと弱くなる為、戸塚自身が強くなって説得すればみんな真剣に取り組んでくれるんじゃないか』という事らしい

 

 

翌日から昼休みは戸塚の自主練を手伝う事になった。手伝うと言っても俺たちはテニスの経験がそこまで無い為、体力作りメインで技術面は最近何かと話すようになった金髪縦ロールこと三浦…「優美子」…優美子が協力してくれる事となった

 

「今日はありがとな!優美子」

 

「友達の頼みだから、それにあーしも久しぶりにテニスしたかったから気にするなし(それに…チラッ…結衣や雪ノ下さんとヒキオがどういう関係なのか気になるし…)」

 

「優美子のような友達が居て俺ァ嬉しいよ。それじゃあ、まずは基本の体力作りからだな。ランニング1km、筋トレ(腕立て、腹筋、スクワット)各種10回の3セットからやっていこうか戸塚」

 

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※作者は筋トレの経験中学の雨の日の部活動くらいしか無いけど、これくらいなら軽い方だよね?

有識者教えてくださいm(_ _)m

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それから数日間、走り込みと筋トレをし優美子の許可が出たので、コートの使用許可を貰い優美子コーチの元、本格的な練習をしていると

 

グキッ!

 

「大丈夫か戸塚!」

 

戸塚が足を捻ってしまった。

 

「まだやるのかしら?」

 

雪ノ下はそう言うと校舎に向かって行った

 

「雪ノ下さんに呆れられちゃったかな?」

 

「そ「そんなことねぇよ戸塚。」ヒッキー?」

 

「雪ノ下は確かに毒舌でキツいとこがあるが、一本スジの通った奴だ。1度やるって決めたら、最後まで諦めねぇよアイツは…(まぁ、周りの環境が恵まれていたからかもしれねぇがな)」

 

現代社会に生まれ何不自由なく育った雪ノ下達と、前世は戦乱の世に生まれ小さな頃から戦場で屍から食料や武器を漁り生活をしてきた自分を比べ、八幡はそれが羨ましく思っていた。自分も、前世からこんな時代に生まれていたら、何も失わずに居れただろうかと…

 

「やぁ、テニスしているのかい?」

 

「えっと、誰だったっけ?多串君?」

 

「な!」

 

「違うし。アイツの名前は葉山隼人だし。ほら、お昼を一緒に食べたことあるでしょ?」

 

「優美子も居たのか。じゃあ俺達も参加していいかな?ヒキタニ君。」

 

「は?…悪ぃがここはテニス部顧問と生徒会に許可がないと使えねぇ。だから俺たちは全員許可貰ってんだよ。やりたきゃ許可貰ってこいよ。そして、俺は比企谷(ヒキガヤ)だ。ルビまで振ったんだからちゃんと覚えやがれ」

 

「ヒッキー最後メタいよ」

 

「「「由比ヶ 浜(結衣)…メタいなんて知ってたのか」」」

 

「それくらい知ってるし!みんな酷いよ!!」

 

だってねぇ?『アホの子』って二つ名が付きそうなあの由比ヶ浜だよ?

 

「まぁまぁ、皆でやった方が楽しいじゃないか。なあ、皆」

 

多串君(葉山)の声に後ろに居た眼鏡女、ベェベェ男、セリフ無し男2人は賛同した

 

「お前らは遊びのつもりでも、こっちは真剣に練習してんだよ。」

 

邪魔すんじゃねぇ

 

ふざけた事を言う葉山達に、八幡はほんの少しだけ殺気を込めて言った。

 

「(何だこの感覚は?!まるで心臓を誰かに握られているような、蛇を前にした蛙のような感覚だ。逃げないと!)…すまない、今日は帰るよ」

 

そう言うと葉山一行は逃げて行った。

 

「ヒキオ、今…雰囲気変わんなかった?(なにあの感じ…。)」

 

「ん?そうか?」

 

「(今は普通だ。あーしの気のせいかな?)ヒキオ、何かあったらいつでも相談に乗るし」

 

「ありがとな」ナデナデ

 

「勝手に撫でるなし////」

 

この後、三浦の頭を撫でていたことを由比ヶ浜に問い詰められ、そこに救急箱を持って戻ってきた雪ノ下も加わった。三浦は戸塚の手当をして練習は終わった。

 

 

 




今回はここまで。
最後無理矢理感があるけど許してください。

二学期から銀魂系の話を入れようかなって思ってます。
リクエストあればコメントでお願いします。


材木座を攘夷志士で出したのは、パク夜叉が思い浮かんだからです。

次回は、川崎登場回です

ヒロインどうしよう…  

  • 雪ノ下雪乃
  • 由比ヶ浜結衣
  • 三浦優美子
  • 平塚静
  • 相模南
  • 鶴見留美
  • 今井信女
  • 川崎沙希
  • 長谷川泰三(全力ネタ路線)
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