Archives   作:彼岸花ノ丘

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No.01 雑誌

 古来より、海は怪物の住処である。

 例えば日本では海坊主と呼ばれる妖怪が有名だ。西洋では巨大イカの怪物であるクラーケンがおり、旧約聖書にはレヴィアタンという化け物が登場する。近年では南極や北極に現れる、ヒトガタ・ニンゲンという都市伝説が有名だろう。

 それら怪物の多くは、創作の存在なのは言うまでもない。クラーケンはその正体がダイオウイカだとされているが、深海からやってきた彼等の多くは瀕死であり、小さな船さえも沈める体力はないだろう。「漁船を襲う怪物」という意味では、やはりクラーケンも創作上の存在である。

 だが、果たして全ての怪物がそうなのだろうか?

 海では毎年数え切れないほどの新種生物が発見されている。その大部分は小さな生き物であるが、中には大きな生物もいる事は否定出来ない。

 そして生物の中には、五十年ぶりや百年ぶりに存在が確認された、という種も存在する。生息数が極めて少なければ、それだけ遭遇も稀という事だ。

 

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 そもそも海は現代でも、調査が行き届いていない領域だ。科学者によっては宇宙よりも謎が多いと言う。

 特に深海は、ほぼ何も分からない。深海調査を行えば毎度のように新種の生物が発見され、その多様性、そして生物の多さに驚かされる。

 此処であれば、人類未発見の生物、または発見から何百年も経っている生物が潜んでいても不思議はない。

 

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 つまり、海底に建設された軍事基地は発見が困難である。

 

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 ある米軍関係者の証言によれば、米海軍の秘密基地がフロリダ沖にあるという。

 都市伝説に詳しい諸兄であれば、ここでピンと来るだろう。

 そう、フロリダ沖と言えばバミューダ・トライアングルが有名だ。謎の海難事故が相次ぐ怪奇海域に、米軍の秘密基地が存在する。

 果たしてこれは偶然なのだろうか?

 

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 ここから導き出される結論は一つ。米軍は巨大未確認生物を秘密裏に捕獲し、恐るべき生物兵器に作り替えているのだ。

 この驚愕の事実をすぐには受け入れられないだろう。しかし米国の陰謀論者達の間では、この陰謀論が正しい事は今や常識である。

 更にこの陰謀論の提唱者は、かつてハーバード大学に在籍していたミナ・イルティ氏も含まれる。あのハーバード大学に入る頭脳の持ち主が真剣に語る陰謀。これだけで荒唐無稽とは言い切れないだろう。

 

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 この疑惑について問い合わせたところ、現在まで米国政府から返答はない。

 不都合な事実には沈黙を返すという事か。

 

(ページが汚れていて読めない)

 

 既に米軍は生物兵器を完成させ、いずれ訪れる爬虫類型人類の侵略戦争に備えている。

 我々一般市民に出来るのは、その日が来るまで神秘の研究と魂の研鑽を続け、高次元意識体との接触の時を待つ事だけだ。

 

 

月間超カルト 2026年8月号

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