皇帝に捧ぐ讃歌 帝国は異世界と共に   作:ミミ・スタジオ

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プロローグ〜勝者ノ凱旋〜

神暦1137年(西暦2030年)9月18日

神聖ドレスデン帝国首都シグルズ

皇帝宮殿ー皇帝の寝室

私は、眠りから覚ました…外からは民衆と親衛隊兵士たちの歓喜の騒ぎが聞こえる。

?(あぁ、そういえば今日が式典だったわね…今年で何回目だったかしら。)

私がそう考えていると、

コンコンと扉を叩く音がする

メイドA「陛下、お目覚めでいらっしゃいますか?」

メイドB「式典前にお食事とお召し替えがございます。」

エルフのメイド達が私を起こしに来たようだ

?「えぇ、起きてるわ。すぐに準備するから少し待っててくれるかしら?」

そう言って私はベッドから出て、メイド達と共に控室へ移動した。

ー皇帝控室ー

メイド達に髪を解いてもらいながら朝食を食べる

?「今年の式典は去年よりも規模が大きくなるかしら、エリス…レズノフ?」

エリス「はいアルン陛下、去年は魔王領への侵攻で参加兵士が少なく簡素な物でしたが」

レズノフ「今年は戦況が優勢になり、兵力に余裕がありますので例年通りの規模で行われます」

アルン「そう、なら良かったわ…政務で予行練習に参加出来ていなかったから不安だったけど、これで少なくとも来賓の方々には満足して貰えそうね」

私は朝食を食べ終わり、着替えの為立ち上がる。それから服を脱ぐ。

レズノフ「では陛下、式典用の正装にお召し替えの間放送局が式典のニュースを放送しておりますのでご視聴されますか?」

レズノフが尋ねる

アルン「えぇ、お願いするわ」

私が答えるとエリスはTVを付け、ニュースが流れた

アナウンサー「…もありましたが、本日の戦勝50周年記念式典は例年通りの規模で開催され、米ソ両国首脳も参加する為既に首都に到着し陛下の準備を待っているそうです。市民の皆さんの反応を現地リポーターが取材しているのでここで中継を…」

ニュースを見ているうちに着替えが終わった。

私は腰掛け衛兵の到着を待つ

レズノフ「陛下…B-21ステルス爆撃機の納入数が予定より遅れている状況ですので、この際米国大統領に直接言ってみてはいかがでしょうか?」

レズノフが私に尋ねる

アルン「そうね…でも今はTU-160Mの配備が優先だから多少遅れもいいのだけど…まぁ、一応言っておこうかしら」

メイド達と会話をしていると

近衛兵「陛下、準備が完了いたしました…陛下の登壇を待っています。」

衛兵が完了の報告をし、私は会場へと赴く

会場へ到着してからは、ただ私が登壇して皆が敬礼し…私がいつもの演説をして、国歌が演奏され、兵士達の行進、T-90などの戦車の大行進、ヘリ部隊や戦闘機、爆撃機の飛行…正直どれも見飽きてしまった、私には兵器が進化しても同じに見えてしまうみたいだから。

アルン(でも…国民は、私と帝国の勝利の日と歓喜し讃えている、皆が幸せなら私はそれだけで満足できる…こんな日々を作るのに帝国は様々な出会いと別れを経験した、私と魔族達の…100年の旅路を)

パレードが続く中、私は目を閉じ過去の記録を思い出す。

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