皇帝に捧ぐ讃歌 帝国は異世界と共に   作:ミミ・スタジオ

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記録4 "国境侵犯"

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ファイル "帝国領土"

・ドレスデン帝国は大陸の東側一帯を領土に持つ、

面積は地球でいうユーラシア大陸の3倍。

・人口 1930年時 魔族 約70億人

         人類 約120億人

広大な帝国領土だが未開拓の地域も多数あり、沿岸や大河沿いに人口が集中している為中央山脈付近の住民は

少数となっている。

ーーー

ーー

 

新暦1037年(1930年)4月10日

ー帝国東部国境付近ー

??軍の野営地

騎士「殿下、総員攻撃体勢が整いましたご指示を」

銀の甲冑を装備した金髪の少女が、椅子に座り紅茶を飲んでいる

?「そう、ならさっさと越境して周囲の村を焼き払いなさい。それと分かってるとは思うけど魔族は見つけ次第皆殺し、捕虜はいらないから。」

青き目を細め、不気味な笑みを浮かべ少女は立ち上がる

?「さぁ!、魔族狩りの始まりよ!好きに奪い、殺し、暴れて尽くしなさい!」

総員「おおおぉぉぉ‼︎」

ー付近の村ー

村人「はぁ、今日も少し天気が悪いな」

村人2「ああ、これじゃ干し肉を作るのは難しいな…

氷屋の倉庫に保管して快晴の日にまた作業しよう」

帝国兵「ここ最近ずっとだよな、魔法が使えればあの雲を吹き飛ばすんだかな」

帝国兵2「じいさんの代では多少使えたらしいが、俺達の世代じゃもう完全に使えないしな、しょうがねぇよ」

村人や兵士達が天気の不調を話していた、この村は干し肉を特産品にしていて丁度生産時期に入っていた

村長「…近くの教会からシスターさんを呼んで雲を消してもらえるようにお願いするとしようかのぅ」

村人3「この帝国で魔法が使えるのはシスターだけだからな…でも1番近い教会は3日かかる」

村人2「…俺はこの村から出た事がないから分からん」

帝国兵「なら、俺が行こう…兵士が1人抜けても大丈夫だろう」

こうして帝国兵が教会に向かう準備をして出発間近に

なった時

子供「村長さん、西の街道から大勢の人間がこっちに来てます」

村長「こんな所に、珍しいな…よろしい、わしが話して来よう迷ったのかもしれん」

村長と数人の村人が村の入り口まで行く

村長「何かご用ですかな、それとも道にでも迷ってしまわれたのですか?」

先頭の女が馬から降りて

?「ええ、私達はこの村に用があったので…取り敢えず村の皆様、ここで死んでくれませんか?」

村長「な、何を言っt」

女が一瞬差してあった鞘から剣を抜いたと思ったその時

シュッ‼ ……ボトッ‼︎

僅かに差し込んだ光が剣に反射し輝いたと同時に、

村長の首が地面に落ちていた

?「ふふ、さぁ!死ぬ時間よ魔族共‼︎」

ー3日後、キツェン教会ー

"トリスタン・ベルツ"シスター

キツェン地域唯一の教会兼配属のシスター

ベルツ「〜♪、主への祈りも終わりましたし子供達の

クッキーを作らないと」

ベルツは日課のお菓子作りをしようとキッチンに向かうとした時

ガチャン‼︎

勢いよく教会の扉が開いて

帝国兵「はぁ…はぁ、こ、ここのシ、シスターは貴女で、すか?」

全身傷だらけで血を流しながら兵士が飛び込んで来る

ベルツ「は、はい私ですが…って酷い傷早く手当しないと‼︎」

帝国兵「い、いえ…私に、構わず…それよりも、早く…帝都に、連絡を…"隣国が国境侵犯セリ………防衛部隊は全滅……付近の村が襲撃されており直ちに援軍を"…と…

…ウッ」ガクッ

ここまで無理をして来たのか、言い終わると同時に

息を引き取った

ベルツ「……こんな状態で3日も耐え、ここまで伝えに…分かりました、貴方の犠牲は無駄にはしません。

主も貴方を讃えるでしょう、どうか安らかに」

ベルツは魔法陣を展開し、帝都の大聖堂に向け伝達魔法を使用する

ー同日、帝都ー

アルン「…ねぇ、シェルナー」

シェルナー「何、アルン?」

アルン「何で私の下着を貴女が選んでるの?」

シェルナー「だって、アルンが買う下着って全部色気が無いから、代わりに私がとってもセクシーな大人の下着を見つけてるんだよ」

アルン「例え貰っても着ないわよ、そんな破廉恥な物…必要ないでしょ普段」

アルンとシェルナーが下着店で買い物?中

シェルナー「え、私との初夜で着るんじゃないの?」

アルン「いつ私が貴女の婚約者になったの、そんな事はあり得ないから」

シェルナー「えっ、子供の頃あんなに好き好きコールしたのに」

アルン「いつの話よそれ」

2人が会話をしている時

ディートリヒ「姫様、シェルナー‼︎緊急事態です‼︎」

ディートリヒが血相を変えて店に入る

アルン「ディ、ディートリヒどうしたの?そんな青い顔して」

シェルナー「緊急事態?」

全力疾走で来たのか息が荒いディートリヒが

呼吸を整えて

ディートリヒ「隣国が国境侵犯を犯し、付近の村を襲撃しており、既に帝国軍の防衛部隊は全滅し辛うじて逃げ切った兵士が教会に情報を伝えた後死亡…帝国軍は迎撃に10万人の兵士を派遣させています。我々も自警団員50万人を集めました、姫様は宮殿の陛下へ報告をシェルナーは私と現地へ」

アルン「た、大変!…分かった、私はお爺様へ報告と隣国へ抗議文の作成をするわ。」

シェルナー「よし、私は現地で作戦指揮と取ろう…」

1人は宮殿へ、2人は部隊と共に現地へ向かい

事態の終結を目指す

 

次回 「記録5 "聖騎士と熾天使"」

 

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