綾瀬家。有名な霊媒師、芸名はドドリア三太、本名を綾瀬星子が暮らすこじんまりとした神社である。この綾瀬家の結界は無許可の悪魔や怨霊は絶対に入ることが出来ず、それどころか宇宙人でさえ無許可で入れば大ダメージを受けてしまう。
駒王神社を始め、他の神社の結界は悪魔などが無許可で入ることが出来なかったり、入ろうとすれば悪寒などで力が入らない程度である。この違いは住んでいる神職の結界術の力量の差である。確かにバラキエルは日本の神職の中ではトップレベルに強いが、怨霊を祓える…霊媒師としての適性から見れば中程度だ。だが、この神社の主人である星子は日本最強の霊媒師と呼ばれているのだ。
「おら!!バカ博士!!見知らぬ男の悪魔2人、常識知らずの貴族の娘の許可書を出したんだ。それ相応の駄賃寄越しな」
「なに言ってんだババア!?この前、無償でDVDレコーダー直してやったろ!それでチャラだろ!!バラキエルさんはタダでくれたぞ!!」
「たっく、バラキエルも我が弟子ながら甘いんだよ」
そこでアドルフは1人の若い美女…実年齢からして美魔女と冗談半分に口論を行っていた。その美魔女こそ綾瀬星子であり、この神社の主人。現在は義理の孫3人+居候の招き猫?と共に暮らしている。
「綾瀬さん!白音さん!黒歌先生!あの博士、何者なんですか?」
縁側に座りながら星子とアドルフの茶番を見守る人物が数名居た。
1人は眼鏡をかけた何処かオタク風味な人物。彼は高倉健…なんと本名である。訳有って、ターボババアの力が使えるようになったが…本人の身体能力が未だ未だ低すぎることもあり、万全には使えず…本気を出せるのは1日2回までである。訳有って、皆からはオカルンと呼ばれているのだ。
先日まで宇宙人のことは信じていたが、サイボーグとお化けのことは信じてなかったが…そこでターボババアと運命的な出会いを果たす。
「アドルフ・ヘミングウェイ博士。私が小さい頃、突如としてこの町にやって来た素性不明の博士。
00ナンバーてっぶっ壊れサイボーグ軍団の産みの親。オカルンのクラスのレオンハルトもその1人」
と言うのはギャル風味の美少女 綾瀬桃。星子の孫の1人で、物心ついた頃から両親の顔は知らず、星子の手で育てられた。
先日まで妖怪や悪魔は信じており、サイボーグのことは知っていたが、宇宙人のことは信じておらず、セルポ星人に誘拐されてしまうが…オカルンに協力したターボババア、00ナンバーに助けられて事なきを得る。その後、超能力に目覚めた。
「因みに堕天使との混血…血はすっごく薄いらしい」
「科学力はスゴいニャ?お医者様としての腕前も!!」
たこ焼きを食べるDカップほどの白髪美少女は綾瀬白音。猫又の妖怪であり、史実では小猫と呼ばれたリアスの眷属であった。ここでは姉共々、悪徳貴族に騙される前に…002と009に救われて、綾瀬家で厄介になっている。
スーツ姿で超巨乳の若い女性は綾瀬黒歌。白音の実姉であり、桃の義姉。オカルン達が通う学校の新人教師であり、大絶賛彼氏募集中。
「ンでもって、半妖としての異名はネフィリム。アイツの義理の息子は礼儀正しくてよい子だよ。オカルン、ジョーに弟子入りしな…ワシの力を使いこなすためにもな」
ターボババアの声で、招き猫の人形が喋る、動く、スマホを触る。そう、この動く喋る招き猫はターボババアなのだ。ターボババアは色々有って、今はこの招き猫を依代として活動しており、この綾瀬家でやっかいになっている。
「タマタマなかった」
その場の全員の骨伝導で、そのように聞こえ、加速装置を用いて0013レオンハルトが瞬間移動のように現れた。その手には、星子かアドルフから頼まれたのだろう…もうすぐ到着するイッセー達のお貸しだ。
そのとなりには全長2メートル程で、白色に輝くゾイドの何処から見てもライガーゼロのようなライオン型ロボットが鎮座する。このゾイドっぽいのは神滅具 獅子王の戦斧 単独具現モードである。尻尾の先はマニュピレーターに成っており、レオンハルトが使う刀が二本背中にマウントされている。
「遅かったか…こりゃ、誰かに拾われたな」
「世界終末のカウントダウンが進むな…」
「「「そんなに深刻なことなの!?」」」
と、そうこうしてるとレクサスが到着して、ジョーとイッセー達が到着した。
「よっ!少年達!!ジョーからどれぐらい聞いた?」
「「宇宙規模でヤバイのは理解しました…」」
「それじゃ、その具体的な例を言うぞ。先ずだ、赤龍帝の力は無限に力が倍になる倍加。まあ、これは神器越しで使うときは使用者の肉体強度で限界値はある。だが、タマタマの場合はそれがないから、物凄い勢いで倍加していく」
アドルフが指を1つ立てて言う。神器として使う倍加は使用者の肉体強度の都合で、限界値が存在する。これは聖書の神、セルポ星人が言うにはルドリスという存在がリミッターを仕掛けたためだろう、使用者を守るために。
「もう1つの力は譲渡だ。透過は置いとくぞ、使えた人間なんてグリゴリの資料には誰も載ってなかったし、恐らく意図的に消されていたからな。
譲渡は倍加で上がった力を他人や物に譲渡出来る。これがタマタマになると、どうして恐ろしいのかと言うと…触るだけで譲渡が働いて超能力に目覚めたり、神器が発現する危険性が高い。っとその前に…」
アドルフはそう言い、イッセー達、全員を見回して告げていく。
「ところで、神器持ちの人間…何人出会った?」
「俺はユウトだけ」
「僕もイッセーくんと、少しだけです。教会時代含めても、10はいません」
先ずはイッセーとユウトが言う。今まで出会った人数と比べて、神器持ちの数は少ないのだ。
「ワシも…50は下回るな」
星子でさえ、50を下回る。それほど、神器を宿している人は少ないのだ。だが、それは神器を自覚している人だけ。
「少ないだろ?だが、神器は毎年新種が報告されていることを考えて、実は人類の半数以上が宿しているのでは?とも言われている。
タマタマの倍加が限界を迎えたとき、爆発のように譲渡を繰り返す。そうなると、大勢の人が神器を自覚したり、超能力に目覚めたりしてしまう。
もし、譲渡が刑務所で起きたら?犯罪者の大量脱獄からの、神器と異能を用いた集団犯罪の始まりだ。それだけじゃない、神器を持て余して…誰からも指摘も受けられず、犯罪に使おうとする人も出てくる。いや、悪戯や犯罪程度ならまだましだ」
そこでアドルフは大きく息を吐き出した。
「もし、タマタマが武装組織のてに渡れば?近代兵器と神器、超能力で武装したテロリストの誕生だ。少数で、先進国を制圧出来る。
少なくとも、原子力発電所は破壊できるし、核弾頭もダッシュして遠隔爆破や飛行機もハイジャックできて政治の中枢に突っ込ませることも出来る。なにせ、神器や超能力を探知できる探知機は存在しない」
「「ヤバイやつ!!」」
「しかも、それは地球だけの話で……神器というルドリスのテクノロジー、妖怪やドラゴンの力を解明して地球侵略したい宇宙人も狙う。ざっくり言って、地球の存亡がかかったゴールデンボール・スペースウォーズの始まりと言うことだ!!」
赤龍帝のタマタマ…キンタマ…ゴールデンボール・スペースウォーズが始まるのだった。人のタマタマを触りたくないが、参加しないと世界が大真面目に滅んでしまうので、強制参加である。
「ぶっちゃけ、人のタマタマを触りたくないが…世界のためだ。全員で力を合わせて取り組むしかない。
当事者のターボ婆さんと兵藤は強制参加!!定期的に連絡を取り合って、協力して取り組むぞ!」
「じゃあ、リーダーは私ね!グレモリー次期当主として「ジョー、仮とはいえリーダーを頼めるか?」「はい。任せてください」ちょっと!!」
タマタマ捜索及び地球防衛隊(仮称)
リーダー(仮)島村ジョー
隊員 アドルフ、綾瀬桃、白音、黒歌、00ナンバー、イッセー、ユウト、オカルン、リアス、そしてターボババア…まだまだ増える予定。
人間、妖怪、テロリスト、怨霊、宇宙人、侵略者、地底人などのカオス極まる金の玉争奪戦が始まるのだった。
聖書の神はルドリスさんなので、アザゼル達は盛大な勘違いしてます(笑)
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