冥界…アドルフ達は「生きている人も入れるから、どっちかと言ったら魔界じゃね」と言っているが気にしてはいけない。此処では主に2つの種族が生きている。
先ず1つはアザゼル達を含めた堕天使。そしてリアスの兄であり、三大勢力最強の勢力と呼び声が高い悪魔である。
悪魔は日本どころか、全世界に影響力を持っており、他の種族を人間に変えることが出来る力を持っており、その力で木場と兵藤は人間を辞めて悪魔となったのだ。その悪魔への変え方は後に語られるが、ターボババアが言っていたように強引に…強制的に、本人の意向を無視して行うことも可能で、眷属への強制が日本や各国で社会問題と成っている。
「魔王様!!サーゼクス様!!大変です!!リアス姫が居る駒王で大規模魔力反応!!この魔力は…超越者に匹敵します!?」
「はぁぁあ!?リーアたんの身に危険が迫ってるのか!?」
最強の悪魔どころか三大勢力最強と称され、その強さは神々を越えていると言われるサーゼクス・ルシファーである。因みにリアスの兄であり、1児の父親。
「今すぐ大部隊と、私の騎士である沖田総司、兵士であるベオウルフを派遣するんだ!!」
サーゼクスは自分の眷属であり、史上最強剣士であり新撰組の沖田総司、そして大英雄ベオウルフの生まれ変わりであるベオウルフを派遣した。しかし…
「どうした!!ヒーロー!!あの小僧を救いたかったら、ワシを倒さんか!!
お前は優しすぎるんだよ!!無意識に心でリミッターを仕掛けおって!!ワシは亡者だぞ!!それに、手を抜くほうが失礼じゃボケぇぇ!!」
「わかりました…大先輩。大先輩の言うことはもっともです。
だけど、僕は貴方が生きている人に手を出さない限り、貴方を祓わない。貴女は優しい人です…成仏も出来ず、誰かを呪いたくないのに無惨に殺されて悪霊になってしまった少女達を慰める。
貴女が殺そうとしている男の子は、まだ人の道を踏み外していない。なら、僕達が守る子供の一人なんだ!!」
悪魔は転移でき、自在に地上…地球や冥界だろうが何処でも出現できる。サーゼクスの命令を受けて、リアス姫の安全を確保しようと派遣された最強剣士(三大勢力基準)沖田総司、英雄の後継者ベオウルフ、そして大隊の皆様は……爆心地、そう!ターボババアと009のマッハ4での音速バトルの場所に出てしまった。
「ビャギヤァァァア!!」
「グゥゥギャァァァア!!」
「まっママァァァァア!!」
マッマ4で加速し続け、その音速移動が莫大な衝撃波を生み出していくターボババアと009。そのバトルに巻き込まれた悪魔の大隊の皆様は、能力と加速装置で超高速バトルを繰り広げる老婆と青年が生み出した衝撃波で吹き飛ばされ、冥界の病院に強制送還されてしまった。
「沖田…こっこれは……バカな…どうしてこんな所に」
「サーゼクス様に連絡急げ!!009だと…まさかネフィリムが居るのか!?てか、あのババアなに!?」
ベオウルフと沖田総司は悪魔の中でも最強クラス。その動体視力は音速を越える物さえとらえる。だが…相手があまりにも悪すぎた、沖田総司とベオウルフは009とターボババアの動きは見えたが…目で追うことが…身体が反応できない。
だが…その瞬間、グシャリと粗食音が聞こえて沖田総司は自分の股間を見る。そこではターボババアが沖田総司の股間を喰い千切っていた。
「お前…トシゾーの後輩の沖田総司だな?トシゾーからの伝言だ。生き恥を晒すな、その羽織を羽織る資格はねぇ…親父を、近藤さんを、新撰組を見捨てたお前にはなってな」
「化物がぁぁあ!!違う!!彼らは全員死んだ!!僕が…俺だけが生き残った!!俺こそが新撰組なんだ!!」
「中に怪異を住まわせてるのかい?哀れだね」
ターボババアは回し蹴りで沖田総司の顔面を蹴る。マッハの速度で放たれた回し蹴りは、重さ×速さの二乗であり…速さだけで4トン…そこに重さ分かけられ更に二乗だ。うん千トンの衝撃が沖田総司の首を…身体を高速回転させ、沖田総司の首がすんごい方向に曲がり…ピクリとも動かなくなった。まあ、悪魔だし…この程度では死なないだろう。
「お前…009だな?」
ベオウルフが009に話しかける。すると、009もベオウルフと話すためか、加速装置を解除して一定の距離を保ち、ベオウルフを見る。
「だとしたら?」
「眷属を探していた上級悪魔を半殺しにした容疑がある。此処で逃す訳にはいかない」
009はベオウルフの言葉を聞いて、過去を思い返す。今から数年前、サタナエルの追っ手から隠れながら人として00メンバーとアドルフと共に過ごす日々。そんなときに、婦女暴行を働こうとしてた悪魔が居たのだ。
子供や女性を守るため、009はその悪魔を半殺しにして、ご近所の綾瀬星子に悪魔を手渡した。その結果、悪魔は結界に浄化されて秒で塵に変わった。
「その悪魔がか弱い子供を無理やり連れ去り、女性に乱暴なことをしてた悪人でもか?」
「此方のルールでは問題ない」
その瞬間…009の…いや島村ジョーの心のリミッターが外れた。
「わかった。だが、ここは違う!!地上で生きるなら、バラキエルさんのように人としての道を選んだり、この女性ターボババアのように不干渉の線引きを決めなければならない!」
「見せてやろう…英雄ベオウルフの力を!!ルシファー眷属が兵士、ベオほんげぇぇぇぇ!!」
ベオウルフ、009にボコボコにされてKO。
一方の兵藤。
「ハハハハ!!マジでヤバイな、イッセー!」
「ジェットさん!!笑い事じゃねぇぇえ!!アルベルトさん、なんとかしてよ!!」
「町中でミサイルは使えん、避難完了してないしな。それに脱皮して再生するなんて、思わなかったよ」
兵藤、002、004は駒王の住宅街まで進むことが出来た。だが…背後からはカニ(地縛霊)が迫る。しかも、カニはさっきと比べると一回り大きくなっていた。と言うのも、先程まで…カニは歩みを停めていた。004のレーザーダガーで脚を切除され、甲殻はミサイルの直撃を受けてひび割れて動けない状態だった。しかし、カニ…甲殻類は再生することで知られており、脱皮することで甲殻や手足を再生することが出来るのだ。
最終地点及び作戦司令部。
「博士。状況はなんとも言えません。と言うか、魔王の部下来ましたよ?ジョーに差別的な事を言ってます」
「言質とれ。もともと、そっちの王様の管理が甘いから極悪貴族が好き勝手に人間狩りしてんだろうが」
「もちろん録音しましたよ」
「よし、流石はフラン。俺達の紅一点」
「と言うか、ターボのお婆さん強いです…ジョーと互角なんて」
「どの時代でも婆さんは強いんだな」
「悪魔を半殺しってどう言うこと!!てか、総司とベオウルフが瞬殺!?」
「木場。やれ」
「部長!!兵藤くんのチンチンとタマタマがかかってるんで静かにしてください!!」
司令部は賑やかだった。
「フラン。プラン変更だ。009は引き続き、ターボババアの足止めを、ターボババアは絶対にジョーを殺さないし呪わない。
002と004は引き続き護衛対象と行動。006、007はポイントΒに移動、火炎放射の準備。脱皮による再生能力が有るなら、焼いて筋繊維を固くしろ。
005と0013は…」
此方の事情を知らないためか、悪魔…魔王直属の部隊と騎士に兵士が現れた。これはもう何が起こるか分からない。お陰様でプランが物凄く崩れていくが、最終的にミッションクリアになったら良いだろう。
「部長…身体…浮いてません!?てか、上空から光が!?」
「なによこれ!?」
なんということでしょう。リアス姫は重力に逆らうように身体が浮いていき、空から光の柱が延びていた。リアスを包む光の柱の天辺には何処から見てもUFOが浮かんでいたのだ。
「「UFO!?」」
「フラン!相手は!?」
「博士!あのUFOの中身は……セルポです!!」
「イチモツ大好き変態クローン宇宙人かよ!!」
驚く浚われ中のリアス、見上げる木場に対して003とアドルフはUFOの持ち主が誰なのか知っているようだ。
「部長!今助けに「やめろ!!お前まで浚われるぞ!兵藤と違って物理的にチン無しになりたいのか!」アドルフ博士!?」
木場が光の柱に手を伸ばそうとするが、アドルフに腕を掴まえられて制止させられた。
「フラン…緊急事態発生だ。大至急、0013レオンハルトと005ジェロニモを呼び戻せ!!他のメンバーはさっき伝えた通り!!」
「もう出しました!!」
その瞬間…大地が光ったかと思うと、4人の人影と…巨大なお相撲さんを彷彿させる異星人が現れた。
「お久しぶりですネフィリム」「良くも我々を裏切りましたね」「我々は技術を伝えました」「貴方はそれを発展させた、しかし我々に教えず、あろうことかバナナも提供しない」
4人の人影の正体は同じ顔で同じ声なのだが、微妙に声が違う。彼等はセルポ星人。惑星セルポからやって来たために、そう名乗ってるのだ。
「「「「さあ、バナナを下さい」」」」
「何ですか、あの人達!!」
「宇宙人だよ、宇宙人。惑星セルポからやって来たアメリカと仲の良い宇宙人だ」
「「「女の人、バナナを寄越しなさい」」」
「ギャァァア!!なによ、アンタ達!!」
リアス姫、まさかの浚われる!!
次回…イッセーサイドの続き。
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