このヒーローアーカイブの主人公である。青空 星斗はシッテムの箱を起動して、自身の"個性"である少女アロナと出会った!
そして星斗はブルアカ生徒との運命の出会い!
……はすることはなく、機械の不具合で大爆発に巻き込まれるのであった。
そして皆さまのおかげで赤バーになることができました!本当にありがとうございます!
それではお待たせしました!第4話どうぞ!!
星斗「うーん…一体どうするべきか……」
星斗「原作に介入しようかなぁ……」
そう、俺が悩んでいる理由は
星斗「でも俺、原作あんま知らないんだよなぁ……」
実のところ俺はヒロアカのことは殆ど知らない。知っているキャラクターはオールマイトと主人公の出久だけだ。だから下手に介入してこの原作崩壊しようものならヤバい。
星斗「とりあえず俺にできることは……」
①原作に介入して主人公達と一緒に行動する
②原作に介入しないでモブとして生きる
③もうヴィランになって好き勝手に暴れる
まずは③はない絶対にない。オールマイトにぶん殴られて終わる。②は俺の"個性"がシッテムの箱という明らかにモブじゃない。確か"個性"を奪うとかそんな"個性"を持っている奴がいた気がするから無理。そうなると消去的に①になるんだが……ここで一つの問題が出てくる。
それは俺の"個性"のシッテムの箱の能力の一つブルアカの生徒を召喚する事ができるやつだ。え?そこの何処がデメリットなのかって?……俺も最初は推しと出会えると思って浮かれていた。しかし冷静に考えてみると一部の生徒の中にはヤバい奴らがいることを思い出したのだ。
星斗「もしあいつらが召喚されたら……」
ハルナ『何なんですか?この店は?味は最悪、接客態度も終わっている……。こんなお店はいりませんね。この世から消させて頂きます』カチッ
ドカーン!!!!!
美食研究会のハルナ……
カスミ『何で爆発させるのかって?そこに温泉が詰まっているからさ!』カチッ
ドカーン!!!!!
温泉開発部のカスミ……
そして…
絶対に許さんぞ…陸八魔アル……!!
アル『何で!?』
星斗「や、やばい……!アルちゃん以外の問題児…問題児が多すぎる……!」
さらには七囚人とかいう地雷中の特大地雷の生徒もいる……あれ?もしかして俺が主人公側になるのって難しいのでは?
アロナ『先生、ちょっと良いですか?』
俺が頭を抱えていると、アロナがシッテムの箱の中から話しかけてきた。
星斗「ん?どうしたアロナ?」
アロナ『ちょっとシッテムにアクセスしてこちらに来てくれませんか?見せたいものがありますので!』
え?見せたいもの?
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星斗「それでアロナ?俺に見せたいものって何だ?」
アロナ「はい、それでは先生!まずはこちらをご覧ください!」
そういってアロナは後ろから見覚えのある
星斗「ア、アロナさん?その封筒はいったい何でございましょうか??」
アロナ「はい、実は昨日の機械が爆発したあの後、機械を直そうと修理していたんですがその中からこの封筒が出てきたんですよ!爆発しちゃいましたけど呼び出すことには成功していたんですよ!先生!」
星斗「まじで!?あの爆発で!?」
あの爆発で焦げひとつも見当たらないって、どんな素材でできてるんだよ。この封筒は!!?
アロナ「はい!これで先生が楽しみにしていた生徒さんと会えますよ!先生!」
星斗「ェッ。」
アロナ「え?」
星斗「あ、あー!ちょっっっと待っててなアロナ!?先生、ちょっとトイレ行ってくる!!ま、待っててねー!!」
俺は一旦教室の外へと出て行った。
アロナ「……はっ!?ここにトイレがないの言い忘れてしまいました!!?待ってくださいせんせー!!」
星斗「ど、どうする!?どうすれば良いんだ!?俺は!?」
教室の外に出た俺は近くの砂浜で縮こまっていた。
ブルアカの生徒にはあって話がしたいし、推しにも会えるというファンにとっての夢がある。だが、デメリットがデカすぎる。もしハルナとかカスミが来たら?飲食店爆破とか温泉開発による違法工事とか問題がありすぎる。そして最大のデメリットが俺だ。そもそも俺はアロナから先生と呼ばれているがブルーアーカイブの先生の本人じゃない。ただの元プレイヤーでブルアカの生徒のような美少女達に話しかけられる訳がない。
え?アロナとは普通に喋っていただろだって?……アロナは何かその…そこまで緊張しないんだよなぁ……。
??? "一体何を悩む必要があるんだい?"
星斗「え」
そんな風に悩んでいると目の前から俺に声をかけてくる声が聞こえた。声が聞こえた方へ顔を向けるとそこにいたの予想外の人物がいた。
星斗「え、は!?何であんたがここに!?」
俺はその姿に見覚えがあった。少ない毛量しかない薄毛の頭部、落書きみたいな見た目、そしてずっと笑みの表情を浮かべた顔。
前世でも最も多く見た姿。
星斗「せ、先生……?」
先生? "いや、私への認識酷くない?"
アロナが描いた似顔絵の先生の姿が俺の前にいたのだ。
星斗「ど、どうして先生がここに……?」
先生? "残念だけど私は君が知っているシャーレの先生ではないよ"
星斗「は?」
え?は?どゆこと?
先生? "私は君の生徒への想い、煩悩が実態をもってイメージされた存在……。またの名を煩悩先生だ!"
星斗「……はい?」
煩悩先生 "つまり私は君から産まれた煩悩の化身、幻覚だよ"
星斗「もっとマシな姿はなかったんすか???」
煩悩先生 "よっこらせ"
そういうと煩悩先生は俺の横に腰を下ろした。
煩悩先生 "それでこんな所に一人でいるなんて、なんか悩みでもあるのかな?"
星斗「……実は」
気がつけば、俺は煩悩先生に全て話していた。例え幻覚だとしても煩悩の化身だとしても、今は誰かに俺の悩みを聞いてほしかったのだ。
煩悩先生 "……なるほど、つまり君はハルナやカスミを呼んでしまった時に被害が起こる可能性を恐れているってこと?"
星斗「はい……でも、結局のところ俺は自分のことしか考えていないんですよ」
煩悩先生 "……どういうこと?"
星斗「……先生は転生って知ってますか?」
煩悩先生 "転生って、あの異世界ものとかでよく使われているあの転生?"
星斗「その転生ですよ。先生。俺もあんまよく覚えていないんですけど前世の記憶が少しだけ残ってるんです。そこでブルーアーカイブ……つまりアロナ達が架空の登場人物として出てくるゲームのプレイヤーだったんですよ」
あの時、ブルアカをやっていた時は前世の家族や自分のことよりも鮮明に覚えている。透き通るような世界…観?彼女たちの青春の1ページの思い出の数々やシリアスな物語…委員会…パヴァーヌ…エデン…カルバノグ…そして■■■■■■■■■■……。
その物語をひとつひとつ覚えている。推しが初めてできたり、グッズも手が届く範囲はお小遣いを使って買ったりもした。そして前世では叶わない夢だとしても生徒の皆に会いたいと思った。もし会えたらどんな話をしようか?何人友達になることができるのかなって……だけど実際に会える機会ができたらどうだ?ハッキリ言って俺は
だから好きになれた。だから推すことができた。
俺が先生でいられるのは画面の向こう側にいる彼女たちを見ている時だけ、安全な現実でプレイヤーでいたから先生になれた。
最初、この世界に転生してアロナと出会えて嬉しかった。画面の向こう側にしかいない彼女と話して、楽しんで、友達は……まだだけど……転生する前から願っていた夢が叶って嬉しかった。でも、それと同時にどこか怖い気持ちもあった。もう一度言うが俺は先生本人じゃない。あくまでプレイヤー。先生みたいな魅力もない、頭も良くない。だからブルアカ本編の先生みたいな行動をとったとしてもそうなる筈がない。だからあの時、生徒を呼び出せる機械が壊れた時は残念な気持ちと共にどこかで安心していた。「生徒が誰も来なくて良かった」って……。
煩悩先生 "……"
星斗「俺は先生みたいにはなれない。先生みたいに生徒のピンチに駆けつけることはできない……こんなんで先生みたいな大人になれるわけないんですよ。結局、後先考えていないだけのクソガキなんですよ。……ハハ…俺、何で幻覚なんかに悩み言ってんだろ……。この人は俺が見ているだけの都合の良い妄想でしかないのに……」
煩悩先生 "……別に私みたいにならなくても良いんじゃない?"
星斗「え?」
そういうと先生は俺の目をじっと見つめて、話し始めた。
煩悩先生 "確かに私は君が見ているだけのただの幻覚だ。君にとって耳心地がいいことしか言えないし、君のために怒ることもできないよ……。だからあえて言わせてもらうよ。別に私にならなくてもいいし、私みたいな行動をとらなくても良い……君なりの先生になれば良いと思うよ"
星斗「先生……」
……もしかしてこの先生って……。
煩悩先生 "まぁ、ぶっちゃけ言うと、私はイオリの足が舐めれれば何でも良いんだけどね"
前言撤回、やっぱこいつ煩悩の化身だわ。
煩悩 "当たり前じゃん。私は君から生まれた煩悩の化身だよ?イオリの足は舐めたいし、チナツと混浴したいし、アコの散歩をしたり、ヒナの匂いも嗅ぎたいよ"
うわぁ……え?こんな奴が俺から生まれたの?今、めっちゃ悩んでいるのに?
煩悩 "それに生徒を今呼んだら君にとんでもないメリットがある"
メリット?色々デメリットしか無さそうなんだけど?
煩悩 "今の君、4歳だから生徒達に甘えることができるよ?"
星斗「……」
星斗「みんなを呼びます!俺!」
煩悩 "それでこそ先生だ!"
そうじゃねーか!今の俺は子供!合法的に生徒のみんなに甘えることができるぜ!ぐへへへ!*1
星斗「それじゃあアロナのところに戻って生徒のみんなに会ってきまーす!!」
煩悩 "うん、楽しんできてね〜!"
俺は全速力でアロナがいる教室の方へと走っていくのだった。
煩悩? "それじゃあ■■くん……。あの子たちの事…後はよろしく頼むよ"
星斗「アロナァッ!生徒の呼び出し方を教えてくれぇ!!」
アロナ「あ、先生トイレ大丈夫でしたか?」
俺は教室に戻って、すぐにアロナに生徒の呼び出し方を聞いていた。
星斗「スッキリしてきたから大丈夫!それよりも生徒のみんなに方法を教えてくれよ!」
アロナ「わ、分かりました……。えーっと生徒の皆さんの呼び出し方ですか?それはこの封筒にサインしてみてください」
そういうとアロナは封筒とペンを俺に渡してきて、俺はその封筒に自分の名前を描いた。
星斗「はいはい。"青空 星斗"っと……」
ピカッ!!
サインを描き終わった瞬間、封筒が紫色に光り始めた。
星斗「うわっ眩し!?」
???「あなたがわたしを呼んだ先生であってる?」
そして聞こえてきた声は聞き覚えのある声だった。
星斗「え……?」
俺が目を開けると、そこにいたのはモフモフとした白い髪に後頭部から生えている紫色の4本の角。腰には悪魔のような翼が生えており、頭上には黒と紫の二色の巨大なヘイローが浮かんでおり、そして鋭い紫色の目でこちらを見つめていた。
……え、は?嘘でしょ?
???「空崎ヒナ…6歳よ…これからよろしく。先生」
俺の目の前にいたのはゲヘナ最強の風紀委員長だった……。
ん?とんでもない事を言わなかった?
星斗「ちょ、ちょっと待って?」
ヒナ「?」
アロナ「どうしたんですか?先生?」
星斗「えっと……空崎ヒナさん?で合ってる?」
ヒナ「えぇ、合っているけど?」
星斗「6歳?」
ヒナ「えぇ」
星斗「17歳じゃなくて?」
ヒナ「……そんな年上に見える?」
……あれれ?
星斗「アロナさん。ちょっと聞きたいことがあるんだけど……」
アロナ「はい。何ですか?」
星斗「生徒って言うにはちょっと年齢がおかしくない?」
アロナ「?いや、何言ってるんですか?先生?
生徒なんですから、先生と年齢が近いに決まっているじゃないですか?」
そのアロナの一言は俺を絶望へと落とした。
星斗「……高校生は!?おね○ョ○は!?」
アロナ「いや、高校生はいませんよ?あと、おね○ョ○って何ですか?」
星斗「……NOoooooooooooooooooo!!!」
俺の心の底からの叫びがシッテムの箱中に響くのだった。
プロローグ 完
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はい。どうも初見の方は初めまして、久しぶりの方はお久しぶり黒卵です。前回からだいたい2年ぶりの投稿ですね。ここまで投稿が遅れた理由は筆があまり進まなかったからです。第4話のリメイクだから簡単だろと最初の頃は思っていました。でも、予想以上に描きたいアイディアが出てきて時間がかかってしまいました。今でも楽しみにしてくれていた人がいたら投稿が遅れてしまい申し訳ございません。これからは出来る限り頑張って投稿していこうと思っています!
これからはRe.ヒーローアーカイブをメインに投稿を頑張っていきます!
因みに最初に召喚されたのがヒナの理由はリメイク前のアンケートの結果で判断しました!
あとロリヒナを描きたかったです
さてさて次回からは入学試験編へと突入していきます!そして次回からはようやくA組のメンバーの1人が出てきます!それでは皆さん!アディオース!
ーオリジナルキャラクター紹介ー
・煩悩先生
星斗のブルアカへの思いと煩悩から生まれた幻覚。言動は本編先生と変わらないが、先生の変態部分が強く強調されている。対象は主にゲヘナ風紀委員会。幻覚なので星斗以外には認識されない。もしかしたら貴方の目の前にも現れるかも……?
現在の所属生徒
ゲヘナ
空崎ヒナ