最近は以前より時間が取れなくなっているので、確定投稿を火曜日だけにします。いきなりすみません。読者の皆様にはご迷惑おかしますが、ご了承よろしくお願いいたします。
追記
デートコーデをAI生成したの忘れていました。今回のデートコーデもオリジナルキャラクターに着せています。イメージ補強に使ってください。
https://www.pixiv.net/artworks/130126945
本日はデート当日。フラクシナスからカメラ越しに姉さんを見ている。
集合場所の噴水前。そこで姉さんは弁慶のように、一時間前から待っていた。
「さぁ、今日はとうとう
琴里は妙にハイテンションだ。クルー全員が精霊攻略並みに緊迫感を出している。これから行われるのは爆弾処理かな?
『あ、ああ。大丈夫だぞ』
士道はインカム越しに返事する。琴里達の勢いに気圧されている。
「姉さんは敵でも精霊でもないんだけど?」
姉さんは既にラタトスクを害する気が特にない。そこまで警戒しないでいいと思う。
「黙りなさい。私たちがあんたら姉弟にどれだけ苦しめられてきたと思ってるの?あんたら相手に気を緩めるなんて自殺行為、できるわけないじゃない!」
「……さいですか」
琴里は鬼気迫る顔で言い放った。僕と姉さんは味方になってなお警戒されるのか。
「わかるわよ、その気持ち。ここ一ヶ月くらい、この二人の行動にはヒヤヒヤさせられっぱなしだもの。私は精霊よりもこいつらのほうが怖いわよ」
七罪が横でうんうん頷いて琴里に理解を示している。嫌な顔しながらも、デートのプランニングに協力してくれた七罪には頭が上がらない。
「いろいろありがとうね、七罪。今度お礼はするから」
七罪を背後から抱いて頭をなでる。僕も七罪の頭をなでるのが好きだけど、七罪もなでられるのが好きだって知っている。
「飴で誤魔化そうとしてるんじゃないわよ。……いいスポット探しておきなさい。二人でゆっくりできる場所を」
七罪は怒りながらも要望を伝えてくる。デートプランを考えないといけないようだ。
「仰せのままに、お姫様」
「…………」
ふざけて七罪の耳元で囁いてみた。紅潮した耳を見ると、効果はあったようだ。
さあ、ご機嫌取りはできただろうし、今日のイベントに集中しよう。あれだけ頑張ったんだから、成功させてよね。
画面越しの姉さんの顔を見る。人事を尽くして、天命を待つ乙女がそこにはいた。
♦♦♦
今日のために念入りに準備を進めてきた。
行き先の事前調査、実施内容の練習、コーデの選択。全て愛と七罪に協力を要請し、万全を尽くした。
一切の抜かりはない。今日、私は士道の心を手に入れる。
集合時間の三百四十二秒前、士道の姿を目視にて確認。私の方に向けてゆっくりと歩いて来てくれている。
ただ歩いているだけなのに、その姿はどんな芸術品よりも価値のある輝きを放っている。
「よお、折紙。待たせたみたいだな」
士道が私の姿を見て微笑んでくれた。その顔を見ていると体温の上昇を実感できる。
「待っていない。私も今来たところ」
気分の高揚を抑え込んで会話に集中する。今日は健全なデートを心掛けると決めたから。
士道の行動を観察する。愛は士道の行動の意図を考えるのが大事だと言っていた。
士道の視線は顔に向けられている時間が多いけれど、チラチラと他の部位も見ている。
今日の服装は
士道が見ているのは、ノースリーブからよく見える二の腕や起伏が確認できる胸元。熱い視線がとても心地いい。
士道は私に女性的な魅力を感じている。
「きょ、今日は少し雰囲気が違うん……だな。似合ってるぞ」
士道は少し顔を紅潮させながら今日のコーデを褒めてくれた。嬉しくて仕方がない。今すぐ士道と愛し合いたくなるほどに。
「ありがとう、うれしい」
言葉ではこの気持ちの万分の一の伝えられない。それでも、シンプルな言葉で感情を伝えることが重要。
「それで、今日はどこに行くんだ?折紙が全部決めるって言ってたけど」
士道には今日の予定を何も伝えていない。士道には新鮮な気持ちでデートに臨んで貰いたいから。
「まずはヨガの体験。この近くで開催されている」
近くに存在する看板を指し示す。ポージングしている女性の写真が記載されている。
「ヨガか~。やったことないな」
士道が直近数年でヨガをしていないことは確認済み。おそらく、これが初体験。
士道の初体験は私のもの。他の誰にも渡さない。
「ヨガは体幹の強化、柔軟性の向上、ストレスの軽減など様々な効果がある。日々の生活の質を上げることが可能」
「へ~、そうなのか。最近大変なことが増えたし、いいかもしれないな」
士道は右手で左肩を抑えつつ、ぐるりと肩を回した。どうやら、士道は疲れがたまっている様子。
これも《プリンセス》や《ハーミット》の影響に違いない。精霊が家の隣に住むという危機的状況で生活しているのだから。
早急に我が家に避難してほしい。いつでも一生養う覚悟はできている。
ヨガ教室は駅の近くにあり、道のりは混みやすい。
「士道、手を出して。この道は人通りが多い」
私は士道に手を差し出した。士道も手を出してくれるよう促す。
「お、おお。わかった」
この道をそのまま進んでは、はぐれたり迷ったりしてしまうと理解してくれた。恥ずかしがりながらも手を差し出す。
これで、手を繋いだら十分――ではない。
士道の手を絡めとり、そのまま腕組みの姿勢を取る。士道の二の腕を抱きかかえ、胸元に当たるように位置を調整。
「折紙⁉手をつなぐんじゃないのか⁉」
士道は狼狽している。しかし、悪感情を示す様子はない。
おそらく、これが興奮よりも混乱が勝っている状態。今必要なのは、この状況に士道が慣れること。
「こっちの方が効率的。道を通りやすい」
正論を駆使して、士道を説得する。実際、密着度の高い方が人込みを通りやすい。
「いや、それはそうだけど……」
言葉では抵抗している。しかし、その言葉は弱弱しく自信のないもの。
今は押すべき。愛も多少なら強引な態度は問題ないと言っていた。
「士道、私はこのまま歩きたい」
そして、こういうときは感情をシンプルに伝えることが重要。そう教えられた。
「っ⁉」
士道は顔を紅潮させてのけぞった。しかし、腕を掴んでいるから距離を空けることはできない。
士道は嫌がっている?このまま歩くことを士道は望んでいない?
士道の様子から感情を推測できても、完璧な
「士道が嫌ならば、無理強いはしない。手をつなぐだけでも、目的地には辿り着くことは可能」
一度引くのも選択肢の一つ。恋の駆け引きの戦術。
「……わかったよ、このまま歩こう」
士道は溜息を吐いて了承してくれた。やはり、士道は優しい。
この優しさに私は救われた。その優しさをもっと私に向けてほしい。
そのまま道に入ると、全方位から強く押されながら歩くことになった。
周りの人間に押されてほどけないよう、士道の腕を強く抱いた。
士道の緊張と動揺が直接感じ取れて、とても有意義だった。士道の鼓動が徐々に落ち着きを取り戻していたことも大事な収穫。
ヨガ教室までの八分二十五秒。じっくりと堪能した。
♦♦♦
ヨガ教室はガラス張りのタワーに存在する。一度、愛と七罪が実地調査をしたから間違いない。
「そういえば、折紙。俺、運動できるような恰好で来なかったんだが……」
士道の恰好は淡いブルーのオーバーサイズシャツにクリーム色のスラックス。士道の髪と合わせて上から徐々に色を変えていくコーディネート。
非常にシンプルながらも、士道という極上の素材を引き立たせるのに十分な働きをしている。流石、士道のセンスは素晴らしい。
特に広めに開けられた襟元が、艶めかしい色気をかもし出す。ASTの厳しい訓練を受けていなかったら、獣になっていたかもしれない。
このように、文句のつけようがない服装をしている。しかし、運動に適している格好とは言えない。
私は敢えて運動に適した格好で来るよう指示しなかった。士道に余計な手間をかけさせず私も幸せになれる、ウィンウィンな方法を思いついたから。
「問題ない。運動着を用意しておいた」
荷物から袋を取り出す。『士道』と大きく刺繍した運動着。
旦那の必要なものを、前もって用意するのはよい妻の心得。その点、私は完璧。
「え?でもサイズは……」
「適したものを選んである。詳細な身体データは把握済み」
目を閉じると浮かんでくる、士道の情報。身長、体重、血液型。
士道に適した服を選ぶなんて、眠ったままでも可能。夢の中で士道に合う服を何度も考えた。
「なんで、俺のサイズ……知ってるんだ?」
「乙女の勘」
『乙女の勘』は万能の情報ツール。しっかり、毎週手入れしている。
どんな士道の姿も逃さない。
そう言えば、愛はラタトスクで高性能カメラを開発したと言っていた。福利厚生について交渉しなければいけない。
士道は運動着に着替えてヨガ教室に参加した。やはり、デザイン面でもサイズ面でも士道にフィットしている。
夏だから、布面積を控えめにして通気性を確保。士道は涼しく運動でき、私も目の保養になる。
案内されたスペースには、ヨガマットが整列している。勿論、マットは二人に一つ。士道と同じものを使用する。
士道は私をチラチラ見て意識している。士道もペアでのポージングが待ちきれない?つまり、私との触れ合いを。
「本日はヨガの体験教室に来ていただき、ありがとうございます。」
女性インストラクターの話からヨガは始まった。まずは簡単なウォームアップからスタートする。
首、肩、背中、腰と上から順番にストレッチしていく。関節の可動域をゆっくり広げるような動きが多い。
「はい、それではポーズを取っていきましょうか。私がお手本を見せるので、頑張って真似してみてくださいね」
女性インストラクターと同じようにポージングをする。事前の練習通り問題はない。ヨガの代名詞、ツリーポーズも再現可能。
「そこのお姉さん素晴らしいですね。とてもきれいです。そのまま教本に載せたいくらい」
インストラクターの女性は姉さんを褒めたたえた。それに合わせて、周りから軽い拍手が起こる。士道からも尊敬の視線を感じる。
ASTの訓練で培った技術を活かしたら、ヨガはさほど難しいものではない。少なくとも、初心者向けの教室くらいは。
ここまでは前座。士道の感情を尊敬から好意に昇華させる。
次に行われるのはペアでのポージング。当然、私と士道がペアになって行う。これは少し難易度が高い。
ソロポーズは正しいポージングができていなくても、できているように振舞うことが可能。しかし、ペアになると一定以上のレベルでなければポーズが成立しなくなる。
周囲の人は上手くポージングができずに、インストラクターに助けを求めている。インストラクターは忙しなく動き回っている。
しかし、私と士道は例外。比較的短時間でポーズを成立させる。その理由は……
「士道、手を五センチ前方に移動させて」
「こ、こうか?」
今実践しているのはハートオープナー。両手を繋いで、二人の腕でハートをかたどるもの。
士道がやりやすいように、身体を逸らして合わせている。そして、士道の姿勢も声をかけて微修正する。
きれいなハートを描けている筈。士道と私の愛のようにきれなハートが。
続いてはダブルボート。足裏を合わせて手を握り、二人でW字のボートを描く。
身体が柔らかくないとできないポーズ。士道の身体では、残念ながらダブルボートを行うことは不可能。相手が私でなければ。
士道が身体を曲げられないなら、その分をバートナーが代わりに身体を曲げる。多少バランスは悪くなるけれど、これで課題をこなせる。
「これバランスとるのが難しいな。結構ぐらぐらしちまう」
士道の言葉通り不安定な姿勢を取るから、バランスを取るのが困難。士道に接している足裏と手から士道の振動が伝わる。
「身体をこっちに預けて。ペアポーズは互いの身体を一つにすることが重要。合体することが重要」
「何か言い方が卑猥じゃない⁉……でも、確かにそうかもな。行くぞ折紙」
「来て、士道」
士道は私を信頼して身体を預けてくれる。これは互いの信頼を行動で示すポーズ。
ボートはきれいな形を成した。周囲から再び拍手が巻き起こる。
互いの汗がにじんで混ざり合う手、照れている士道の顔、周囲からの羨望の眼差し。
これがデートにおけるヨガの効果。想像以上のものだった。
愛には改めてお礼を言わないといけない。……不本意ながら、七罪にも。
♦♦♦
午前中、士道といい雰囲気を作ることができた。無事、
ここまでは順調。この調子で士道とキスをする状況を作り出す。
「そろそろ昼時だな。どこか店探すか?」
「問題ない。予約済み」
予約できるものは予約しておくのがデートの基本。無駄な時間を排除して、デートを最大限楽しむことが可能。
士道とのデートは一分一秒たりとも無駄にできない。士道とのデートに相応しい店を厳選しておいた。
「デートって、こういうもんだよな」
目的地に向かう途中、再び士道と腕組みをした。今度は士道も抵抗を見せず、顔を赤らめるだけだった。
「いい雰囲気のカフェだな。え~と、デウクス・コウェルズか?」
士道は窓から見える白木調の内装に感嘆としている。掴みはいい感触。
「Deux Cœurs。(ドゥ・クール)フランス語で二つの心という意味」
「へ~、名前までおしゃれだな。折紙はセンスがいいな」
士道はさわやかな笑顔で褒めてくれた。その言葉を聞いた瞬間、鼓動が急加速する。
「……そんなことはない。でも、嬉しい」
この鼓動が士道にまで届いているだろうか?気づいてほしい、私の高揚を。
「いらっしゃいませ、お客様。本日はカップルシートをご利用でしょうか?」
この店に合った、落ち着いた雰囲気の女性店員が出迎えをする。全体的に淡い色合いの給仕服を身に着けている。
しかし、胸にワインレッドのハートが刺繍されている。
「予約の五河です」
「え?」
士道は驚いた顔を見せる。何かおかしいことでもあっただろうか?
「五河様ですね、お待ちしておりました。お席にご案内します」
店員について店内を進む途中、士道に小声で尋ねられる。
「予約したの、折紙だよな?」
「そう」
「五河で予約したのか?」
士道が何を疑問に思っているのかわからない。とても合理的な選択のはず。
「士道の姓は五河。私の姓もいずれ五河になる。五河で予約するのが妥当。何も問題はない」
「……そうか……そうか」
士道は疲れた様子で呟く。士道は何に困っているのだろうか?
その後、すぐに席に案内された。私と士道に相応しい席へ。
「こちらカップルシートになります。肩の触れ合う距離感をお楽しみください」
店員の言う通り二人分の横幅しかなく、身じろぎすら難しい。つまり、士道とくっつくしかない。
「あのー、折紙さん?近くないですか?」
「そんなことはない。これが適切な距離」
そう、これは仕方のないこと。肩や太ももがぴったりくっついているのも不可抗力。
本当は今すぐに士道の身体をこの手で触れたい。全身をくまなく触れ、その体温を感触を脈動を、しっかりと感じたい。
「折紙、背筋がぞわっとするんだけど。……何か怖いこと考えてないか?」
「そんなことはない。士道の気のせい」
理性を失いかけていた。やはり、士道の色香には私を狂わせる魔性の力がある。
しかし、今は我慢。士道を私のものにするため。
「折紙、早く何頼むか決めようぜ。この店、結構本格的なフランス料理があるぞ。このグラタンなんか美味しそうじゃないか?」
士道は気を取り直してメニューを開く。以前と違って、慣れが見え始めている。
私と密接しても取り乱していない。しかし、適度な緊張はある。
「わかった。グラタンも含めて注文しておく。他に欲しいものはある?」
スマホを取り出して、注文画面を開く。
この店はモバイルオーダーにも対応している。カップルシートへの配慮ができているいい店。
「えーと、普段あまり見ないような前菜があれば……」
「では、タルティーヌも注文しておく。フランスパンの上に食材を乗せた料理」
その他も適当に選んで注文した。
この店のメニューはすべて把握済み。
店員が次々と料理を運んでくる。そして、最後に一言。
「お待たせしました。お相手にあーんして食べさせてあげるのがおすすめですよ」
店員は笑顔でそう告げて去っていった。この店は
「店員からのおすすめを断るわけにはいかない」
サーモンとアボカドが乗ったタルティーヌを手に取り、士道へ向き直る。士道に『あ~ん』をするために。
「ちょっと照れ臭いな……」
士道の順応は不十分。やはり、士道の意識を上書きすることが重要。
「士道、周囲のテーブルを見て。この店ではこれが当たり前。何も恥ずかしいことはない。むしろ、この席に座って何もしない方が不自然」
士道に近くで座るカップルの様子を確認させる。
どのカップルも、傍から見てわかるレベルで恋人らしい行為をしている。『あ~ん』など全く珍しくない行為。
「そうなのかな?」
「そう、今日の私たちはデートをするカップル。同じように楽しんでも何も問題ない」
「じゃあお願いしようか。あ~ん」
士道は口を開ける。その口にタルティーヌを半分ほど入れて舌に置く。
それを合図にして、士道は咀嚼を始める。喜ばしいことに、士道の唇がわずかに指へ触れた。
「うん、すごい美味いな。サーモンとアボカドって相性いいのは知ってたけど、プロがやるとこんなになるのか」
士道は目を閉じて味に集中している。食事を楽しむ余裕ができている。いい傾向。
「同意。とても美味しい料理」
タルティーヌを一つ取り、口に入れる。
その際、自分の指を不自然にならない程度、舐める。士道の唇に触れた指を。
その後も、士道とカップルらしい食事を続けた。
士道からの『あ~ん』も堪能した。士道の指に直接触れられなかったのは残念だった。
そして、そろそろメインは終了した。次はデザートの時間。
「お待たせしました。こちら、デザートのハートinベリームースケーキと、ドリンクのラブカラーラテでございます」
置かれたのはハート形のケーキ。そして、ピンクとミント二層に分かれたラテ。
士道とのラブラブアピールには最適の料理。本当に素晴らしい店を見つけてしまった。
「こちらのデザートですが、せーので割っていただくと、割引特典をご利用できます。いかがいたしましょうか?」
店員は顔を近づけて主張している。ただのセールストークを越える意図があるように思える。
「士道、やらない?」
「そうだな……。せっかくだから、やろうか」
士道は少し考えて頷いた。やはり、士道は乗り気になっている。
「「せーの」」
士道と二人でナイフを持ち、ケーキを二つに割る。ベリーソースが流れ出て、ピンク色のケーキを彩る。
「予行演習には丁度よかった」
「……何の予行演習なんだ?」
士道は口元を歪ませながら聞いている。わからなかったのだろうか?
「もちろん、ウェディングケーキの……」
「ああ、わかった。それ以上言わなくて大丈夫だぞ」
「……?」
士道は私の言葉を遮った。士道も理解しているのなら、照れ隠しなんてしなくてもいいのに。
最後はケーキを分け合い、同じラテに二人でストローを入れた。とても満足度の高いデザートだった。
タイトル通り、鬼(折紙)に金棒(愛)を渡しました。士道に毒牙が迫っています。逃れるすべなんてないでしょうけど。
今回の裏話は愛くんのサポートについて。
愛くんは折紙のデートの事前調査という建前で七罪とデートしています。同じ場所を回りながら、ヨガのプログラムやカフェのメニューを確認しました。
七罪は『折紙のため』というのが気に入らなかったので、微妙に不機嫌です。愛くんに『見返り』を求めています。『見返り』の内容はまた今度。