オーバーロード17 支配の共鳴[上]異種族の恒久的平和の為の世界平定と忘れ去られた38人目の忘れ形見(最新16巻直後からルート分岐)   作:ぽきぷし

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リアルが忙しくなる前にまた投稿。

高評価、評価訂正、感想お待ちしております。全て励みになる上にまだまだ、完結すれば4章以上になる予定の作品なのでモチベーション維持と参考の為にお願いします。

評価文字数撤廃しました。

読み専の方も
読了後の感想お待ちしてます。
できればオバロアンチの方以外で。


27万文字は無理でも完結させたい。


プロローグ 007話 対スレイン法国戦略協議 ④ 〜気が急くアインズの出立〜

「では竜王国に続いて、外交団の割り振りについて、現状最も遠方で情報すら少なく優先順位も不明で対処の難しい2国、カルサナス都市国家連合とアーグランド評議国についてだ。竜王国の女王の先祖の竜王かその同族が三国のいずれかの近くに潜み大陸を諦観している可能性がある。あのリクと名乗った白人形(オモチャ)を与えたフィクサー気取りの操り手を炙り出し、情報を抜く必要がある。無論対話の窓口も残しておく。」

 

「私も帝国に顔を出すので帝国経由でカルサナス都市国家連合へ帝国を通過して外交特使を送る。竜王国との外交も帝国へ伝えてやると良い。そのために、先行して竜王国行きのセバス達が帝国へ現着する流れとなる。」

 

「エルフの国との交渉は私とアウラ・マーレで真っ先に済ましておく。エルダーエルフの英霊であるレスタト翁の威を借りさせてもらい迅速に話を済ませる。」

 

「ラナー、コキュートス、王国から逃れた反魔導国勢力はどちらに逃れたか分かるか?地理的にやはりアーグランド評議国か?」

 

「はい、蒼の薔薇の面々であればアーグランド評議国に救えるだけの人間どもと共に逃げ再起を図ろうとするでしょう。おそらく十三英雄であるイビルアイの旧知の者やガゼフストロノーフの師匠筋の方と合流する算段かと。ふふふ、リーダーが愉快で素直な貴族子女ですから。」

 

(は?ちょっとラナーの性格についていけないんんだが?大丈夫だよなこれ(コイツ)。)

 

「あー、友人である蒼の薔薇の面々の事も心配であろう?フェーズ1ではラナーは評議国へ向かってトンボ帰りするか?旧王国領を通っての長旅になるが転移ゲートがあるから時間の心配は要らぬ。」

 

「私の心の慰撫ならず、王国の民の事まであんじて下さり感謝いたします。ありがたきご配慮に報いるべく、旧王国民の魔導国への忠誠を強固にすると共に、評議国について元王女ラナーとして可能な限り洗い出してご覧に入れましょう。」

 

(はあ?なんか違うけどまあいい。のか?)

 

「では、ラナー、コキュートス、モモン(パンドラズアクター)かナーベをレスタト翁(分霊)と共に旧王国経由で評議国に向かわせよう。カルサナス都市国家連合は帝国行きの人員を増やして現地での状況をみて選抜するか。」

 

「アルベドはすまないが守護者統括として、外交上顔の知られている宰相位の美姫としてナザリックに残りレスタト翁の報告をまとめ本丸での私への連絡役を勤めてもらえるか?」

 

「はいっぃ!!全身全霊で良妻賢母アルベドお役目果たしてみせます!ご武運を。」

 

(ん?何が琴線に触れたんだ?まさか美姫の部分か?強く引き止められない分には助かる…ような、後が怖いような。)

 

「では、私にはレスタト翁(本体)かその複人格の英霊が憑いているから心配無用だ、外交にあたる前に衰弱した番外席次への尋問は中断し、心身の回復に努めさせよ。懐柔するにせよ外交の手札にするにせよ番外席次の懐に入り込み触れられたくない芯の部分を撫で本人の意志で選択させる必要がある。魔導国における捕虜の扱いの基本は暫定的にそのように定める。態度を軟化させる役目は慎重に選択する必要があるためしばし放置だ。」

 

「では、第三国領土で敵対した他国の軍人に対する法を至急詳細に定め日を遡って国内にて公布施行、今回の各国訪問者に対して魔導国が捕虜に対する扱いの条項を持たせられるように仕上げておきます。」

 

「うむ。さすがアルベド。今後の国際紛争の際のスタンダードな物になるよう、頼むぞ。」

 

「はっ、あらゆる蛮国・宗教国家の規範となりつつ我が国の利する物に、ですね。お任せください。」

 

「ほ、程々にな。」

 

(レスタト翁に含むところがあるのかと思ったけど俄然張り切ってるな。気のせいかな?まあよしとしよう。)

 

 

「お呼びとうかがい、ナーベラルガンマ帰参いたしました。」

 

 

「お?ナーベ、今回は『ほぼ総力戦、ただし人間種に優しく緩やかに』だ。パンドラズアクターは遠出の冒険に出てた設定か?」

 

「は、本日帰宅後魔導国からの指名依頼を受ける段取りをつけて参りました。」

 

「そうか、パンドラズアクターにも近々会って近況の擦り合わせをしておきたい。特にホニョペニョコとシャルティアのナザリック及び魔導国における立ち位置、神人(プレイヤー)とするのかその創造物(NPC)とするのか第三のこの世界独特の脅威とするのか等の口裏合わせ或いは想定問答を決めておかねばな。」

 

「では皆はパンドラズアクターが戻り次第申し送りを。協議の議事録、作戦の概要はレスタト翁(分霊)かアルベドから申し送りを受けてくれ。」

 

「私は最優先事項のエルフ王の国へ赴きアリバイ作りと保護に入る。アウラ、マーレ、それにシャルティア、レスタト翁と共に行くぞ。早ければ明日には目処がつく、期限が過ぎても連絡が無ければメッセージを使うかレスタト翁を通じて連絡をくれ。では行こうか。」

 

 

「あ、あたしも連れってくださるでありんすか?」

 

 

「何言ってのさ、シャルティアの為のスレイン包囲網なんだから被害者が参加しなくてどうすんのさ?」

「や、やられた分は億倍返しっ、、、です。」

 

「あたしの為?あ・た・し・の?」

 

「まー、何%かはそういった要素があるんじゃないかな〜って話でしょ。行くよー。」

 

「ほっほっほ。小生達にとって良き主君に仕えられるのは至上の喜びですからのう。」

 

 

(そういうこそばゆいやり取りは、俺のいないとこでやってほしいんだけどなー。)

 

 

「皆も、それぞれレスタト翁と相談でも談笑でもして親睦を深めると良い。同時進行の作戦の性質上何が起こるか分からないから信頼が大事だぞ〜。」

 

 

 

「それと言うまでもなく、ラナーはナザリックの所属、何人も許可なく害する事を禁ずる。ラナー付きのクライムに関しても監督権の多くはラナーにあるが、ラナーであれ誰であれ無暗に害する事を禁じる。彼もまた我がナザリックの奇貨である。」

 

(クライム少年、これで強く生きてくれ。)

 

 

悟の感じた生命の輝きがくすまぬよう、得体の知れないラナーに対してのアインズにできる精一杯の牽制(援護)を残して再び仲間達と共にダークエルフに会いに行くのであった。

 




フェーズ1で既にアインズは自らフル稼働する予定、管理職の大変さは優秀な現場の人間には分からないのかも知れない。

重要なミス発見、改稿しました。
前話末との整合性とり細かい表現変更しました。

追記、早速の誤字報告ありがとうございます。訂正しました。



https://overlord00.fandom.com/ja/wiki/%E5%9C%B0%E5%9B%B3

原作書籍準拠のオーバーロード転移先大陸南西部の地図です。↑

地の文での肉付けは後日まとめて行うと思います。今はとにかくある程度プロットを形にして公開したいので。
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