無事に突破したあと私は皆がゴール仕切るまで待つこと数分、リザルト見るとA組とB組の面々皆ゴールで来ていた。しかもサポート科から1人と普通科から1人とゴールインしてて凄いなって思った(小並感)
《さあ!これで42名の予選2種目目に進出よ!43位以降の子達は惜しくもここで敗退になるわ!》
最後の一人がゴールインし終えて2回戦目の内容が表示される……騎馬戦?いやいや人数的に少なくならない?気の所為?
《障害物競走で1位通過した子にはポイント1000万よ!》
……ふぁ!?
「ちょっちょっと!?異議あり!異議あーり!1000万は流石にインフレがすぎますよミッドナイト先生!?」
ルール説明の方全然聞いてなかったけど最後のは聞きそびれないわよ!?何1000万って!意味わからないんだけど!?そこは1000ポイントとかでしょうよ!
《あら?優勝目指してるならこの位のハンデはあっても文句は無いでしょ?》
「それとこれとじゃ話が違うんですよ!じゃあポイントはこの際いいですけど私の提示する条件を飲んでくれたら大人しく引き下がりますよ!」
《んー……まあ聞いてみないとわからないからね、一応聞いてみましょう》
そっちがその気ならこっちもその気でやるわよ!
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「……条件と言うから何かと思えば……」
「ああ、まさか単騎でやるとはな」
私が提示した条件とはこうだ
1.1000万だけ持った状態で単騎で生き残ること
2.1度奪われれば即敗退
3.制限時間までにハチマキを保持したままでいれば自動進出、ただし他4チームとは別枠での進出とする
4.単騎の為地面に足を着いてもセーフ
以上のルールの元ミッドナイト先生が協議してくれた結果、可決されることになり私は今○イナ立ちしているのであるが
「(普通に強い面々だから下で氷の馬で暴れ回るって言うのは面白いとは思うけど……それじゃ派手さは無さすぎる、という事で私は上に逃げるつもりではいるがどうせ爆豪くんと焦凍は上に来るでしょうね)」
諸々のことを考えながらアホみたいにゼロが多く書かれたハチマキを巻き準備を整える……1段階上とあれも使いましょうかね
《それじゃあ……始め!》
開始の合図とともに全員が一斉にこっちに走ってくる……うーん恐怖映像、こういう時ほど焦らないようにね
「【赫灼熱脚 震脚】」
諸々の準備の前に爆炎を纏わせた脚で震脚を放ち足を止めさせる、その隙を着いて発動しちゃいましょ!
「【二天赫翼】+【赫灼熱拳 碧】!」
背中から氷の翼……というより○ンハンの○ルファル○みたいな槍翼を思わせる形状の翼を生やし燐以上に鮮やかな青に染まった碧を発動させて準備万端、出力は50固定開始でそこからは随時調整で!
「テイクオフ!」
両手両足に加えて二天赫翼に追加された6個の噴射口から炎を放ち一気に空に上がる……あっこれ病みつきになるわ
《開始の合図とともに轟吹雪!衝撃波ぶっぱなして空に飛び上がったがなんじゃありゃ!?初見だぞ!》
《恐らく新しく開発した技だろな、胸に灯っている燐も前より色が少し変わってるみたいだから仕上げてきたんだろこのために》
ちなみに震脚以外にも鉄山靠やらの八極拳を覚えてたりする、え?誰に教わったかって?泰山に行った時になんかいた神父さんに教わりました……いや神父が八極拳使えるって時点で可笑しいんだけどさ?
《こりゃ最速の称号そのうち彼女のものになりそうだなぁ、さあ下では体勢を建て直した生徒らがハチマキの奪い合いを始めてるぞ!》
《単騎でやるって言った理由が何となくわかった、そりゃあれをやるんだったら1人の方が合理的だな……だがこのタイミングで轟チームと爆豪チームが上に昇ってきたからドッグファイト始まるぞ》
あらら、本当に登ってきた……けどさ
「爆豪くん下の皆ほっぽって良いの?」
「あいつらはんなやわな事で取られる訳ねぇだろうが!氷女!自分から死にに行く条件付けたこと後悔させたらぁ!」
「意外と信頼してるのね、まあやれるもんならやってみなよ!」
両足だけに炎を集中させ槍翼を前方に構え両手も前に構える、実はこの翼動かせるのよ物凄い形状に……まあお披露目出来るかは知らないけどね
「フルブラスト!」
両手と両翼から8×3回の砲撃、合計24発の炎弾を放ちルートを塞ぐがそんなの関係なしに突っ込んでくる……ので逃げる
「ばっははーい」
「だぁっ!?てめぇ逃げんじゃねぇ!」
はっはっはぁ!悔しかろう悔しかろう!……やぁーこれ思ってた以上に楽しいわ背中のラジエーターに着いてる噴射口から赫翼生やして直接炎噴射出来るようにも出来たし主な移動方法として重宝出来そうね
「それじゃあ新技出血大サービスよ!焦凍!爆豪くん!」
私はホバリングを翼任せにして弓を爆豪くんとしれっと氷を足場にして追っかけて来た焦凍らに向けて構える……グレイシャル・ミーティオは全部氷だけど今度は上下を炎に変更したパターンだよ!
「撃ち抜け!【プロメテウス・ミーティオ】!」
弓の弦を離し矢を放つ、青い閃光と共に飛翔したそれは普通に防御されるけど相殺はしきれるわけがないのだ何せ炎だからね
「っち!」
「くっそところ構わず撃つのかよ……飯田!下に降りてポイント稼ぐぞ!」
「分かった!」
無事に撃退出来たのか爆豪くんは堪らず降下して足になってる切島くんらの所に降りていき焦凍らも分が悪いと感じたのか下でポイント稼ぐ方針に変更し降りていった為しばらく上で観戦することにした、下にちょっかいかける必要も無いしね私
「……ふむ、要注意はあの普通科の子かな?後はB組で相手の個性をコピーしてる子と……」
次に進む確率は凄まじいほど高いからか高所で誰をマークするか考えております……余裕ぶっこいてる?それはそうだって皆今必死になってるポイントの取り合いしてるしこっち割と高所にいるから下手に行けないしね。ていうかマークしてる子ら勝ち上がってくるかは五分五分だからなんとも言えない
「ああでもやっぱ注意する必要ありそうなのって焦凍と爆豪くんかな?後は常闇くんと緑谷くんに飯田くん……A組思ってた以上に厄介な個性多くない?いやB組もかなり厄介な個性持ってる子いるからなんとも言えないけどさ」
割と思うけどヒーロー科のみんなの個性って敵に回したら結構やばい連中ばっかりなのなんなのかな?私含めて……
《はいしゅーりょー!そこまでね!集計するから轟吹雪降りてきなさぁい》
あっ終わった……考え事してたらあっという間に10分過ぎてた
集計も終わり電光掲示板に表示されたリザルトはこうなった。
自動進出:轟吹雪
1位:焦凍・飯田・上鳴・八百万
2位:爆豪・切島・瀬呂・芦戸
3位:心操・尾白・角取・庄田
4位:緑谷・麗日・常闇・発目
とのこと……なんだけどなんと尾白くんと庄田くん、角取さんの計3人が辞退を宣言、要約すると「自分の力だけで勝ち昇ってこそ価値がある」との事……その発言に彼らも同調しミッドナイトはそれを容認して他チームから2名繰り上げになり鉄哲くんと塩崎さんが繰り上がりになった形で本戦のガチンコバトルに参加することになった
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諸々の相談事も終わり特に問題も起きることなく気がつけば昼時になっていた
「それじゃあ今からお昼休憩よ!その後にレクリエーションを挟んで本戦を開始します!時間に遅れないようにして下さいね!」
『はぁーい!』
……まあお腹空いたし食堂行こっと
……で
「「激辛麻婆丼……は?」」
え?爆豪くん辛いの好きなの?こんなもの私しか食べないと思ってたのに食べるんだこれ
「真似すんじゃねぇてめぇ……辛いの好きなんか?」
「真似なんかしてないわよ……まあうん、泰山の麻婆豆腐3皿は食べたことあるし」
「甘ったりぃやつばっか食ってるイメージしかねぇ」
「私は和菓子派ですぅ!気分的に食べたい時しか洋菓子なんて食べないわよ!……泰山の場所知ってる?」
「……いや、知らねぇな」
「後で教えたげるから今は勘弁してよね」
折角なんでついでにお姉ちゃん直伝の四川麻婆のレシピも教えたげよ、にしても辛いの好きって意外だわ……そう言えば私彼の好きなもの知らないんだよねって
「(いや何考えてんのさ私!ただ辛いの好きって言うだけで妄想も大概にしなよ!?)」
この後思いっきりむせました……辛いの食べてる時に余計なことは考えないようにしよううん
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お昼ご飯を食べ終えた私は対戦表が出たってことで先に見させてもらう事にした……ええーっとぉなになに?
Aブロック
1回戦緑谷vs心操
2回戦焦凍vs瀬呂
3回戦塩崎vs上鳴
4回戦私vs八百万
Bブロック
1回戦常闇vs芦戸
2回戦麗日vs爆豪
3回戦切島vs鉄哲
4回戦飯田vs発目
……八百万さんとか、て言うか麗日さんと爆豪くんって大丈夫かな?いやまあ流石にあの爆豪くんでも多少は加減するでしょうん
「(にしても……サポート科の子と普通科の子が1人ずつ勝ち上がってるのは意外だなぁ騎馬戦で振い落されてるかと思ったけど想定していた以上に策士だねこの二人)ありがとうございます」
私はこの後恥かくことになった……
「……誰よこれ指示した阿呆は」
普段着るわけのないチア服を着てレクリエーションをやる羽目になるなんて誰が予想出来るのさ!?
割と走り気味だったけど今回はここまで……映画チマチマ履修始めたんでワンチャンI・アイランド編書くかも?