《さあこれから楽しいレクリエーションの時間だぁ!アメリカから本場のチアが……ってA組女子どうしたァ!?》
《……あいつらなにやってんだ?》
「なんで……なんで私らがレクリエーションでチアコスしなきゃ行けないのよ!どげんしたらこうなるとよ!」
「吹雪ちゃん博多弁が漏れてるわ」
「吹雪ってこんなでかい声出せるんだ……」
「うぅ〜すみません」
あっどうも怒り心頭の吹雪です……なんでこうなっているかって?遡ること約数分ほど前
「え?チア?」
「はい、相澤先生の指示だそうで……」
お昼も食べ終えた私はトーナメント表を見終えてさあ仮眠しようとルンルン気分で控え室まで行こうとしたら八百万さんに足止めされました。ええ〜何それ胡散臭いなぁそもそもとして相澤先生がそんな指示出すのかな?
「……本当にそれ相澤先生の指示なの?」
「はい、そうですが?」
「……まあ、肩の力抜く意味も兼ねてやる可能性も極僅かにありそうだから否定しきれないけどとりあえずやりますか」
回想終了ーー
ヴアァァァ!!!!絶対嘘だと思っていた筈なのに八百万さんのあのキラキラとした視線に負けた結果がこれって何よ!巫山戯ないでよ!てか誰よこれの指示出した阿呆は!?
「……あ?」
視線を動かすとニヤニヤと笑っているアホ面とエロ葡萄が見えた……んで何やら会話してるみたいだけどとりあえず耳すましてみることにした
「プックククク、上手くいったな峰田」
「ああ、特に八百万は相澤先生の指示とあらば従うからすげぇ楽だったぜ……眼福ぅ〜ヤオヨロッパイに麗らかボディ、芦戸のクビレに吹雪のセクシャルボディ……」
「(ブチッ)……やつらか」*1
「え?吹雪ちゃんどないしたん?」
「なんか物凄い怖い顔になってるよ?」
「こうやってみると怒ってる時割とエンデヴァー寄りだよね」
私はすぐさま上鳴くんと峰田くんの顔と顔の隙間に照準を定めグレイシャルアローを瞬時に生成し投擲、ドゥンキィン!という氷のくせして重々しい音を立てたその槍は吸い込まれていき
「「(ズガァン!)あっぶねぇ!?」」
『ヒェッ……』
見事に2人の顔と顔の隙間に吸い込まれ後ろの壁に突き刺さった……ついでだし公開処刑もしてやろう私に喧嘩を売ったこと後悔させてやる
「……フゥー、スゥッイレイザーヘッド!体育祭終わったら直ぐに上鳴電気と峰田実に特別講習(物理)を受けさせてあげて下さい!」
「「待て待て待て待て待て待て!!!???なんか特別講習におかしなルビが聞こえた気がするぞ!」」
「しゃあしか!死ね!」
《あーそういう事か……分かった、峰田、上鳴……お前ら後で俺と特別授業な?喜べお前らが不安がっていた近接戦闘授業だぞ……逃げたらどうなるか分かってるな?》
「「は……はい」」
「ふん!ざまぁないわ!」
事実上の死刑宣告、あの二人には悪いけど逃げ道は塞がせてもらうわね?
「……吹雪って確か静岡出身なのになんで博多弁喋れるの?」
「轟さんに聞きましたがどうやらホークスがお姉さんとご結婚なさってるみたいでその時に教えて貰ってたらしくて」
「えっ!?何時なのそれって!?」
「少なくとも私たちが雄英入学前には2人とも入籍してたし啓悟義兄も家に居ること普通にあったから暇潰し程度に教えて貰ったのよ、とは言え簡単のしかまだ言えないけどね」
『ほえぇ〜』
因みに燈矢兄と萌義姉は中2で、冬美お姉ちゃんと啓悟義兄は去年結婚式上げました……2度もヴェールガールやる羽目になったのはここだけの話である
「はぁーもぉー……しょうがない切り替えて行こっか」
「あっ割り切った」
「変に気張る必要性もないしレクリエーションって事で割り切るしかないよもう……というか正直滅茶苦茶恥ずかしい」
「正直言うとウチも結構恥ずい……て言うか吹雪って結構着痩せする方なんだ普段厚着してるから分からなかったけど」
「冬美お姉ちゃんと萌義姉には遠く及ばないけどね……一応これでもCかD位はあるけど」
「十分でしょ!?」
「皆さんすみません……まさか騙されてたとは露知らず」
「ケロケロ、仕方の無いことよ百ちゃん」
「まあなんにしても気分転換にはなるでしょ!」
「そーじゃんそーじゃん!やったろーよ!」
「葉隠ちゃん元気だなぁ……それじゃあ気合い入れてやってくよ〜」
『はぁーい!』
まあ芦戸さんも言ってたけど気分転換にはなるでしょ、唆される形でチア衣装着る羽目にはなったけどみんな意外と似合ってるのがまたなんとも言えなかった
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皆に先に言わせてもらうけどレクリエーションは所謂お遊び系が多く大玉転がしとかやるし、それに順位関係なく参加出来るんだけどさ
「……誰よコスプレ競走なんてろくでもない競技考えた阿呆は、いや出場してる時点で私も同類か」
「まあまあそんなこと言わずにさ?楽しもうよ?あっ私B組の拳道一佳、何時ぞや鉄哲が悪かったわね……私らも目立ちたいとは言えA組には色んな意味で負けちゃうからさ」
「なるほどB組大好きだからああ言ったと……」
ちなみにこのレースに参加してるのは私と八百万さん、B組の小大さんと拳道さんだ……他にも何人かいるけど全員女子である。なんでこの競技女子限定なのさ私補欠じゃないんだけど?
「皆さぁーん!位置について!よーい、ドン!」
「早い早い早い……って轟さん足はっや!」
油断してるタイミングで合図送られるなんてのは入試で経験済みなんでササッと終わらせちゃいましょっと
「さてさてお題はっと……は?」
1番目に辿り着いた私は机に置いてある封筒1枚を取り中を確認すると……そこには【キタサンブラック(ウマ○)】と書かれていた……いやいや白髪の私にこれ着せるのはまあ勇気いるよ?
「……えぇーいままよ!」
取り敢えず指定された番号が割り振られた衣装ケースを回収して着替え用のボックスルームに入る……チアから和服の勝負服に着替えるってなんか新鮮である
「(……そういえば今思い出したけど萌義姉たちの世代もこれやってたっけ……その時何着てたっけ?)」
(※バーニンは声優繋がりで当時はリコリコの錦木千束の格好して走ってたりする)
取り敢えず着替え終えてウィッグも被り一通り確認し終えたからシャッとカーテンを開けて……確か同封されている決め台詞言うんだっけ?
「私のこの足で……皆を照らします!」
『皆のお助け大将ー!』
やっぱ皆知ってるよねぇーて言うかなんてキタサンブラック?衣装何処で用意した?……ミッドナイト先生あんたか!?
「(……いやグッ!じゃないから!って八百万さん出てきた)」
隣のボックスに入ってたであろう八百万さんは……青い衣装を着ていたがタイツのせいでなんか若干エッな感じに見えてしまった。髪色も茶髪になってて馬耳とか生えてるけどなんで分かったかって?顔おぼえてるからだけど?
「い……一等星の輝きを……ここに」
『アヤべさぁーん!』
「……なんでウ○娘ネタしかないの?」
取り敢えずゴールまで走ろううんって何この柵みたいなの!?
「何この柵!?」
《みんな揃うまでその場で待機ねぇー》
「ええ……」
ちなみに他はと言うと
「優勝!快勝!エル圧勝!……はっずこのセリフ」
拳道さん→エルコンドルパサー
「目的を達成、いい走りが出来ました」
小大さん→エイシンフラッシュ
他にはアグネスデジタル、エアシャカール、サトノダイヤモンド、トウカイテイオーの衣装を着た子らが出てきた……逃げよ普通に
《美しくも青空広がる雄英体育祭200m、誰が勝つかは見物ですね……ゲートイン完了出走の準備が整いました》
走る構えをとって合図を待つ……ゲート開くタイミング難しそ〜
《……スタート!各ウマ娘綺麗なスタートを切りました!》
空いたと同時に駆け出し一気に速度を出す……なんか普段よりも早く走れそうなのなんだろう?この服着てるからかな?て言うか私の速度じゃ200m程度すぐ走り切っちゃうよ?
《あっ早……轟さん1着でゴールイン!》
『速!?』
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全員ゴールインし終えて感想戦でございますがいの一番に言われたのは私が早すぎたことだ……うん、なんか……ごめんね?
「それにしても……吹雪さんお似合いですわね」
「あぁー確かに、白と黒って映えるからね……和服だし」
「今ウィッグ付けてて黒髪だけどね、でもなぁんか妙にしっくり来るんだよねぇこの服装」
「ん、シンパシーってやつ?私も結構この服しっくり来る……露出多いけど」
「まあエイシンフラッシュの初期衣装はそんなものだもんね……良かったぁビキニアーマーとか無くて」
「確かにあったら羞恥心で走れなかったもんね」
「八百万さん結構嬉々として着そうではある」
「そりゃまたなんで?」
「露出多いから」
「「ああー」」
「何故そこで納得なさるのですか!?」
嫌だって八百万さんだし……個性発動のパフォーマンス良いですわね!とか言ってほぼすっぱだかな格好を全国に晒す訳にはいかないし……そう考えたらアドマイヤベガの衣装は色々と正解なのだろうくい込んでる太ももから目を逸らすけど
「……にしてもなんで私エルなんだろ?」
「格闘繋がりとか?」
「そう言う小大さんのは小大さんの為にあるかのような服装ですが」
「……正直露出多くて恥ずかしい」
「あっよく見たら耳赤い」
小大さんってそこまで会ったことはないけど表情そこまで変わらないのに意外と感情豊かで可愛らしい……ファンクラブとかありそう
まあ……そんなこんなでレクリエーションも終わり……遂に本戦が始まる
次回もサクサク書けるといいなぁ