地獄ではない轟家   作:黄昏の跡地

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どうも、ほんへの方の仮免試験のやつで若干難産になってる作者です。

構想自体は出来てはいるもののどうしても文字に起こすのが苦手で……もう暫くお待ちくだせぇ


地獄から抜けた轟家

 

セメントス先生がフィールドを弄ってる合間に私たちは……

 

「うし……皆ぁ!誰が最終勝つかトトカルチョしようぜ!お菓子賭けるぞ!」

 

「上鳴くん!?学生がそんなことしていいのかい!」

 

「お菓子賭けるだけなんだから大丈夫だって!」

 

何故かトトカルチョの話をしていた……なんじぇ?そもそもどっからその話になったのかと言うと次の第2ラウンドでは塩崎さんを除いた全員がA組のメンバーだからだ。この際誰がいちばん強いのか白黒はっきりさせようってことになって更にそっから変わってトトカルチョの話になった

 

「俺爆豪に賭ける!」

 

「俺も俺も!」「俺もー」

 

「私吹雪ちゃん!」

 

「私も吹雪ちゃんに入れるわ」

 

「私もー!」「ウチも」

 

 

 

……とまああれやこれや話しているとどうなったかって言うと

 

 

「……んで過半数が氷女に入れてんだよ巫山戯てんのか!?」

 

そう、過半数が私に入れたのだ、少なくとも女子組全員と男子半数が入れてた……残りが爆豪くんに入れててちょっと笑った。ドンマイ焦凍あんた私に負ける前提みたいよ?

 

「逆に聞くけど爆豪、お前姉さんに勝てるのか?」

 

「余裕だわ半分野郎!氷女如き爆破し殺してヤラァ!」

 

「(姉さんが碧より先の赫灼使えるのはこの際だから黙っとこ)」

 

「(焦凍お姉ちゃん嬉しいよ……あれのこと黙っててくれるなんて)」

 

「(奥の手は最後の最後に取っておくものなんだろ?)」

 

「コラコラそこお二人さぁん?双子固有パッシブのテレパシーしないの」

 

「「……してた?」」

 

『んふっwwwwww』

 

「シンクロしてるwwww」

 

「可愛いww」

 

「イケメンがよぉ……」

 

なんか笑われた……そう言えば離れてた時期を除けば子供の頃からずっと焦凍と気が合う所とか言ってないことを理解してしまったりとよく分からないことがあった、医学的にはどうやら肉体や骨格が同じだからそういう現象が起こるとか言われてたりするみたいだけど実態は不明だそうだ

 

「あっ、そろそろ緑谷くんと焦凍の出番だよ……頑張ってね!」

 

「ああ、緑谷……いい試合にしような」

 

「うん!負けないよ!」

 

 

 

男の友情……お姉ちゃん嬉しいぞ焦凍にお友達が出来たことに……女子組の皆の呼び方下の方で呼ぼっかな?これを機に

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

バッサリカット〜リザルトは焦凍の勝ちだった……んだけど

 

「緑谷くん折角治してもらった指全部ダメにしたし」

 

「加えて腕一本へし折れてるわ……緑谷ちゃん的には全力を出したのだろうけどこのリザルトは相澤先生怒ると思うわね」

 

「そうだね梅雨ちゃん……それじゃあ私行ってくるね」

 

『行ってらっしゃい!』

 

皆の声援を胸に私はフィールドに繋がる連絡路に向かう……その道中に見覚えのある赤髪の男性二人がいた、パパと燈矢兄だ

 

「あっパパ、燈矢兄!」

 

「おお吹雪!戦績はかなり良さそうだな!お父さんも鼻が高いよ」

 

「俺もだよ、吹雪なら必ず優勝出来るって信じてるから教わった物全部出し切れよ!」

 

「……はい!あっ焦凍!」

 

「む?フッ……よく頑張ってるな、拙いながらも炎を扱えてるのは凄いことだ。休みの間にアドバイスは幾らかしてやる」

 

「親父……悪ぃ、助かるよ」

 

「焦凍、俺も教えてやるよ……吹雪との一騎打ち楽しみにしてるからな!」

 

お休みも修行、と言うより座学に近い感じかな?今回は……まあ喧嘩さえしなければ大丈夫だから平気平気

 

「……姉さん!」

 

「うおっと……何ィ?」

 

「……負けんじゃねぇぞ!」

 

「フッ、たり前よぉ!お姉ちゃんの勇姿しかと見ときんしゃい!」

 

そう言って私はフィールドに出て再び大きな歓声と拍手に包まれながら塩崎さんを捉える

 

《フィールドの被害そこまでだったしドンドンやってくぞ!残された最後のB組の刺客!荊棘を操り罪あるものを縛り上げる!ヒーロー科塩崎茨!対するは!A組最強と名高い白猫!蒼き氷と炎を操り父エンデヴァーの後を追う!ヒーロー科轟吹雪!》

 

白猫て……いやまあ昔から猫っぽいって言われてたりするけどだとしてもその紹介は如何程のものかと思うんだけどなぁ

 

「刺客……という程仰々しいものではありませんが挑ませて頂きます」

 

「正直言うと塩崎さん的には相性最悪だと思うよ?」

 

「それはやってみなければ分かりませんよ?」

 

《それでは……試合!始め!》

 

「お覚「遅い」なっ!?」

 

開始直後、私は二天赫翼と碧を同時発動させて即加速しゼロ距離まで来たところに勢いを乗せた蹴りを叩き込み速攻で場外に叩き出した……ごめんね塩崎さん

 

《……はっ!塩崎茨場外を確認!よって勝者轟吹雪3!第3ラウンド進出です!》

 

《あぁ……はっ!圧勝!爆速すぎんだろ!?目で追えなかったぞ!やっぱ轟姉弟ヤバすぎんだろ!?》

 

《パッと見高圧縮した炎を翼から介して放出して加速、その勢いを利用して蹴りをカマしたと言った感じだな……ホークスといい勝負が出来そうだな》

 

「ごめんね塩崎さん、ちょっと本気出しすぎた」

 

「いえ……まさかあそこまで速度があるとは思いませんでしたよ」

 

「流石にホークスにほまだ遠く及ばないんだけどね」

 

「ご謙遜を……追いつけますよあなたなら」

 

 

 

私と塩崎さんの試合時間は僅か数秒程度、焦凍が瀬呂くんとやりあった時よりも速くに終わり次の試合にすぐ移ることになった

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

最終結果として第3ラウンドに進出したのは爆豪くんと常闇くんだった……で私は焦凍を正面に捉えていた。なんでかって?もうフィールドにいるからだよ!

 

 

《さあリスナー共!お前らこれが1番見たかったろ!Aコーナーより!半分氷半分炎!そこに秘めたる想いは豪炎の如く!轟焦凍!対するBコーナーより!柔は豪を制する!量より質を体現する白雪姫!轟吹雪!遂に夢が叶う姉弟対決!見逃すんじゃねぇぞ!てめぇら!》

 

「……やっとだな」

 

「焦凍と本気でやるのは最初の戦闘訓練以来だもんね、またあの時みたいに駄々こねないでよ?」

 

「もうしねぇよんなガキみてぇな事……今度は負けねぇぞ姉さん!」

 

「来なさい焦凍!」

 

《双方気合十分!それじゃあ試合始め!》

 

「「っ!」」

 

開始直後速攻で氷の押し付け合い、焦凍はどちらかと言えば面制圧型になる攻撃方法を取るけど私はその逆で圧縮して攻撃の質を上げている手法をとる……兄弟姉妹でもここまで型が違うのは仕方のないことよね!

 

「そこ!」

 

「やらせねぇよ!」

 

《さあ轟姉弟初っ端から氷の押し付け合いは互角!その後の炎もあっさり氷で対処された!》

 

《いや、よく見りゃ姉の方が押し込みは強いな……個性訓練を重ね続けてここまで差が如実に出るとはな》

 

「だってさ!あんたサボり気味なんじゃないの!」

 

「姉さんに比べて圧縮なんざしてねぇからな!」

 

「じゃあ焼き払わせてもらうわよ!」

 

「くっそ無駄に火力高ぇな!」

 

「燈矢兄にずっと炎の火力の上げ方教えて貰ってたからね!扱い方はお父さんからだし!」

 

炎と氷の応酬、けど圧縮して出力を上げに上げてるお陰でかこっちが押せ押せであるのは間違いないけど油断ならないのが焦凍なのよね……ギア上げていこう

 

「【赫灼熱拳 碧】+【二天赫翼】!」

 

「っち!来やがったか!」

 

《さあ轟吹雪が高機動状態に入ったぞ!どう対処する弟焦凍!》

 

《正直あの速度今の学生組で対処出来るとするなら3年組か爆豪位のスペックないと無理だろうな……プロヒーローまで視野を広げればホークスが適任だがな》

 

「こういう同じ能力持ちはね……無理ゲーの押し付け合いなのよ!」

 

「転弧さんの受け売りかよ!なら全方位に攻撃すりゃいいだけだ!」

 

「とかその気になっていたその姿はお笑い物よ?」

 

碧を奥の手の1歩手前の70まで引き上げて純臨界状態にまで引き上げて更に加速する……赫翼の隙間から蒼い炎が漏れ出てるけどこれ大丈夫だからね?余剰エネルギーがそういう風に見せてるだけだからね?その間に私は氷の弓でアローシリーズとミーティアシリーズで弾幕を張りつつジグザグに飛行して狙いを取りずらくさせる

 

《おいおいあの飛び方ナハト脚の特権だろ……》

 

《翼はモンハンからだろうし飛び方はAC6から倣ったのかな?》

 

《まあ轟姉って結構軽いからな、一撃が重いからそのうちドム足とか四脚みたいな事しでかすぞ》

 

『『重量二脚絶対似合わないけど軽量四脚とかなにそのシュナイダーみたいなの頭空力かよ』』

 

「ちょっと先生方!私をあんな空力ガンリキネコと一緒にしないで下さい!せめて頭フロイトって言ってください!」

 

『『『そっちならいいのかよ……』』』

 

ACなら断然軽中量二脚よ……なんでこんなこと言ってるかって?家で遊んでるからよ勉強とか鍛錬の妨げにならない程度にだけど

 

「姉さん集中してくれ!」

 

「するわよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

10分後……

 

 

 

 

 

「「いい加減落ちろよ!」」

 

《耐久しすぎだろこいつら!》

 

《切島らも大概だったけどこっちも何も言えねぇな》

 

《……じゃあ次の一撃で終わりね》

 

1個性の撃ち合いやら格闘やらで気が付けば10分経過してた……けどラウド先生の鶴の一声で次の一撃で終わらせられることになった。まあ仕方ないか

 

「絶対ぶっ飛ばす!」

 

「やれるもんならやってみろや!」

 

私は右手に炎を収束させ赫翼にも炎を充填させ何時でもカッ飛ぶ用意をする、対する焦凍は氷ばっか使ってたのか身体を炎で温めながら左に炎を圧縮していた……行けるけどまだ溜める

 

「【赫灼】」「【膨冷】」

 

「「【熱拳】/【熱波】!」」

 

先に出したのは焦凍、極限まで冷却された空気に対して熱を与えることによって放つ熱膨張の拡張版みたいなやつなんだけど何をとち狂ったのかえげつない風と水蒸気が押し寄せてきた……まあ2種のコート系防御技張ってるから意味ないんだけどね

 

「……さすがにそれは愚策がすぎるよ、焦凍!」

 

「なっ!?」

 

膨冷熱波を赫翼の加速で通り抜け焦凍の眼前まで迫る……悪いけど私が先へ行くわ、そう思いながら私は限界まで圧縮し溜めた拳を振り抜いた

 

「ぜぇらぁぁぁぁぁ!!!」

 

「うっぐぅっ!?ぐあぁ!」

 

思い切り振り抜いた拳が焦凍の腹部に見事直撃し吹っ飛び場外の壁に激突する……私の勝ちだよ焦凍

 

《……轟焦凍くん場外を確認!よって勝者は轟吹雪さん!最終ラウンド進出です!》

 

《決着ぅ!10分間の長きに渡る死闘を繰り広げ見事勝ち星を手に入れ最後の栄冠への道を手にしたのは姉の轟吹雪だぁ!》

 

 

 

 

 

 

 

 

その後の試合は相性の問題もあり爆豪くんが最後のコマに進んだ……漸くお披露目出来るよぉ




次回、向こうのふぶちゃじゃ辿り着けなかった自力版臨界状態お披露目です。還零冰龍と違ってこっちは素の個性の臨界状態なんで形態としてはまた一風変わってます
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