地獄ではない轟家   作:黄昏の跡地

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路地裏の裏ってそれ最早表通りでは?と思う作者です

タイトルはちょっと太鼓の達人のやつを意識してますんでまあ無視してくれて結構です


路地裏での戦い(裏)

 

職場体験2日目、今日は朝からパトロールという事でホテルのチェックアウトを済ませて保須支部で契約している寮に入った後……私たちは支部の入口に集まっていた

 

「おはよぉ〜」

 

「おはよう吹雪、まだ随分と眠そうだな」

 

「昨日ちょっと夜更かししすぎた……言ってすぐ目が覚めると思うけど」

 

ガントレットはまだ付けてないから下のアームカバー越しに目を擦り欠伸をする……すると欠伸が移ったのかパパと燈矢兄の順で欠伸をした……似てるなぁ

 

「くく、欠伸が移ってしまったな……燈矢焦凍は?」

 

「そろそろ来ると思う」

 

「そう言いつつアホ毛で遊ばないでよ燈矢兄」

 

そうこうしていると焦凍がガントレットを弄りながらこっちに来た……おおーかっこいい!前のよりスマートになってる!

 

「焦凍似合うじゃん、ガントレットもお揃いにしちゃってさぁ〜」

 

「そういう姉さんはまた一段と白くなったな……金色と白と青の占有率が広くなった気がする、て言うか腰のそれなにさ?」

 

「師匠と啓悟義兄からのプレゼントだってさ、刀ってより高周波ブレードって感じだね」

 

「啓悟のやつ何時こんなん用意したんだよ……しかも師匠もなんて事を」

 

「私も聞いてなかったんだよねぇ、本当にサプライズプレゼントらしいよ……改めましてエンデヴァー、イグニス、本日からよろしくお願い致します」

 

私と焦凍が揃ったってことで姿勢を整えヒーローとしての立場で呼ぶようにする、公共の場でパパとか燈矢兄って呼ぶと恥ずかしいからね?

 

「うむ、我々もヒーロー殺し”ステイン”に対しての包囲網へ参加することとなった……基本的にショート並びにニクス両名に個性使用許可と戦闘許可を承認するが必要最低限にな」

 

「「はい!」」

 

「それでは、行こうか」

 

 

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表通りに出ると朝早くということもあってか出勤している人らがかなり居た……めっちゃ見られてる。て言うかサイドキック多いなぁ

 

「おい……あれエンデヴァーだぞ、何でこんなとこに?」

 

「イグニスもいる……しかも後ろの子達ってもしかして娘さん達?」

 

「2人とも、もう少し堂々としていなさい……ヒーローが何故パトロールをするか分かるか?」

 

「えっと、ヴィランに対しての牽制と市民に対しての安心感を与える必要があるからです」

 

「うむ、概ね正解だ……そもそもとしてヒーローは成り立ち故に不安定な職務でな扱いとしては公務員に近いのだが実情は違う、警察との報連相、救援要請等連携出来る部分は確実に行わねばならない。逮捕協力・人命救助による貢献度を役所に申請し専門機関……まあ言うなら公安と言った機関で精査し給金が振り込まれる仕組みだ」

 

「給料周りはまあ所謂歩合制ってやつだな、後は副業も許されててCMやテレビ出演、後はネット上での活動なんかも許されてたりするんだけど当時は相当揉めたらしい」

 

けど今は落ち着く所に落ち着いたと……難しい話だなぁ、うちが大家族で普通に食べて行けてるのは一重にパパと燈矢兄らの頑張りがあってこその物なのが改めて知らされるよ

 

「にしてもよ……姉さん見られすぎだろ」

 

「え?なに急に」

 

「確かに見られてるな」

 

「何せ雄英体育祭で優勝したからな……加えて俺たちの中じゃ1番目立つカラーだ」

 

「えっちょそれ言い方変えたら悪目立ちしてるって言いたいの!?」

 

「具体的にはそうなるな……全員紺色使っている中1人だけ白金だと目立つものは目立つ、だが逆に目立つということはヒーローがここにいるっていう証でもある」

 

なぁーんかはぐらかされた気がしたんだけど気のせいかなァ?いいやはぐらかされてる私は騙されないぞ?て言うかこんな時間からヴィランが犯罪起こすなんて

 

「ヴィランだぁー!」

 

「「「「……居たよヴィラン」」」」

 

考えてること同じで草ってそんなこと思ってる暇無いわよ!さっさと赫翼出して追わないと!

 

「私先行してきます!エンデヴァーさんは誘導をお願いします!」

 

「分かった!任せるぞ!」

 

「おい親父いいのかよ」

 

「良いも何もこの中で最も速いのはニクスだ、ニクス!無茶だけは禁物だぞ!」

 

「はい!」

 

そう言って私は背中の噴射口から赫翼を出してすっ飛んで行った……信用されてるのっていい事なんだろうけど学生の私が指示出すのってなんか……うん

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「速い……ネジレ!止めれそう?」

 

「ごめんリューキュウ無理!向こうが速すぎる!」

 

現場へ向かうとワンボックスカーに数名乗ったヴィランが紙幣を撒き散らしながら暴走している光景が目に入った……それを追っているのかドラグーンヒーロー【リューキュウ】とサイドキックの人が追いかけていたが速度をあまり出せていないようだった

 

「私が行きます!蹴り潰しても問題は?」

 

「貴方一体?いいえ今はいいわ許可します!」

 

リューキュウからの許可も貰い私は最大加速で前に先回りしてフロントを思いっきり蹴り潰した……すると一瞬にしてワンボックスカーは勢いを殺されて停止するがドアから6人のヴィランが出てくる、典型的なチンピラねこいつら

 

「いってぇ……てめぇヒーローか!殺してやる!」

 

「やれるものならやってみろよ三下共……まあもう終わってるんだがな?」

 

「は?」

 

瞬間、囲んでいたヴィラン達は何かに斬られたのかドサドサとその場に倒れ込んだ……自信持てたおかげでかより速く振れるようになったのが功を奏したように感じた

 

「桜花二刀流抜刀術【八重桜】……お前たちは私に見つかった時点で詰んでたんだよ、精々豚箱で反省してなさい」

 

六花を初使用してみたけど随分と振るいやすく手に馴染むような感じがした……元々何度か啓悟義兄の予備の風切羽製の刀を振るわせて貰ってたけどそれのお陰なのかな?

 

「もう鎮圧されてる!すごぉい!不思議!」

 

「随分と早いのね……でもお陰で助かったわ」

 

「お礼は結構です、先に警察へ連絡をお願いしますリューキュウ」

 

「ふ、ニクス!……もう鎮圧が終わったのか矢張りお前に頼んで正解だったよ」

 

「あらエンデヴァー貴方も来ていたのね、それにしては随分と遅い到着ね?」

 

「誘導していたからな、折角だリューキュウ紹介しよう……俺の自慢の娘だ」

 

「初めまして、雄英高校ヒーロー科1年A組の轟吹雪と申します。ヒーロー名はニクスといいます」

 

「っ!?驚いたわ、職場体験の子がこんなにも早く現場に来て鎮圧するなんて」

 

「全て師匠による熱い指導の賜物です……それよりもリューキュウひとつ宜しいでしょうか?」

 

「何かしら?」

 

形式上会話するのは別にいい……女性ヒーローとしても憧れの一人でもあるリューキュウと会話出来るのも嬉しいし褒められたのだって嬉しい……けどさ?けどさ?はっきり言ってもいいかな?

 

「先程から私のアホ毛を触っていらっしゃるサイドキックをどうにかしてくれませんか?」

 

「ああコラねじれ!後輩ちゃんを弄らない!」

 

「だって私除け者にして話すもん!私も後輩ちゃんと戯れたい!」

 

「子供ですか……」

 

「ごめんなさいねニクス、この子はネジレちゃん……雄英ヒーロー科3年のインターン生なのよ」

 

「波動ねじれっていうの!あのね聞いてもいい?その翼なに?どうやってヴィランを撃破したの?あなた不思議すぎるわ!教えて教えて!」

 

「みゃあ〜!?抱きしめに来ないでください!」

 

 

閑話休題ー

 

警察の人らがヴィランの受け取りをしている合間に何とか先輩の拘束から逃げれた私……こんな面倒な性格してるってどういう事なのさ

 

「ぜぇ……ぜぇ……リューキュウさんちゃんと先輩の手網握ってて下さいよ……」

 

「ごめんねニクス、ねじれったら何時もこうだから」

 

「ねぇ〜教えてよぉ〜」

 

「教える義理が何処にあると?あまりしつこいと嫌われますよ?」

 

「ふぇ?……あ……」

 

……あれ?もしかして私特大の地雷踏んだ?物凄く泣きそうな顔してるし

 

「や、あの……先輩?そこまで思い詰めなくてもいいんですよ?もう少し節度持ってくれればちゃんと答えますので……ね?」

 

「ほんと?」

 

「はい、先ずこの翼は氷で作った物で噴射口兼攻撃手段としても使います、イメージ的には○ンハンのバルファ○クをイメージした方が手っ取り早いですね……次に撃破時のお話ですね、今私の腰に挿してるブレードによる斬撃で叩き伏せました、これでもオウカさんから鍛えられましたので」

 

「……っ!凄いわあなた!しかもあの速さで先回り出来たんでしょ!凄い凄ぉーい!」

 

「吹雪は昔っから器用だからな、すぐ応用効かせれるもんな」

 

「そんな事ないよ燈矢兄、まだ私は弱っちぃもん」

 

「「何処が」」

 

 

まだ弱い自覚あるのに突っ込まれた……解せぬ

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

時間は飛んで夜中……皆この時間になると厳戒態勢になるなぁやっぱ

 

「ショート、そっちはどう?」

 

『今んとこ大丈夫だ、つか全然気配感じねぇ』

 

「?……ねえショート、静かすぎない?」

 

『は?んな事ねぇだろこんだけヒーローいんだぞ』

 

「私が言いたいのはそっちじゃないの」

 

沢山のサイドキックがいるが全員警戒しているのは当たり前だ……何せ40人もの人を殺傷した凶悪犯を取り逃がす訳にはいかないのだから。だけどヴィラン達は鳴りを潜めているのかヒーロー達の足音以外に対して全く聞こえなかったのだ

 

ドゴオォォォォォォォン!!!!!

 

「っ!?爆発音!?」

 

「吹雪!」

 

「パパ!一体何が起きたの!?」

 

「わからん!だが可能性があるとするなら……っ!?後ろ!」

 

「あっぶな!?何こいつ!」

 

「っ!?脳……無……だと!?」

 

静寂を破り突撃して来たのは脳が剥き出しになった大柄のヴィランだった……パパの口から脳無と聞こえて知ってるような口だったけど今はそれどころじゃない!

 

「っ!馬鹿な……何故ここにニアハイエンドとハイエンドの脳無がいる!?ニクス!周りの市民の避難誘導に入れ!イグニス!状況知らせ!」

 

『こちらイグニス!こっちにも脳無がでやがった!んでこんなにいんだよ巫山戯んなよ!』

 

兎に角避難誘導を優先に動こう、何かあったら不味いものね……は?

 

「(今路地の方に誰か入った?……パパには悪いけどヴィランの可能性も捨てきれない!)」

 

パパの指示を無視したペナルティは大きいだろうが少なくともこの状況に便乗して暴れられるより抑えられるならなんでもやるしかない!

 

「そこのあなた!止まりなさい!」

 

大声で路地に入った人を止める……白髪で見たことあるような髪型、身長もかなり似たり寄ったりな感じがして胸騒ぎしかしなかった

 

「あぁ?はっガキかよ……何の用だ?」

 

振り返るようにこちらをみる男から発せられる聞き覚えのある声、同じ青い瞳……されど違うところがあるなら継ぎ接ぎの身体だが見たことある顔、燈矢兄だ……USJで見たヴィランコスをした燈矢兄と外見的特徴が合致していたからすぐに分かった

 

「燈矢兄……なの?」

 

「俺の事知ってるみてぇだな……なあお前、エンデヴァーって好きか?」

 

「……好きだよ、父親としても、ヒーローとしても……一体何が目的なの?」

 

「何ってエンデヴァーを殺そうと思ってただけさ……俺だけを見ながらな」

 

「そんなことさせると思ってるの?」

 

スマホに連絡が来るが緑谷くんが座標を示していた……私は別の、パパに別のヴィランが出たからそっちの対処をすると送信する。返事は聞かずこのまま始めるしかない

 

「エンデヴァーの元へ行く前に私を倒してから言いなさいよ継ぎ接ぎ野郎」

 

「おいおい俺の事兄って言っときながら継ぎ接ぎ野郎ってのは酷くねぇか?」

 

「お前は燈矢兄なんかじゃない!悪意と憎悪、復讐心の炎で満たされたヴィランだ!」

 

直ぐに最大出力まで持っていく、虎の子の天はまだ見せない……手の内を見せるにはまだ早すぎるから

 

「俺と同じ青い炎か良いねぇ殺しがいがあるってもんだよ!」

 

相対する継ぎ接ぎ燈矢兄も直ぐに炎を出す……出す技は勿論あれが初撃に来るはず!

 

「「【赫灼熱拳 ジェットバーン】!」」

 

お互い同じ技を繰り出す……が、向こうの方が練度が高かく押し負けそうになる

 

「こっちの動きは読めてるみてぇだが火力が足りてねぇなぁ!ええおい!」

 

「(何よこのコンクリートみたいな密度の炎は!?どれだけの火力よ!正面からじゃダメだ!速度で叩かないと!)【二天赫翼】+【赫灼熱拳 碧】!」

 

「は?ぐあっ!?」

 

「やっぱ私には真正面への大火力よりも速度を活かした手数が向いてるわね!【グレイシャル・ミーティオ】!」

 

「ちっ!すばしっこいな……しかも氷まで使えんのかよ焦凍以上の最高傑作かよ、殺しがいがあるなぁ!」

 

相当圧縮した氷の矢をいとも容易く蒸発させた……あの炎を常時出せてるって燈矢兄でも難しいって言ってたのにこんなあっさりと出せてるなんて、というか

 

「こんなせまっ苦しい場所じゃ私の速度も活かしきれない……いや寧ろパターンを変えればいいだけの話よ!炉心臨界!【赫灼熱拳 天】!」

 

素の火力を上げないと恐らく彼には勝てやしない……なら炉心に火を入れて無理やり同質にまで持っていく!

 

「それがてめぇの最大出力か?生温いなぁ」

 

「残念だけどもう終わりだよ……だって私の射程圏内に入ってるんだもの」

 

「は?何ぬかしてんだ?」

 

「桜花流抜刀術奥伝……【八重桜・狂破門】」

 

壁を足場にして跳躍+赫翼の圧縮ジェット噴射で一気に距離を詰め8連の斬撃を叩き込む、ホークスよりかはまだまだ遅いとは思うけど反応速度外からの強襲には対応出来る訳がないと踏み賭けに出てみたけど勝てた!

 

「トドメ、【赫灼熱拳】」

 

「んなんで俺を倒し切れると思うんじゃねぇぞ!【赫灼熱拳 プロミネンスバーン】!(こいつも構え的にはプロミネンスだ!真正面からの火力じゃ俺の方が勝ってる!)」

 

「【エクリプスバーン】!」

 

「なっ!?プロミネンスじゃねぇだと!?」

 

「はあぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

エクリプスバーンは元々ボルケニックバーンを元に改良し直した技だ……コンセプトは【全身で放つプロミネンスを拳に集約・圧縮し殴り付ける技】という物だったがかなり雑になってしまったのが最初の頃のやつだった……そこから更にブラッシュアップして行き辿り着いたのがこのエクリプスバーンだ、圧縮したボルケニックバーンに更に追加で4条の圧縮した炎を纏わせることによって火力と威力の増強に成功したのだ

 

「俺が……競り負けるだと!?」

 

「ぶっ飛べえぇぇぇぇ!!!!」

 

結果は最上、コンクリートの密度のような炎を突破し直接殴り付けることが出来て路地を抜けた……燈矢兄いるんだけど向こう側に

 

「なっなんだ!?って吹雪!?」

 

「ハァ……ハァ……どうよ、妹に負ける気分は」

 

「あぁ……まあ……悪かぁねぇな……つか俺も居るのかよこっちに」

 

「おいおいなんで荼毘の俺がいんだよ……」

 

「寧ろ私が聞きたいくらいよ」

 

パパもこっちに走ってきた……殴り飛ばした際の轟音が向こうにも響いていたのだろう、パパも燈矢兄と同じように困惑しており悲しそうな顔をしていた

 

「はは……こっちのお父さんは随分と幸せそうじゃねぇか……おい、お前名前は?」

 

「……吹雪」

 

「随分可愛らしい名前じゃねぇか……俺に勝てたご褒美だ……受け取れ」

 

そう言って私の胸元に手を置いた……セクハラだよそれって思いながら見ていると心做しか暖かったって

 

「私の事燃やす気?」

 

「な訳ねぇだろ馬鹿が……俺の()()だ、俺は火力の上げ方しか知らねぇからな……応用を効かせれるお前になら……使いこなせれると判断したから渡してんだ」

 

「は?個性の譲渡ってこと?そんなの」

 

「出来るんだよ……俺の個性因子の火種を全部渡した……俺は直に灰になって消えるからな……お父さん、お母さんと冬美ちゃんたちの事……ちゃんと見ろよ?」

 

「ああ分かっている、孫も生まれる事がわかったからな」

 

「おいおいマジかよ……誰のだよ」

 

「俺のだよ」

 

「はは……マジかよ……おい俺、お父さんもだけど過去のことはちゃんと話せよ?何時までも黙ってりゃいいってもんじゃねぇからな?」

 

「……わかった」

 

過去……恐らく前世の話とかそう言った類のものだろう、実際に聞いた覚えはないにしても何かしらの出来事を覚えているのだろう

 

「後は……吹雪……俺の炎をしっかり使いこなせよ?じゃなきゃ自分が燃えるぞ」

 

「分かってる……燃えちゃったら託された意味なんてないもん」

 

「しっかり者だな……ああ、時間が来やがった……「ねえ、燈矢兄」あ?」

 

「……痛くないの?この傷」

 

「……んでお前が泣いてんだ」

 

「だって……だって……」

 

「……今は何も感じねぇな、心配してくれてありがとよ」

 

その言葉が聞こえた直後……燈矢兄はさらさらと灰となって消えていった……ほのかに内で燃え盛る炎を託して

 

「……(ズビッ)エンデヴァー、江向通りの方面に行っても?」

 

「?……何かあるのか?」

 

「江向通り……焦凍のやつが向かった場所だ!」

 

「なんだと!?いやそうか、それもそうだ(ズドォン!)ぐっ!?……ハイエンドとニアハイエンドの脳無か……ニクス!江向通りへの救援を許可する!恐らくステインがいるのだろう!やつは刃物を持っているから気を付けるんだ!イグニスはニアハイエンドを頼む!」

 

「……了解!」

 

「わかった!」

 

指示の更新、ヒーローが沢山いるお陰でか避難誘導は上手く行ってるらしくステインがいるであろう江向通りへの救援許可をくれた。パパと燈矢兄は恐らくあのハイエンドとニアハイエンドと呼ばれる脳無ってやつと戦うつもりなのだろう

 

「……パパ!燈矢兄!死なないでよ!」

 

「ふっ、誰にものを言っている……俺はエンデヴァーだぞ?早く行け!」

 

「はい!」

 

パパからの檄を貰い私は翼から炎を噴射し座標へ向かう……無事でいてよ焦凍、緑谷くん!





……荼毘燈矢ってこんなあっさり倒していいのか疑問だけどアニメでも燐を発動した焦凍の大氷海嘯で1回負けてるから良いのか……良いのかな?

にしてもシーズン2のストーリー長引くなぁ
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