地獄ではない轟家   作:黄昏の跡地

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各話の内容やらが規約違反に引っかかってないか地味にビクビクし始めた作者です、多分大丈夫……のはず


自分のヒーロー像

 

翌日……私は何時もの時間に出て梅雨ちゃんと合流して学校へ向かっております……おりますが

 

「うっわぁめっちゃいる」

「これじゃあ通れないわね」

 

オールマイトの雄英教師の話を聞きつけてきたのか沢山のマスメディアの人らが所狭しと湧いていた……いや正門埋まってるし邪魔すぎない?

 

「この状況どうするの?」

「……めんどくさいわね突っ切るわよ」

「ケロォ!?」

 

私は梅雨ちゃんの手を掴んで足早に正門へ進む……こちらに気付いたのかえげつい数のマスコミがマイクやカメラを向けてくるが無視して進んで行く

 

そして正門へ辿り着き振り向いて「現在は生徒の登校時間でもありますので道を開けてください、もし同じようなことを為さるというのならフレイムヒーローエンデヴァーの名において法の処罰を降す事になりますので……今後は最大限の配慮をお願い致します」と軽く脅して中に入る

 

「吹雪ちゃん、お父さんの名前を使っても良かったの?」

「私は家が家だから遠慮なく使うようにって言われてるし……それに容姿も容姿だから変な人に声かけられることもあったから」

 

まあ本当に最終手段だしねどうしようもない時にくらいしか言わないし

 

 

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私の脅しが効いたのか後に来たメンバーはすんなり登校出来ていた、遅刻しなくて良かったねみんな

 

「はいおはよう、昨日のVを見させてもらったが……爆豪、お前もうガキみてぇに癇癪を起こすなよ?」

「……す」

 

素直なんだか素直じゃないんだか……まあ先生の言うことだし大人しく聞くのが吉なんでしょうね

 

「んで緑谷はまた腕ぶっ壊して解決か、いい加減力加減覚えた方がいいぞ?それさえ乗り越えれば出来ることは増えるんだ……焦れよ?」

「っ!はい!」

 

まあそうよね、今の緑谷くんの状況はどちらかと言えば個性発現したての子供のようにしか見えないし……頑張りなよ?

 

「つーわけで今から君らに学級委員長を決めてもらう」

 

クソ学校ぽいの来たァ!

 

うるさっ……学級委員長の何がいいのさめんどくさいだけじゃんか

 

「俺!俺やりたい!」

「あたし〜!」

「俺がやる!」

「オイラのマニフェストは膝上30cm!」

 

おいコラ誰だ不純な動機でクラス委員長になろうとしてる阿呆は……お前かこの葡萄頭暫くパパがお前に腰振り続ける夢を見る呪いかけるぞ

 

「静粛にしたまえ!学級委員長とは他を牽引していく由緒正しき政務だ!自分がなりたいからなれるような役職ではないんだぞ!ここは公平に投票制にしてみてはどうだ!」

「飯田……お前」

 

感心する……感心するんだけどさ?

 

「そのそびえ立っている手は何なのかしら?」

「まだ数日しかないのに投票もクソもない気がする」

「それに全員自分に入れるだろ?」

「だからこそ!ここでより多くの票を手に入れた者がなれるという訳だ!」

 

 

まあ……なんだかんだ言って投票することになった。私どうしよっかな?まあ無難に纏めてくれそうだし飯田くんにしよ

 

 

 

 

 

で結果は

 

「ぼっ僕が3票!?」

「俺も……3票?」

「私が2票ですわね」

 

緑谷くんと飯田くんが同率1位、八百万さんが2位と言う形になった……私以外に誰入れたんだろ?

 

「これは……どうしよっか?」

「うーむ、公平にじゃんけんで決めるというのも手ではある……緑谷くんはクラス委員長はやりたいかい?」

「確かに僕もやりたいよ……でも僕ってこういう性格だし、飯田くんに任せてみたいんだけど……どう思う?八百万さん」

「構いませんわよ?お二人がお決めになられるのであればそれで」

 

 

 

 

……で、最終結果としては飯田くんが委員長になって八百万さんが副委員長となりましたとさ。なんていうか収まる所に収まったって感じがする

 

 

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お昼、本日は緑谷くんと飯田くん、麗日さんらと食べに来てます。本当は梅雨ちゃんらと食べたかったけど今日お弁当らしいので諦めました、またの機会にねぇ

 

「……轟さんって結構食べるよね」

「んえ?そうかな?」

「豚骨のチャーシューメンに中サイズの焼き飯、餃子5個は相当な量だぞ?」

「私もさすがにその量は食べれん気がする」

「んまあ私運動してるからお腹空きやすいんだよね」

 

油っこいからあんまり食べる機会無いけど運動するからその分のカロリー消費はするからいいもんに

 

「個性把握テストで聞いてたけど結構な数の習い事やってたんだよね」

「まあね、趣味の範疇でしか無かったけど結構どハマりしてさ……特に弓道」

「個性で弓を使うって言うのは中々に原始的な気がするがどうなんだろうか?」

「うんまあそりゃあスナイプ先生や公安のレディ・ナガンに比べれば劣るけどさ?複数本の矢を同時に撃てるっていう利点を考えればアドバンテージとしては結構強い気がするんだよね……」

 

「あぁー確かに言われてみればそうやね、個性把握テストん時とかが1番分かりやすい感じ?」

「そうそう、ディバインアローは単発型だけど純粋な射程と威力は弓系の技の中だと最上位だし使い勝手も結構いいの。それに実はあれイグナイテッドアローの発展なの」

 

「え?そうなの?」

「うん、夏休みとかはもっぱらお父さんの事務所に宿題持って行って終わらせた後トレーニングルームに篭って筋トレとか個性訓練とかしまくってたからさ……非番の時とかはのんびり見てもらってたし、ああでも流石に習い事のある日はそっち優先してたよ?」

 

「「「さ、流石はNo.2の娘」」」

 

蛇足だけど今は習い事系は小学校からちまちま頑張ったおかげで免許皆伝を貰っちゃったから辞めさせられました……それでも弓道と槍は続けたかったから今でも顔出してるけどね?

 

「じゃあ足が早いのは?」

「まあ努力の賜物かな?私って握力ふにゃふにゃでしょ?だから腕の力じゃなくて足の力で叩き潰すことを選択したのよ、それのお陰でか1回だけミルコの月墜蹴(ルナフォール)再現出来たことあるし」

 

「えっ!?嘘あのラビットヒーローミルコの代名詞とも言われている必殺技の月墜蹴(ルナフォール)再現したことあるの!?あれは確か個性による跳躍力と瞬発力を利用したかかと落としの筈なのに!?」

「付け加えて言うと当人の筋肉量と努力の賜物だろうね……あれもはや女性の理想的存在よ?私なんか目じゃないくらいの肉体美だしさ」

 

「確かに彼女の筋肉量は男でもある俺も目を見張るものだ……だがその割には武器を持つ時結構長く持ってるがなにか秘訣でも?」

「そっちもまあ頑張ったよ流石に、握力弱くても持てる方法を先生が教えてくれたからさ」

 

実は裏でちまちまと握力鍛えるやつ使ってるけど結構キツかったりする……これからもちまちまやってこう、とりあえずこの話は終わりにして次の話にしよう

 

「にしても今朝のマスコミ見た?明らかオールマイト目当てで視聴率稼ぎに来たみたいなヤツら湧いてたんだけど」

「湧いっ!?そういう言い方は良くないと思うぞ!僕は!」

「「「ん?僕?」」」

 

飯田くんさてはいいとこの出だな?割ときっちりしてるし個性の扱いだってかなりのものだし……確かエンジンの個性を持っているヒーローは1人しか居ないはずだから合ってるはず

 

「飯田くんって……もしかして坊ちゃん?」

「ぼっ!?……そう言われるのが嫌で一人称を変えてたんだがなぁ」

「確か飯田くん家って代々ヒーロー一家なんだっけ?」

「ああ、俺はそこの次男でな……ターボヒーローインゲニウムって知ってるかい?」

 

「インゲニウムって確か70人近くのサイドキックを抱えているヒーローだよね?あっもしかして」

 

「それが俺の兄さ!」

「あからさまな自慢!」

 

まあ胸を張るのもわかる、私だって兄と父がプロヒーローだし目指すヒーロー像は似たようなものだもんね

 

「俺は規律を重んじる兄に憧れてヒーローを志すようになったんだ……恐らく轟さんも似たようなものだった筈だが?」

「うん、父がエンデヴァーで兄がイグニス、兄と結婚した義姉のバーニンに1番上の姉と結婚したホークスもいる」

 

「「「家系が強すぎない!?」」」

「実際私も思うよ?現No.2に兄のNo.3、義兄にNo.4が居るっていう魔境地味た家はそうそうないと思う……まあ変にひけらかす様な真似はしたくないし私は私なりのヒーロー像があるからさ」

 

「轟さんのヒーロー像って?」

「私のヒーロー像は自分の手が届くところ全てを助けて勝つヒーロー……まあ単純にいえばオールマイトみたいなヒーローになりたいって感じかな?炎で敵を倒して氷で皆を助けれる、そんなヒーローになりたいの」

 

何時ぞや父や兄が言ってくれたけど「火とは他者を導くための灯火であり未来を照らす光でもある」と……そんな2人に憧れて沢山個性の練習だってしたし身体を鍛え続けていた

 

「……ヒーローとは人の手を取りお節介を焼くのが本質な職業、どんな危険な個性も使い方次第じゃ人の命を助けれる力になる……私はそれを証明したいの」

「……お節介を焼くか、とてもいい心掛けだな!」

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、職員会議室では……

 

 

「ではそのように」

「うむ、では解散……済まないね午後の休憩時間を使ってまでこんな話をしてしまい」

「仕方ありませんよ」

 

根津、エクトプラズム、プレゼントマイク、イレイザーヘッド、ラウドクラウディ、オールマイト、13号の教師陣が何やら話し込んでいた

 

 

「はぁ……気が滅入るなぁ」

「どうした13号」

「救助訓練を装ってのヴィラン襲撃対応訓練をすると言うのはまだ納得行くんですよ……でもこのメンバーを見るとどうしても」

 

13号が持っていた資料には《ヴィラン襲撃対応訓練》と記載されておりそこには

 

・蒼炎ヒーロー《イグニス》

・崩壊ヒーロー《トムラ》

・マグネットヒーロー《マグネ》

・マジックヒーロー《Mr.コンプレス》

・蜥蜴ヒーロー《スピナー》

・分身ヒーロー《トゥワイス》

・《トガヒミコ》(インターン生)

 

と書かれていた……更に移送役にラウドクラウディ、大ボス役にオールマイト、何人かのキャストを含めた計100人近い偽物のヴィラン組織の《ヴィラン連合》の大規模訓練だった

 

 

 

「……はぁ、僕のUSJ大丈夫かなぁ」




本編開始前時点で既に入籍している燈萌と啓冬のお二人さん、後トガちゃんは既に仮免持ちのインターン生でエンデヴァー事務所の貴重な戦力兼献血担当です……姿化けての囮作戦にナイフを使った近接戦とか普通に強くね?って思ってます
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