そういや考察とかでネビルレーザーの大元みたいな話ちろっとだけ聞いたけど実際にはどうなんだろね?
あっ出茶公式カプ成立おめでとうです
「今日のヒーロー基礎学の内容説明から入るからしっかり聞くようにな」
「はぁーい!何するんですか?」
「今回の内容はこいつだ」
4月も中旬に入り体育祭が差し迫っている中、私たちは今日も今日とて授業を受けております。そして本日のヒーロー基礎学の内容を記したプラカードには【RESCUE】と書かれていた
「レスキュー……ですか?」
「ああ、元来ヒーローとは人助けが主な仕事だ……災害救助特化の個性持ちとかの印象が強いが通常の汎用個性でもやってもらわなきゃ駄目だ、と言うか「出来ない」なんて言い訳はプロにゃ通用しねぇぞ」
「……マウントレディ二車線以上じゃないと無理とか言ってなかったっけ?」
「ああいう巨大化はどうしても限定されるから仕方ないさ、それと災害救助担当でもう1人付くからしっかり受けろよ?」
『はい!』
「また大変そうだなぁ」
「ねぇー」
「馬鹿言え、人助けこそヒーローの本分だろ!腕が鳴るぜ!」
「水場は私の独壇場、ケロケロ」
「おいまだ話の途中だぞ……つっても話す内容は殆ど話したからな、後言うべきことはコスチュームの使用は自由だから選択は任せる。人によっては限定されるからな、それとちょっと遠いからバスに乗るから迅速にな。んじゃあ行動開始」
まあ……言われたように頑張りますか、個性は災害救助において使えるかは微妙だけど火を起こしたり氷を溶かして水にしたりと出来ることは普通にあるからね
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午後になりコスチュームに着替えてバス待ち……みんな結局コスに着替えてるけど
「……緑谷くんコスは?」
「あっ……えっと、実はまだ修復が終わってなくて……それにちょっと改造もするらしくて帰ってくるのが遅いみたいだから取り敢えず予備のグローブとプロテクター、後はマスクだけ」
「あぁー爆発くんとのあれの影響で袖周り吹っ飛んだもんね……で当の本人は馬鹿でかい篭手無しか」
「あぁ!?なんか文句あっか!」
「いや……なんて言うか……しょぼい」
「んだとてめぇ!篭手持っていかねぇように言われてんだよ!」
「ぶはっ!先に釘刺されてぇら!ざまぁないわ!そりゃあれだけの無差別砲撃すれば言われるわよ!」
「てんめぇ……言わせておけば」
「その点私は氷で色々と出来るもんねぇ、薙刀に棍、槍に刀ダブルセイバー弓矢何でもござれ……閉所の戦闘程度状況次第じゃ肉弾戦だってそつなく出来るもの」
前回は披露し損ねたけど色々とコンビネーションアタックの開拓も出来てるから色々とやりたい……まあ今回も出番無いだろうけどね災害救助だし
「皆ァ!バスに乗る時は焦らず押さずに乗るように!出席番号順に座るように!」
「飛ばしてくなぁ飯田ぁ」
……なんて言っていたけど
「くっ!こう言った形状だったか……!」
残念前方と後方で形状が違う席になっておりましたので全員思い思いに座っております、ていうか
「なんであんたが隣なのよ変わりなさいよ梅雨ちゃんと」
「あぁ?俺かてテメェなんかと一緒に座りたかねぇよんな事言うんだったらてめぇが動けやああ?」
「2人ともギスギスするの止めなよ……」
よりによってこの爆発くんと隣とか誰得なのよ……焦凍はって?余計ギスるからパス、ていうか後ろにいる時点で……ね?
「緑谷ちゃん、私思ったことは正直に口に出すタイプなの……あなたの個性ってオールマイトにそっくりよね」
「うぇっ!?そっそそそそそそそんな事ないよ!?」
「そうだぜ梅雨ちゃん、オールマイトは腕ぶっ壊れねぇだろ?」
「超パワーを得る代わりにその分負担が大きそうだし流石に違うんじゃない?」
「確かにそうね」
「しっかしシンプルな増強型はいいよなぁ派手で出来ることが多いし!俺の硬化は対人じゃ強ぇけど如何せん地味だしよぉ」
「僕はカッコイイと思うよ?プロにも十分通用すると思うよ!」
「そうか?でもやっぱ派手で強いっつったら爆豪と轟だろ!特に姉貴の方!」
「氷含めて全部青いもんね!カッコイイし!」
「単純な火力計算でも轟さんのは最上位だと思う、見た目の派手さもさる事ながらコントロール性能も高く万能だ」
「それに可愛いし!人気普通に出るだろうね!」
「その点爆豪ちゃんは切れてばっかだから人気出なさそうね」
「んだとコラ!出すわ!」
「ほらね」
「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだかのような性格って認識されてるってすげぇよ?」
「てめぇのボキャブラリはなんだ殺すぞ!」
「か……かっちゃんが弄られてる、これが最高峰」
クソを下水で煮込んだ性格って……いやまああながち間違いじゃないかていうかうるさい
「おいお前ら、そろそろ着くからいい加減にしろよ?」
『はぁーい』
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バスに揺られること数分、到着したであろう場所に降りるとまるで宇宙服を来たかのような人が立って待っていた
「皆さん、ようこそ」
「わぁー!災害救助で人気のスペースヒーロー13号だ!」
「私大好き!」
13号先生の個性は【ブラックホール】、凄まじい程の危険性を孕みながらもその力を災害救助に役立て続けたヒーローである……ちなみに女性らしい
「すっげぇー!USJかよ!」
13号先生の指示に従い中に入ると水場、崩落した市街地、土砂が積もった場所や山、轟々と燃え続けている場所とまるでテーマパークのようになっていた……確かにUSJっぽい
「ここはあらゆる事故や災害を想定して僕が作りました……その名も【
(((((本当にUSJだった)))))
果たしてその略称は大丈夫なのだろうか?普通に大阪にUSJあるし怒られないといいけど
「えぇーオホン!それでは始める前にこれからお小言を一つ二つ……三つ四つ」
(((((増えてる増えてる)))))
「知っての通り僕の個性ブラックホールはどんなものでも吸い込み塵にしてしまいます」
「その個性で沢山の人を助けたんですよね!」
「ええ、ですがこの力は容易に人を殺せます……皆さんの中にもそういった子がいると思います。超人社会は資格制となり一見平和にもなっているようにも思えますが決してそうではありません……一定の不服さえあれば一瞬にして壊れて人の命を多く奪ってしまいます、そういった不条理から助けるのが僕たちの役目です」
「どれだけ破壊に特化した個性であっても使い方次第では人の命を救う力になる」
「そういう事です、僕の担当しているレスキューではそう言った個性の使い方を学んで行くことになりますのでしっかり覚えましょう……ご清聴ありがとうございました!」
確かに13号先生の個性はとても危険だ……使い方を一歩誤れば一瞬にして救助対象すら容易に消し飛ばしてしまうほどに強力なのだから。そりゃ宇宙の災害が歩いているんだからそうなるよね、でもそうしないように一つ一つ学んで行って災害救助に特化した個性として名を馳せるようになったんだから私も頑張らないと
「んじゃあ始めんぞ」
『はい!』
そうしてUSJのゲートを潜ろうとした矢先……上空に雲が発生した
「っ!?全員1箇所に固まって動くな!」
「えっ?なになにもう始まってる感じ?」
「違う……あれは」
ーヴィランだ
「ヴィランん!?なんで!」
「警備システムが一切作動せず侵入されてるとなると恐らく」
警戒をしていると何人か降りてきた……顔を隠し凶器を持ち徐々に近付いて来ていた
「ジャミングされてるだろうな……お前らそっから動くなよ?」
「相澤先生はどうするんですか!」
「下の連中の相手をする、一芸だけじゃヒーローは務まらんからな」
そう言いながらゴーグルをかけて駆け出す先生……その隙を狙ってなのか白い雲に乗ったヴィランが二人いた
「お初にお目にかかります……我々はヴィラン連合、我々の目的はただ1つ……平和の象徴を折ることです。その為にあなた方を」
散らし嬲り殺させて頂きましょう……その言葉と共に私は白い雲に包まれ視界を奪われてしまった
「……ここは……火災ゾーン?」
少しして視界が開けると轟々と赤く燃え広がる市街地の光景が広がった、少なくともUSJ内からは出されてなさそうだし火災ゾーンで間違いないだろう
「あぁ?お前一人か?まあいいさ……」
声をした方に顔を向けると……そこには
「……燈矢……兄?」
黒髪でツギハギの姿になった兄がそこに立っていた
再び荼毘の姿となった兄を見る妹……役を演じてるとはいえお互いかなりキツイ心情になってそう