転生先はエーテリアス~外伝~   作:YEX

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『私の目の前には人より鍛えた肉体、真夜中に怪しく光る青い光、そして、奥まで覗き込めるような丸い空間の顔....普通なら人ならざる不気味な恐怖があった───けど私は不思議と、美しいと思ってしまった....』

『虚ろの英雄 第ニ章 『出会い』』


雰囲気明るく振る舞ってるけどよくよく考えたら普通はゲキオモな世界だったわ

side 剣

 

『...』コトッ

 

ある日、俺は丁度いい高さの台に空き缶やら瓶などの的(・)に(・)使(・)え(・)る(・)のを置くと、数メートル離れる。

 

『....っ!』バッ──ドゥムッドゥムッドゥムッ!

 

俺は素早く構えて、数発のエネルギーの弾丸を射出し、空き缶を3個当てる。

 

『っ...』バッ──チュドッ!

 

続けて、俺は結晶で作ったミサイルを発射させ、爆発を起こして、的を破壊する。

 

『────っ!』ギュルルルッ...ビュゥンッ!!

 

最後にエネルギーを溜めて、レーザービームのように、的を凪払って切った....これで準備した的は片付けた。

 

『Arrr...』(よしよし、調節はうまく行ったな!)

 

前の一件で威力調節余儀なくされたので、この世界に来て1ヶ月ぐらいこの腕の銃の調節と技を鍛えた。

最初はやばかったな...ミスって建物半壊させてしまったし、騒ぎになったからあわてて逃げたんだよな....まぁ、そのお陰で色々な技を編み出すことができたから無問題。

 

───さて、調節も終わったし、なにしようかなー....

 

と、顔を手に置いて考えていると───

 

 

ドコォォォンッ!!

 

 

『っ!』

 

──爆発だと!場所は....うん、近いな。急いで向かわなくちゃ!

 

突然遠くから爆発音が聞こえ、もしかしたら敵に襲われていると思い、俺は急いで向かうことにした。

 

───

 

──

 

─

 

「うわぁぁ!?助けてくれぇ!?」

 

「工場の中から!」

 

「いやぁぁ!!」

 

一般の悲鳴が俺の耳に木霊する...急いで俺は目の前にいるエーテリアス達を見る───ざっと四体、今の俺ならいけるだろ!

 

『っ!』ドッドッ!!

 

『『!?』』バツッ───っ!

 

俺は最初に一番近かった2体に、回転力を上げた弾丸を射出させ、一気に2体を倒す。

 

『Arr!』ビュンッ!

 

『Gyaa!?』

 

その次に、遠くからビームを発射させ、1体を貫かせ、倒す。

 

『Guu...Arrrrr!!』ダッ!───ズドォォォォッ!!

 

最後に、一気に駆け出して、最後の敵に至近距離で特大ビームで蹴散らし、目の前にいた敵を殲滅した。

 

──よし、ここは大丈夫そうだ...早く救助が必要なところへ急ごう!

 

そう思い、俺は他の場所へ駆け出していった。

 

 

 

 

 

 

 

「なっ、なんだあのエーテリアス...俺たちを助けたのか?」

 

「た、助かった?」

 

「おい!早くここから逃げるぞ!」

 

side オルペウス

 

私はオルペウス!オボルス小隊所属のまだまだ新米の防衛軍ですが、市民の平和のために頑張っている最中であります!

 

『おい、オルペウス!遅れるな!』

 

「は、はいであります!」

 

この人は『鬼火』隊長。私の武器であり、隊長でもある頼れる機械生命体です。

―――ちょっと厳しすぎる点もありますが....

 

今私達は、ラマニアンにより応援要請が入り、現場へ向かっているのであります。実戦は初めてではありますが...頑張っていくのであります!

 

「うわぁぁぁ!」

 

「怪物だ!」

 

『Gyaaaaa!!』

 

怯える市民たちの先に高危険ターゲットのエーテリアスやその他のエーテリアス達が無垢な市民や調査隊たちに襲い掛かっているのであります!

 

「隊長、指示を―――」

 

『っ.....!』

 

「え?」

 

すると、私の上から誰かが飛び越えた....その人物は以外にも新種の青いエーテリアスでありました。

 

『....』スッ―――ドドドドド!!

 

『!?』

 

「ええ!?」

 

右腕が変化した結晶が追尾ミサイルのように的確にエーテリアス達だ(・)け(・)撃ち倒したのであります。

 

「エーテリアスが....エーテリアスを倒してるであります?」

 

『Gyaaaa!!』

 

『っ!』

 

「あ、あぶな――」

 

わたしは新種のエーテリアスの前に攻撃しようとしている高危険ターゲットがいたので、つい咄嗟に危ないと言おうとした時、その新種のエーテリアスはその前に素早い動きで高危険ターゲットの懐に入り込み....

 

『Arr!!』カッ―――

 

『!!』

 

ドコォォォッ!!

 

至近距離の高火力光線で高危険ターゲットを倒してしまいました....

 

『Arrr....』パッパッ

 

「す、すごい...あっという間に市民たち全員被害なくエーテリアス達を....み、味方なのでしょか?.....隊長?」

 

『憎きエーテリアスめ....』ボボッ

 

「た、隊長?」

 

なんだか隊長の様子がおかしいような.....そう思っているのもつかの間、『鬼火』隊長が咄嗟に動き出し、『鬼火』隊長と体が繋がっている私は言われるがままに引っ張られてしまう。

 

「うわっ!?」

 

『人喰いのケダモノ...!』バシュッ!!

 

『...っ!』スッ

 

『裏切り者の畜生め!!』バォォォッ!!

 

『!?』ドッ!

 

あうわわ.....す、すごいぃ...あの『鬼火』隊長の攻撃を楽々と躱し続けてるのでありますぅぅ!?

 

『.....っ!』

 

「?....あ!」

 

突然、新種のエーテリアスが動きを止めると、その先には瓦礫の下敷きになってる市民の姿が!ま、マズいであります。このままだと、あの新種のエーテリアスどこらか市民まで....

 

「た、隊長!目の前に市民が―――うわぁぁぁっ!?」

 

『!?』

 

『私から奪った物を....倍にして返せぇぇぇぇ!!』キュィィィィンッ―――

 

ボォォォォォォッ!!

 

『....っ!』スッ――

 

すると、新種のエーテリアスは躱すのをやめ、代わりに右腕を狙いを定める動作をすると、そこからエネルギーが溜まり出す....も、もしかして、打(・)ち(・)返(・)す(・)気でありますか!?

 

『全部――――灰にしてやる!!』

 

『――――ARrrrrrrr!!』カッ―――

 

 

バヂヂヂヂヂッ!!

 

 

火力と火力の大勝負....それでも『鬼火』姉(・)さ(・)ん(・)の猛攻は止まない.....

 

『全員....冥府送りだ!!』

 

『っ....!OARrrrrrrrr!!』

 

『!?』

 

ドガァァァンッ!!

 

お互いの火力が高すぎたのか、暴発して、空中にいた私たちは吹き飛ばされたのであります。

 

「い゛だっ!?」ベチーン

 

『グッ!?....!』

 

『.....』

 

尻もち付いた私たちの前に、新種のエーテリアスがドーンと突っ立っていたのであります!迫力が強い!?

 

『っ....エーテリアスは....殲滅だ!!』バッ!

 

『.....』ガシッ

 

『鬼火』姉さんはそれでも、ナイフを展開して、新種のエーテリアスを刺そうとしたのでありますが、左手で阻止して『鬼火』姉さんを捕まえたのであります。

 

『.....っ!』(このっ....放せ!!)

 

『Arrrr....』スッ

 

『?....!』

 

新種のエーテリアスが右腕で市民のほうを指すと、『鬼火』姉さんはやっと状況がわかり、暴れるのをやめる。暴れるのをやめたと分かると、掴んでいた手を離したのであります。

 

『.....お前、まさか....だからあの時....』

 

「ふぇ....はっ!そ、そうだ!早く市民を....あの、手伝ってもらう~なんて、お願いしちゃったりして....であります」

 

『Aaa....』コクッ

 

う、頷いた!?頷いたのであります!?

と、そんなこんなで瓦礫の下敷きになっていた市民を救出するのでありました。

 

『Aaaa....』ガゴッ

 

「しっかりするのであります!」グッ

 

「あ、ああ...た、助かった....」

 

新種のエーテリアスの手伝いにより、何とか救出することに成功しました!すると、『鬼火』隊長がなんだか冷静さを取り戻したおかげか先ほどのことで申し訳なさそうにする。

 

『その...すまなかった....オルペウスもそうだが、迷惑をかけてしまった.....』

 

「『鬼火』隊長....」

 

『指揮官として冷静さを欠いていた....お前が避けるのではなく、打ち返す選択をしていなかったらわたしは、本当の裏切り者の畜生になっていた...』

 

『...Arrr』

 

すると、そのエーテリアスは左手で『鬼火』隊長を撫で始めたのであります。そんな!私もあそこまで行ってないのでありますのに!?

 

『....ええい!その撫でるのをやめろ!』

 

『....』

 

『....私は、エーテリアスとかいう畜生は嫌いだ。―――だか、お前はそれでも市民を助けるという姿勢は素晴らしいことだ....だから...その....感謝する。お前のおかげで私は道を踏み外さずすんだ』

 

「『鬼火』隊長が素直に礼を言うなんて....」

 

『オルペウスー?喧嘩を売っているのか?』

 

「へ?....いやいやいや!め、滅相もないであります!」

 

『Arrr....』

 

すると、軍隊の仲間である『トリガー』さんから市民の救助が完了した連絡を受け取ったので、この場から去ることにしたのであります。

 

「あ、あの!今回はありがとうございました!今度はよかったら、こんな戦場ではなくて、もっと景色のいい所で話し合いましょう!」

 

『馬鹿か、ホロウにキレイな場所なんてあるか....お前となら肩を並べて戦ってもいい。オルペウスの指導にも使えるからな。―――元気でいろよ』

 

『Arr』

 

『またね』.....そんな言葉に聞こえた声で、エーテリアスはその場から後にしたのであります。

....その姿に私は見つめていた。

 

「....」

 

『オルペウス、どうした?』

 

「『鬼火』姉さん....私も頑張るのであります!いつか、あのエーテリアスと共に戦えるように!」

 

『...ふっ、だったら厳しくなるぞ?キビキビ動けよ?』

 

「はいっ!であります!」

 

私はその日、あのエーテリアスの姿にあこがれを持つようになったのであります。




剣
やっと、出力調整ができたエーテリアス、そこから色々な武器などを拡張する予定。
救助がてら、技の試し打ちにきたら尻尾に殺されかける。後ろに市民がいたので回避じゃなく攻撃に転じた。

鬼火
オルペウスの尻尾機械人。
過去のトラウマにより、暴走して市民諸共倒しそうになった人。
冷静さを取り戻したおかげで、そのことについて謝る。
エーテリアスはクソだが、剣のことは嫌いではないに落ち着てる。

オルペウス
クローン。
初任務で出勤した時、ほんの数分ですべての人を救出、なおかつ高危険ターゲットを殲滅した姿に脳を焼かれる。いつか彼とともに一緒に戦いたいと頑張る。


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