【何処かの裏路地】
裏路地の夜・・・それは【掃除屋】と呼ばれる集団が裏路地を
人を溶かして燃料にすると噂されていて、倒しても倒しても次の夜には何処からともなく湧き出てくる奴らであり、危険
なのだが、その夜の裏路地を走っている人影が一つ
『クックック…探究心はネコをも殺すみたいですが自分も死にそうですねえ』
「653257289363485926」
『何言っているか全然わからないですねえ、気になりますが今は逃げることを考えましょう』
そう、この黒服、今まで物件探しをしていたのだ。
『掃除屋は家の中には入ってこないという風に明言されていましたねぇ、でも見つかりそうにありません。』 「6=6234725595」
『しかもこのままだと裏路地の奥まで行ってしまいます、そうなれば袋の鼠ですねえ。』 「43645555875」
どんどんと数を増やしていく掃除屋、出口のない裏路地の最奥、なんとか良い物件を見つけないと掃除屋の後ろのタンクには黒いナニカが混じることになる。
『まだ、この世界で自分ができることを確認できていません、さてどうしたものか、、、、、、!』
裏路地の最奥、そこにまだ希望はあった。
黒服の目に映るのはボロボロになった事務所があった、荒れ地のように見えるが今の黒服には些細なことだった。
『お邪魔します!』
半ば扉にぶつかるように入る。
外を見れば自分を今まで追いかけてきた掃除屋がぞろぞろと帰って行くのが見える。
『ハアハア…さて、この建物はどういったものだったのでしょうか。』
気を取り直して辺りを見直す
『かなり荒らされていますね、強盗でも入ったのでしょうか。』
散らばった資料、床の赤い染み、この建物の住民がどうなったかなんて人目で分かる。
『机の上に写真立て?』
倒れた写真立てを見つけた、立て直して写真を見れば5人ほどの集合写真だった。
『この人たちはフィクサー事務所をしていたみたいですねえ、みんな武器をもっていますし。』
二階も探索したが生活スペースのようで特に何もなかった。
一番大きな机の鍵が壊れているのか半開きになっていた。
『これは、、、、日記?読んでみましょう』
『ふむ、これは、、、、』
『こういう経緯で、、、、』
最後のページをめくる
『《この日記を読んでいる誰かへ、この事務所の跡地はどう扱っても構わない、好きに使ってくれ、金は微量ながら本棚の裏に隠してある、幸運を。》』
『この事務所は金が足りずにこの裏路地の最奥に建てることになってしまい一番強いフィクサーである所長がいなくなった隙に事務所破りに襲われた、その後帰ってきた所長によって事務所破りを殲滅したが相打ちに、所長は最後に自分がフィクサーになった理由を思い出し、この最後の文を書いた、、、、、と。』
『感謝します、この事務所は私が使わせていただきます。』
『さて、本棚の裏に隠してある金を回収した後、事務所の整理と行きましょうか』
『まあ資料とかを片付けただけですがかなり住みやすくはなりましたね。金の方はどうにかして増やしたいところです。』
染みや資料を片付け、所長の机に座る。
『クックック…幸運を、、、ですか』
前世でそんなことを言われたことなんかない、すこしうれしくなってしまった
『この世界で私の能力は使えるようですねえ。しかも一番驚いたのは自分が神秘を扱えることでしょうか。』
瞬間移動や黒い契約書を出す能力、恐怖は言わずもがな、神秘は攻撃力上昇?的なもの。
『かなり強くなってますねえ、あれでしょうか転生特典的なものでしょうか?まあいいでしょう。』
『まだ裏路地の少ししか見れていません。ですが、、、、この見た目で私、大丈夫なのでしょうか、悪目立ちしすぎると【頭】に目を付けられるかもしれないのですが、、、、』
『神秘か恐怖で代用できませんかねえ、試してみましょう。』
気分はHUNTER&HUNTERのヒソカに近い。
神秘を薄く伸ばし、顔に貼り付けると優しい顔になった
『この都市を生きるのに優しい顔はちょっとデバフですねえ』
恐怖を薄く伸ばし顔に貼り付けると次は少し怖い顔になった
『これならフィクサーとしても問題なく生きていけますね。夜が明けたらそこらの住民からハナ協会への場所でも聞いてフィクサー登録しましょうか』
【ハナ協会南部】
『クックック…都市の方でも21世紀に近い文化を持っている場所で良かったですねえ、私の服装が不自然でなくてよかったです。』
『さあフィクサー登録をしてしまいましょう』
『フィクサー登録を済まして9級フィクサーになったのは良いのですが、今はどの時間軸なのでしょうか?まあそのうち分かるでしょう。』
『依頼をこなしていけば位も上がりますし、気長に探しましょう。まずは迷子のペット探しですね!』
『や、やっと捕まえることができました。』
「フシャアアアア」
『おっと危ないですねえ、貴方はこれから行くべき所へ送られるのですよ?安心してください。』
「フシャアアア」
はたから見たら動物を誘拐しているようにしか見えないのである
誰かが歩いてくる
「あんた、そのコどうするつもり?」
『?私はあるべき場所へ送るだけですが、、、何か。』
「あるべき場所?良いから離しなさい。そのコは私の依頼で用があるの」
『奇遇ですね、私も依頼で来ているんですよ』
((この人誘拐犯?))
『これは譲ることはできません。』(もしそうなら、、、、)
「誰からの依頼かはしらないけど私もあんたに渡す気は無いの」(もしだとするのなら、、、、)
「フシャアアアア」
((消す必要がある))
そして紫と黒の戦争が始まる。
「済まなかったねえ、まさか依頼人が違うのに同じペットを捜索してるなんて思わないわね」
『クックック、こちらも誘拐犯とか勘違いしてしまいましたよ。』
そう、私が依頼主のペットは外出している内に他の家庭のペットになっていた、そしてそのどちらも依頼を出していたという事だ。
そのため食い違いが起き、戦闘になってしまったって訳である。
『ああ、自己紹介が遅れました、私は、黒、、、、、』
「クロ?」
『いえ、昔のクセで、クロードと申します。』
「クロード、、、ね、私はイオリ」
イオリ、、、、何か引っかかるけどちゃんとオハナシした後お話できたのはこれが初めてになるな、いい関係を築けたら良いんだけど。
『では、お互いに生き残ってたらまたお会いしましょう』
「あんたもね、じゃあ」
そして、別れてお互いの依頼主に事情を説明しに行くために別れた。
【拠点 廃れた事務所】
『依頼は達成扱いにはならない、、、、、、クックック…世知辛いですねえ。』
事務所に帰って今日のことを振り返りながらゆっくりと目のようなヒビを閉じる。
『明日を、日が明けることを迎えるのがこんなにもワクワクするのは久しぶりです。』
『クックック…さあ明日を迎えましょうか。』
いつの間にか寝てしまったようだ。
朝起きると自分以外の存在がいた。
『何故貴方がここに?イオリさん』
「いや、丁度いいセーフハウスみたいな感じでね、それにしてもアンタ、そんな見た目だったのね。クロード」
やっぱり明日を迎えることに恐怖を感じるかもしれない。
『それは後でお話しましょう。お腹は減っていますか?』
「いただけるのかい?」
『ちょうどやりたいことにありましてね。見た目の話もできます。』
まあ、たまになら来客があったほうが嬉しいかもしれない。
『何が良いですか?』
続く
まあ原作崩壊とオリ設定は付き物ということで許して。
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