魔法の力が蔓延る現代世界のヴァグラス   作:七蜘蛛

2 / 4
初めまして、魔法少女、そして魔剣少年の方々

 

デリートがショベルロイドを生み出した同時刻、

 

魔法少女協会

 

ビーッ!ビーッ!

 

「何事だっ!?」

 

魔法少女協会の署長「和泉元徳」が状況を聞く。

 

「風翔市Bの工場地帯にてマナリンドの以上消費反応を確認!」

 

「並びに、別空間から謎のエネルギー反応がこの世界に転送されてきます!」

 

オペレーターである女性達「相川実亜」と「友橋凛」が状況を報告する。

 

元徳「魔獣か?」

 

凛「いえ、魔獣世界とはまた違う空間反応です!」

 

元徳「情報が少な過ぎる、魔法少女チーム「聖剣の華」を向かわせる、情報収集の為、「博智の星」に連絡をしろ。」

 

実亜「分かりました。」

 

『和泉署長。』

 

すると司令室に通信が入る。

 

元徳「「室川」署長。」

 

その人物は「魔剣少年協会」の署長「室川作間」だ。

 

作間『こちらからは「ドレッドナイツ」を向かわせる。』

 

元徳「分かった。友橋、別空間から向かってくる存在の転送完了時刻は?」

 

凛「残り10分30秒です!」

 


 

ドォォォォォォォンッ!!

 

ショベルロイド「ガハハハッ!」

 

街でショベルロイドが暴れ回り、人々は恐怖で逃げ回る。

 

ショベルロイド「ん?」

 

するとショベルロイドの元へ向かってくる、4人の少女と2人の少年がやってくる。

 

「あれが元凶?」

 

「恐らくそのようね。」

 

「魔獣とはまた違った存在だな。」

 

「ショベルカーに似ている様な?」

 

少年少女達はショベルロイドを見て、言い合う。少女達は魔法少女チームの1つ「聖剣の華」の「セイントピンク」、「セイントパープル」、「セイントレッド」、「セイントグリーン」。少年達は「ドレッドナイツ」の「ヘルソード」と「デスブレード」だ。

 

ピンク「兎に角、早く倒さないと!」

 

ヘル「俺がやる!」

 

ヘルソードは剣を構えてショベルロイドに突撃する。

 

パープル「!そいつが何なのか分からないのに近づいたらっ!?」

 

ヘルソードは剣を振り下ろす。しかしそれはショベルロイドの右腕のショベルに止められる。

 

ヘル「何っ!?」

 

ショベルロイド「甘い!」

 

ショベルロイドは左手の指をヘルソードの胸元に突き付ける。

 

ヘル「ん?」

 

するとショベルロイドの指先から弾丸が連射される。

 

ヘル「ぐぁ!?」

 

それによりヘルソードは吹き飛ぶ。

 

デス「ヘルソードッ!」

 

グリーン「ヘルソードの剣が効いてないっ!?」

 


 

魔法少女協会

 

元徳「ヘルソードの攻撃を受け止めるとは...。」

 

凛「署長!謎のエネルギー反応があと少しでこの世界にやってきます!?転送完了まで残り2分!」

 


 

レッド「え!?後2分!?」

 

ショベルロイド「フハハハ!もうすぐで来るのか!」

 

ピンク「何か知ってるの!?」

 

ショベルロイド「当然だ!もうすぐ俺の分身とも言える「メガゾード」が来るのだからな!」

 

パープル「メガゾード?」

 

「喋り過ぎですよ。」

 

すると物陰からデリートがやって来る。

 

ヘル「何者だっ!?」

 

デリート「初めまして、魔法少女、並びに魔剣少年の方々、私はデリートという者です。」

 

ショベルロイド「ムッシュ・デリート!」

 

デリート「こっそり様子を伺っていたものでしてね。」

 

デス「そのショベルカーみたいな奴はお前の差し金か!」

 

デリート「それについては肯定しましょう。」

 

ピンク「何でこんな事したの!?」

 

デリート「私の目的は大量のマナリンドですよ。」

 

グリーン「マナリンドを?」

 

デリート「えぇ。」

 

ヘル「だが、そんな奴にあのデカいタンクからどうやってマナリンドを奪う気だ?」

 

デリート「それならもうすぐ分かりますよ。」

 

ピンク「もうすぐって?」

 

デリート「私がこの場に出てきた理由は、時間稼ぎですので。」

 

パープル「時間稼ぎ...?まさか!?」

 

凛『謎のエネルギー反応到着まで、残り10秒!9...8...。』

 

ピンク「え!?」

 

グリーン「この為の時間稼ぎ!?」

 

ヘル「何だと!?」

 

凛『5...4...3...2...1...転送完了!来ます!』

 

すると空に黄緑の光が集まり、そこから巨大なロボ「メガゾード:タイプβ」が右腕に「油圧式バケットアーム」、左腕に「マニュピレータクロー」を取り付け、現れる。

 

レッド「デカッ!?」

 

デス「いくらなんでもデカ過ぎるだろうが!?」

 

パープル「!まさか分身って!?」

 

デリート「気付きましたか。その通り、あのメガゾードにはこのショベルロイドのデータを基にした強化オプションが取り付けられているのです。」

 

グリーン「強化オプション?」

 

パープル「あのデカブツの右腕、あのショベルロイドって奴の腕と同じよ。」

 

ピンク「あっ!」

 

パープルの言葉にピンク達は漸く気付いた。

 

デリート「さぁ!マナリンドを大量に得るのです!」

 

その言葉にメガゾードβは近くのマナリンドタンクに向かって進む。

 

ピンク「タンクに向かってる!?」

 

デリート「貴女方の敵である魔獣は基本人間を襲う為、マナリンドには見向きもしないでしょう?ですのでマナリンドタンクの外壁にはそこまでの強度はないでしょう?」

 

そして、メガゾードβはタンクに到達し、バケットアームで外壁を攻撃する。

 

実亜『マナリンドタンクの外壁が第3層まで破壊されました!』

 

凛『第4層の外壁にも甚大なダメージが!』

 

デリート「さて、後は任せましょうか。」

 

ショベルロイド「お任せを!」

 

デリートはその場から去る。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。