ピンク「大変!?タンクが!?」
パープル「兎に角あのショベルロイドって奴を何とかしないといけないわ。」
ショベルロイド「フハハハ!舐めてもらっては困る!」
ショベルロイドは右腕のショベルを掲げ、6人の少年少女へと駆け出す。その間にもメガゾードβはタンクの一部を完全に破壊する。
デリート「ん〜トレビアーン!」
姿を消して別のところへと移動していたデリートはメガゾードβがタンクの外壁の一部を破壊した様子を見て歓喜の声を上げる。
デリート「にしても「魔法少女協会」も「魔剣少年協会」も油断しましたね。いつもの魔獣なら「聖剣の華」と「ドレッドナイツ」でも十分でしたでしょうけど。魔獣について知っているのはそちらだけではないのですよ?」
デリートはパソコンを開く。
デリート「さぁ!始めなさい。」
するとメガゾードβは破壊された箇所にマニュピレータクローを差し込み、中にあるマナリンドを奪い始める。
魔法少女協会
凛「!タンクのマナリンドが吸い上げられています!?」
元徳「拙い!他の魔法少女チームに至急連絡!謎の怪人と巨大ロボの対処に当たれ!」
実亜「分かりました!」
デリート「おや...?」
デリートが目を向けるとショベルロイドとメガゾードβにそれぞれ大勢の少年少女達が向かっているのが見えた。
デリート「他のチームの様ですね。ですが既に目的であるデータ取りはほぼ完了してます。」
デリートはパソコンに映る数々のデータを纏める。
デリート「後はマナリンドを奪うだけです。」
デリートはパソコンを閉じ、タンクからマナリンドを吸い上げるメガゾードβを見る。
ショベルロイド「甘い甘い!」
ショベルロイドはドレッドナイツ2人の斬撃を次々弾いていく。
ヘル「くっ...!」
デス「あの腕が厄介だな!」
ショベルロイド「これで終わりだ!」
ショベルロイドがショベルを振り上げ、地面に叩き込もうとしたその時、周りから魔力で出来た鎖がショベルロイドへと伸びるとショベルに巻きつきながらショベルロイドの身体に巻きつき、動きを封じる。
ショベルロイド「な、何だっ!?」
グリーン「!あれは...!」
すると周りから他の魔法少女と魔剣少年が現れ、その手には魔力の鎖が握られていた。
「今です!」
魔法少女の1人がそう言うとピンクとデスブレードが構える。
ピンク「「ラブシャイニング」!」
デス「「神罰の剣」!」
2人が必殺技を放ち、防御が出来ないショベルロイドの身体に技が直撃する。
ショベルロイド「グァァァァァァァァァァッ!!?」
それによりショベルロイドが吹き飛び転がる。
ショベルロイド「お、おのれぇ...!」
起き上がろうとするも出来ず、そのまま爆散する。
レッド「何とかなったぁ〜...!」
ヘル「まだ巨大ロボの方が残ってる!」
レッド「そうだった!」
ショベルロイドがやられる同時刻、メガゾードβはタンクからほぼ全てのマナリンドを吸収し続けている。そんな時、遠くから無数の攻撃がメガゾードβのカメラアイに直撃する。それによりメガゾードβはタンクから離れる。
魔法少女「離れました!」
魔剣少年「今です!」
すると2人の少年少女がメガゾードβの前まで飛び出し、それぞれが刀とバトルアックスを構える。
「「剛斧 天武斬」!」
バトルアックスを構えた魔剣少年「ヴォルフ」はバトルアックスを振り下ろし、メガゾードβの油圧式バケットアームを斬り落とす。
「「霞一閃 ー散リ華ー」。」
刀を構えた和服の魔法少女「ツバキ」はメガゾードβの全体に斬撃を放ち、その一撃はツバキが持てる全ての力を振り絞った為、ヴォルフによるダメージを含め、メガゾードβは耐え切れず爆散する。
ツバキ「ハァ...ハァ...途轍もない硬さだったな...。」
魔法少女や魔剣少年達は未知の脅威を退けられた事に大喜びしている。
デリート「おやおや、まさかメガゾードを倒してしまうとは...あの魔法少女と魔剣少年には要注意ですね。ですが...。」
デリートはパソコンを開くと映った内容に笑みを浮かべる。
デリート「私の方が上手でしたね。」
その内容はメガゾードβが吸収した分のマナリンドが全て亜空間のタンクへと転送された事だ。
デリート「原作ではメガゾードはエネトロンを吸収し、それを直接亜空間へと転送していますからね。」
メガゾードがタンクからマナリンドを吸収すると同時にそのマナリンドが亜空間へと転送される。
デリート「彼方には亜空間へと行く為の手段はありません。なので一度此方の世界へと持ち込んでしまえば取り返す事も出来ません。」
デリートはパソコンを操作した後、閉じる。
デリート「メタロイドとメガゾードのデータを得る事も出来た上、十分過ぎるマナリンドの確保。お釣りにしてはいいところです。本日はここまでにしましょう。」
デリートはその場から消える。それと同時にメガゾードβの残骸が粒子状となって消え始める。