完璧な執事になりたくて   作:Mr.MSW

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第二章
11始動


 

 

 アスターがいなくなって3年

 

 未だにアスターがどうなったのかすらわからない

 

 アスターがいなくなってからミドガル王国でも波乱が起きた。ミドガル王国最強にしてブシン祭にて連覇を果たした。表社会の英雄。セバス・バトラー大公の失踪事件により、ミドガルが割れた

 

 バトラー大公派の貴族と反バトラー派による政争が再び始まった。

 

 当初はバトラー派が優勢だったが、バトラー大公の不在は大きく、ほとんどの貴族は裏切り、バトラー派の大敗により政争は終結し、ゼノン侯爵の指示により王都から撤退した。

 

 そして唯一表社会で教団に対して抵抗していた勢力がまた滅ぼされた。

 

 そのためバトラー大公の領地は切り取られる事となり、かつてのバトラー伯爵領にまで領地が縮小した。

 

 だが、我々シャドウガーデンは着々と力を付けていった

 

 ……これも全てはアスターのおかげだった。

 

 そして今日、シャドウが十五歳となり、ミドガル魔剣士学園に入学することとなった。

 

 アルファ「これも貴方の描いた道なの?アスター……いやセバス・バトラー…貴方は一体何を企んでいるの?…答えられるなら答えてほしい…」

 

 そして目の前にいるセバス・バトラーの胸に剣を指し、こちらに笑みを浮かべ…姿はガラスのように割れていき消えてしまった。

 

 アルファ「…貴方達は本当にそっくりね。何も教えてくれないところがね…」

 

 

 ────────────────────

 

 ミドガル王国 王城

 

 元セバスの執務室にはアイリスとアレクシアの姿があった

 

 アイリス「何故未だにお父様はセバス殿の捜索に動かないんだ…」

 

 アレクシア「姉様…」

 

 アイリス「セバス様がいなくなって何もかも変わってしまわれたようだ…」

 

 アレクシア「…お父様ももしかしたら…」

 

 アイリス「アレクシア…それは貴方でも不敬よ」

 

 アレクシア「しかし…明らかにセバス様がいなくなってから何もかもおかしすぎます!バトラー家の騎士たちも勿論バトラー派閥だった者まで何もかもおかしいです!」

 

 確かにそうだ…

 バトラー家の当主であるセバス・バトラーがいないのにも関わらず、騎士たちはセバス様がいた時の様に行動し、国王のお父様の護衛を続けている。

 

 明らかにおかしい。

 

 バトラー家の騎士たちに聞いても…「セバス様は養子を迎えており、その者が後継者として教育しているためそれまで我々が代行しているだけでございます。」と口を揃え言っている。

 

 そしてその養子のことを調べてもまだ3歳に満たない子供らしい…

 

 どう見ても家門の乗っ取りだ…

 

 どうしてセバス様に忠誠を誓った騎士たちはこうもあっさりとセバス様を裏切られるのだろうか…

 

 私には理解できない…

 

 そしてアイリスは頭に手を当て、

 

 アイリス「…セバス様。選択の時とは一体なんなのですか…」

 

 アレクシア「姉様…」

 

 アイリス「…アレクシア、貴方も学園への入学の件があるのでしょう?私のことよりそちらを優先しない…」

 

 アレクシア「…はい」

 

 そして退室するアレクシアてあった。

 

 ────────────────────

 

 僕シド・カゲノーは15歳となった

 

 僕の夢は変わらない…例え唯一の理解者の誠司…基、セバスがいなくなったとしても…僕は夢を諦めない。『セバスの事も諦める訳』には行かない。僕は我儘なんだ。

 

 学園に入学すれば陰の実力者ムーブを見せられるかもしれないし…セバスを殺った奴を知れるかもしれないし。

 

 今から楽しみだ…

 

 そういえばアルファ達も元気にやってるのかな?

 

 最後に会ったのはいつだっけ?

 

 まいっか!

 

 そしてシドは電車の中揺られながら王都を目指すのだった

 

 ────────────────────

 

 バトラー領 領都

 

 ??「すぅ……はぁ…」

 

 そこにはタバコを吸っている男の姿があった

 

 ??「やっぱりこれはいいな〜…スッキリするぜ。」

 

 すると鼻を摘んでいる男が口を開く

 

 ??「おい。それはボスが吸い過ぎるなと言われていただろ?それは中毒性があると何度も。」

 

 ??「いいじゃねぇか!俺だって人生を楽しみたいんだよ。あんまり怒るなよ!酒よりマシだろ?」

 

 ??「はぁ…全く…そろそろカルバンさんが来るぞ」

 

 ??「へいへい〜…やめるよ。」

 

 そして扉が開く

 

 カルバン「…また貴方は吸っていましたね?」

 

 ??「すいません、すいません!でもいいじゃないですか〜これくらい。ね?」

 

 カルバン「まぁ……いいでしょう」

 

 ??「それで計画の方になにか問題が?」

 

 カルバン「いえそれは何も問題ありません。ですが…そろそろ『シャドウガーデン』に我々の計画が露見しかけていましてね…」

 

 ??「そっか〜…じゃあ始末するのか?」

 

 ??「おいやめとけ!セバス様に潰されるぞ!」

 

 ??「いや!よせよ!ジャブだよ!ジャブ!」

 

 カルバン「全く…ですか。セバス様の幻影が倒されてしまいましたね〜…そろそろ我々が動く時が来たのかもしれません。」

 

 ??「おお〜ついにか!」

 

 カルバン「セバス様の計画通りですが…些か不確定要素がありましてね…殺しはNGだ。」

 

 ??「わかってるって大将!総大将に殺されたくねぇからな……それで?どこに行けばいいんだ?」

 

 カルバン「貴方達はリンドブルムですがね」

 

 ??「嘘だろ〜!!!そっちかよ〜…」

 

 ??「はぁ…お前は黙ってろ。それで?カルバンさんそこで何すればいいんだ?」

 

 カルバン「まあ試練の時まで待機です。セバス様の計画通りに……お願いします。」

 

 ??「了解」

 

 ??「…了解〜」

 

 ??「で?誰が王都なんだ?」

 

 カルバン「いえ我々は介入しませんよ。何故なら……ん?はぁ…ネズミが入っていたようですね。」

 

 ??「お?じゃあ俺がいくぜ?久々の獲物だ!」

 

 カルバン「いいですよ。弄んでいいので生かして捕らえなさい。」

 

 すると男は双槍を持ち

 

 ??「待てや〜!逃げれると思うな!」

 

 そして男は侵入者を追っていった

 

 ??「はぁ…全く単独行動し過ぎだ…」

 

 カルバン「貴方も一応行きなさい」

 

 ??「…了解」

 

 そしてカルバンだけが残った。

 

 

セバスなどのオリキャラの設定は必要でしょうか?

  • 設定知りたい!
  • いやどうでもいい
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