ザァァァァ…
…シドは気づいた時にはどこかわからない海辺にいた
シド「ここは〜…」
シドは辺りを見渡すが誰もいない
…だが、向かうべき場所はわかっている
そしてシドは歩み出す…
夜空の輝く海岸線を眺めながら
シドは歩みを止め…振り返る
シド「やぁセバス…いや誠司」
そこには前世の誠司の姿があったが
振り返って見た誠司はどこか悲しそうだった
誠司「…やはりわかりますか」
シド「その眼差しを僕に向けるのは誠司だけだよ」
誠司「……」
シド「それで? ここはどこかな?」
誠司「…もう後戻りはできないのですね…」
すると誠司は崩れ落ちていた
シド「どういうこと?」
しかし、何故誠司が崩れ落ちたのかわからない
誠司「…もう私が…『かく』を渡すことなく既に所持しているのですから…もう決まってしまっていたのか…」
誠司はなにを言っているのかわからない…
誠司「そしてもう貴方はもう『代償』も払ってしまっている…もう引き返すのは不可能…」
シド「誠司なにを言っているの? 答えてよ!」
誠司「いいや…貴方はもう『知ってる』何故なら貴方が自らここへ来てしまっているのだから…」
意味がわからない
誠司「ただ…貴方自身が口にできない…いや…知っている…貴方はしようとしている…」
シド「だからなに!」
誠司「い…今…貴方が私にとっている…行…動自体を止められない…貴方には何度言っても…」
シドは気がついた時には誠司の首を掴み上げていた
シド「ご…ごめん…」
誠司「いや…もう貴方には抑えられていないのです…自らの力を…感情を…何もかも…全てが…制御…できてい…ガハ…」
突然、誠司は血を吐き出した
シド「誠司…!?」
誠司「…私は長くない…だから貴方には後悔に満ちた道を進んでほしくない…私は最後まで見届けられない…またしても…貴方を…1人にしてしまう…」
シド「それじゃあ僕との約束は! どうなるの!」
誠司「だから貴方には! 後悔のない道を示したい!」
すると誠司は胸から光り輝くなにかを取り出した
シド「誠司…一体なにを」
すると誠司はシドに向かい歩き出す
誠司「時がくれば…これが貴方を救い…貴方を強くする…そして終幕を迎える…そして完遂される…」
すると誠司はシドの胸にそのなにかを胸に押し込む
シド「グ…これは…」
そして誠司は倒れる
誠司「まだ追いついていないだけです…ゴフ…」
シド「ぐ…ぐぁぁぁ〜!!!」
シドは胸を抑えながら苦しみ始めた
誠司「痛みは…最初だ…け…それからは…貴方の…」
すると誠司は無理やり身体を奮い立たせて
誠司「……わが忠誠…私の全てが失われるまで…」
それを見たシドは慌てて誠司に向かって走り出す
シド「待って! 誠司ま…」
誠司「私は代償を捧げ続けよう…」
…────────────────
シド「……はぁ!」
気がつくとシドは自室のベッドの上にいた
慌てて周囲を確認するがセバス…誠司はいない
…いるのはアルファだけだった
ん?
シド「…なんでいるの?」
アルファ「貴方の様子を見に来たのよ…」
でもその顔はどこか残念そう
シド「ふ〜ん…」
シドは怪しみなながらも誠司の言っていた意味を考える
シド「………」
アルファ「シャドウ?」
シド「いやなんでもない…」
アルファ「またそうやって私達には教えてくれないのね…アスターがいたら打ち明けたのでしょうけど」
シド「…まぁそうだね」
だがシドは頭を抱える
シド「…『かく』か…」
アルファ「『かく』?」
シド「いや!なんでもない。それよりアルファなにかいっしょに食べる?」
するとアルファは素早くシドの前に移動
アルファ「いいの!?」
シド「え…あ…あぁ…うん…いい…よ…?」
アルファ「それじゃあ早く行きましょ!」
シド「あ…あぁ…」
そしてアルファはシドを連れて外出する
するとそこに一つの人影が現れる
??「……私は貴方のために…私の持つ全て燃やし…貴方に全てを…捧げましょう…ッ!…ゴフ…ゴフ…ゴフ…」
男は慌てて口にハンカチを当てる
だがその足取りはどこか弱々しく…
…口に当てたハンカチには血が付着していた
??「…私の命ももう残り僅か…だが我が主の幸せのために…躊躇はできない…!たとえ…私自身が消滅したとしても…私は我が主の糧となろう…そのためにはまだ足りない…足りないのだ……とその前に…」
するとその人影はシドの隠していた貯金箱に金貨を数枚入れる
??「これくらいならば気づかないでしょう…」
そしてその人影は窓の鍵を閉め
フードを深く被りその場を去る
少し郊外に辿り着いたくらいまで進むと
その人影の行く先がナイフに塞がれた
??「……」
???「やぁ…アスターひさしぶりだね〜…いやアスターじゃなかったね…『セバス・バトラー』…」
そしてその人影は
セバス「……7陰第6席ゼータか…」
ゼータ「やっぱわかるんだ」
セバス「それで?何のようですか?」
ゼータ「へぇ…弁解しないだ」
セバス「なにを言っても無駄でしょうからなにも隠す必要がありますかね?」
ゼータ「やっぱ私達を騙してたんだ」
セバス「勝手に騙されただけでしょう?」
ゼータ「私は騙されるのが嫌いなんだよ!」
するとセバスに向かってナイフを飛ばす
だがそれはセバスには届かない
気づいた時にはセバスはゼータの横にいた
セバス「終わりです」
ゼータ「ッ!わ、私はまだ!がは…」
ゼータは気づいた時には吹き飛ばされていた
ゼータ「…グ…よくもやってくれたね…」
セバス「貴方では私には勝てない」
ゼータ「そんなのまだやってみないとわからないじゃないか…!」
するとセバスは顔を歪める
セバス「……これだから諦めの悪い奴は」
するとセバスははっとした顔をしてその場を素早く去っていた
ゼータ「おい!逃げるな!」
とセバスが去ったその場にゼータの叫びが響くだけだった
忙しくて気づいたらこんなに隙間が空いてたね…
セバスなどのオリキャラの設定は必要でしょうか?
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設定知りたい!
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いやどうでもいい