セバス「はぁ…はぁッ! ……ゴフ…ゴフ…ゴフ…」
ゼータを撒いたセバスは
1人森の奥に向かっていた
セバス「はぁ…はぁ…」
だがセバスの足取りは小鹿のようだった
セバス「ここなら大丈夫か…」
するとセバスは胸ポケットから小瓶を取り出す
そこから二粒ほど取り出し、飲み込んだ
セバス「………ふぅ…グ! …」
するとセバスは苦しみ始めた
体は震え始め、魔力も漏れ
乱れ始めていた
そして崩れ落ちた
だが、這いつくばりながらもセバスは
痛みに耐え、歯を食いしばっていた
何故ならこれは覚醒剤…つまり
『麻薬』だ
だがセバスは飲み続けている
そしてセバスの口が開く
セバス「…ぐ…ッ…! あのゴミ風情が…!」
普段のセバスなら絶対言わない様な
『罵声』がその場に響く
そうセバスの口調は全て『演技』
セバスは元々口が悪い
シドにはセバスは一切口が悪くしないが
シド以外となるとセバスの口調は酷くなる
だがセバスは回りを欺くため…プライドのため
口調を丁寧にしているが
誰もいない場所では曝け出すのだ
セバス「あぁぁぁ…! くそ…!」
するとセバスはまた別の錠剤を取り出し
飲み込んだ
これは精神安定剤
前世で言うところの『ベンゾジアゼピン系』
の代物だ
するとセバスは何もなかった様に立ち上がる
セバス「……はぁ…私とした事が…平常心…平常心…こんな姿…実様に見せるわけにはいかない…はぁ…グッ!」
そしてセバスは木々に寄りかかりながら
ある場所を目指す
セバス「あのく〇〇〇チが! メス猫の分際で! 忌々しい! 実様の妃候補でなければすぐ始末した者を! あぁ〜! 忌々しい! あんな根性なし共の性で私は実様の近くで見守ることもできないというのに! 腹立たしい! 不快だ! 襲う勇気もない軟弱者どもめ! 最後の最後で諦めるから実様は孤独になるのだ! 振られるのが怖いなどと言うことで怯えるならばそもそも森に隠れ潜んでいれば良いものを! あぁ〜! イライラする〜! クソ! クソ! クソ! クソ! くそぉ〜!」
そしてセバスの通った場所の木々は荒れ果て粉々となり
セバスの嘆きが響くのであった
…────────────、パキ
するとセバスは後ろに向かって
懐から無数のナイフを飛ばす
だが全て虚空を切るだけだった
セバス「…隠れても無駄です」
だがなんの姿も見えない
セバス「…最後の警告です…今すぐ姿を見せろ愚か者」
するとセバスの薙ぎ倒した木々の中から
フードを被ったエルフの女性の姿があった
手には伝承に伝わる聖剣に似た物を持っていた
セバス「…貴様は『存在してはいけない』な」
??? 「……」
セバス「言葉もわからぬほど愚かと言うことか。流石にそこまでの知能ではここまでは来ることは不可能だ。何故貴様のような者がここにいる…」
するとフードを被っていたエルフが突如、
セバスの首元へ剣を叩きつける
だがそれは甲高い金属音と共に跳ね返された
セバス「この話もできない蛮族風情が! 私を舐めるんじゃねぇ!」
するとセバスは薙刀を取り出し、
飛び掛かる
だが掠めることもなかった
エルフは後方に2歩下がり
セバスの様子を伺っている
セバス「…本当に気に入らない。貴様の様な雑魚が! 私の邪魔することが気に入らない! …貴様は絶対に処理する」
だがエルフはなにも口にしない
セバス「野蛮人め…」
するとセバスは一気に距離を詰め
斬りかかる
セバス「…ッ!」
だがセバス気づいた時にはセバスの持つ薙刀は
既に切られていた
するとエルフの持つ剣に魔力が集中する
セバス「バカなっ…!」
その剣は横一文字に切られていた
セバス「がはっ…!」
するとセバスは慌てて傷口を押さえながら
後ろへ下がる
セバス「き…貴様の様な蛮族風情が…私に…傷をつけるとは…貴様どこでその技を習った! 貴様は教団でもシャドウガーデンでもない! …ハァ…ハァ…なのに何故…貴様が…」
するとエルフはやっと重い口を開く
?? 「…セバスお前を楽園へ送ろう」
セバス「…ッ!」
夜のせいかフードで顔が見えないが
セバスは確信した
だが絶対ではない
セバス「何故貴様が! 、…な、く…グハ…!」
だがセバスに力が入らない
そしてセバスは地面に倒れ込む
セバス「まさかこのタイミングで貴様が来るとは…」
??? 「ずっとこの時を待っていた…お前が弱くなるのを…ずっと…ずっと…待っていた」
セバス「…くそが!」
セバスは立ち上がろうとするが
力が入らない
するとフードを被ったエルフが
セバスに近づき
セバスの顔を手で上げ、
…口づけを交わした
抵抗したセバスだったが
だがセバスは体が痺れたように動かなくなった
セバス「き、き、きさ、ま…」
??? 「これは麻痺毒…元気なられると困るからな」
セバス「ぐ、…ご…ごご…、ゴミクズが…ただで…わ、わ、わ…たしひ、が…、やら、れると、思ったか…のゴミクズがぁぁぁ〜!」
するとセバスは震える手で胸ポケットに
ナイフを力いっぱいに突き立てた
すると辺り一面が光に覆われた瞬間
遅れて…爆発音がその場に響いた
だがエルフは即座に退避していた
だが爆風とともにセバスが斬りかかる
気づいた時には
セバスは心臓を貫かれていた
??? 「…お前」
だがセバスは不敵な笑みを浮かべていた
セバス「…み、見事だ…だが貴様には感謝しよう。簡単に私の考えた計画通りに私に踊らさせてくれたことを…! 感謝しよう!」
するとセバスの血の色が白く輝きはじめる
セバスの様子がおかしい…
慌てて剣を引き抜こうとするが抜けない
エルフは剣を諦め、後退する
するとセバスは白色矮星の様に輝く
剣は引き抜かれ、形状も変化した
そして聖剣だった物は宙を舞った
無数の武器とともに
そして傷口はふさがり
右側には鳥の様な生物的な白い翼が黒く光り…
左側には機械的な黒い翼が生え白く光出した…
髪は白金色に輝き…
体には白銀の鎧が輝き
そしてその後ろには動き続ける七芒星の輪があった
そしてその場は戦いで破壊し尽くされた森ではなく
夕焼けが輝く夜空のある砂浜へと変わっていた
そしてセバスであったものが口を開く
セバス? 「貴様は終わりだ…貴様が来るのは想定外だったが計画通りに進んだ…『4度目の死』も達成できた。感謝する…我が友…英雄『オリヴィエ』…だが貴様は『我が主』の計画の妨害をした…だが我らは友であったからな…慈悲として貴様には永遠に続く虚無の中で眠るといい…」
オリヴィエ「…貴様一体どれだけの犠牲を払った!」
セバス? 「貴様が知ったところで何になる? まさか…真似しようとでも思ったのか…? …実に滑稽だ。だが貴様には教えてやろう教えたところで貴様には真似できないからな…答えは単純明快…『継承』だ」
オリヴィエ「な、何を言っている!」
セバス? 「言葉通りだ…これこそが私が払った『最大』の代価であり…全てだ…悲しみや憎しみ怒り…いろんな感情を代価に払うより絶対な力が得られるほどの代価であることだ…私は代価に従い『継承』を行う…」
オリヴィエ「そんなことできるわけがない…そんなことすればどれだけの、…」
セバス? 「いや…可能だ運命は既に決まっている…だが運命には最大の欠陥…『穴』がある運命は決まった瞬間既に避けることができない…だが! 『運命通りに進めば』問題ないのだ…! 運命が決まっているならそれを逆に利用できてしまうのだ…全ては計画通り…これまで長かった…これで私は終わりを迎える…運命が決まっていようが既に定まった運命に従いその最後に『継承』を行えば全ては元通りとなる! 貴様にもう私の言っていることは理解できない! できるわけがない! …何故なら私ですら…理解するのに…長い年月を要した…」
オリヴィエ「何故だ…! 何故そこまでする…貴様の覚悟に見合う何かがあるとは思えない」
セバス? 「貴様には理解できないこと…さらばだ『英雄』虚無の中で生き続けるがいい…私が終わりを迎えるまでの間をな…」
そしてオリヴィエは自分の陰から生えてきた無数の手により引きずり込まれていった
そしてセバスは右腕をあげ小さく…
小指を鳴らした
「…パチン」
そして夕焼けは崩れ落ち…
元の荒れ果てた森の中にセバスだけが残った
姿は戦闘前のセバスのようだった
セバス…? 「…オリヴィエお前は本当に愚かだよ…私なんかに慈悲を与えようとしてくれたことは感謝するよ…でもそんなことは許されない…もう逃げる選択肢はないんだ…すまない…すまない…ッ! すまない…もうこの足を止められない…止められないんだ…」
そしてセバスは涙を流しながら…
前を向き…
『ある場所』を目指し…
『歩み続ける』自分の終わりに迎えるために…
セバス…?「もう戻らないし…戻りたくないんだ…」
これは…『わがまま』であり…『理想』なんだ…
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頭の中では纏ってても文章にしようとすると躓いてしまうよね…
セバスなどのオリキャラの設定は必要でしょうか?
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設定知りたい!
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いやどうでもいい