完璧な執事になりたくて   作:Mr.MSW

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01 転生

 私、服部誠司は死んだ。

 私は影野家に仕える父の主人に

 息子を見てほしいと頼まれた

 そのため、私は影野実様に仕えることになった。

 だがそれから私の人生は変化した。

 私は影野実様のもつ自分にはない

『夢』憧れてしまった

 そのため主人となった影野実様のため

 全てを習得した。

 武術面では剣道、弓道、槍術、馬術、柔道、レスリング、ボクシング、フェンシングなどや、暗殺術までも全てを

 芸術面でもピアノ、バイオリン、トランペット、ホルン、フルート、チェロ、コントラバスなどの楽器や絵なども全てを描けるように腕も上げた。そのための歌唱力も全てを磨いた。

 そして政治、経済、統治、経営などの国家運営の能力も

 そもそも、私は代々優秀な執事や秘書などを輩出する家系なので礼儀作法なんかは問題無かっただが……

 女心はわからなかった。

 

 そのため私の主人に全てを指導したが、

 女心は教えられなかった

 

 流石に分からないことを教えることはできない。

 

 そして私が19歳、実様が12歳の頃

 

 実様の通われる小学校の近くで

 愉快殺人鬼が出没するようになったらしい

 警察からも被害者が出たらしい。

 そのため、私が護衛のため行き帰りのお見送りをすることになりました。

 

 誠司「実様。今日はどうでしたか?」

 

 実「バッチリだよ! 今日もモブを演じきれた……」

 

 誠司「左様でございますか。それはよかった」

 

 実「うんうん。このままいけば僕はモブAを演じきれる」

 

 誠司「ならさらに力を付け、隠す必要がございますね」

 

 実「うん。これからもよろしくね! 誠司!」

 

 誠司「かしこましました。実様」

 

 実「やっぱり、陰の実力者には右腕が必要だよね~」

 

 誠司「私なんかでよければいつまでも実様に仕えますよ」

 

 実「そうなことないよ! 誠司が右腕なら僕も安心だよ!」

 

 誠司「もったいなきお言葉ありがとうございます」

「では賊の始末を付けさせていただきます」

 

 実「ん?」

 

 すると電柱の後ろから1人が出てきた。

「そこのガキにあんちゃん止まりな」

 

 誠司「失礼な方ですね。私の主人相手にガキとは」

 

「そんなこと関係ねえよだってあんちゃんら死ぬからな」

 すると男はナイフを持って向かって来る

 だがナイフが誠司にあたる直前に

 ナイフを持った手が弾かれ、

 ナイフを飛ばさせ、

 そのまま誠司は追撃し、

 腹に数発入れ、地面に叩きつけた。

 

 誠司「これで終わりでしょうか? この程度で意識が飛んでしまうとは私としたことが力加減を間違えたようですね」

 

 実「流石は誠司だね。誠司に掛かれば賊も一捻りだね」

 

 誠司「もったいなきお言葉」

「それでは実様今の内に帰宅したしましょう」

 

 ドン

 

 静寂に包まれた空間に鈍い音が響く。

 

 誠司「……!? ゴフッ! まさか!」

 すると誠司の腹から血が出る

 

「おいおいなにしてんだよ。俺の相棒にさ〜」

 

 誠司「まさか……お仲間が……いたとは……」

 

「そうゆうことだ」

 

 誠司「その銃……警察を……殺して……奪ったと……言うところ……でしょうか」

 

「そうだよ。あいつらは撃てないからな! 簡単に奪えた」

 

 誠司「そうですか……」

 

 実「誠司! 止血しないと!」

 

 誠司「ご安心ください。実様は私が命に変えても守ります。ですので……早くお逃げください。貴方には夢があるでしょう? そのためには全てを捨てるのでしょう? ならばいきなさい。そして叶えるのです」

 

 実「……わかったよ。また生きて会おうね!」

 

 誠司「かしこましました」

 

「もう終わりか? 別れ話は?」

 

 誠司「えぇ……わざわざありがとうございますね」

 

「なに結局お前を殺してあいつを追いかければいいだけのことだからな!」

 

 誠司「そうですか。なら貴方はそんなことできませんからね。ここで貴方は死ぬのだからね」

 

「あぁ? 何言ってんだ……かぁ? ……バカな……」ドタ

 そして男には胸にナイフが深々と刺さっていた。

 

 誠司「ほらね? 貴方は死にました。ゴホゴホ……私も長くありません……ね」

 

 申し訳ございません。実様

 

 貴方との最後の約束は果たせそうにありません。

 

 誠司「真に……申し訳……ございませ……ん」

 

 ────────────────────────

 そして私は気づいたら赤子になっていました。

 (私は何故赤子に?実様は大丈夫でしょうか……)

 そんなことを考える日々を過ごしながら考えながら

 この僕の生まれた国を調べた。

 ここはミドガル王国西部バトラー伯爵家

 そして私はバトラー伯爵家の長男の

 セバス・バトラーとして生まれた。

 だがそんなことどうでもよかった。

 私はもう実様に仕える事ができないのだ……

 そして最後の約束も、

 実様の夢を叶える瞬間を見届けることも

 

 そして何もかもやる気が起きなかった。

 そう考えると辛かった。

 そしてこの世界には実様の、

 夢を叶えるために必要な力……

 魔力が存在していた。

 この力があれば実様の夢も

 叶っただろう……

 そう思うと実様に申し訳なかった。

 そんなことを考えていると

 扉が開けて、入ってくる

 ??「こいつが私の子か」

 誰だろうか……そんなことを考えると。

 パチン

 と何故か私は叩かれた。

 

 ??「こいつが私の子だと?そんなわけあるか!」

 

 従者「しかしクズノー様の奥様との子ですよ?」

 

 クズノー「うるさい!私は認めない認めないぞ!」

 

 従者「しかし……」

 

 そして私は理解した。私の親はクズだと

 

 そして私は7歳となった。

 

 すると私に当主の仕事を押し付け、父は遊び呆けていた。

 そして……私の母は私が生まれた直後

 クズの父に殺されたらしい

 

 そして昔の事も調べると、人身売買、賄賂、麻薬あらゆる犯罪に手を付けていた。

 

 だからこそ私はこの状況を利用することにした。

 既に領民や家臣、騎士達ももう私の命令に聞く。

 

 そして私は父の部屋に向かった

 

 セバス「失礼します。……クズノー様」

 

 クズノー「なんだ誰だ?貴様は?」

 

 セバス「貴方には逮捕状が出ています。」

 

 クズノー「貴様何を言っている!

      我が騎士達よ!其奴を捕らえろ!」

 「!何故私に剣を向ける!私は当主だぞ!」

 

 セバス「この書状が伝達された後、セバス・バトラーを当主とするとのことなのでもう貴方は当主じゃないですよ。貴方は国家反逆罪の犯罪者ですよ。」

 

 クズノー「なんだと!おいやめろ!離せ!」

 

 セバス「では皆さんこれからよろしくお願いします。」

 

 家臣達「はい!」

 

 セバス「それではよろしくお願いしますね。」

 

 セバス「では私はクラウス陛下に謁見して参ります。」

 

 従者「かしこましました。」

 

 これでバトラー伯爵家は私の物……クズノーもこれで処刑されるだろう……だがこのまま誰かに押し付けたらダメだろう。このまま目を背けることはできない。少なくても私の下にいる者は助ける。そして実様のような方を求める。

 そして私にはそれだけの力があるのだから。

 

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