王女様方を指導してから3ヶ月
私は王女様方に手加減するのが面倒なので
ゼノンに押し付けた
正直、王女様方といっしょにいるメリットはない
そのため私はベガルタ帝国の海岸線にてバカンスとばかりに日光浴を楽しんでいた。
何故ベガルタに?
それはミドガルにいたらクラウスに仕事を押し付けられてしまうからだ。オリアナでもよかったのだが、同盟関係にあるため密告されるやもしれない。昔一度密告され、追手を出された。私だって何も気にしないで休みたい
セバス「おっと…私としたことが約束を忘れるところでした…流石に急がねばなりませんね」
そしてセバスは広げていた椅子、机、日傘に菓子をしまい約束をしていた人物の元へ向かうのだが
セバス「……せっかくですし『あれ』を使いますか」
するとセバスは七色の宝石の付いている七芒星のペンダントを掲げた
七芒星のペンダントにら宝石は7つあり、その内1つの光が消えており、さらに2つの宝石の光が消えた
…………
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そしてセバスは待ち合わせ場所で待っていた
セバス「う~む…定刻通りに着いたはずなのですが妙ですね〜向かった方が良いでしょうかね」
すると殺気が近づいて来ていることに気づいた
そして殺気の感じる方へ視線を向けると約束をしていた金豹族の族長とその族長を捕らえている獣人と正教…基『ディアボロス教団』の人間が現れた。
族長「うぅ……」
よく金豹族の族長を見ると拷問でもされていたのだろう既にボロボロの状態だった。
セバス「面倒事を起こしたのは貴方でしょうか?」
教団員「あぁ! お前が来るのを待っていた! 『ミドガル最強』! セバス・バトラー!」
セバス「……」
するとセバスが金豹族族長を捕らえていた獣人達と教団員両断し、リーダー格の男の腕を切り落とした。
セバス「…ふぅ。」
教団員「バカな…」
そしてセバスと話していた教団員は両腕を吹き飛ばされ、驚愕していた
セバス「貴方のような阿呆には分かりませんよ」
教団員「クソがぁぁぁ! ぐはっ!」
するとセバスは持っていたハルバートで教団員の腹に突き刺し持ち上げた
教団員「き、さま…」
セバス「楽には殺しません。精々苦しんでください」
そしてハルバートを回し男の体を抉り、突き飛ばした。
セバス「貴方持ちませんね」
族長「……」
セバス「奥さんは?」
セバス「もう……既に…」
セバス「せめて楽にしてあげますよ」
族長「……娘を頼む…フレイアの子孫よ…」
セバス「貴方は頑張りました。なので奥さんとゆっくり眠りなさい。貴方の娘さんは助けてあげます。おやすみなさい。」
そして金豹族族長は息絶えた
セバス「……死者くらいなら嘘をついても良いでしょう。旦那様のためとはいえ……うらやましい限りです」
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森の中では赤子を抱えた1人の金豹族の女の子。『リリム』が走っていた
リリム「はぁ……はぁ……」
(お父様は東に迎えと行っていた。悪魔憑きを治すことのできる者がいるミドガル王国にあと少しで森を抜けれるはず……)
リリム「う……嘘」
すると目の前に男が現れた。
?? 「やっと見つけましたよ」
リリム「ッ!!!」
すると槍の様な者を持った男が近づいてくる
獣人としての感なのかわからないがなにをしても目の前の存在が勝てない存在だと理解した。
?? 「どちらが悪魔憑きですかね?」
リリム「わ…私が悪魔憑きです! 私が悪魔憑きだから……弟だけは…」
?? 「そうですか」
リリム「え?」
すると男はリリムが抱えていた弟を抱えていた
リリムは慌てて弟を取り戻そうとするが
リリム「返して! 返してよ! 私の弟を!」
?? 「貴方では守れませんので私が育てて上げます」
すると男の体は光始める。
?? 「貴方の父親を殺したのも私です。なので貴方が私に復讐をするその時を楽しみに待つことに致します。頑張ってくださいね? その復讐心と憤怒と憎悪の感情を私に向け、その力を覚醒させ、私を殺しに来てください! 私はその瞬間が楽しみで仕方ありません! ではさようなら。リリの子孫。貴方が生き残ることを祈っていますよ」
リリム「お…お前ぇぇぇ〜!!!」
そして謎の男は弟と共に消えてしまった。
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そしてリリムは後から来た弟を拐った男の仲間と思われる集団に捕まり、檻の中で鎖に繋がれ、馬車に揺られていた。
リリム「あの男……絶対に……許さない……殺してやる!絶対に殺してやる!」
あの男が憎い……あの男に対抗できる力が……
あいつを殺せる力が……!
リリム「力がほしい……ッ」
???? 「…力がほしいか?」
リリム「な…なに?」
教団員「おい! 静かにしろ!」
回りの人には聞こえていないらしく私には聞こえているらしい。
???? 「……力がほしいか? 何者にも負けぬ力が?」
リリム「……ほしい! 力があれば……力さえあれば! 私はあの男に!」
???? 「…いいだろう! ならばくれてやる」
そして馬車の中に青紫色の魔力が出現した
教団員「な、なんだこの光は!」
すると青紫色の魔力から漆黒のロングコートを纏った少年の姿がそこにはあった
教団員「なんだコイツ!」
???? 「アイ・アム……」
そして少年は魔力の中心で漆黒の剣を掲げ
膨大な魔力によって大気が震え
漆黒の剣に収束する、圧倒的な力を
リリムは見つめる
これこそが彼女が……
欲していた力が……リリムが求めた
全てを打ち砕く力が
???? 「──アトミック・もどき」
魔力が弾け、音が消え、世界は青紫の光に染まった。
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セバスは少し離れた場所で
そして遠くからリリムの様子をみていた
セバス「やはり、こうなりましたか。」
すると2人の男達が近づいてくる
セバス「お疲れ様でした。『嫉妬』と『憤怒』」
その2人はセバスと瓜二つのようだった
嫉妬「私としてはあの小娘は気にいらないですね。旦那様の側にいられのがうらやましいー!」
憤怒「私としては十分楽しめましたのでよかったですよ。あの娘の憤怒に埋め尽くされた顔!実に美しかった……!それと戦利品の赤子です。彼女の力を引き出すいい駒となるでしょう」
そしてセバスは赤子を受け取り、さっきより3つの色が落ちた七芒星のペンダントを掲げ
セバス「では戻ってください」
すると2人はセバスの影に溶け込むように消え、ペンダントの7つの宝石内6つが光を取り戻し、元の色を取り戻した。
セバス(これで旦那様の狂信者の誕生ですね~このままあの狂信者となる娘にどんどん狂信者を増やしてもらいましょうか……実に楽しみだ!)
セバス「……あ!私したことが旦那様のお土産を買い忘れていました……仕方ないもう一度戻るとしましょうか…あぁ~私としたことが旦那様のお土産を忘れるとは情けない…!旦那様のお土産はなにがいいか……う~む……」
そしてセバスはシドのお土産を買うためにUターンしたのであった