ベガルタ帝国 某所
セバスは辺りに誰もいないか確認していた
セバス「誰もいませんね…」
すると、セバスは七芒星のペンダントを掲げた
そして6つ宝石が光出す
そしてセバスの影から髪の色が違う
七芒星のペンダントは全ての光を失う
6人のセバスが現れる
セバス「皆さんよろしいですか? 『強欲』『傲慢』『怠惰』『嫉妬』『暴食』『憤怒』」
強欲「それでオリジナル? 私達を呼んだのは?」
セバス「いや何……旦那様のお土産をどうするかの会議ですよ」
すると、その場突如として静かになる
そして傲慢が口を開く
傲慢「……それは一大事だ!」
怠惰「旦那様のお土産か〜……これまた難しいことをオリジナルは持ってくるね〜…」
嫉妬「旦那様の元に行けるお土産が……
くぅ~うらやまし〜い!」
暴食「やはりここはご飯だ! それしかない!」
強欲「いやここは全部買って旦那様のお土産としよう」
憤怒「……う~む私には専門外です」
そうこの七芒星のペンダントは使用者の傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰の感情が自分の分身として現れるアーティファクトである。だが力は使用者の7分の1の力となってしまう。さらにこれは呪われているため使用者の魔力が吸われるため常人が使おうものなら10秒で魔力を失い、そのまま生命力も吸われてしまう曰く付きのアーティファクトである。
セバス「全部買ってしまったら次のお土産の選定にさらに時間が掛かってしまうではないか!」
強欲「いやしかし……」
暴食「こうなったらベガルタ産の食材の料理を振る舞おう。そうすれば、旦那様も満足されるだろう!」
怠惰「だけどさ、いつもこうなってない?」
全員「「「「「「確かに」」」」」」
嫉妬「だが、それ以外では旦那様が満足されないだろ?」
憤怒「だが前世と今世のものでは前世のものの再現の方が喜ばれるではないか?」
セバス「やはりそうなりますよね~……」
強欲「最終的にはいつもここに戻ってしまうな…」
怠惰「やはり外部の意見が必要なのでは?」
嫉妬「それでは我々の存在意義が!」
怠惰「だよな〜…」
セバス「仕方ない。こうなったらベガルタ産の魚を使い、海鮮料理を振る舞おう」
強欲「漬け丼なんてどうだ?」
憤怒「いや炙りはどうだ?」
怠惰「いや普通に醤油で刺身でいいじゃ?」
嫉妬「いやフライはどうだ?」
傲慢「いや天ぷらはどうだ?」
暴食「全部だ!それしかない!」
セバス「意見はまとまりました。全部作りましょう」
全員 「「「「「「異議なし!」」」」」」
セバス「では、皆で旦那様のための魚を取りに行きますよ。皆さん準備できてますか?」
全員「「「「「「おう!」」」」」」
セバス「では行きますよ!」
全員「「「「「「「旦那様のための至高の魚を!!!」」」」」」」
そして海に向かい走り、飛び込んだ。
翌日、新聞では海で突如、水柱が7本も現れ、地元で有名な水龍がいなくなったとニュースとなった
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ミドガル王国 カゲノー領
シドは皆が寝静まったのを確認し、抜け出していた
シド「やっとみんな寝てくれたよ〜これで僕も隙に動けるけどやっぱり時間が無駄だな〜」
そんなことを考えると前に気配を感じた
そして、一瞬で誰なのか理解した
シド「あ!セバスじゃん」
セバス「お久しぶりですね、旦那様。今回はお土産として、手料理をお持ちしましたがいただきますか?」
シド「え!まじ!?久しぶりにセバスの手料理か〜楽しみだな〜じゃあ前の小屋向かおうか」
セバス「かしこましました」
そしてシドはセバスと共にアルファ達のいる小屋に向かうのだった
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シド「やっは〜みんな元気?」
アルファ「うん元気よ」
シド「そっかー……みんなはお腹空いてる?」
アルファ「……う~んみんなに聞かないとわからないわ。ちょっと待ってねみんなを呼んでくるから」
そしてアルファは皆を呼びに向かった
シド「あ!そういえばさ、セバスは皆にあったことあるっけ?アルファ以外にさ」
セバス「まぁ……ないですね」
シド「セバスはアルファに名乗る時アスターって名乗ってたよね?そう呼べばいいの?」
セバス「そうして貰えると助かりますね〜」
シド「オッケー!」
セバス「とりあえず椅子を用意致しましたので、お座りください。テーブルに屋根も用意しますので、紅茶でもお飲みください」
シド「うんじゃあいただくね〜」
アルファ「シャドウ、皆を呼んできたわよ。」
するとアルファは『ベータ』『ガンマ』『デルタ』『イプシロン』『ゼータ』『イータ』を連れてきた
シド「あぁうんじゃあ座ってよ」
アスター「椅子は7つでよろしいですか?」
シド「あぁうん!それで大丈夫だよ」
アルファ「アスター来てたの?」
アスター「どうも」
ベータ「あの〜…アルファ様この方は?」
アルファ「皆は会うのが初めてよね?彼は『アスター』。シャドウに仕える執事らしいわ」
ゼータ「アルファ様もよく知らないの?」
アルファ「えぇ彼はあまり顔を見せないわ」
ゼータ「……そうなんだ」
デルタ「なんか嫌な感じがするのです……」
シド「とりあえず皆座りなよ!今日は久しぶりにアスターの手料理が食べられるんだよ!」
アスター「あまり褒められたものではございませんが、お召しあがりください。」
すると、テーブルの上に数々の料理が並べられた。
アスター「まず、ベガルタ産の水龍の刺身に、炙り、そして私特製の醤油もどきに浸けた漬け丼。さらに、フライに天ぷら、タレとして醤油もどきの他にタルタルもどき、わさび醤油もどき、天つゆ、ポン酢もどきがございます。どうぞお召しあがりください。」
シド「おぉ~流石せ…違った…アスター!」
アスター「お褒めいただきありがとうございます。ですが……おい!そこのガキ!」
デルタ「ッ!なんなのです!デルタに指図するな!」
すると、アスターはつまみ食いしようとするデルタの後ろに回り込み、頭を鷲掴みにした
アスター「貴様!まだ旦那様が食べていないのに家臣がつまみ食おうとは恥をしれ!」
デルタ「ごめんなさいなのです〜!;;」
アルファ達(……見えなかった)
ゼータ「……我慢しててよかった」
シド「アスターそれくらいにしてさ皆で食べよう?」
アスター「かしこましました。おいガキ。次は容赦しないからな?」
デルタ「ひぇぇ〜ごめんなさいなのです;;」
シド「じゃあ!いただきま〜す!」
アルファ達「……いただきます」
アスター「おいなんだその食べ方は?何故手で食う?箸もフォークもスプーンもあるのに何故手なんだ?」
デルタ「ごめんなさいなのです;;」
アスター「もっと行儀よく食べろ?いや食べられるようにしろ?ほらさっさと手を動かしなさい!」
デルタ「ひぇぇぇぁぁ〜;;」
アスターの実力に驚くアルファ達と、自分もああなっていたのかも知れないと思う唾を垂らしていたゼータと
ギャン泣きのデルタであった