転生者セイズ・ベルベットの憂鬱 作:エリス
レオンさんすっごい雑に扱っちゃったけど、かなり掘り下げられましたね
ゼウス・ヘラにクソ重感情、というかお二方に直接ボコられまくっていたみたいでしたし…
オッタルやフィンともボコられ仲間()っぽいし。特に書き直す気もないので画面外で色々やり取りあったってことにしといてください。そこメインでもないので。
セイズがレベル6になった後──────
発言力もかなり増したことを利用して、「洗礼」の頻度を週2に減らしたりと、色々と改革を進めた。そしてヘディンとこれからの方針の確認をしていた。
「『洗礼』を嫌っているのになんで完全には無くさなかったんだ?」
「んーまあ耐久のアビリティ上げるのに安全な方法なのは間違いないからね、ダンジョンでモンスターの攻撃わざと食らうのは危険すぎだし、即治癒してもらえる環境は安心出来るし」
「『死を恐れない軍団』とか言えば聞こえはいいけど、結局耐久と、
『死の危険』を感じ取れなくなる。それは戦士として致命的だわ。そんな連中ばっかり量産しても使い道少なくなるじゃない。対人なら相手が怖がって有効かもしれないけどさ、
本当の上位の
対人の経験も確かに積めるかもしれないけどさ、結局どこかでローテするから、偏るじゃない、その経験。だから程々でいいのよ。向いている奴らだけでやっていればいい。洗礼なんて。
アンタのことだから『思考を画一化させた集団のほうが駒として扱い易い』とか思っているのかもしれないけどさ…アンタ『王の真似事をしていたに過ぎない』とか自嘲しているらしいけど、『真似事』にすらなってないわよ?落第よ落第。
まさに『王は人の心が分からない』ってやつよね。バラバラの個性を纏めているフィンさんの方がよっぽど上に立つ者として優れているわよ?大体なにさ『昔はアレンのほうが強かったから副団長譲った』って。その腕力だけで決める単純さがもう脳筋なのよ。
団長が脳筋で更に副団長がアレンのバカじゃ、そりゃ『蛮族ファミリア』とか言われるわ。【ロキ】の2トップはどっちも理知的なのになに、この差?その出来の良いはずの頭はなんのためにあんのよ、頭は凡人の私だって冷静ならこれくらい気付けるわっ
後悔するくらいなら最初から自分で主導権握っていろクソメガネ!」
「ぐぬ…それで書類仕事のために外部の人間を雇うというのはどういう了見だ?」
「べっつに書類仕事なんて大半は雇われの下っ端に任せておけばいいのよ、ファミリア運営に関する数字なんて大抵漏れても大して痛手にならないような情報ばかりだし。本当に重要なモノだけアンタや私が決裁すればいい。
ここの眷属は結局フレイヤ様の寵愛欲しがって
それなりに誠実で、それなりに使える人間を雇っておけば、『運営に関する書類仕事』なんて些事なんかにアタシらが時間を割く必要も無くなるのよ。
というかその程度が出来る人間が私とアンタ、かろうじてヘグニだけってのもどうかと思うわよ?あ、ちなみにヘイズは私が昔から教育しているからそこそこ使えるわよ?
『信用出来ない』と思うのなら偶に嘘発見器としてフレイヤ様に協力してもらって聞き取り調査をすればいい。『不敬だ』とか思うのなら外部の神様雇ったら?フレイヤ様を絶対裏切らないような信奉者神々にも結構居るじゃん。
それすらも信用出来なかったら、その時だけフレイヤ様に頼ればいいし、きちんと対価与えとけば私らを裏切るなんて恐いこと一般人には出来るはずないと思うけどね」
それに一期生はダイダロス通りの孤児院で今まで私が教育していた中で卒業する(元)子供を雇う。アストレア様が健在でも結局孤児院の支援をしているのだシルは。
有名人の私は
フレイヤ様的には「お気に入りの
孤児院のマリア院長とかは「冒険者よりはよっぽどいい」と乗り気だ。実際真ん中より上くらいの子でギルド職員くらいなら普通に受かる。それに雇う時に「今までの孤児院への出資者がフレイヤ様」と明かせばまず裏切らない。
「まあ、既にフレイヤ様の了承を取っているなら構わん、やってみせろ」
この計画はそこそこ成功し、後年には中堅以上のファミリア運営のモデルケースとされたとか。