グリードくんのイルミナ学園奮闘日誌【完結】   作:マイマイ

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ビリジオン達の厚意で、傷を癒やす事になった。

急がなきゃいけないけど、万全な状態にしておかないと。


第113話 〜レシラム、ゼクロム、新たなる英雄伝説!!〜6

「〜〜〜〜♪」

ニコニコと無邪気な笑みを浮かべながら、リンは俺のポケモン達と一緒に遊んでいる。

 

――リン達に助けられた翌日

 

俺は初めて洞窟の外に出て……心底驚いた。

この世界に、こんなにも美しい世界があったのかと、思った。

自然溢れる土地は心を豊かにさせ、川のせせらぎは俺に一時の安らぎを与えてくれた。

木々には沢山のきのみが生り、それを美味しそうに食べるポケモン達。

地面の上、空、川の中に住まうポケモン達は、みんな嬉しそうで……幸せそうに見える。

否、幸せに違いない。こんな自然に囲まれて、どうして幸せでないと言えるのか。

……テラキオンが、頑なに俺をここに居させたくない理由も、わかる気がする。

ここは、人間なんかが居ていい場所ではない——聖域だ。

踏み込んではならない、汚してはならない尊い土地なのだ。

 

〈怪我はどうですか?〉

座っている俺に話しかけたのは、ビリジオン。

まるで、母親が子を見つめるような視線をリンに向けながら、若干俺を心配しているような口調だった。

「かなりいいよ。というよりもう治ってる」

治癒効果のあるらしい葉っぱの包帯を腕や足に巻いているけど、正直もう必要ないと言える。

痛みは完全に消え、身体のだるさもない。

……けど、谷底に落っこちた割には、随分軽傷で済んだよな。

 

〈……やはり、リンの力は凄まじいですね〉

「えっ?」

〈あなたは、怪我の治りが随分早いと思っているかもしれませんが……それは間違いです。

 あなたがこの短時間で怪我を治せたのは、リンの波導によるものが大きい〉

「は、波導……!?」

ちょっと待て、それじゃあリンは……。

 

〈リンには波導使いとしての天才的な素質があります、いえ……既に波導使いとしては成熟していると言ってもいいでしょう。

 しかも彼女には「癒しの波導」という特殊な波導が使えます、それは己の波導を相手に与え傷を癒やす奇跡の技〉

 

……生物には、誰しも波導という力が備わっている。

波導とは生命エネルギーに近いものだ、故に誰しもがその内に備え……けれど、先天的な才能が無ければ操る事はできない。

リオルやルカリオ、ミロカロスといった一部のポケモンは、波導の技を使える事ができ、人間の中にも「波導使い」と呼ばれる存在が、それに該当する。

俺もたまたま波導使いとしての素質があり、またフィルの知り合いにも波導使いが居るらしい。

でも……「癒しの波導」という技は、波導使いの中でも使える者は数えるくらいしかいないそうだ。

ポケモンにはその技を使えるポケモン、たとえばタブンネ等が居るけど……ビリジオンの話では、リンの使う「癒しの波導」はそれとは少し違うカテゴリーに属するらしい。

 

〈確かにタブンネにもその技は使えます、しかしそれには上限がある。たとえば死者を生き返らせるような事はできず、また酷い重傷や病を治す事はできません。

 ですが……リンにはその上限がありません、その気になれば死者を生き返らせる事も、どんな病をも治す事が可能なはずです。それは私達であってもできるものではありません〉

「…………」

おもわず、言葉を失った。

病だけでなく、死者まで生き返らせるなど、にわかには信じられない。

しかしビリジオンがこんな嘘を言う必要はなく、それに……信じている自分も居た。

 

〈あなたの傷も決して軽いものではなかった、少なくともひと月あっても治る怪我ではなかった。 ですがリンの力を用いれば、このように1日や2日で治してしまう事が可能なのですよ〉

「……一体、あの子は何者なんだ?」

どうして、人が居ないこのような隠れ里のような場所に1人人間が存在するのか。

俺の当たり前の疑問に、ビリジオンは少しだけ声のトーンを低くして……答えた。

 

〈――拾ったのですよ、私とテラキオンとコバルオンが。

 つまり、あの子は実の親に捨てられた孤児という事です〉

 

「―――――」

顔を上げ、ビリジオンを見る。

それには構わず、彼女は言葉を続けた。

〈15年前、あの子はこの里に流れ着いてきたのです、あなたと同じように近くにある川にね。

 私達はすぐさま殺そうとしました、人間は忌むべき存在、たとえ子供であっても容赦する必要などない。

 ですが、あの子は私達の姿を見るなり泣き止んで、無邪気に手を伸ばしてきた

 人とは違うこの容姿に、赤子であるあの子はまったく恐れを抱いてはいなかった〉

 

……それから、ビリジオン達はその赤ん坊をリンと名付け育てる事にした。

卑しい心を持つ存在が居なかったからか、リンはそれこそ真っ白なキャンバスのように穢れなき子に育った。

身体能力は常人はおろかポケモンすら上回り、その時から既に波導使いとしての才能を開花させていたらしい。

多分、このような自然しかない環境だったから、都会で育つ波導使いより、コントロールを身につける術を早く見つけたのだろう。

波導使いも、修業の為に人里離れた自然の中で己の波導を鍛えるというから、図らずもこの環境がリンを早い段階で波導使いへと覚醒させたという事か。

 

〈あの子の奇跡に立ち会ったのは数年前、あの時は酷い嵐で……一体のシキジカが巻き込まれ命を落としました。

 皆は悲しみながらも亡骸を弔おうとしたら、リンが急に亡骸に手を触れ……その瞬間、不思議な白い光に辺りは包まれていったのです〉

その光が収まった時——死んだはずのシキジカの瞳は開かれ、それと同時にリンは倒れた。

〈三日三晩高熱を出し続け、生死の境をさまよい続けどうにか一命を取り留めたのです。

 ですがその時私達は確信したのです、リンの力は……この世に生きる者には、身に余る奇跡なのだと〉

 

……死んだ者は生き返らない、それは誰しもがわかっているこの世の理。

それをねじ曲げようとすれば……それ相応の代価を払わねばならない。

おそらく、今リンが生きているのはたまたまなのだろう、それ程までに……その力は凄まじく、そして強力過ぎる。

 

「……そりゃあ、テラキオンが俺をすぐに殺したがるのもわかるよ。

 リンにそんな理由があるんじゃ、仕方ないか……」

〈ええ。わかっていると思いますが、可能であれば私達は今すぐにでもあなたを殺してやりたい。

 この里の存在と、リンの秘密を知ってしまったあなたをね〉

……そっちが勝手に話したくせに、とは言えなかった。

 

「じゃあ、どうして俺を殺さないんだ?」

〈1つ、あなたがかなり強力な波導使いであるから、全力で抗われてはこちらも無事には済みそうにありませんし。

 1つ、リンがあなたに懐き、またラティアスという強大な存在もあなたを好いているから。

 そしてもう1つ、あの戯れ言が面白く興味をそそるものでしたから〉

「………ああ」

ゼクロムを殺さず、人も見捨てない……そう言ったのをまだ覚えているようだ。

もちろん、その誓いを破る事をするつもりはないが……そんなに興味をそそるようなものだっただろうか?

 

〈興味が湧きますよ、人間という矮小で短絡的でどうしようもなく救いようのない存在が、そんな綺麗事を本気で口にしたのですから〉

「……お前、本当に容赦ないよな」

ボロクソな酷評を、臆面もなく平気で言うものだから、ムカつく以前に清々しさすら感じる。

〈人間の分際で果たしてどこまでやれるのか見たくなりましてね、娯楽が少ないですから〉

「………そうかい」

人間に対する憎しみの芽は深い、わかっているけど……ちょっと悔しかった。

 

〈……それに、あなたはどこかリンに似ています。もちろんリンの方が凛々しく可愛らしく保護欲を掻き立てられますがね〉

……親バカだこいつ、伝説とか幻って言われてるポケモン達に、まともなのが少ないような気がしてきた。

〈どことなく……雰囲気が似ているのでしょうね、ですから私もバカな行動に出ているのでしょうか……〉

クスクスと楽しそうに笑うビリジオン、自嘲しているような言葉だけど、その笑みに暗い色はない。

……それにしても、一点気になる事が。

 

「ビリジオン、俺は確かに波導使いの素質はあるらしいけど、まだ半人前以下だぜ?

 それなのに、どうしてかなり強力な波導使いだって……」

〈おや、よもやとは思いましたがまだ自分の変化にお気づきになっていないようですね、さすが愚かしい人間です〉

「変化?」

それ以前に、一言余計なんだよお前は。

 

〈同じ波導使いであるリンの傍に居たからかもしれませんが、あなたはもうご自分の波導を自由にコントロールできるはずですよ。

 あなたの内側に溢れる波導が、放出されずにあなたの周りに漂っていますからね〉

「えっ………」

〈試してみては如何ですか? 昨日テラキオンにお見舞いしたように〉

「…………」

 

半信半疑のまま、俺は瞳を閉じ意識を集中させながら、右手を開いたまま前に翳す。

己の中にある波導を、手に集めていくイメージを思い浮かべる。

わかりやすく言うと、波導を水に例えてそれを少しずつ集めていく感じだ。

……全然わかりやすくないな、けど感性で頼ってる部分が多いから、上手く説明できない。

 

〈………ほら、できたじゃないですか〉

「えっ………」

目を開ける、そこには……翳した右手に、水色の球体が浮かんでいた。

アクアブルーの色をした球体、太陽に反射された水みたいにキラキラと光っている。

「おぉー……」

いつの間にか、リンと俺のポケモン達が興味深そうにそれを覗き込んできた。

 

「おいおい、危ないぞ」

すぐさまそれを消し去る、どうやら本当に自由自在に使えるようになったようだ。

「うぁー♪」

ぴょんぴょん跳びながら、リンは両手を翳す。

すると、すぐさま俺と同じように水色の球体――波導弾を3つ作り出し、得意そうにお手玉を始めた。

……すげぇ、やっぱ天才だこの子。

 

〈こらこらリン、むやみやたらと波導の力を使ってはならないと言ったでしょう?〉

「うぅー……」

ビリジオンの言葉に不満そうに唇を尖らせ、リンはその場から逃げる。

俺のポケモン達も、遊んでいると勘違いしているのか同じように行ってしまった。

 

〈はぁ……まったく〉

呆れたようなため息をつくビリジオン。

「でもさ、何でいきなり成長したのかな? 情けない話だけど、今の今までまともに制御した事は無かったんだぜ?」

〈波導使いは互いに互いの波導を高め合うと聞きます、おそらくリンの強大な波導をその身に受けた事で、あなたの中で自然と波導をコントロールする力が備わったのでしょう〉

「へぇ……ビリジオンは博識だな」

〈人間が無知なだけです〉

 

ひでぇ……。

それにしても……ここにいるポケモン達は、本当に彼女の事を心から大事にしてる。

歪んでも計算されてもいない愛情を受けたからこそ、あの子もあんな真っ直ぐに育ったのだろうか……。

 

〈……リンが、羨ましいのか?〉

びくりと、身体が震えた。

声が聞こえた方向へと視線を向けると、そこに居たのは……コバルオン。

「………喋った」

〈喋らないと思ったのか?〉

「だってさ、お前俺に対して一言も声を出さなかったじゃないか」

 

見定めるような、何かを確認するような……そんな瞳で見つめ続けられて、結局話しかけてはこなかったコバルオン。

てっきり、無愛想で寡黙な性格か人間とは話したくもないのかと思ったけど……どうやらそうでもないらしい。

それよりも、コバルオンの言葉が引っ掛かる。

 

「羨ましいって……何が?」

〈リンに対してそんな瞳を向けていた、だからそう思ったのだ〉

「…………」

〈おやコバルオン、よく観察していますね。あなたもこの人の子に興味が湧いたのですか?〉

〈そういうわけではない、だが……その寂しそうな瞳が、気になっただけだ〉

 

そういうのを興味があると言うのですよ、からかうような口調でそう言うビリジオンの声が、どこか遠くから聞こえたような気がした。

……その言葉に、感化されてしまったのか。

はたまた、本当は……これを聞いてほしかったのか、寂しさをわかってほしかったのか。

それは、よくわからなかったけど。

 

「………俺、人間達の間じゃかなり金持ちの家に生まれたんだ」

気が付いたら、自分の過去を話し始めていた。

 

〈ほぅ……つまり、俗に言うお坊ちゃまというものですか?〉

「そうだな、多分そういうものだと思う」

〈では幸せだったのでしょうね、人間は金さえあれば幸せになれる安上がりな生き物ですから〉

「………そうだな」

皮肉を込めたビリジオンの言葉を、否定する事ができず苦笑する。

 

「けどさ……俺、小さい頃に誘拐された事があるんだ。

 その時——両親に見捨てられた、身代金を払うのが勿体ないみたいでさ」

〈……………〉

ビリジオンから、皮肉めいた笑みが消える。

「殺されかけた、でも……俺と同じように金目的で捕まっていたポケモン達に命を救われた。

 だけど……目の前でポケモンが死んでいく姿を、ただ黙って見ている事しかできなかったんだ」

 

冷たくなる身体。

消えていく吐息。

辛い記憶というのは、いつだって鮮明に思い出せてしまう。

 

〈………可哀想な、人の子ですね〉

軽々しさは感じられず、俺に対し本気で同情するような、ビリジオンの声。

「どうかな……自分を可哀想な人間だって思った事はなかったから」

〈……お前は、親の愛情を知らずに育ったのか?〉

「うん。けど姉代わりの人は居たし、俺の叔父さんは良くしてくれた。

 寂しくなかったわけじゃないけど……リンを見てると、コバルオンの言う通り羨ましいなって思うよ」

あはは、とおどけたように笑みを見せるが、自分でもちゃんと笑っていない気がした。

……ちゃんと笑えてないな、だってコバルオンとビリジオンの俺を見つめる視線が、少し辛そうだから。

 

〈人間など見限ってしまえばいいものを、お前は何故そこまでして人を守ろうとする?〉

「コバルオン……?」

〈お前は何故人間を憎まない? 何故そんな目に遭っても尚人間を信じようとする?

 ――お前はこれ以上傷つくな、もし願うなら……ここに居させてやる〉

「えっ……」

〈おやおや……〉

 

〈私は確かに人間は憎い、だが……お前は違う、お前ならば……ここに居てもいいと思った。

 ビリジオン、テラキオン、お前達もそう思うだろう?〉

「……テラキオン?」

はて、ビリジオンは目の前に居るけど、テラキオンはここには……。

「テラキオン……」

ぶすっとしたばつの悪そうな顔で、のっそりと岩の影から現れるテラキオン。

聞き耳立ててたのか……。

 

〈……お前、今の話は本当なのか?〉

「えっ、あ、うん……あまり認めたくないし思い出したくないけどな」

〈…………〉

途端に黙り込んでしまうテラキオン。

〈グリード、人の世など忘れてここで平和に暮らせ、これ以上……傷つく必要はない〉

「コバルオン……」

 

……ああ、本当に優しいポケモンだ。

憎しみを抱いているはずの人間である俺に、そんな事を言ってくれた。

優しさと、愛情を与えようとしてくれた。

ここで人の世を忘れて暮らす、それの何て魅力的な事か。

くだらないしがらみも、どうしようもない悪意も、救われない現実も、全て忘れて暮らせたらそれはどんなに―――

 

――だけど、それは決して許されない

 

「ありがとな、でも……やるべき事から逃げる事は、できないんだ」

〈グリード……〉

「それに、一度愛してしまった以上は……人間を見限る事なんて、もうできない」

優しい人達に出会えた、俺を愛してくれる人ができた。

そんな人達に、何か恩返しができるまでは……全てを忘れてなんて事は許されない。

 

〈……愚かだ、実に愚かな人の子ですね〉

〈お前は、無関係な他者のために何かをしようと誓っているようだが、そんなものは自己満足だ〉

〈自分の気持ちだけで、他者の想いを汲み取っていない〉

ビリジオン、コバルオン、テラキオンの順で辛辣な言葉が飛び出した。

……愚か、か。それはきっと……正しいと思う。

自分を大切にしないで、どうして他者を大切にできるというのか。

 

〈一度愛してしまえば……ですか、なる程……レシラムとゼクロムが未だ人間を見限らない理由が、わかった気がします〉

「ビリジオン……?」

とても優しい声でそう呟くものだから、おもわず首を傾げてしまった。

一体どうしたというのだろう、コバルオンとテラキオンも何か考え込むような仕草になり、ますます意味が――

 

「っ!!?」

ぞわりと、背筋に悪寒が走った。

これは……この鋭い感覚はまさか……!

「みんな、戻ってこい!!」

「あ、あぅー!!」

ポケモン達に声を掛けるのと、リンが叫びながらこっちに来るのは、ほぼ同時だった。

 

「リン……?」

「うぅぅ……」

何かに脅えるような、そんな表情を浮かべ空を見つめるリン。

……もしかして、この子。

「リン、お前も感じたのか?」

俺の問いに、ブンブンと首を縦に振るリン。

 

〈お前、も?〉

〈ではグリード、あなたも……〉

「ああ、多分……いや間違いない。あんなデカい気配は……きっとゼクロムだ」

波導使いとして成長したからか、今でははっきりと感じ取れる。

 

――ゼクロムが、再び動き出したのだ

 

こうしては居られない、俺はすぐさまポケモン達をボールに戻し、戻さなかったティアの背に乗り込む。

〈行くのですか?〉

「ああ、今度こそ止めてあげないと。……これ以上の犠牲は御免だ」

ありがとな、そう彼に告げると――ビリジオンが俺を呼び止める。

そして、俺にとって驚くべき提案を、投げ掛けられた。

 

〈お待ちなさい。私達も……共に行きましょう〉

 

「えっ―――」

〈お前が気に入った。それにこんなくだらないいざこざが続くというのも癪だからな〉

〈お前を一時の主と認めよう、グリード〉

テラキオンもコバルオンも、口々にそう言い出す。

更には……。

 

「あうー!!」

「ってリン、お前も行く気なのか!?」

もちろん、とばかりに胸を張るリン。あ、あたまが……。

〈では、皆で行くとしましょうか〉

「何でだよ!?」

ビリジオン達はまだわかる、というか戦力が増えるというのはありがたい。

けど、リンはさすがに拙くないか?

 

〈グリード、リンが初めて私達に対して我が儘を言ったのです。それを無碍にするなど……私達にはできません〉

「…………」

ああそうか、こいつら親バカだったの忘れてたよ。

「……わかったよ。但し絶対リンは守ってやれよ?」

〈当たり前です。ではリン、背に乗ってください〉

リンが乗りやすいように身体を屈めるビリジオン、彼女もすぐさまその背に乗り込んだ。

 

〈皆の者、暫しの間留守は任せたぞ?〉

見送るように俺達に視線を向けるポケモン達に、コバルオンを優しくそう告げる。

「よし、行くぞ。ティア、頼む!!」

「クォォォゥ!!」

一気に上昇し、空に出る。

ちらりと視線を下に向けると、ビリジオン達も崖を跳躍しながらついてきていた。

 

――待ってろよ、みんな

すぐに行く、だからそれまで……無事でいてくれよ!!!

 

 

 

 

To Be Continued...




【ツタージャ】♀           【ムクホーク】♂      【ミロカロス】♀
【使えるわざ】            【使えるわざ】        【使えるわざ】
・つるのムチ            ・はがねのつばさ     ・たつまき
・リーフブレード          ・かぜおこし         ・アイアンテール
・真・リーンフォースブレード  ・でんこうせっか      ・ハイドロポンプ
・かげぶんしん           ・つばさでうつ        ・れいとうビーム
・へびにらみ            ・つばめがえし       ・じこさいせい
・リーフストーム           ・ブレイブバード      ・ふぶき
・リーフブレード二段斬り    ・インファイト        ・アクアリング
・エナジーボール         ・かげぶんしん       ・アクアテール
                   ・はかいこうせん      ・みずのはどう


【オノノクス】♂     【コジョンド】♀    【グライオン】♂
【使えるわざ】     【使えるわざ】     【使えるわざ】
・ダブルチョップ   ・みきり         ・シザークロス
・シャドークロー   ・はっけい       ・れんぞくぎり
・りゅうのいかり   ・とびひざげり     ・ほのおのキバ
・ドラゴンクロー   ・はどうだん      ・クロスポイズン
・りゅうのいぶき   ・おうふくビンタ    ・ギガインパクト
・りゅうせいぐん   ・ギガインパクト    ・はがねのつばさ
・あなをほる     ・ドレインパンチ
・りゅうのはどう   ・ストーンエッジ 
・はかいこうせん   ・きあいパンチ
・かみなりパンチ

【クチート】♀    【ラティアス(ティア)】♀    【ゴチミル】♀
【使えるわざ】    【使えるわざ】         【使えるわざ】
・てっぺき      ・ラスターカノン          ・ねんりき
・アイアンヘッド   ・じこさいせい          ・ひかりのかべ
・かえんほうしゃ  ・はかいこうせん         ・サイケこうせん
・ねごと       ・りゅうのはどう
・ラスターカノン   ・りゅうせいぐん
・かみくだく     ・れいとうビーム
            ・ドラゴンクロー
            ・はがねのつばさ

【ピカチュウ】♂           【キュウコン】♀
【使えるわざ】            【使えるわざ】
・10まんボルト          ・かえんほうしゃ
・アイアンテール          ・ほのおのうず
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・かみなり             ・アイアンテール
・ボルテッカー・アイアンテール
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