グリードくんのイルミナ学園奮闘日誌【完結】   作:マイマイ

129 / 155
腕試しの為、リース城のポケモンバトル大会に出る事になった。

途中で不思議な女の子を助けたりしたけど、どうにかこうにかリース城へと辿り着いたのだった。


第128話 〜対決ライバルバトル、ゴウカザルVSツタージャ!!〜

「――見えてきましたよ、グリード様」

車に揺られ、どんどん森の奥へと入っていく。

セリーヌさんの言葉で、俺は視線を窓へと向けた。

「わぁ……!」

そこに広がるのは、太陽の光に照らされた森に守られるように建たれている、美しいお城。

 

「レシラム、もうすぐ着くからもう少し我慢してろ」

「…………」

ゼクロムの言葉に、こくこくと頷きだけを返すレシラム。

……そろそろ限界のようだ。

 

「はぁ……着きましたから」

大きなため息をつきながら、車を停めるセリーヌさん。

どうやら駐車場に着いたようだ、ここからは少し歩いていく事になる。

 

「……走馬灯が見えた」

「そんなに!!?」

「さて、行きましょうかグリード様」

セリーヌさん、レシラムを完全に視界から消してる……。

「よし、行くぞグリード」

ゼクロムも!?

2人に引っ張られるような形で歩を進める。

 

「ま、待て〜……私を置いていくな〜」

「…………」

すまんレシラム、ゼクロムはともかくセリーヌさんには逆らえない。

さようなら、お前の事は忘れない。

 

――とまあ、もちろんそんな事するわけもなく、レシラムも連れて城へ向かって歩く

 

「うはぁ……凄い人だなぁ」

周りには沢山の人、それに出店も大量に出店されている。

「大会の最中ですから、毎年このように賑やかなようですね。

 このリース城は、数百年前に外国からこの地に訪れたある王族がここに国を作ったらしく、現在では人口も減ったものの国としてまだ機能しているそうです」

「なる程……って、セリーヌさんよく知ってますね」

「ええ。こんな事もあろうかとこの国の歴史について調べてきましたから」

 

何故か掛けてもないのに、眼鏡を直す仕草をするセリーヌさん。

……きっと、俺の役に立とうと色々調べたんだろうなぁ。

自惚れではないけど、セリーヌさんは昔からこうやって俺の助けになろうとしてくれてる。

これだから、俺は彼女には頭が上がらないのだ。

 

「グリード、あれ食べたい!」

「急に元気になったなレシラム……」

まあでも、ぐったりしてるよりかはマシだ。

そう思いながら、俺も何か食べようかと出店に視線を巡らせていると。

 

「タジャ、タージャ」

「ん? ツタージャ、どうした?」

肩に乗ったツタージャが、何かを伝えようと俺の首筋を叩いてきた。

何だろうと思いつつ、ツタージャが指差した先に視線を向け……。

「あ!」

視界に入ったのは、ゴウカザルを連れた1人の少年。

俺はそのまま彼に駆け寄り、声を掛けた。

 

「アヤト!!」

「………グリードか?」

俺の声にこちらへと振り向くアヤト、さすがに俺が居る事に対して驚いているようだ。

 

「お前もこの大会に出場するのか?」

「ああ。親父が腕試しをしてこいと言ったからな」

「そっかぁ……じゃあバトルする事になったらおもいっきりやろうな!!」

「ああ」

「…………」

あれ?なんかアヤトの態度が冷たい……。

 

「あ、あのさ……俺、お前に何か嫌な事したか?」

「……そうじゃない、だがオレはお前との決着を着けるまでは、お前とは距離を置きたいと思っているんだ。

 そうでもしないと、お前に対して情が生まれてしまう」

「あ……」

そっか、アヤトは自分に厳しいからなぁ。

そういう事なら、俺としても協力しないわけにはいかない。

 

「じゃあアヤト、バトルフィールドで会おうな?」

「……すまない。感謝する」

そう言って、アヤトはすぐさまゴウカザルと一緒に人混みの中へと消えていった。

「グリード様、どちら様ですか?」

「あいつはアヤト、俺の親友で……絶対に勝ちたいと思ってる相手です」

 

――そうだ、あいつには負けたくない

あのフルバトルの悔しさは、今でも鮮明に思い出せる。

 

「グリード、まずはどこに回る?」

「…………」

「……グリード様?」

負けたくない。

その気持ちがどんどん強くなっていく。

 

「――よし、ツタージャ行くぞ!!」

「タージャ!!」

「えっ、グリード様!?」

「どこに行く?」

「俺達もアヤトに負けないように特訓するんだよ!! だからセリーヌさん、ゼクロム、レシラムの事頼むな!!」

「こら、どうして私だけ名指しなんだ!!」

「お前が一番心配だからに決まってるだろ!!」

 

そう言いつつ、ツタージャを連れて急ぎその場を離れる。

よーし、明日に備えて特訓だ!!

 

「……しくしく……」

「泣くなレシラム、どう考えてもお前が悪いしフォローができん」

「酷いぞゼクロム!!」

「いえ、ゼクロム様の言う通りですよレシラム」

「セリーヌまで!? というか、何故私には様を付けないんだ!!」

「付けるに値しないからです」

「う……うわぁぁぁぁん!!」

「…………」

 

大泣きするなよ……伝説のポケモンが。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

――翌日

 

遂にバトル大会の日がやってきた。

既にスタジアムには沢山の観客が待機しており、選手である俺も控え室にて最後の調整を行っていた。

 

「ツタージャ、なんかちょっと緊張するな」

「タージャ」

 

俺の問いに、しかしツタージャはふるふると首を横に振る。

くはっ、緊張してるのは俺だけかよ。

……まあ、俺としては楽しいバトルができればそれでいい。

だったら、変に緊張する必要なんかないよな。

 

「あ……」

視界に、アヤトとゴウカザルの姿を捉える。

向こうはこちらには気づいていない、けど……俺は声を掛けるのはやめておいた。

アヤトも最後の調整を行っている、邪魔をするわけにはいかないし……昨日の事もあるからな。

 

「グリード選手と、ダイスケ選手、第一試合のお二人はフィールドに移動をお願いします」

 

いきなり俺からか……。

相手は……まあ、俺と違ってポケモンを出してないから、わからないな。

立ち上がり、ツタージャを肩に乗せて控え室から出る。

そして、バトルフィールドに赴いた瞬間――観客の声が更に大きくなった。

相手は既に定位置に立っている、俺も急いで歩を進めた。

 

「それではこれよりグリード選手とダイスケ選手のポケモンバトルを開始します。

 使用ポケモンは互いに一体、どちらかのポケモンが戦闘不能になった瞬間に終了とします」

「よし……ツタージャ、君に決めた!!」

「タジャ!!」

「出ろ、ヘラクロス!!」

「ヘラクロッ!!」

ヘラクロスか……苦手な相手だけど、一回戦で負けるわけにはいかない!!

 

「試合開始!!」

「一気に決めるぞヘラクロス、メガホーン!!」

「ヘラクローッ!!」

頭の大きく立派な角を発光させ、ヘラクロスがツタージャに向かっていく。

 

「リーフブレード!!」

「タジャーッ!!」

跳躍し、三つ叉によるリーフブレードを繰り出すツタージャ。

両者はぶつかり合い、互いに弾き飛ばされる。

 

「つのでつく攻撃!!」

「ヘラクロッ!!」

ぶんっと風切り音を響かせ、ヘラクロスの角がツタージャに迫るが……。

「つるのムチで捕まえろ!!」

「タジャーッ!!」

首筋辺りから二本のつるのムチを出し、向かってくるヘラクロスの角を絡め捕った。

 

「ヘラクロッ!?」

「そのまま上に投げ飛ばしてリーフストーム!!」

「タァァァ、ジャァッ!! ツタァァァァ……ジャァァァァッ!!!」

「ヘラクローッ!!?」

 

力任せに自分の真上へと放り投げ、すかさずリーフストームで追撃を仕掛けるツタージャ。

ヘラクロスは避ける隙もなく、まともに攻撃を受けてしまう。

 

「頑張れヘラクロス、きあいパンチ!!」

「ヘ、ヘラクロッ!!」

バランスを崩し地面に叩きつけられたヘラクロスだが、トレーナーの指示を聞き起き上がりつつ右腕で拳を作りツタージャへと向かっていく。

 

――ここで勝負をつけてやる!!

 

「ツタージャ、リーンフォースブレード!!」

「タジャタジャタジャタジャ……!」

右腕にくさタイプのパワーを集めるツタージャ、程なくして……右腕が深緑の大剣へと姿を変えた。

「ヘラクローッ!!」

ヘラクロスが迫る。

 

「――タジャ!!」

それをしっかりと見極め、ツタージャも地を蹴った。

 

――交差する両者

 

互いに攻撃を繰り出した格好のまま、暫し立ち尽くし。

「……ヘラクロ〜……」

倒れたのは――ヘラクロスの方だった。

「ヘラクロス戦闘不能、ツタージャの勝ち。よって勝者、グリード選手!!」

「よっしゃ!!」

「タージャ」

 

割と余裕をもって一回戦を突破できた。

ツタージャを肩に乗せてから、フィールドを後にする。

と。

 

「あっ……アヤト」

アヤトが、こちらに向かって歩いてくる。

ってことは、第二試合はアヤトなのか……。

「アヤト、頑張れよ!」

「ああ」

それだけの会話を交わし、アヤトはバトルフィールドへと赴く。

……気になって、俺はセリーヌさん達の所に戻らず、ここで試合を観戦する事に。

 

「いけ、オオスバメ!!」

「スバァァァッ!!」

「ゴウカザル、バトルスタンバイ!!」

「ヴォキャァァッ!!」

 

アヤトはやっぱりゴウカザル、相手は……オオスバメか。

ひこうタイプのオオスバメは、かくとうタイプを持つゴウカザルには一応有利だけど……。

アヤトの、あの余裕に満ちた表情は一体何なんだ?

 

「オオスバメ、つばめがえし!!」

「スバァァァッ!!」

先制はオオスバメ、一度高度を上げゴウカザルに向かっていく。

「………ほのおのパンチ」

アヤトの口から出た指示は、ただその一言。

それに対しゴウカザルは静かに頷きを返し。

 

――つばめがえしを、呆気なく右の拳で弾いてしまった

 

「スバッ!?」

「っ、あいつ……!」

 

今のは、ほのおのパンチだけど……攻撃の為じゃない。

回避の為の攻撃技、だから動きも最小限で尚且つ速いし、更に消耗も限りなく少なくしている。

つばめがえしは必中技だから、仮に避けたとしても追尾されてしまう。

理屈はわかるけど、ゴウカザルの繊細な動きに目を見開いてしまった。

オオスバメも、先程から何度もつばめがえしで攻撃しているが、ゴウカザルはまるでそれをそよ風を受けるかのような軽やかさで、片腕だけで弾いていく。

 

「ならでんこうせっかだ」

「マッハパンチ!!」

アヤトの指示が出た瞬間――ゴウカザルの姿が消えた。

いや違う、あいつ一瞬でオオスバメの真上をとったんだ……!

 

「ヴォキャァッ!!」

「スバァァッ!!?」

ゴウカザルの右の拳から放たれたマッハパンチが、オオスバメの背を殴りそのまま地面に叩き落とす。

「オオスバメ、ブレイブバードだ!!」

「ス、スバ……スバァァァァァッ!!!」

どうにか立ち上がり、空を飛ぶオオスバメ。そのまま蒼いオーラを纏ってゴウカザルへと向かっていく。

あの技は強力だ、今回ばかりは避けられるわけ――

 

「オーバーヒート」

「ヴォォォキィィアァァァァッ!!!」

大口を開き、そこから放たれたのは——凄まじい炎。

否、炎というよりはもはや熱線だ。

「スバァァ……スバァァァァァッ!!?」

ブレイブバードでどうにかごり押ししようとしたオオスバメだったが、オーバーヒートの前に敗れ壁に叩きつけられてしまい……。

 

「オオスバメ戦闘不能、ゴウカザルの勝ち。よって勝者、アヤト選手!!」

「…………」

歓声を背に、ゴウカザルと共にバトルフィールドを後にするアヤト。

そして、それを黙って見ていた俺とすれ違い様に。

 

「――お前とのバトル、楽しみにしている」

そう言い残し、行ってしまった……。

 

「―――――」

強すぎる。

あいつ、一体どんな修業をすればあそこまで一方的な実力差を見せつけられるんだ……?

「………タジャ」

「……わかってるよ、ツタージャ」

驚いたし、確かに吃驚した。

 

けど――それ以上にワクワクした。

 

あいつはいつも俺の一歩先に居る、本当に凄い奴だ。

だからこそ、あいつに追いつきバトルをして勝ちたいと願う。

「ツタージャ、次も頑張ろうな?」

「タージャ」

俺はまだ高みを目指したい、だから……絶対にアヤトに勝ってみせる!!

 

…………。

 

その後――俺達は、順調に勝ち進んでいった。

そしてアヤトも、殆ど無傷のまま勝利を重ねていき……。

遂に、決勝戦で俺とバトルする事になった。

 

「――ようやく、本気が出せそうだな」

「おいおい、それじゃあ今までは本気じゃなかったのか?」

「ああ」

 

い、言い切りやがった……あいつ、こんな自信家だったかな?

……いや、違うな。あいつは別に過信しているわけでも、見下してるわけでもない。

ただ本当に、本気を出していなかっただけなのだ。

まあ……それはそれでムカつくけど。

既にバトルの準備は完了している。

ツタージャとゴウカザルは、フィールド内でさっきから睨み合って今にも飛び出していってしまいそうだ。

 

「……今回も、勝たせてもらう」

「何言ってんだ、勝つのは俺だ!!」

「フッ……やっぱりお前はそうでないとは」

優しい笑み、俺の言葉の何を気に入ったのか、アヤトは嬉しそうだ。

……そろそろバトルが始まる。

審判が俺とアヤトを見合い、両手の旗を挙げそして。

 

「――試合、開始!!」

バトルの幕が、切って落とされた―――!

「リーフブレード!!」

「マッハパンチ!!」

指示は同時に、そしてポケモン達が動いたのもまったくの同時だった。

 

「タジャーッ!!」

「ヴォキャァァッ!!」

ぶつかり合う両者、結果は……互角!!

よし、力ではまだ負けてない。

「かえんほうしゃ!!」

「ヴォキャァッ!!」

「リーフストーム!!」

「ツタァァァァ……ジャァァァァッ!!!」

 

空中でぶつかる炎と草。

互いに押し合い、霧散した。

 

「ほのおのパンチ!!」

「キィィャッ!!」

両腕を炎で包み、一息でツタージャの眼前に移動するゴウカザル。

まともに受ければ致命傷だ、けど―――!

 

「ジャンプしながらエナジーボール!!」

「タジャ!!」

振り下ろされる拳。

しかしそれはツタージャではなく、地面に叩きつけられた。

拳が振るわれた瞬間、ツタージャはその場で跳躍、ゴウカザルの拳を回避しながら後ろに回り込み。

 

「ター、ジャ!!」

「ヴォキィッ!!?」

無防備なその背中に、エナジーボールを叩き込んだ。

よろめくゴウカザル、このまま一気に畳み掛ける……!

 

「リーフブレード・二段斬り!!」

「タジャ、タージャ!!」

「ヴォ、キィ……!」

右腕、更に尻尾によるリーフブレードをまともに受け、ゴウカザルの身体がフィールド端まで滑っていく。

「やるな……!」

「ギガドレインだ!!」

「タァァァジャァァ……!」

ツタージャの身体から伸びる深緑の蔦。

 

「あなをほる!!」

「ヴォキャァッ!!」

だが、それがゴウカザルに届く前に地中へと潜られてしまった。

「タジャ……タジャ!?」

「落ち着けツタージャ、集中するんだ!!」

ツタージャにそう言いながら、俺もフィールド全体に意識を集中させる。

……どこから出てくる?

 

「っ、右だ!! リーフブレード!!」

「ッ、タジャーッ!!」

俺の声に素早く反応したツタージャが、右腕のリーフブレードをすぐ右横に叩きつける。

 

――瞬間、その地中からゴウカザルが飛び出してきた!!

 

「ほのおのパンチ!!」

「ヴォォギャァッ!!」

交差する両者の攻撃。

今のはバッチリだった、現にツタージャの攻撃はゴウカザルに命中している。

だが……。

「タ、ジャ……」

ゴウカザルの攻撃もまた、ツタージャの身体に突き刺さっていた……。

 

「インファイト!!」

「ヴォキキキキキッ!!!」

至近距離からの拳の連打、更に蹴り上げられ宙に飛ぶツタージャ。

すかさずゴウカザルも跳び、両手を組んで振り下ろした―――!

 

「負けるなツタージャ、リーンフォースブレード!!」

「ッ、タジャタジャタジャ……タジャーッ!!」

痛みからか顔をしかめながら、深緑の大剣を向かってきたゴウカザルへと振るうツタージャ。

「ヴォギィッ!!?」

「タジャァァッ!!?」

ゴウカザルの一撃をまともに受け、ツタージャは背中から地面に叩きつけられる。

でもツタージャの一撃はゴウカザルにヒットした、ダメージだってしっかり与えられた。

 

「タジャ…タジャ……」

「ヴォ、キィィ……」

ツタージャもゴウカザルも限界が近い、肩で大きく息をして顔をしかめている。

もう保たない……だったら次の一撃で決める!!

アヤトも同じ事を考えていたのか、先程よりも表情を険しくしていた。

 

「ツタージャ!!」

「ゴウカザル!!」

互いに自らのポケモンの名を叫ぶ。

やっぱり、真っ向勝負なんだなアヤト……受けて立つ!!

 

「リーンフォースブレード・EXだ!!」

「フレアドライブ!!」

「タジャタジャタジャタジャタジャ……!!」

「ヴォォォォ……キィィァァァァァッ!!!」

ツタージャは両腕に深緑の大剣を。

ゴウカザルは全身に蒼白い炎を纏う。

 

「タァァァァジャァァァァッ!!」

「ヴォォォキィィアァァァァッ!!!」

踏み込みは同時に、残りの全パワーを一撃に乗せてぶつかり合う―――!

瞬間、ぶつかり合ったエネルギーが激しい衝撃音と共に辺りの地面を破壊していく。

す、すげぇパワーだ……負けるなツタージャ!!

鍔迫り合いを続けるツタージャに、俺は祈りにも似た感情を抱く。そして――

 

「タジャァァァァッ!!」

「ヴォキャァァァッ!!」

一際大きな声でツタージャとゴウカザルが叫んだ瞬間。

フィールド全体を包み込む光が発生し――爆発音が響き渡った。

「くぅ……!」

爆風でおもわず転びそうになるのを、どうにか堪える。

 

――フィールドは、まだ煙に包まれている

やがて、少しずつではあるが煙が晴れていき……。

 

 

「――ツタージャ戦闘不能、ゴウカザルの勝ち。よって勝者、アヤト選手!!」

俺は、自分の負けを思い知る事になった……。

 

 

「あ……」

負けた。

フィールドには、倒れているツタージャと、片膝をつくゴウカザルの姿。

俺はふぅと息を吐いてからフィールドに入り、ツタージャを抱きかかえる。

「ツタージャ、よく頑張ったな。偉かったぞ」

「………タジャ」

ばつが悪そうに、そっぽを向くツタージャ。負けた事に対して申し訳ないと思っているのだろう。

もちろん、そんな事を気にする必要はないんだけど……そう言っても素直に聞こうとしないだろうから、俺はなにも言わずにツタージャの頭を撫でてあげた。

 

「――いいバトルだった」

一言そう告げて、右手を差し出してくるアヤト。

「――ああ、次は負けないからな!!」

だから俺はそう返して、しっかりとアヤトと握手を交わした。

 

――また、負けてしまった

 

それは悔しい、でも同時に楽しいバトルができたから満足だ。

よーし、次は負けないようにもっともっと強くなるぞー!!!

 

 

 

 

To Be Continued...




【ツタージャ】♀           【ムクホーク】♂      【ミロカロス】♀
【使えるわざ】            【使えるわざ】        【使えるわざ】
・つるのムチ            ・はがねのつばさ     ・たつまき
・リーフブレード          ・かぜおこし         ・アイアンテール
・真・リーンフォースブレード  ・でんこうせっか      ・ハイドロポンプ
・かげぶんしん           ・つばさでうつ        ・れいとうビーム
・へびにらみ            ・つばめがえし       ・じこさいせい
・リーフストーム           ・ブレイブバード      ・ふぶき
・リーフブレード二段斬り    ・インファイト        ・アクアリング
・エナジーボール         ・かげぶんしん       ・アクアテール
・ギガドレイン           ・はかいこうせん      ・みずのはどう
・リーンフォースブレード・EX

【オノノクス】♂     【コジョンド】♀    【グライオン】♂
【使えるわざ】     【使えるわざ】     【使えるわざ】
・ダブルチョップ   ・みきり         ・シザークロス
・シャドークロー   ・はっけい       ・れんぞくぎり
・りゅうのいかり   ・とびひざげり     ・ほのおのキバ
・ドラゴンクロー   ・はどうだん      ・クロスポイズン
・りゅうのいぶき   ・おうふくビンタ    ・ギガインパクト
・りゅうせいぐん   ・ギガインパクト    ・はがねのつばさ
・あなをほる     ・ドレインパンチ
・りゅうのはどう   ・ストーンエッジ 
・はかいこうせん   ・きあいパンチ
・かみなりパンチ

【クチート】♀     【ラティアス(ティア)】♀    【ゴチルゼル】♀
【使えるわざ】    【使えるわざ】         【使えるわざ】
・てっぺき      ・ラスターカノン          ・ねんりき
・アイアンヘッド   ・じこさいせい          ・ひかりのかべ
・かえんほうしゃ  ・はかいこうせん         ・サイケこうせん
・ねごと       ・りゅうのはどう        ・サイコキネシス
・ラスターカノン   ・りゅうせいぐん        ・まもる
・かみくだく     ・れいとうビーム
・かみなりのキバ    ・ドラゴンクロー
            ・はがねのつばさ

【ピカチュウ】♂            【キュウコン】♀
【使えるわざ】             【使えるわざ】
・10まんボルト          ・かえんほうしゃ
・アイアンテール          ・ほのおのうず
・ボルテッカー            ・じんつうりき
・でんこうせっか          ・エナジーボール
・かみなり             ・アイアンテール
・ボルテッカー・アイアンテール   ・ソーラービーム
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。