グリードくんのイルミナ学園奮闘日誌【完結】   作:マイマイ

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本戦一回戦を勝ち抜き、次は……サクラとのバトルになった。

……負けられない、負けたくは…ない!!

勝負だ………!


第148話 〜約束のバトル、グリードVSサクラ!!〜

――スタジアムのフィールドで向き合う、一組の男女

少年の名はグリード、少し緊張した面持ちの彼の足元には、同じような表情を見せるツタージャの姿が。

対する少女——サクラはいつもと変わらぬ表情で、黙ってグリードを見つめていた。

 

「なんというか、不思議な気分だね」

「えっ?」

「僕はキミが新人の時からずっと見てきた、いつかは本気でバトルをするとは思っていたけど……まさかこんなに早く実現するとはね。

 キミの才能、ポケモン達に対する愛情、そして固く結ばれた絆……そのどれか1つが欠けていたら、キミはここには居なかったはずだ」

「…………」

「尤も……キミはここまでだ、僕達が…キミ達を完膚なきまでに叩き潰すから」

瞬間、サクラの空気が変わった。

グリードを倒すべき相手と認識し、これ以上話す事はないと踵を返す。

 

「うわー…サクラ、本気の本気だ」

それを見て、アリアはげんなりとした表情でそう零した。

温厚で心優しく、怒った時も諭すように怒るからあまり恐いイメージを持たない彼女だが……本気で戦う時は、普段の彼女は完全に消え失せる。

まさしく今のサクラはその本気を出している、雰囲気で察したアリアはその幼げな顔立ちに不安の色を見せた。

 

「――リザードン、僕に力を貸してくれ!!」

「グオォォォォン!!」

ボールから出た瞬間、口から炎を吐き出すリザードン。

「オノノクス、キミに決めた!!」

「オガァァァァッ!!」

オノノクスもリザードンと同じように雄叫びを上げ、両者は睨み合う。そして……。

 

「――試合、開始!!」

審判の声と共に、2人のフルバトルが遂に幕を開いた!!!

 

「かえんほうしゃ!!」

先制はサクラ、彼女の指示を聞くと同時にリザードンは炎を吐き、オノノクスの巨体を呑み込んだ。

「ドラゴンクロー!!」

続いてグリードの指示が響き、オノノクスは自身を包んでいる炎を容易く弾き飛ばしリザードンの元へ走る。

「(効果が薄いとはいえ、こうも容易く………!)ほのおのパンチで迎え撃って!!」

「グオォォォォン!!」

「ガアァァァァッ!!」

リザードンの拳と、オノノクスの爪がぶつかり合う。

暫し鍔迫り合いとなり……押し負けたのは、リザードン。

 

(っ、僕のリザードンのパワーを上回ってる……!)

内心驚愕しながらも、サクラは冷静さを失わない。

「かみなりパンチ!!」

「グ、オァァッ!!」

大きく一歩を踏み出し、リザードンに向かって右の拳を突き出すオノノクス。

「跳べ!!」

命中するはずの攻撃は虚しく空を切り、リザードンはオノノクスの真上へ。

「オーバーヒート!!」

「グ、オォォォォォッ!!!」

至近距離からの、凄まじい熱量を孕んだ熱線。

それはオノノクスを呑み込み、フィールドを覆うような大爆発を引き起こした。

 

「………グ、ガッ」

全身を焦がしながらも、オノノクスはまだ倒れない。

「戻れ、オノノクス!!」

しかしダメージが大きい、そう判断したグリードはオノノクスをボールに戻し。

「ティア、キミに決めた!!」

続いて繰り出したポケモンは、意外にもティアだった。

 

「回り込んでりゅうのはどう!!」

「クゥッ!!」

ティアの姿が消える。

そう思った時には、リザードンの背後に回り込み、りゅうのはどうを叩き込んでいた。

「グ、グ……」

「しねんのずつき!!」

「クオォォォゥッ!!」

間髪入れずに次の行動へ、サイコパワーを込めた頭突きをリザードンの背中に叩きつける。

倒れはしないがたたらを踏むリザードン、ティアは更に次の攻撃へ。

 

「尻尾を掴んで投げろ!!」

「クォゥッ!!」

その小さな手からは考えられないパワーで、ティアはリザードンの身体を上空へと投げる。

「ドラゴンクロー!!」

「クゥゥゥ………!」

一息で間合いを詰め、ティアは右腕を振り上げた。

「後ろに!!」

「ッ、ガァァッ!!」

リザードンが吼える、瞬間――ティアの一撃が空を切る。

 

「クォゥッ!?」

攻撃が外れた、そう思った時には…リザードンはティアの背後へと回っていた。

「ちきゅうなげ!!」

「ガァァッ!!」

両手でティアの翼を掴み上げるリザードン、そのまま回転しながら勢いをつけ――渾身の力を込めて地面へ投げつける!!

地面に激突したティア、その威力を物語るように爆音と共に粉塵が舞った。

「ティア!!」

「リザードン、そのまま真下にフレアドライブ!!」

「グ、オォォォォォン!!!」

リザードンの身体が蒼白い炎に包まれる、そのまま粉塵の中へと突撃して……更に爆音が響き渡った。

 

「妹ぉぉぉぉぉっ!!!?」

「落ち着かんか!!」

「ぐみゅっ!!?」

またしてもフィールドに乱入しようとしたラティオスを、ゼクロムは首を絞めて黙らせる。

「直撃したか……!?」

「―――見て!!」

指を指すフウロ、その先には粉塵の中から飛び出したティアの姿が。

 

「ケホ、ケホ……」

咳き込み身体の至る所を焦がしているが、ティアはまだ健在だった。

遅れて、リザードンも粉塵の中から飛び出してきた、その身体にはフレアドライブによる多少のダメージが見える。

「戻れ、ティア!!」

(……そうきたか)

なかなか良い手だと、サクラは内心ほくそ笑む。

対するグリードは、サクラとリザードンの強さに驚きを隠せないでいた。

予想以上の強さだ、パワーもスピードも自分の想像を遥かに超えている。

 

――出し惜しみなど、してはいられない

 

「――ゴチルゼル、キミに決めた!!」

「ゴー、ゼル……」

(ゴチルゼル……?)

特別リザードンに有利というわけではないはずだ、グリードの選択にサクラは疑問を浮かべるが……油断する道理はないと自分に言い聞かせた。

「いくぞゴチルゼル、サイケこうせん!!」

「ゴゼルッ!!」

左手を正面に向け、虹色の光線を撃ち出すゴチルゼル。

「かわして!!」

迫る光線を、リザードンは翼を羽ばたかせ回避。

 

「かえんほうしゃ!!」

「グォォォン!!」

「かわせ!!」

リザードンが炎を放つのと、グリードが指示を出したのは同時だった。

ゴチルゼルの姿が消え、リザードンの背後へと現れる。

「シャドーボール!!」

「ゴー、ゼルッ!!」

放たれる漆黒の光球。

「はがねのつばさ!!」

「ガアァゥッ!!」

しかし、硬質化させた翼を振るいシャドーボールを弾きゴチルゼルへと飛翔して。

 

「ほのおのパンチ!!」

「グオァァッ!!!」

炎を纏った右腕で、ゴチルゼルを地面に向かって殴りつけた。

猛スピードで落ちていくゴチルゼル、しかしサイコパワーを用いて減速させ、激突を防ぐ。

「ゴチルゼル、あの技行くぞ! サイコウィップ!!」

「ゼルッ!!」

両手をリザードンに向けて突き出すゴチルゼル。

瞬間、虹色の光線がその両手から撃ち出された。

「かわすんだ!!」

先程のサイケこうせんとなんら変わりはない攻撃だ、そう思いながらサクラはそう指示を出し。

 

――それが間違いだと、すぐさま理解させられる事となった

 

「グォォッ!!?」

「なっ!?」

リザードンとサクラから、驚愕の声が上がる。

というのも――虹色の光線が急に曲がり、瞬く間にリザードンの身体を拘束し、地面へと落としたからだ。

「引き寄せろ!!」

「ゴッ、ゼル!!」

リザードンの巨体が、ゴチルゼルへと引き寄せられ。

「チャージビーム!!」

右手をリザードンの身体に添え、ゴチルゼルは至近距離から渾身の一撃を叩き込んだ―――!

 

「リザードン!!」

チャージビームの光線に呑み込まれ、リザードンは壁に叩きつけられる。

「グ、ガ……」

リザードンは動かない、小さな声を漏らすだけに終わり。

「リザードン戦闘不能、ゴチルゼルの勝ち!!」

審判のジャッジが下され、スタジアムは歓声に包まれた。

「……………サイコパワーを利用した変幻自在の鞭のような攻撃、なる程……まさしくサイコウィップと呼べるような攻撃だね」

驚きの表情を隠す事なく、しかしサクラはすぐさまゴチルゼルの技を見破った。

「ポケモンは何だってできるんだ、その可能性を信じればこんな事だってできる!」

「………さすがだよグリード、僕のリザードンを倒すなんて正直思わなかった。

 けど、まだバトルは始まったばかりだ、調子に乗ったりしたら……負けるよ?」

「調子になんか乗るかよ、俺は絶対に油断する事なんかしないって誓ったんだ!!」

カミツレとのフルバトルで、グリードは自分の浅はかさを理解した。

 

「……そうだね。キミに対しては愚問だったよ、けどね……」

この子のパワーに勝てるかな?

どこか挑発するようにそう告げて、サクラはリザードンを戻し新たなボールを用意する。

「次はキミだよ……ドサイドン、僕に力を貸してくれ!!」

「――ドザアァァァァッ!!!」

「うっ………」

ズシンという地響きが、フィールドに響いた。

「戻れ、ゴチルゼル!!」

ゴチルゼルをボールに戻し……視線を足元のツタージャに向ける。

 

「ツタージャ、キミに決めた!!」

「タージャ!!」

フィールドに入るツタージャ、ドサイドンの巨体に後退りしそうになるが、キッと睨み返し臨戦態勢へ。

(ドサイドンは体力が高い……いきなり大技を使っても避けられる可能性がある………!)

冷静に状況を確認しつつ、グリードはツタージャに指示を出した。

「リーフブレード!!」

「タジャーッ!!」

跳び上がり、尻尾によるリーフブレードを繰り出すツタージャ。

 

――ドサイドンは動かない、サクラも指示を出さず無言のまま

 

「……………」

「タジャ……!?」

ツタージャの一撃は、呆気なく防がれてしまった。

ドサイドンの、“左手一本”だけで、尻尾ごと掴まれて――

 

「――れいとうパンチ」

「ドザアァァァァッ!!」

一欠片の慈悲もなく、ドサイドンの右腕がツタージャに吸い込まれ、爆音を響かせながら地面へと沈ませた……。

「ツタージャ!!」

煙が晴れる、すると……地面に埋まりながらも、ツタージャはいまだ健在だった。

「僕のドサイドンの攻撃に耐えたのは、素直に評価すべきかもね。けど……次で終わりにするだけさ」

振り上げられるドサイドンの右腕、もう一度れいとうパンチを放つつもりらしい。

「避けてくれ、ツタージャ!!」

グリードには、そう叫ぶ以外の事はできず。

れいとうパンチが。無情にもツタージャに向けて放たれた……。

 

「タ、タジャ………!」

 

だが、ドサイドンの一撃をすんでのところでツタージャは穴から抜け出し回避。

反撃に移ろうとして――左腕のれいとうパンチで、呆気なく再び地面に沈んだ。

「ツタージャ戦闘不能、ドサイドンの勝ち!!」

 

『…………』

あまりにも一方的な展開に、歓声も起こらず観客席からはどよめきの声が。

「……グリードのツタージャが、こんなにも呆気なく」

カレン達もまた、今のバトルの展開には驚きを隠せない。

あのドサイドンのパワーと防御力は、先程のリザードンよりも更に強い。

相手の技を掴み上げるなど、もはや正気の沙汰ではないとさえ思ってしまう。

 

「……ツタージャ、よく頑張ったぞ」

ツタージャを抱きかかえ、優しくフィールドの外に降ろすグリード。

その表情は驚愕に満ち、頬を伝う冷や汗がそれを物語っていた。

「グリード、まさか今ので戦意喪失してしまったのかい?」

「…………」

「キミ達の力はこんなものなのか? こんな程度で終わってしまうわけがないとは思ったけど……」

「そんなわけないだろ、まだバトルが終わったわけじゃない!!」

……だが、そう言い放った彼の言葉の中には確かな恐れの色が。

恐いのだ、今のサクラとドサイドンの凄まじいまでの強さと容赦のなさに。

 

「っ」

それでも、絶対に逃げるわけにはいかないのだ。

どんなに恐くても、みんなが頑張ってくれる限り、逃げる事など許されないと気合いを入れ直す。

「…………さあ、逃げないのなら続きをやるよ?」

「わかってるさ!!」

あくまでも冷静なサクラに、グリードは叫ぶように言葉を返した。

 

「――オノノクス、もう一度行ってくれ!!」

「オガアァァァァッ!!!」

「………?」

先程ドサイドンはれいとうパンチを使った、余計に不利だとグリードとてわかっているはずだ、サクラはそう思い眉を潜めた。

 

「…………」

静かに佇むゼクロムは、ジッとグリードの表情を見やる。

彼の表情は――何故か申し訳なさと罪悪感が入り混じった、複雑なものになっていた。

「………グリードは、優しすぎるな」

ぽつりと、隣に座るレシラムが呟きを零す。

「そうだな……あの子のポケモン達は、たとえどんな指示でも従うというのに」

だが、その甘過ぎる優しさこそグリードの魅力なのだから、致し方ないのかもしれないが。

「レシラム、ゼクロム、さっきから何の話をしてるんだ?」

2人の話を耳に入れ、アオイが疑問を口にする。

「いや……グリードは本当に優しい子だという話さ」

「………?」

首を傾げるアオイ、なんとも要領を得ない答えに少し混乱してしまいそうだ。

 

〈………なあ、リコ〉

一方、トナは腕を組みながらリコに話し掛ける。

〈何ですか?〉

〈…………勝てると、思うか?〉

〈…………〉

トナの問いに、リコは何も返せず押し黙ってしまう。

……正直、楽観的に考えても勝てるとは言えなかった。

バトルはまだ始まったばかり、互いの手持ちの数も互角の今、その意見は先走ったものかもしれない。

 

だが――今回のグリードの相手は、得体が知れないのだ。

可憐な美少女、しかしトレーナーとしての実力は計り知れない。

グリード達が勝てるとは、リコはどうしてもそう思えなかった。

勝ってほしいとは思う、しかし……それはリコの都合のいい願いにすぎない。

 

「連続でドラゴンクロー!!」

「ガアァァッ!!!」

両の腕を用いて、連続攻撃を仕掛けていくオノノクス。

それを、ドサイドンは弾き、避け、確実に防いでいく。

「れいとうパンチ!!」

「かみなりパンチ!!」

2人の指示は同時、至近距離で両者のポケモンの技がぶつかり合った。

「グ、ォ……!」

「ド、ザァァァッ!!」

押し切ったのは―――ドサイドン。

 

「くっ、何てパワーなんだ……!」

「がんせきほう!!」

「ドサァァァ……ザァァァァッ!!!」

巨大な岩の塊が、ドサイドンの両手から放たれ、吸い込まれるようにオノノクスへと命中した。

「ガ、アァァァッ!!?」

爆音と共に、オノノクスの巨体が吹き飛ばされ壁の中に沈む。

「オノノクス!!」

『必殺のがんせきほうをまともに受けてしまったぁぁぁっ!!!

 オノノクスは果たして耐え切れたのでしょうか!?』

(耐えられたら、さすがに厄介なんだけどね……)

だがまともに受けた、いかにオノノクスとてドサイドンのがんせきほうを受けては、耐えられるはずがない。

 

「……………グ、ガ、ァ」

「なっ!?」

耐えた、今にも倒れそうだが……確かにドサイドンのがんせきほうを耐えきった。

「げきりんで決めてくれ!!」

「ガアァァァァァァッ!!!」

裂帛の気合いを込めた雄叫びがオノノクスから放たれ、体内のドラゴンパワーが一気に放出する。

そのパワーを両腕に全て込め、オノノクスは連続でドサイドンを殴り続けていく………!

一撃、二撃、三撃、四撃。

一心不乱に殴り殴り殴り……オノノクスの攻撃は終わらない。

 

――だが

 

「アームハンマー!!」

「ドザアァァァァッ!!!」

オノノクスの攻撃を割って入った、ドサイドンの一撃が。

大砲のような重い音を響かせて、オノノクスの巨体を地面へと沈ませた……。

「――オノノクス戦闘不能、ドサイドンの勝ち!!」

『ドサイドン強いっ!! グリード選手のポケモンを一気に二体も撃破しました!!!』

 

「………ごめんな、オノノクス。本当に……ごめん」

「………?」

謝りながら、オノノクスをボールに戻すグリードを見て、サクラは首を傾げた。

そして、そんな彼の呟きを人間を遥かに超えた聴力で聞き入れたレシラムとゼクロムは、ほんの僅かだが……苦笑とも悲しい笑みともとれる表情を見せた。

 

 

――彼は、オノノクスを犠牲にした

 

 

もちろん、それは語弊がある言い方であり、オノノクスとて微塵もそうは思っていない。

グリードの手持ちでドサイドンの圧倒的なパワーに対抗できるのは、オノノクスしか居なかった。

できれば戦闘不能、それが叶わなくとも大きなダメージを与える事ができるはず。

だができる事なら、オノノクスにそんな不利なバトルはさせたくはなかった。

ダメージもあったし、なにより温存したいと思っていたから。

しかし全てはサクラに勝利するため、グリードは自分の心を鬼にしてバトルを行ったのだ。

……甘いと言える程の優しさを持つグリードは、ポケモンに無理をさせる度にその心を傷つける。

大事な仲間であり家族だからこそ、その愛情は計り知れない。

 

――その想いが、また彼を強くさせる

 

「……サクラ、俺は…俺達は絶対に負けたりしない!!」

「………それは僕もおなじ気持ちだよグリード、戻るんだドサイドン!!

 僕達はキミ達に勝つさ。カメックス、僕に力を貸してくれ!!」

「ガメェェェッ!!」

ドサイドンを戻し、続いてサクラが繰り出したポケモンはカメックス。

「…………」

「タジャ……」

「心配するなよツタージャ、俺は絶対に負けたりしないさ。

 いや……絶対に負けられない、トレーナーの誇りなんかどうだっていいけど……お前達の頑張りを無駄にする事だけは、絶対にできないから」

こんな自分の為に、精一杯の努力をしてくれるポケモン達の為に、グリードは己が全ての技術を懸けて戦う。

(そうだ、それこそが俺の……)

新たなボールを手に取り、フィールドに向かって投げつけた。

 

「コジョンド、キミに決めた!!」

「コ、ジョォォッ!!!」

睨み合うカメックスとコジョンド。

先に仕掛けたのは―――カメックス。

 

「ハイドロポンプ連射!!」

「ガメェェェッ!!」

背中のキャノン砲から、水弾を放つカメックス。

それも一度だけでなく、二度三度四度……と、連続で撃ち込んでいく。

「かわせ!!」

地を蹴り、水弾をカメックスを中心として反時計回りに走って回避するコジョンド。

「はどうだん!!」

「コジョォッ!!」

走りながら、左手のみではどうだんをカメックスの顔面へと撃ち込み怯ませる。

それを確認するより速く、コジョンドはカメックスとの間合いを詰め。

 

「はっけいだ!!」

右手をカメックスの腹部を添え、その巨体を軽々と吹き飛ばした。

「っ、倒れないか………!」

はっけいをまともに受けたというのに、カメックスはさしたるダメージを受けた様子はない。

「まだまだだね……カメックス、もう一度ハイドロポンプ連射だ!!」

「ガメェェェッ!!」

構え、再びキャノン砲から水弾を連射するカメックス。

しかしコジョンドは、臆する事なく自らその水弾に向かって走っていった……。

 

 

――激闘は、まだまだ続く

 

 

 

 

To Be Continued...




【ツタージャ】♀           【ムクホーク】♂      【ミロカロス】♀
【使えるわざ】            【使えるわざ】        【使えるわざ】
・つるのムチ            ・はがねのつばさ     ・たつまき
・リーフブレード          ・かぜおこし         ・アイアンテール
・真・リーンフォースブレード  ・でんこうせっか      ・ハイドロポンプ
・かげぶんしん           ・つばさでうつ        ・れいとうビーム
・へびにらみ            ・つばめがえし       ・じこさいせい
・リーフストーム           ・ブレイブバード      ・ふぶき
・リーフブレード二段斬り    ・インファイト        ・アクアリング
・エナジーボール         ・かげぶんしん       ・アクアテール
・ギガドレイン           ・はかいこうせん      ・みずのはどう
・リーンフォースブレード・EX
・ハードプラント

【オノノクス】♂     【コジョンド】♀    【グライオン】♂
【使えるわざ】     【使えるわざ】     【使えるわざ】
・ダブルチョップ   ・みきり         ・シザークロス
・シャドークロー   ・はっけい       ・れんぞくぎり
・りゅうのいかり   ・とびひざげり     ・ほのおのキバ
・ドラゴンクロー   ・はどうだん      ・クロスポイズン
・りゅうのいぶき   ・おうふくビンタ    ・ギガインパクト
・りゅうせいぐん   ・ギガインパクト    ・はがねのつばさ
・あなをほる     ・ドレインパンチ
・りゅうのはどう   ・ストーンエッジ 
・はかいこうせん   ・きあいパンチ
・かみなりパンチ

【クチート】♀     【ラティアス(ティア)】♀    【ゴチルゼル】♀
【使えるわざ】    【使えるわざ】         【使えるわざ】
・てっぺき      ・ラスターカノン          ・ねんりき
・アイアンヘッド   ・じこさいせい          ・ひかりのかべ
・かえんほうしゃ  ・はかいこうせん         ・サイケこうせん
・ねごと       ・りゅうのはどう        ・サイコキネシス
・ラスターカノン   ・りゅうせいぐん        ・まもる
・かみくだく     ・れいとうビーム        ・サイコウィップ
・かみなりのキバ    ・ドラゴンクロー        ・チャージビーム
            ・はがねのつばさ
            ・サイコキネシス

【ピカチュウ】♂            【キュウコン】♀
【使えるわざ】             【使えるわざ】
・10まんボルト          ・かえんほうしゃ
・アイアンテール          ・ほのおのうず
・ボルテッカー            ・じんつうりき
・でんこうせっか          ・エナジーボール
・かみなり             ・アイアンテール
・ボルテッカー・アイアンテール   ・ソーラービーム
                    ・オーバーヒート
                    ・フレアドライブ
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