グリードくんのイルミナ学園奮闘日誌【完結】   作:マイマイ

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ソラネと一緒にポケモンコンテストに出場する事になった。

付け焼き刃な知識しかないけど、できるところまでやってやるぜ!!


第25話 〜開幕、ポケモンコンテスト・イルミナ大会!!〜

『さあ、いよいよ始まりますポケモンコンテスト・イルミナ大会!!

 今回の参加者は総勢45名、その中でたった一人だけが、このイルミナメダルを勝ち取れます!』

司会進行役の男性が高らかに見せたのは、オレンジのリボンが添えられた手のひらサイズのメダル。

非公式の大会だから、優勝賞品はコンテストリボンではなくメダルらしい。

それにしても、わざわざ司会や審査員まで用意するとは……イルミナ学園恐るべし。

 

『では早速始めましょう、一次審査はポケモンによる演技。

 まずはエントリーナンバー1番―――」

「…………」

始まった。

次々と他の人が演技をする中で、ソラネはモニターを見る事なく俯いている。

 

「ブラッ、キー……」

ブラッキーも、そんなソラネを心配そうに見つめていた。

「ソラネ、大丈夫か?」

「………う、うん」

全然大丈夫じゃないな。

むぅ……まいった、どうしたものか。

…………あっ、そうだ。

 

「ソラネ、これやるよ」

「えっ……?」

そう言ってソラネに渡したのは、ひかりのいしと呼ばれる特定のポケモンを進化させる石を加工して作ったネックレス。

「御守り代わりに持ってろよ、俺が昔から願掛けする時に持ってたものだから」

「えっ、で、でもこんな高価そうなものは……」

「いいって、そんな状態じゃろくに演技なんかできないぜ?」

ちょっと強引かなと思いつつ、ソラネにネックレスを渡す。

 

「あ、ありがとう……」

「効果は保証できるぜ」

「ソラネ選手、準備をお願いします」

「おっ、もうソラネの番か。頑張れよ?」

「う、うん……い、いってきます」

まだ表情が固いけど、大丈夫だと信じたい。

………ばあちゃん、俺の大事な友達だからさ、ちゃんと見守っててくれよな?

部屋を出て行くソラネの首に掛けられたネックレスに視線を向けながら、俺は気がつくとそう呟いていた。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

【ソラネside】

 

 

『さあ、続いてエントリーナンバー29番、ソラネ選手です!!』

「…………」

歓声が聞こえる。

恐い……足がすくんで、動かない。

逃げたい、今すぐここから……。

 

「っ、ダメだよ。そんなの………!」

逃げたらダメ、グリードくんだって私の我が儘で出場してくれたし、御守りまで貸してくれたんだから。

「………よし」

深呼吸をしてから、私はステージに向かって走り出す。

 

――沢山の人の視線が、私に集まる

 

「っ」

恐い、でも………!

「ブラッキー、お願い!」

「ブラ、ッキー!!」

その恐怖すら無視して、私は演技を開始した。

 

「ブラッキー、シャドーボール!!」

「ブラァァ、キー!!」

顔を上にあげ、7つのシャドーボールを撃ち出すブラッキー。

それは空中で並んで制止し、回転を始めた。

 

「あやしいひかり!」

「ブラァァ……」

ブラッキーの瞳が光る、すると紫色の光が現れシャドーボールを包み込もうと纏わりついた。

よし、フィニッシュ!

 

「ブラッキー、あくのはどう!!」

「ブラッ!!」

飛び上がり、円状に回転しているシャドーボールの中心に到達した瞬間、波紋状のあくのはどうが放たれ、シャドーボールを全て破壊した。

『これは美しい。あやしいひかりと混ざり合ったシャドーボールがあくのはどうで破壊され、まるで黒真珠のような光が辺りに降り注いだ!!』

観客席の方からも、驚きと感嘆の声が。

……できた、こんな大勢の人の前で……演技ができた。

やったよグリードくん、ありがとう……。

 

 

【ソラネside】out―――

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「さあ続いてエントリーナンバー43番、コンテスト初参加のグリード選手だ!!」

名を呼ばれ、ステージに立つ。

うっ……さすがにちょっと緊張するかも。

だが負けてられるか、何事も度胸だぜ!!

 

「ミロカロス、君に決めた!!」

「―――ミィ!!」

元気よく飛び出してくるミロカロス、照明に照らされてキラキラと輝くその姿は綺麗だった。

 

「みずでっぽう!!」

「ミロォッ!!」

頭上に向けてみずでっぽうを放つミロカロス。

「続いてれいとうビーム!!」

「ミィィィ!」

すぐさまれいとうビームに切り替え、発射したみずでっぽうを凍らせる。

その結果、頭上に巨大な氷の塊ができあがった。

 

「アイアンテール!!」

「ミィィィ…ミロォ!」

その塊を連続のアイアンテールで破壊していくが、もちろんただ破壊するだけではなく……大人の握り拳大ほどの氷の球を4つ作り上げた後。

「よし、ミロカロス、アイアンテール!!」

「ミッ、ミッ、ミッ!」

それを、弱めのアイアンテールで器用にお手玉をさせる。

まあ、尻尾でやらせてるから正確にはお手玉とは言えないけど。

 

『これは凄い、氷で作ったボールで器用な立ち回りを見せています。

 更に氷のボールがキラキラと反射して、幻想的な光景を作り上げております!!』

観客席からも、賞賛するような声が響く。

「ミロカロス、フィニッシュだ!!」

「ミッ、ミッ、ミィ!」

お手玉を止め、その全てを空高く放り投げるミロカロス。

そして跳躍し――全力のアイアンテールでボールを全て破壊する。

そして華麗に着地し……氷のボールが砕かれ粒子のように舞い散る中、俺達の演技は終わりを迎えた。

 

「ふぅ……」

どうにか上手く行ったようだ、内心ハラハラのドキドキものだった。

「ミィ、ミィ♪」

ミロカロスも自分で良い出来だと思ったらしく、その顔には満面の笑みが浮かんでいる。

最後は手を振って、俺はステージを後にした。

 

 

………。

 

 

「まあまあでしたね」

「お前、何様?」

控え室に戻ると、そこには既にカレン達の姿が。

そして俺を見るなりモモカは失礼極まりない事を言ってきやがった。

 

「モモカの発言は気にするな、オレはいい演技だったと思うぞ」

「うん、初めてとは思えないくらいだったよ!」

ありがとうアヤトにフェイト、そしてモモカ、お前は後で泣かす。

「トレーナーよりコーディネーターの方が向いているんじゃないかな?」

「サクラ、悪いけど俺はコーディネーターになる気はない」

「でもソラネさん、いい演技でしたね!」

「そ、そんな事ないよ……たまたま上手く行っただけだし、それに……グリードくんが御守りを貸してくれたから……」

「御守りって、そのネックレスですか?」

「う、うん」

「へぇ……綺麗ですね」

「これは、もしかしてひかりのいしか?」

「ああ、ばあちゃんの形見だ」

「ええっ!?」

 

『―――さあ、一次審査も終了しました。

 それでは、二次審査に進める四名を紹介します!!』

ソラネの驚愕に満ちた声と同時に、モニターから司会の声が聞こえてきた。

終わったのか……さて、どうかな?

入っていればいいなぁと思いつつ、モニターを凝視していると。

 

『二次審査に進める四名は……この選手達だ!!』

一斉に映される四人の顔写真。

 

その中には——

 

「やったよソラネ、二次審査に進めたじゃないか!!」

「ほ、本当だ……」

「グリードも、二次審査に進めたようだな」

「おっ、ラッキー」

どうやら、俺もソラネも二次審査に進む事ができたようだ。

しかしソラネはともかくとして、初出場で二次審査に進める俺って、結構凄い?

 

『そして組み合わせは、こちらになります!!』

自画自賛をしていると、ランダムに対戦表が作成され……。

 

「―――――」

「…………えっ?」

俺は息を呑み、ソラネは表情を固まらせる。

 

 

―――俺は、ソラネと第一試合を戦う事になった

 

 

「そんな、いきなりグリードさんとソラネさんがバトル……」

「しょうがねえよ、ランダムなんだし。それよかソラネ、全力でバトルしようぜ!」

「…………」

「? ソラネ?」

「―――っ」

「ソラネ!?」

いきなり走り出し控え室を出て行くソラネ、慌てて追いかけようとするが。

 

「グリード、ソラネの事は放っておくんだ」

何故か、サクラによって止められてしまった。

「何でだよ!?」

「これはソラネ自身が克服しなければいけない問題だ、このままグリードとバトルができないなら……彼女は今より上にはいけない」

「…………」

凄みのあるサクラの言葉に、俺は何も言えなくなってしまう。

……ソラネ、大丈夫かな。

 

 

………。

 

 

結局、サクラに逆らう事ができずに、俺はそのまま二次審査を迎える事になってしまった。

――正面には、俯くソラネの姿

一応は試合に出場してくれたみたいだけど、明らかに戦意というものを感じられない。

 

『二次審査はコンテストバトル、五分という時間制限の間に、ポイントをゼロにした選手の勝利となります』

「…………」

司会の声も、どこか遠くに感じる。

……こんなソラネと、バトルしたくない。

しかし、時間は待ってはくれなかった。

 

『それでは早速、試合開始!!』

「っ、ミロカロス、君に決めた!!」

「ミィィ!」

とにかく、今はバトルをするしかない、俺はミロカロスをフィールドに出す。

 

「…………」

『ソラネ選手、どうしましたか?』

「っ―――ブラッキー!」

「ブラッ、キー!!」

どうにかブラッキーを出すソラネだが、相変わらず顔は俯かせたまま。

でも、手加減なんかできるわけがない!!

 

「ミロカロス、アイアンテール!!」

「ミィィィ…ミロォ!!」

ブラッキーとの間合いを詰め、アイアンテールを繰り出すミロカロス。

 

「…………」

しかし、ソラネは何も指示を出さない。

「ブラッキィー!?」

そのままアイアンテールを受け、吹き飛ばされるブラッキー。

……指示も出せないのかよ、ソラネ!!

 

「みずでっぽう!!」

「ミィィィ……!」

続いてはみずでっぽう、だが……ソラネはまたも無言。

そのままみずでっぽうを受け、ブラッキーは倒れてしまう。

 

『おーっと、ソラネ選手一体どうしたのか? ポケモンに指示を出そうとしません』

ポイントは、確実に減ってきてる。

ソラネ……バトルできないのか?

戦わないソラネを見て、観客席からはブーイングが巻き起こる。

 

『ソラネ選手、このままでは戦意喪失と見なし失格になりますよ?』

「…………」

ソラネは答えない、けれど……それでも構わないと思っているようで、凄く嫌だった。

『……えー、それではソラネ選手戦意喪失という事で、この勝負―――』

 

「っ、待て!!」

司会の声を、無理矢理中断させた。

……こんなの認めない、こんな事……絶対に認められない!!

「ソラネ、お前……どういうつもりだ!!」

「っ、グリードくん……」

顔を上げたソラネは、今にも泣きそうで。

「お前、どうして戦えないんだよ!? 一生懸命演技して、二次審査に行けて凄く喜んでたのに、どうしてこんな――」

「……だって、私。グリードくんのおかげで二次審査に行けたのに、それなのに……グリードくんに勝つなんてできないよ!!」

 

「えっ……?」

何を、言っているのか。

「グリードくんはいつも私を助けてくれて、励ましてくれるのに……私はそれに甘えてばかり。

 これじゃあ、グリードくんを利用してるだけだよ……」

「…………」

ちょっと待て、どうしてそんな風に考えるんだ?

ソラネが、俺を利用した?

……俺は、微塵もそう感じた事はないのに。

「ごめんなさい、私。棄権しま――」

 

「逃げるな!!」

「っ」

「俺は少しも利用されたなんて思ってない!! 俺はただいつも頑張ってるソラネをみんなに見てもらいたい、ただ純粋にソラネとポケモンコンテストに出たいと思っただけだ!!

 だから逃げないでくれ、自分の願いから目を背けないでくれ!!」

周りなど一切気にせず、俺は叫んだ。

だって、そんなの悲しいではないか。

ソラネは対人恐怖症の自分を決別する為に、勇気を出した。

それなのに、そんな理由で諦めてしまったら……今まで頑張ってきたソラネ自身が、可哀想だ。

 

「ソラネ、お前は本当にそれでいいのか!?」

「…………」

迷いを見せるソラネ。

「ブラッ、キー……」

「ブラッキー……」

ソラネの足下で弱々しく鳴くブラッキー。

 

「お前のブラッキーはバトルしたがってるぞ、お前はどうだ? もう……バトルは嫌か?」

「…………」

俯き、歯を食いしばりながらソラネは強く自分の手を握りしめる。

自分の情けなさを恥じるように……。

――これ以上、俺からの説得は意味を成さない

けれど、一言だけ。

 

「バトルしようぜ、ソラネ」

その一言だけは、ソラネに届けたかった。

 

「………ブラッキー、ごめんね」

しゃがみ込み、ブラッキーの頭を優しく撫でるソラネ。

「私、恐かったの……せっかく友達になったグリードくんに嫌われるのが、恐かったの。

 でも――私だって遊びでやってるわけじゃない!!」

立ち上がるソラネ。

そして、キッと顔を上げた時には――その顔に、確かな決意と強さが浮かんでいた。

 

「グリードくん、私……優勝したい。グリードくんに勝ちたい!!」

「よっしゃ、なら正々堂々おもいっきりバトルしようぜ!!」

「うん!!」

残り時間は……二分!!

 

「ミロカロス、みずでっぽう!!」

「ミィィィ!!」

「ブラッキー、でんこうせっか!!」

「ブラッ、キー!!」

迫るみずでっぽうを、でんこうせっかで回避するブラッキー。

 

(速い―――!?)

回避する指示も出せないくらい、ブラッキーの動きは速くミロカロスの身体がフィールドに滑る。

『ソラネ選手、一時はどうなるかと思いましたが、バトル再開です!』

 

「ミロカロス、アイアンテール!!」

「ブラッキー、こっちもアイアンテール!」

「ミロォッ!!」

「ブラッ、キー!!」

互いのアイアンテールが甲高い音を立て、ぶつかり合う。

 

「負けるなミロカロス!」

「ブラッキー、頑張って!!」

互いにポイントを減らしながら、残り時間も後僅か。

『あと三十秒!!』

「たつまきだ!!」

「ミィィィ……ミロォォォォッ!!」

尻尾を回転させ、たつまきを生み出すミロカロス。

 

「ブラッ!』」

その中に捕らわれるブラッキー、それにより残り少ないポイントが更に減った。

「ミロカロス、このまま押し切れ!!」

「負けない……私、絶対に負けたくない!!ブラッキー、上に向かってスピードスター!」

「………?」

ソラネは何をする気なのか、たつまきの上の部分からスピードスターが飛び出してくる。

 

「シャドーボール!」

「ブラッ!!」

次はシャドーボール、スピードスターと隣合わせになって回り始めた。

「ブラッキー、あくのはどう!!」

「ブラァァ!!」

「なっ!?」

回転するスピードスターとシャドーボールに、あくのはどうがぶつかり、パンッという破裂音がステージに響く。

そして――破裂したそれがキラキラと輝きながらミロカロスへと降り注いだ!!

 

「ミ、ミィッ!?」

一つ一つは小さなものでも、数十と降り注ぐそれはミロカロスに確実にダメージを与えていった。

それにその攻撃は美しく、評価が高いのか俺のポイントが一気に減少し、遂にソラネと並んでしまう。

くっ……こんな攻撃ができるなんて!?

 

『あと十秒!!』

攻撃を受けた事により、ミロカロスのたつまきが弱まり、ブラッキーが中から飛び出してくる。

「ソラネ、これで最後だ!!

 ミロカロス、最大パワーでれいとうビーム!!」

「ミィィィ……ミロォォォォッ!!」

持てる力の全てを込め、ミロカロスはブラッキーにれいとうビームを撃ち放つ。

地面を凍らせながら、ブラッキーに向かっていくれいとうビーム。

 

――あと五秒

 

これが当たれば、俺の勝ちだ!!

「いけぇぇぇっ!!」

 

「ブラッキー、でんこうせっか!!」

「ブラッ!!」

「――――」

 

瞬間、時間が止まる。

ミロカロスのれいとうビームは、ブラッキーの眼前まで迫り……すんでのところで回避され。

「シャドーボール!!」

ソラネの最後の指示が、俺の耳に入ってきた……。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

『――それでは、優勝者であるソラネ選手に、イルミナメダルが送られます』

「……やっぱ、ソラネはすげぇな」

――バトルは、俺の負けだった

そしてソラネは、決勝であるファイナルでも見事勝利し、なんと優勝までしてしまう。

そして今は、その授与式だ。

イルミナメダルを受け取り、嬉しそうに微笑むソラネ。

よかった、あの顔を見れただけでもコンテストに出場できてよかったと思える。

 

「グリードくん」

と、メダルを受け取ったソラネがこちらに近づいてきた。

 

「ソラネ、本当によく頑張ったよな。おめでとう」

「ありがとうグリードくん、あのね……ツタージャを出してくれないかな?」

「ツタージャ? ああ、わかった。ツタージャ、出てきてくれ」

首を傾げながらも、ボールからツタージャを場に出す。

 

「タジャ……?」

「ツタージャ、このメダルをリーフブレードで2つにしてくれないかな?」

「はぁっ!?」

ソラネの奴、いきなり何を言ってるんだ!?

 

「…………タジャ」

しかし、ツタージャは少しだけ何かを考えるような素振りをしてから、ソラネの言葉にこくりと頷きを返す。

「おい、ツター……」

「ツタージャ、リーフブレード」

言いながら、メダルを放り投げるソラネ。

 

「タージャ!!」

そして、ツタージャはものの見事にメダルを2つに分けてしまった。

「あぁっ!? な、なんて事を……」

「――はい、受け取ってグリードくん」

「は……?」

2つに分かれたメダルの片方を、俺に手渡そうとするソラネ。

……まさか、その為にメダルを。

 

「私が優勝できたのも、あの時グリードくんが励ましてくれたおかげだから、受け取ってほしいの」

「タージャ、タジャタジャ」

ツタージャも受け取れとばかりに頷いている。

 

「グリードくんの事だから、「そんな事ない」と思うかもしれないけど、私にとってはあの時グリードくんがああ言ってくれたからだと思ってる。

 だから……受け取ってください」

真剣で、有無を言わせないようなソラネの表情。

……これは、受け取る以外の選択肢はないな。

 

「……サンキュー、ソラネ」

ソラネから、イルミナメダルの半分を貰い受ける。

ソラネも、そんな俺に笑みを見せてくれた。

「よーし、イルミナメダル、ゲットだぜ!!」

「――タジャ、タージャ」

 

…………。

 

こうして、ポケモンコンテスト・イルミナ大会は幕を閉じた。

俺にとってはいい経験になったし、ソラネもまた少し対人恐怖症を克服できた。

でも、まだまだ一流のトレーナーへの道は遠い。

これからも、バトル&ゲットを頑張るぜ!!

 

 

 

 

 

 

To.Be.Continued...




【ツタージャ】♀     【ムクバード】♂      【ミロカロス】♀
【使えるわざ】      【使えるわざ】       【使えるわざ】
・つるのムチ       ・たいあたり       ・たつまき
・リーフブレード     ・かぜおこし       ・アイアンテール
・たいあたり       ・でんこうせっか     ・みずでっぽう
・かげぶんしん     ・つばさでうつ      ・れいとうビーム
・へびにらみ       ・つばめがえし
・リーフストーム    ・ブレイブバード(未完成)
・リーフブレード二段斬り
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