グリードくんのイルミナ学園奮闘日誌【完結】   作:マイマイ

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ソラネの故郷へと旅行に来た俺達。

すると、トップコーディネーターでありソラネのお母さんであるミヤコさんが、ソラネとコンテストバトルをする事になった。

ソラネ、頑張れよ!!


第82話 〜ソラネVSミヤコ、コーディネーター対決と女の争い!?〜

「ソラネー、頑張れよー」

〈頑張るでしゅー〉

小さな客席で応援をする俺とシェイミ。

ちなみに、コイツは今俺の膝の上……ではなく、隣に座っている。

 

〈男の膝の上になんか座りたくないでしゅ〉

そうきっぱりと拒絶され、マジ泣きしそうになったのは全くの余談である。

 

「タージャ」

よしよしと俺の頭を撫でるツタージャ。

うわーん、お前だけだ俺の気持ちをわかってくれるのはー!

 

「……アンタ、さっきから何してんの?」

カレンの呆れた視線が突き刺さるが、無視して視線をフィールドに向ける。

ソラネとミヤコさんの親子対決、どんなバトルになるのかな?

「ソラネ、まずは私から出してあげるわ!!」

そう言って、ミヤコさんはポケモンを場に出す。

出てきたポケモンは……。

 

「――プクッ!!」

「プクリンか……」

ミヤコさんのポケモンを観察する。

「……綺麗な体毛だ、それによく育てられてるし……なにより愛嬌があるよな」

「審査員みたいな事言うのねアンタ……」

「あはは、なんかついコーディネーターのポケモンをそう見るようになっちまったんだよな」

さて、ソラネは誰を出すのかな……。

 

「――チルタリス、あなたに決めた!!」

「チルーッ!!」

「ふぅん……なかなかよく育てられてるわ、チルタリス最大の特徴である綿菓子のようなふわふわな羽根もよく手入れされてる。

 ソラネ、ちゃんと基本を守った上で自分なりに試行錯誤してるようね」

「もちろんだよ。人真似なら誰でもできるけど、私は私としてのポケモンの魅せ方を捜してるんだから!!」

 

その言葉に、ミヤコさんは優しげに微笑んで頷きを返す。

きっと、娘が成長しているのが嬉しいのだろう。

……いいなぁ、ソラネにはあんなにいいお母さんがいて。

 

「……グリード、どうかしたのか?」

「っ、いや、なんでもないよ」

慌ててアオイにそう返すと、彼女もそうかと言ってそれ以上は何も訊いてこなかった。

……考えたって無駄なんだ。

今更、両親に何を望む?

………望みなんてない、望んだって叶わないんだから。

 

「先攻はどうぞ」

バトルが始まる、ちゃんと観ないとな。

「なら遠慮なく! チルタリス、回転しながらりゅうのいぶき!!」

「チルルーッ!!」

りゅうのいぶきを放ちながら自身の身体を回転させるチルタリス。

すると、息吹がチルタリスの身体をまるで雲のように囲んでいく。その光景はキラキラと輝き美しく、まさしく魅せる演技だ。

 

「そのまま突撃!!」

「チルーッ!!」

息吹を身体に包み込みながら、プクリンに突進するチルタリス。

「プクリン、そのまま浮かび上がりなさい!」

「プクッ……」

空気を吸い込み、ふわふわと上空に飛んでいくプクリン。それによりチルタリスの攻撃は不発に終わる。

 

「はがねのつばさ!!」

「チルッ!!」

回転を止め、すかさず硬質化させた両の翼を当てようとするチルタリス。

浮かび上がったプクリンだけど、あのポケモンは空を飛ぶ事はできない。このままチルタリスの技が命中するはずだ。

しかし。

 

「プクリン、地面にはたき落としなさい!!」

「プ、クーッ!!」

プクリンは自分の身体の空気を吐き出し、そのまま落下していく。

だがそれだけでは避けられない、チルタリスはすかさず高度を変えればいいだけなのだから。

そして、はがねのつばさがプクリンに命中する瞬間。

 

「チルッ!?」

「えっ!?」

ソラネとチルタリスの驚愕に満ちた声が、場に響いた。

……はがねのつばさが、プクリンによって受け止められている。

しかも、素手で、だ。

 

「――いや、違う!?」

プクリンの両手が、白い光に包まれている。

「あれは……メガトンパンチか!?」

 

そこで、俺はようやく気が付いた。

プクリンは、メガトンパンチを攻撃ではなく純粋に両手を強化させる為に使用したのだ。

だからこそ、こうしてチルタリスの技を受け止めるという事ができたのだろう。

アヤトのエレキブルのようなパワーがないプクリンでは、普通こんな芸当はできない。それを可能にするなんて……ミヤコさんは凄い。

 

「プクー、プッ!!」

「チルーッ!?」

チルタリスの翼を掴んだプクリンは、そのまま地面に向かって相手を投げ飛ばす。

そのパワーはメガトンパンチの分も合わさって凄まじく、チルタリスはなす術なく地面に墜落。

 

「のしかかり!!」

更に、追い討ちを掛けるかのようにプクリンが迫る――!

「チルタリス、れいとう――」

「チルゥッ!?」

ソラネの指示が出るより早く、プクリンがチルタリスの身体にのしかかってしまった。

必死にもがくチルタリス、しかしプクリンからは逃れられず。

 

「これで終わりよソラネ。プクリン、トドメのれいとうビーム!!」

「プクッ!!」

跳び上がるプクリン、そしてすぐさまれいとうビームを放ち……。

「チルタリス、りゅうのはどう!!」

「チ、ルーッ!!」

 

仰向けになり、そのまま飛んでくるれいとうビームにりゅうのはどうを撃ち放った。

ぶつかり合う両者の攻撃、その結果は――相殺。

 

「チルタリス、ここから反撃するよ!!」

「チルチルーッ!!」

起き上がり、再び戦闘態勢に入るチルタリス。

しかし、プクリンが地面に着地した瞬間。

 

 

「――うん、ここまでね。戻りなさいプクリン」

 

 

「えっ……?」

プクリンを戻し、一方的にバトルを中断させてしまった。

「これだけやれば充分よ、お疲れ様。

 ちゃんとポケモンも育てられてるし、綺麗な演技もちゃんとできてる」

「でも……」

「それに、もう少ししたら出かけないといけないのよ、私」

「えっ?」

 

「ほら、明日からアケミヤ祭りがあるでしょ?

 お母さん、その実行委員だから」

「ああ……」

ミヤコさんの話を聞き、納得の表情を浮かべるソラネ。

はて、アケミヤ祭りとは何だろう。気になったので訊いてみる事にした。

 

「ミヤコさん、アケミヤ祭りって?」

「この街ではね、年に一度お祭りが開かれるの。沢山の出店や屋台が並べられてね、すっごく楽しいわよ?」

「へぇ……」

それを聞いて、なんだかワクワクしてきた。

お祭りかぁ……楽しみだな。

 

「だったら初めからバトルなんか提案しなければいいのに……」

中断されたのが不満なのか、文句を漏らすソラネ。

「お祭りになったら忙しくなるからね、貴女がどれくらい成長したのか知りたかったのよ」

そう言って、ソラネの頭を優しく撫でるミヤコさん。

すると、まだ不満そうにしてるものの、ソラネは何も言わなくなった。

 

「…………」

「……どうかしたの?」

「いや……母親って凄いなって思って、さ」

「そうね。でもアンタの母親だってあんな感じなんじゃない?」

「―――――」

 

カレンに、悪気なんて一切ない。

それはわかってる、わかってるけど……ちょっと、キツいな。

 

「? グリード、本当にどうしたの?」

「………なんでもねえよ」

「嘘、なんでもないって顔じゃないわよ」

「…………」

 

やめろ。

これ以上、は……。

 

「おーい!!」

「ん……?」

突如として聞こえた声。

全員がそちらに視線を向けると……一組の男女が近づいてくる。

男性の方は、短い茶髪におっとりとした雰囲気を出した優しげな人。

そして、女性の方、は……って。

 

「グリード!!」

「どっふぁっ!?」

のんびり構えていたら、女性に押し倒された。

そのままぎゅっと抱きしめられ、身動きがとれない。

 

『あーーーーっ!!!』

なにやら、カレン達の絶叫が聞こえるが……どうしたんだ?

「ってか……苦しい……息が……」

「やん、あまり動かないでよ」

女性はそう言うが、大きな胸に顔を埋められては息ができない。

……でも、気持ちいいと思ってしまうのは、やはり俺も男という事か。

 

「さ、さっさと離れろ!!」

「おっ――むぐ」

引っ剥がされ、助かったと思ったら……今度はアオイの胸の中に。

 

「んぁ……い、息を吐くなグリード!」

無茶言うな、息しないと死んじゃうだろ。というかくすぐったいなら放してくれ。ってか……。

「何でここに居るんだ? フウロ」

そう、俺を押し倒しながら抱きしめてきたのは、イッシュに居るはずのフウロ。

「グリードに会いに来たんだよ」

屈託のない笑みを見せるフウロ、けど……。

「……朝に話してた時は、イッシュに居たんだよな?」

「うん。その後すぐに飛行機でシンオウに来たの」

しれっと言い放つフウロだけど、俺に会うために仕事で使う飛行機を使ったのはどうかと思う。

 

「……それよりアオイ、そろそろ放してくれないかなぁ?」

「えっ――きゃあ!?」

「おぶふぅっ!!?」

な、何で俺が殴られなきゃいけないんだ……そう思いながら、後ろに倒れ込んだ。

「グリード、大丈夫?」

そんな俺を、フウロは優しく抱き起こし……って、何で抱きしめる!?

 

「……フウロさんだったよね? いきなり現れてずいぶんグリードにベタベタしすぎなんじゃないかな……?」

「サ、サクラ……?」

恐い、なんだか知らないけどサクラがめちゃくちゃ怒ってる……。

「ちょっとおっぱいが大きいからって、いちいち抱きついてアピールするなんて卑怯なの」

「大体何よ、その露出が激しい服は」

「そういう恥知らずなアピールは男が引くぞ」

ソラネ、カレン、アオイの順番で次々とフウロを口撃していく。

初対面なのに、何で喧嘩腰なの……?

 

「いいじゃない別に、グリードは今フリーなんでしょ? 単なる友達であるあなた達に言われる筋合いはないんだけど?」

『ぐっ……』

「…………」

何なんだ、この空気は。

フウロもフウロで売り言葉に買い言葉だし、間に挟まれてる俺は精神衛生上よろしくない。

 

「あらあらまあまあ、修羅場ってるわね♪」

「……止めてあげなよ」

楽しそうなミヤコさんとは対照的に、フウロと共にやってきた男性は苦笑を浮かべている。

あっ、そういえばこの人誰だろう?

 

「あのー……ミヤコさん、こちらの方は?」

睨み合っているみんなから少し離れてから、ミヤコさんに男性の事を尋ねた。

「彼は私の旦那様よ♪」

「……ソラネのお父さん」

「はじめまして、君がグリード君だね? ボクはソウイチ、よろしくな?」

「あ、はじめまして」

右手を差し出すソウイチさんに、俺も手を出して握手を交わす。

 

「……いい瞳だ。優しさと強さ……両方を持っているね」

「えっ……?」

笑みを浮かべ、そんな事を言ってくるソウイチさん。隣では、ミヤコさんが何故か優しく笑っている。

 

「もう我慢ならん! 貴様、ポケモンバトルで決着を着けてやる!!」

「望む所よ!!」

あっ、やべ、みんなの事忘れてた。視線を向けると……アオイとフウロが今にもバトルを行おうとしていた。

「はいはい、そこまでにしなさい」

しかし、それを止めようとしたのは……ミヤコさん。

……さっきまで楽しそうに見てたのに。

 

「もうすぐ日が暮れるのにいつまでもバトルをしてたら夜になっちゃうわよ、私はソウイチさんと一緒に祭りの準備に行かなきゃいけないから、おとなしくしてなさいな」

「うっ……」

「むぅ……」

さすがに迷惑を掛けるわけにはいかないと思ったのか、みんな大人しくなってくれた。

助かった……正直、俺じゃあ止められないかもしれないと思っていたから。

 

「それじゃあソラネ、フウロちゃんの分の部屋も用意しておいてね?」

「泊めるの!?」

「当たり前でしょ。グリード君のお友達なんだから、フウロちゃんも自分の家みたいにくつろいでいいからね?」

「はい、ありがとうございます」

 

ミヤコさんに頭を下げ、感謝の言葉を口にするフウロ。なんだか大人数になってきたな。

他のみんなはおもいっきり不満そうだけど……何が気に入らないんだろう。

お願いね、そう言ってミヤコさんはソウイチさんと一緒にその場を去ろうとした瞬間。

 

「あっ、そうそう」

「………?」

 

 

「グリード君に泊まってもらう部屋は二人部屋だから、ジャンケンで誰か1人だけ一緒の部屋になってもいいわよ」

 

 

「……………は?」

あっけらかんと、凄まじく軽い調子で鎮圧した場を再び掻き乱してから、その場から去っていった。

 

「…………」

油の切れた機械みたいに、ゆっくりとみんなの方に振り向くと。

「………ジャンケン、ね」

「まあ、今からバトルで決めるとなると時間が掛かるから……僕は賛成かな」

みんなの目が、妖しく光り輝いていました。

 

「ちょっと待て!! さすがにそれは……」

仮にも同じくらいの年頃の女の子達だ、俺だってそんな子達と一緒の部屋に寝るのはダメだという常識くらいはある。

だからこそ、俺は慌てて止めようとしたのだが。

 

「誰か、棄権したりはしてくれないかなぁ?」

「面白い冗談ね。ならアンタが棄権すればジムリーダーさん?」

無視ですか、そうですか。

若干それに対してショックを受けるが……。

 

「じゃあさ、俺が1人部屋に行ってその部屋には女の子2人が」

『それが一番有り得ない選択なんじゃボケェェェッ!!!』

「ええぇぇぇぇっ!!?」

何で!? 何で怒鳴られた上にボケって言われたの!?

俺は俺なりに調和を計ろうとしただけなのに……というか、シンクロで言われると凄く心が痛くなるな……。

 

「ツタージャ、シェイミ、俺が悪いの……?」

「………タジャ」

〈まあ、同情だけはしてやるでしゅよ〉

ツタージャは俺をよしよしと慰め、シェイミも言葉はともかく俺を慰めてくれた。

女の子達はというと、完全に俺を無視して鬼気迫る表情でジャンケンを繰り返している。

……あのまま乱闘に突入しそうなくらい殺気立っていて、恐い。

 

「はぁ……」

みんな、何であんなに必死なんだろう……。

というか、俺が男だって完全に忘れてるんじゃないだろうか。

…………はぁ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「み、みんな……おやすみ」

『お・や・す・み!!!』

引きつった笑みのまま俺がそう言うと、みんな揃って物凄く怒った表情と口調で返し、ドアが壊れるんじゃないかと思えるくらい強い力で扉を閉じ、部屋の中へと入っていた。

………俺が何をしたっていうんだ。

 

「仕方ないさ、でもグリードが悪いわけじゃない、全ては弱肉強食なこの世界が悪いのさ」

「意味分かんねえよ……サクラ」

壮絶なジャンケンの結果……俺と一緒の部屋で寝るのは、サクラになった。。

自分がジャンケンに勝ったと自覚した時のサクラの顔面崩壊みたいな笑顔と、この世の終わりみたいな表情で膝を突いたみんなの表情は、今でも鮮明に思い出せる。

 

「さあグリード、明日は祭りのようだし早く寝るとしよう」

そう言って、俺が寝る予定のベッドに潜り込むサクラ。

「……あのさ、サクラのベッドは隣なんだけど」

「………今日は、一緒に寝てくれるんじゃないのかい?」

「なんだその予想外の言葉を受けたみたいな表情は」

どういうわけか、コイツの中では「一緒のベッドに寝る」という認識で居るらしい。なんでさ?

 

「あのなぁ……お前は女の子で俺は男なんだぞ?」

「おや……これは驚いた、まさか君からそんな言葉が飛び出すとは思わなかったよ」

「からかうな。とにかくそういうのはダメだから大人しく――」

「いいじゃないか、僕は……ちょっと気恥ずかしさはあるけど、気にしないよ」

「お前がよくても俺が気にする…………もういい」

 

もう諦めた、だってこれ以上問答を続けても無駄だろうから。

ちなみに、ツタージャはミヤコさんが用意したポケモン用のベッドの中で丸くなっている。

 

「………うん、抱き心地は中々だね」

「何してんだ……」

サクラに背を向けるようにベッドに入った瞬間、抱きつかれた。

「……サクラ、当たってる」

「何がだい?」

「わかってるくせに言うな」

「……当ててるんだよ」

「…………」

 

むにゅむにゅとした2つの感触が、否応なく俺を緊張させる。

……コイツ、他の男にもこんな事してるのか?

 

「ふぅ……うん、大分緊張がほぐれてきたかな」

「緊張するなら初めからやるなよ……」

「そういうわけにはいかないさ、僕としてはこんなチャンスは滅多にないんだから、きちんと活用させてもらわないと」

「チャンスって?」

「……君がこうだから、苦労が多いんだよ僕達は」

 

背中越しから聞こえる、サクラのため息。

よくわからんが、呆れられてしまったようでちょっとむっとする。

 

「まあいいさ。そんな君だからこそ僕達は……」

「………サクラ?」

「………やめよう。流石にフェアじゃない」

「………?」

なんだかよくわからない事を呟いてから、サクラは静かになった。

部屋には僅かに聞こえる互いの吐息のみ、俺も慣れたのかそれとも諦めたのか、緊張が無くなっていき……。

 

「ふぁ……」

あっという間に、眠りの世界へと落ちていった……。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「――グリード、寝たのかい?」

「…………」

彼からの返事はなく、代わりに聞こえてきたのは穏やかな寝息。

 

「……隣で女の子が抱きついて寝てるのに、よく普段通り眠れるよね」

もしかして、彼は男色なのだろうか、割と本気で考えてしまう。

何となく悔しいから、サクラは抱きしめる力を強めより密着した。

 

「…………」

自分の鼓動がうるさい。

緊張は確かにほぐれたが、無くなったわけではないので、やはりドキドキするものだ。

彼女としては、キスの一つや二つぐらいは……と思っていたのだが、まあグリードらしい結果に終わってしまったのは軽くショックである。

 

(まあいいか……まだ時間はあるんだから)

そう自分に言い聞かせ、サクラは瞳を閉じる。

 

………時間がある、それは間違いだ。

 

(いつまでも向こうが動かないとは限らない……あの人達は、グリードを連れ戻そうとしているようだしね)

だが、もし実力行使に出るなら……こちらとて容赦はしない。

やっと、やっと出会えたのだ。

たかたが十年にも満たない時間、けれどサクラにとっては永遠に等しい永き時間だった。

その喜びと幸せを奪おうとするなら……。

 

(たとえエグフィード家でも、僕は戦う………!)

 

 

 

 

To.Be.Continued...




【ツタージャ】♀        【ムクホーク】♂      【ミロカロス】♀
【使えるわざ】         【使えるわざ】        【使えるわざ】
・つるのムチ         ・はがねのつばさ     ・たつまき
・リーフブレード       ・かぜおこし         ・アイアンテール
・リーンフォースブレード  ・でんこうせっか      ・ハイドロポンプ
・かげぶんしん        ・つばさでうつ        ・れいとうビーム
・へびにらみ         ・つばめがえし       ・じこさいせい
・リーフストーム        ・ブレイブバード      ・ふぶき
・リーフブレード二段斬り ・インファイト        ・アクアリング
・エナジーボール      ・かげぶんしん       ・アクアテール
                ・はかいこうせん      ・みずのはどう


【オノノクス】♂     【コジョンド】♀    【グライオン】♂
【使えるわざ】     【使えるわざ】     【使えるわざ】
・ダブルチョップ   ・みきり         ・シザークロス
・シャドークロー   ・はっけい       ・れんぞくぎり
・りゅうのいかり   ・とびひざげり     ・ほのおのキバ
・ドラゴンクロー   ・はどうだん      ・クロスポイズン
・りゅうのいぶき   ・おうふくビンタ    ・ギガインパクト
・りゅうせいぐん   ・ギガインパクト    ・はがねのつばさ
・あなをほる     ・ドレインパンチ
・りゅうのはどう   ・ストーンエッジ 
・はかいこうせん   ・きあいパンチ

【クチート】♀    【ラティアス(ティア)】♀    【ゴチム】♀
【使えるわざ】    【使えるわざ】         【使えるわざ】
・てっぺき      ・ラスターカノン          ・なし
・アイアンヘッド   ・じこさいせい
・かえんほうしゃ  ・はかいこうせん
・ねごと       ・りゅうのはどう
・ラスターカノン   ・りゅうせいぐん
・かみくだく     ・れいとうビーム
            ・ドラゴンクロー
            ・はがねのつばさ
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