「み、未来...少し抱きつきすぎじゃない?」
「だってこれでお別れなんだよ?響は寂しくないの?」
放課後、光は家に帰ることとなり2人は寮に戻る。普通の日常だ
しかし珍しい事に未来は話さずにいた
こういう時、ワガママを言うのは決まって響だったのだが
「未来お姉ちゃん、また会いに来るから。ん、約束だから」
小指を差し出して指切りげんまんのポーズを取る光、2人は約束をして、終えると帰っていく光だった
「凄い子だったね」
「うん。男の子...オトコの娘?だし、木登り上手いのもうなずけるよ」
「そこはあんまり関係ないと思うよ響...次に会えるのいつ頃かなぁ?」
「未来って小さい子に目がない?」
帰宅途中、何気ない話で盛り上がっている2人はいつかいつかと待ちわびる。響は直ぐに出会えるとも知らずに
「あ、お買い物していた方がいいかな...えっと、ここから近いスーパーは...あっちかな」
小さなエコバッグと財布を取り出して歩く、しかし
「これって」
彼は驚く、灰になった人の形をしているモノ、もちろんはじめてみるためだ。それに恐怖も無いわけじゃない
それでも生きるために足掻く
その場を離れるため
先まで聞きなれた声がした
それは大切で、守りたい人の声
「響お姉ちゃん!こっち!」
「わわっ!?光くん!?」
やはりと立花響であった。その手をひいてこの場から逃げる
走り走り走る
「光くん、あれって」
「たぶん、ノイズ...だと思う」
「...怖く...ないの?」
「怖い...よ。でも男が女の子よりヘタレちゃダメってお母さん言ってたから...守れるようなカッコイイ男になれって」
何かを決意したのか光を抱えると走り出す
ノイズのいない方向へと逃げているとたどり着いたのは廃工場。そこに2人は逃げ込んだ
「疲れた!もぅ、動けない...」
息をするのも大変になってる響、それを見て光は前に出て
「今度はボクの番!響お姉ちゃんは守るから、だから逃げて!」
「そん...なの...」
フラッシュバックするはライブ会場での出来事。天羽奏がいなくなって、そして
「響お姉ちゃん?」
様子がおかしいと響を見る光、ノイズはゆっくりと迫ってきている
「ダメだよ。光くんと私、一緒に逃げ切る...だから、"生きるのを諦めないで"!」
ドクンと何かが光と響の心に響く
「Balwisyall nescell gungnir tron...」
「響...お姉...ちゃん?」
ここに、覚醒する。歌の力が
光を守るために
姉力とか書いた方がいいかな...