【元世界ランキング1位】がモンスター育成ゲーム、主人公の【歴代最弱ライバル枠】に転生する 作:流石ユユシタ
さて、ヤヨイを島に招いた次の日。早朝に俺は
地ノ国ではガイア帝国が敵組織として、存在していたように。
和ノ国では
ゲームだと緑川の町にてテロ行為を予告して、そこに主人公が向かう形で初邂逅を果たす。
テレポートを来たけど、あたりは騒がしいようだ。町の入り口には警察の警戒網が張られている。人型のクイーンとヤヨイと一緒に町の外から様子を伺う。
「どうやら、テロ予告により警察が動いているようですね」
「そうだね」
『暗影連の連中もちらほら居るわね。警察に紛れたり、一般人に紛れたりしてるわ』
流石クイーン、頭の中の覗くってもはやチートを超えている気がする。ゲームだとこのタイミングで霜月カナエが介入してくるんだ。
主人公は彼女に話して、町に入り、暗影連と戦いたいと言うのだけど。
「あれ! 君達は新米テイマーだね!」
霜月カナエは俺達に気づいて駆け寄ってきた。彼女は確か、ストーリークリア後に戦える凄腕テイマーという設定。天照という国を守る組織の一人で主人公に目をかけているんだよね。
主人公を後々天照メンバーにしたいらしい。
『どうやら、ヤヨイだけじゃなくてアンタも候補になってるわよ。ライオンくんは素性が知れないけど、腕は確かだしと思ってるわ』
そうなのか。俺も候補になってるのか。まぁね、俺凄腕テイマーだし。ボルガンも最高に強いからね! ただ目をかけて貰えるのはありがたいが俺はそういうのには興味がないしな。
ふーむ、俺ただクイーンとの約束でこの国を見たり、イベントを眺めて思い出を辿りたいと思っているだけだからね。
「私、このテロ行為をしてる連中の捕縛手伝いをします」
「ええ!? うーんそうだねぇ」
どうやら、やはりイベント通り進んでいるな。ヤヨイ的にはどんな気持ちなんだろうか。
あの性格悪い奴が人助けしたいとか思っているだろうか? 謎だ
『暇つぶしよ。あいつ、暇つぶしにテロリスト捕縛したいと思ってるわ』
まぁ、逆にその考えを聞いて安心した。それにしても、俺が主人公の時はなんとなく、イベントに乗る感じでテロリストを捕縛してたけど。実際は暇つぶしとか考えていたのかな。
『それと、ヤヨイ。辺りに紛れ込んでる暗影連には気づいてたようね。観察力で判断してるわ』
マジか? 分かるもんか? どこがどう違うんだろうか。ぱっと見したけど、他の警察官との違いがわからん。一般人も一般人にしか見えないけど。
『雰囲気と直感らしいわね』
もう超能力の類ではないだろうか。設定上は全ての才能を持っているとなっていたけどね。
俺がゲームの時もここまで便利ではなかったぞ。
「うん、分かった。君達にテロリスト捕縛を手伝ってもらおうかな」
「え、俺も」
「分かりました」
「警察官には私から話しておくよ。今回の捕縛作戦は私もメンバーの一人だから、顔が効くからね!」
彼女は主人公が住んでいた霜月町の町長。町長ともなると警察にも顔が効くんだな。
それとも天照という組織だからだろうか。
霜月カナエは俺達の元から一度離れた。
「ヤヨイが住んでた町の町長だから、知り合いではないの?」
「知らないですね。私は孤高でしたので」
「あ、そう」
「そういえば、昨日の島面白い場所でしたね。また行かせてください」
「ええー」
むっと、した顔をするヤヨイ。そりゃ、あんまり部外者入れたくない。主人公だし、ボルガンがかわいそうだから入れてあげたけど。
二度目ははなぁ。
「ええー、ではないです。こんな可愛い女の子が頼んでいるのに断るとは何事ですか」
「自分で言うんだ」
「貴方もエレモンが強いと言うでしょう。それと一緒です」
「納得したよ! 確かにね!」
「えぇ、それならよかったです。それより、テロリスト捕縛しますよ。まだ活発に動いてないようですが、さっさと終わらせて勝負と行きましょう。チェスですよ」
チェスをするつもりなのか。面倒だから終わったら島に帰ろうか。
「今、終わったら島に帰ろうと思いましたね」
「なぜ分かった」
「天才だからです。しかし残念でしたね。天才である私から逃げられません」
「あ、そう」
島に帰れば正直どうとでもなるからね。
「島に帰ればどうとでもなると言いたげですね。ですが私は天才。昨日夜空を見上げ、星の位置から島の場所は把握しています。逃げた場合はその場所に向かうつもりなので逃げないほうがよろしいですよ」
「ストーカーレベル99の主人公か」
「なんですかその不名誉のあだ名! やめてください。しかし、既に調べましたがあの位置に島がありません。何かしてますね? 隠蔽ですか?」
なるほど、これはガチの天才というのも納得だ。
「なるほど、天才というのは本当みたいだな」
「ふふふ、甘く見ていましたね」
「しかし、倫理観がない発言が多い気がする。お前の家把握したから逃げるなとよく言えたね」
「ふふふ、天才に常識は通用しません。あというのは貴方だけです。貴方は私のライバルですから」
「ライバルなんだ」
いつの間にか、ライバル認定されていたんだけど。こいつ、一度負けたら絶対勝つまで追ってくるタイプか。
正直気持ちは分かる。地ノ国のDLCでディザスターに負けた時は意地でも勝ってやろうと思ったからね。
「天才である私にまぐれとはいえ勝てるのですからね。大した才能ですね」
「正直、俺には勝てないと思うよ。もっと勝てる人に勝負挑んだがほうが良くない? 時間が持ったないというか」
「っち、絶対勝ちますから。覚悟してくださいね」
舌打ちしてる。こいつ一応年下だよね。もっと年長者を敬おうとかないのだろうか。
まぁ、俺もないけども。そういう気持ちはさ。
さて、そろそろテロリストを止めに行くかね。