【元世界ランキング1位】がモンスター育成ゲーム、主人公の【歴代最弱ライバル枠】に転生する   作:流石ユユシタ

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第41話 太古の時代

 ゴッドリーグ、俺からすると管理協会からガタガタ言われないために目指すべき場所である。

 

 正直、ゴッドリーグならどこの国でも良い。実績を積むのが大事だからな。島の発展とか動画投稿で忙しいけど、ゴッドリーグには絶対に行こうと思っている。

 

 

 しかし、わざわざ和ノ国のゴッドリーグに行く必要があるのか。

 

 

 

 

「単刀直入に言うと……君に【和ノ国】のゴッドリーグで活躍をして欲しい」

 

 

 

 

 喫茶店にてカツタマ博士にそう言われた。ふーむ、ゴッドリーグを和ノ国でか。エレメンタルモンスターズ・パラダイスでの次回作の舞台が和ノ国なわけだけども。

 

 

 

 

「俺は、ゴッドリーグに行くつもりだけど。和ノ国まで行くつもりは無いかなと」

「なるほどね。それでも、来て欲しい。君ほどのテイマーに僕の故郷で戦って欲しい! さっきの戦いでわかった、君のエレモンには熱がある!! 見る者を惹きつける熱が!!!」

「まぁ、俺のエレモンはすごいから当然ですが」

 

 

 

 

 まぁね。俺のエレモンは凄まじいからね、途轍もないからね、最高だからね。この博士は見る目があるな!!

 

 カツタマ博士自体は嫌いじゃない。ゲームでも嫌な印象がなかったし、偶にアイテムとかくれるし。

 

 

 うむ、別に和ノ国でも、地ノ国でもコードを集めるならどっちでもいい。まぁ、それくらいのお願いなら聞いてあげてもいいか。

 

 

「だから来て欲しいんだ! 和ノ国へ!!!」

「……わかりました、いきます」

「おお! そうかい! あと敬語は大丈夫だ! 気を遣ってくれてるんだろうけど」

「あ、はい」

 

 

 

 まぁ、どっちでもいいし難易度も変わらないなら頼みくらい聞いてあげよう。この人は味方につけておいた方が後々、良いことが起こるかもしれないしな。

 

 

 

「ありがとう! いやー、これから故郷が大きくなると思うと嬉しいなー。それじゃ、また会おう、連絡先を交換しないかい?」

「いいけども」

 

 

 

 ふむ、博士なら良いかな。

 

 

 

「わたくしは拒んだくせに博士はあっさりですのね」

「ぼくのDM返事遅いし」

「それは文句言うことではないと思いますわね」

 

 

 

 主人公とチカについては軽く無視をしておこう。しかし、和ノ国かぁ。行ってみたいとは思っていた。

 

 だが、未だに一度も行けていない。

 

 

 テレポート地点にも登録できていないから、飛行機とかで行かないといけないのか。

 

 

 

「それじゃ、またね!」

 

 

 

 嬉しそうに博士はさっていった。さてと、俺も帰るか。モエとチカは家まで送ってあげないと

 

 

 

「それじゃ、テレポート」

 

 

 

 ──次の瞬間、景色が切り替わりモエの家に到着した

 

 

 

「アムダくんのホーリーマジックモン便利ですわね。テレポートを使える個体は珍しいですが、アムダ君なら余裕なんですね」

 

 

 ホーリーマジックモン、実はテレポートを覚える個体と覚えない個体がいる。ゲームなら割と簡単に手に入るが、この世界だと珍しいと言うことになるらしい。

 

 

「テレポートは使えるだけで、職業として運搬とかもできますし。アムダ君のエレモンは本当に多彩ですわね」

 

 

 テレポートが使えるエレモンが居るだけで職業になってしまうこともあるようだ。さすが俺のホーリーマジックモン!!

 

 

 お前がナンバーワンだ!!!

 

 

 

 

「ええ!? テレポートで一瞬で家に着くなら帰りに一緒にお話しして心の距離を縮めるぼくの計画が!?」

「チカ、諦めなさい。今日は帰りますわよ」

「最大の障壁はホーリーマジックモン!?」

 

 

 

 

 モエとチカはだいぶ、レベルが上がったみたいだしそろそろ帰っても良いだろう。よっしゃ、テレポート!

 

 

「それじゃ、俺はこれで」

「アムダくん、ありがとうございました」

「また会おう! 今度は2人でカフェとか!!」

 

 

 

 モエとチカを置いて再び島に戻ってきた。1日しか空けていないのに久しぶりに実家に帰ってきた気分だ。

 

 やはり俺にとってはこの島が1番なのだろう。

 

 

 

「アムダ様、お疲れなさい。まさか、和ノ国のゴッドリーグに行くとは思いませんでした」

 

 

 ラリラ博士は少しだけ予想外という顔をしていた。普段ならそんな頼みとか聞く人間性じゃないからな。

 

 

「貸しを作る意味でもやっておくべきかなと」

「確かにそうですね。それにどの国でも大して手間は変わらないでしょうし。借りを作れるならそれならそれで……」

 

 

 

 辺りは既に暗い。今日はテントでもう寝ようかなと思ったが……

 

 

 

『何か来るわよ』

 

 

 

 唐突に響いたクイーンの声。うむ、久しぶりに聴いたけど可愛い声だ

 

 

『当然ね、クイーンなのだから。それよりも、何かがとんでもないスピードでこっちに向かってるわ』

 

 

 まじか。待て待て、どうやってこの場所を感知した?

 

 俺の島は見えないようにしてあるんだけどな……Lランクエレモンの力で迷彩により、姿は完全に隠蔽されている。

 

 今までバレなかったのだけどな。誰がどうやって、この場所を突き止めた?

 

 

『あぁ、既に他のエレモンが視界にとらえたわ。正体がわかったわ。来てるのは……ジーググラモンね』

 

 

 

 ジーググラモンが超スピードでこちらに来ている。仲間にしているテイマーなんて、俺は1人しかしらない。

 

 ファラン。一応、地ノ国編はゲーム第一シリーズ。その中でも最強と言われているのが彼女だ。

 

 古代の王女らしい。ジーググラモンを作ったのは……彼女の祖先らしい。古代の叡智の力を結集して作り上げたとか。

 

 

 

 

「アムダ様どうしました? ずっと空を見ていますが」

「いや……撃墜しても良いけど」

「物騒ですか!? 何事ですか!?」

 

 

 

 撃墜しても良いが、一応は話を聞いておきたい。相手もLランクを持っているのだから。

 

 

 こちらの場所は割れている。

 

 

──閃光のようにジーググラモンが空から振っていた

 

 

 

 

「見ツケタ、英雄」

「◾️◾️ッ」

 

 

 

 俺と同じように仲間にしているのか。ジーググラモン、黄金の機械仕掛けのドラゴン。

 

 

 

 ファラン。黄金の色の服を着ている、へそは見えている。なんだっけ、アヌビスみたいな感じをモチーフにしているとか。

 

 

 

「少シ、試シタイ」

「いきなりやってきて無礼では……? あの、どうしてここがわかったんですか?」

「……大キナエネルギーを感ジタから」

 

 

 

 そう言えばゲームの時も急にエレモンバーサスを挑んでくるんだったな。どこからともなく現れるが……ジーググラモンを使って現れるのは聞いてない。

 

 確か、古代の兵器で自身より強者を見つけてるとかなんとか。古代の兵器は無法なのが多いね。

 

 

 

 

「とりあえず、ここは俺の島だから……()()()()()()()()

 

 

 

 

 

──俺も同じようにジーググラモンを放出する。それだけでなく、テラゴラム2体とウミノゾア2体出した。

 

 

 

これは良い演習になるかもしれない

 

 

 

 

『他のエレモンにも報告しておくわ。万が一、億が一、負けた場合は二の矢、三の矢、百の矢を打っていくわ。島に侵入者が来てしまった場合の演習を行うと全てのエレモンに報告済みよ』

 

 

うむ、

 

 

 

 

「あの、アムダ様。この戦力差は……いや、これは流石に相手が可哀想ではありませんか? あ、あの、過剰戦力すぎて……」

「……勝テナイ、降参スル」

「◾️◾️ッ……」

 

 

 

 

 ふむ……

 

 

 

「よし、島に侵入者が来てしまった場合の演習を続けよう」

「鬼ですか!? アムダ様!!」

 

 

 

 

 

 

 

アムダジーググラモン『主人に手を出したら殺す』

ファランジーググラモン『降参します』

島に住む4000体のエレモン達『うぉぉぉぉぉ!!! 相手を殺すぞーー!!! 我らが王の領土を犯す侵入者だぁぁぁ!!!!』

アムダ『エレモン達のやる気が高まってる!! これは、演習続行だ!!!』

クイーン『王の決定に異論はないわ』

ラリラ博士『これは可哀想笑』

ファラン『……(戦意喪失)』

 

 

 

 

 

 

 

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